リインフォース「闇の書がバグった」   作:いつのせキノン

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短くってごめんね


にぺーじめ

 

 

 

 

 

 

 前略。しぬかとおもった。

 

 あと何かカラフルな集団にかこまれて正座してます。ねぇハンマーとか剣とか持ってる人いるんだけど。

 

ぷるぷる。ぼく わるいスライムじゃないよ。

「どう見ても人型なの……」

 

 どう見ても一般ピーポーだよ。何も悪いことしてないのに。

 で、これから何が始まるんです?

 

「第三次大戦や」

「マジでか」

 

 てか八神さんもおったの?

 

「……八神さんもコスプレがご趣味で?」

「これがコスプレで済ませられるモンに見えたらナハトには眼科を紹介したるわ」

 

 すごいね今どきのコスプレって。羽とか宙に浮いてる。どんな技術なのかわからん。

 でもなんで八神さんはトゲトゲしてる杖の先っぽを俺の喉元に向けてるのかの方がもっとわからん。

 

「あまりに急展開過ぎて現実逃避したくなる俺の気持ちを理解してほしい。異世界転生するにしてももっと神様とか出てきて状況説明をするべき」

「その流れ使い古され過ぎて飽きられとるよ。今のブームはパーティ追放モノや」

「じゃあ俺は時代遅れ……?」

 

「…………敗北者」(ボソッ

 

 ハァ……ハァ……敗北者……?

 

「そんじゃ、状況整理や。目下のところナハトヴァールが独立して暴走中。沖合で水遊びしてるけどいつ陸に上がるかもわからんし、結界も長くはもたへん。なのはちゃんやフェイトちゃん、管理局の人とも協力して、無力化する。シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラも、ええな?」

「「「「御意」」」」

 

 一緒に喋ると誰が誰かわからん。八神さんおせーて?

 

「後でな」

 

 ガッデム。

 

「ほな、行くで。作戦開始!!」

「「「「「「「「「了解ッ!!」」」」」」」」」

「いってら」

「ナハトも行くんやで」

 

 うそん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 八神さんに首根っこ掴まれて空中を連行されてる。

 

「なぜ当たり前のように飛ぶのか。魔法少女かなにか?」

「そうですって説明せんと納得せんやろ。私もついさっき魔法使いになったばっかやけど。リインフォースのおかげで知識はバッチリや」

 

 そうやってポンポン新キャラ名出されても覚えれんとです。

 

「そういえば八神さんなんで髪白いの? カラコンまで入れちゃってまぁ……え、黒目だったのにそんな綺麗な水色になるの?」

「ユニゾンやユニゾン。融合型(ユニゾン)デバイスゆうてな、リインフォースとユニゾンすると変わるんよ」

「融合召喚とはなるほど。EXデッキに八神さん(コスプレ)があるんですねわかります。なんか強そうだし俺いらなくない?」

「このまま墓地に送って(海に落として)あげてもええんやで?」

「手を離さずにいてくださいますようお願い申し上げます」

 

 空中を運ばれ眼下は海。めっちゃ荒れてるし落ちたら溺死必須。

 

「……で、沖合で普通に暴れてるあのバケモノはなんぞ?」

「ナハトヴァールの暴走体や。これからアレを消し飛ばす」

 

 デカい。ひたすらにデカい。何で沖合で脚を持ったやつが普通に立ってんだ。

 

「六本脚の時点でバケモノ確定なのに女性っぽいのが頭の部分にあるの絶対やべーラスボスでしょ。誰だ封印を解除したのは」

「アンタやアンタ」

 

 身に覚えが無さすぎて理不尽しかない。

 

「どうやって倒すの? 何か明らかに部位破壊しないとダメージ通らないようなギミックあるでしょアレ」

「リインフォースの話やと、背中のデカい角か甲殻かわからんやつが中心にバリアを出してるんやけど……解除するにはナハトが解除プログラムを実行せんとアカンのよ」

「素人に何を申すか。プログラミングとか未知の領域でわけわかめ」

 

 今からプログラミング教室に通えますか? あ、無理? ですよねー。

 

「そーゆーわけやから、今からアレの上に投げるで」

「テメーの耳は節穴か。やり方も何もわからんぞ。てか投げるって今言っ――――」

 

そぉい!!

 

なしてやぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!?!?!?

 

 あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙お゙ぢる゙ゔゔゔゔゔゔゔゔ!?!?!?!?!?!?

 

 見える、見えるぞ走馬灯が……!! からあげを食べたとき、作ってみてイマイチだったとき、隠れた当たりのからあげ専門店を見つけた感動が…………!!

 

 

 

 コイツからあげしか食ってねぇな。

 

 

 

ぐへぇぁッ!?

 

 背中痛ァーッ!?

 

「ぐおおお……選手生命迎えそう……」

 

 背中をさすりながら起き上がる。よかった、まだピキッてないからバスケできそうだわ。

 

 んで。

 灰色の甲羅っぽいとこの隙間にいるわけですが。

 

 お? なんかモニターっぽいの発見。

 触るとひかるのでタッチパネルっぽい。

 

「えー、なになに。管理者権限でプログラムの変更を行いますか、だって? やったろうじゃねぇか」

 

 ポチッとな。

 

「ねー八神さーん、聞こえるー? 何かプログラム変更って出てきたからボタン押したんだけどさー」

 

 

 

「なにー? 何も聞こえへーん!! 通信魔法使いぃ!!」

 

 

 

 え、これでバッチリ? オッケー、俺の仕事終わりやな。

 満面の笑みで親指を立てておいた。

 

 中指立てられた。なぜ?

 

 まぁやることやったので後は暇を潰すとしよう。スマホも何もないのでこのモニター内に何かないかなって。ソリティアとか。

 

「お、マインスイーパーあるやん。一人遊びに嬉しいオトモ」

 

 これ熱中するとしばらく無心でやっちゃうのよね。

 まずはイージーからコンプリートしてやるぜ。

 

「でもタッチパネルでマインスイーパーやりづらいのよな、マークとかするの――――あっ」

 

 ぴー、ぼかんぼかん。残念、地雷を踏み抜いた。誤タップにごわす。

 

 

 

「わー!? 何か光り始めてるの!?」

 

「まさか……パワーアップするつもり!?」

 

「ナハトが余計なことしたんとちゃうか!?」

 

 

 

 遠巻きに悪口言われてる気がする。俺は悪くねぇっ!!

 

 む、なんかポップアップが出てきた。なになに……“地雷を踏み抜いたため自爆コマンドを実行します”だって。

 

 

 

 …………やばくね?

 

「まずい!! 八神さんヘルプ!! まだきたねえ花火にはなりたくないんだ!!」

 

 おーい!! 気付いてくれ、俺の全身全霊のジェスチャーを!!

 

 

 

「あっ、はやてちゃん!! ナハトさんが何か伝えようとしてくれてるの!!」

 

「え? なになに……お・な・か・す・い・た?」

 

「はやて、流石に危機的状況な上にあの焦りようだから違うんじゃない……?」

 

「なんか……爆発する? みたいなジェスチャーっぽいの」

 

「なるほど、この光は自爆寸前の前兆ってことやな。ほな結界を貼って離れるで!!」

 

 

 

 えー!? 何か離れて行ってるんですけどぉ!?

 

 ちょっ、モニターにあと5秒とか出てるよ!?

 イヤダー!! シニタクナーイ!! シn

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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