原作とは少し違うところがあるかもしれませんのでご注意ください。それではどうぞ。
2017年12月24日
俺は、渋谷の街中を走っていた。さっきまでいた店にもしかしたら先輩がまだいるかもしれないと思い少し心配になったので向かって行った。
「……さっきからおかしな。俺は術式を失ったと同時に呪力も失った。……あの時からもう2年ぐらい経っているからもしかしたら呪力が年月をかけて戻っていったのか?。分からないが今は気にするのは止めておこう。」
気になることはあったが龍琉は気にすることを止めて向かうことにした。
時間は午後9時を過ぎていたためか辺りは暗くなっていた。周りに人はあまりいなかった。高専の呪術師が避難させたのだろう。だが少なからず人はいた。
「先輩はまだいるかもしれないな少し急ぐか。」
龍琉は少し足を速めて向かうことにした。
店の近くに行くと、そこでは戦闘が始まっていた。そこでは白い帽子に白い服、サングラスをかけたボビー・オロゴンみたいな外国人と白髪で顔に包帯を巻き黒い服をきた男が激しい戦闘を繰り広げられていた。両者ともに実力のある呪術師だろうか。周りに人を寄せ付けないほどの戦いを繰り広げていた。龍琉はその中の包帯を巻いた男を見た。それは、龍琉も知っている呪術師だった。
「あれは、おそらく五条さんだな。あそこまでできる術師はあの人しかいないからな。戦っている呪詛師もなかなかの腕前だな。あの五条さん相手にあそこまで耐えているなんてな。夏油も念入りに準備してきているようだな。」
龍琉が走りながら戦いを見ている間に目的地に到着した。しかしそこに広がっていたのは、崩れた建物と大量の死体だった。
「うそ………だろ。」
その光景は龍琉を絶句させた。
辺りには、呪霊に無残に殺された非術師の死体が大量に転がっており、その中には先輩の死体もあった。
「っっ……!」
その光景には、龍琉も絶句し静まり還った。
「くそ!」
龍琉は静かに歯ぎしりした。
「もう少し早く気づいていれば!」
龍琉悔しがった。人が死ぬのには昔の影響で慣れていた。だが、さすがに2年も離れていたせいかそれとも知り合いが死んだせいか龍琉の心に来ていた。そして、少し先で呪力を感じ龍琉は気づいた。
「誰かいるのか?」
そしてそこに向かうと、一人の黒服の男と高校生ぐらいの女の子が対峙していた。そしてその近くには黒服を着た男と同じような者が吊るされていた。
「まだ子供じゃないですか、今ならまだ引き返せます。善悪の区別もついていないでしょう。」
「カッチ~ン 美々子、アイツゲロムカつかねェ?」
「吊るす?菜々子」
「あんたらは知らねぇだろ、地図にも載ってねー様なクソ田舎で呪術師がどういう扱い受けているか。善悪?そんなんアンタらで勝手にやってろし。夏油様が言えば黒も白だし白も黒なんだよ。私達はあの人が見据える世界を信じてる。」
「邪魔する奴は」
「吊るしてやる!!」
そう言って攻撃しようとしたその時、後ろで大きな爆発が起こった。そこには外国人の呪詛師が膝をついていた。
「はぁ??ミゲル!?アンタ何してんの!!?」
「見テ分カレ!!」
「しぶといな」
五条はトドメを刺そうとするもミゲルの持つ縄に弾かれた。
「あの縄……珍しい呪いが編み込まれているな、こっちの術式が乱される」
「モウ半分モ残ッテナイ……コレ一本編ムノニ俺ノ国ノ術師ガ何十年カケテルト思ッテル!!」
「知るか ボビー・オロゴンみたいな話し方しやがって」
そうすると隣で呪霊が現れた。
「邪魔だ」
そうすると五条は手から光点を放ち呪霊を一撃で仕留めた。
「!!」
「やばい五条さんキレてる!!」
「コレガ夏油ノ言ッテイタ無下限呪術、原子レベル二干渉スル緻密ナ呪力操作デ空間ヲ支配スル、ソレヲ可能二シテイルノガアノ目カ!!」
ノルママデアト10分弱……死ンダラ祟ルゾ夏油!!」
再び二人の戦いが始まった。
それを遠くから見ていた龍琉は
「あの人は大丈夫だからまずは、あそこにいる伊地知を助けに行くか。」
そうすると龍琉は戦いとは逆方向に向かった。
次回 「終戦」
どうも作者の翔 長月です。今回は五条先生と伊地知さん
が登場しました。次回以降多くの原作キャラが出るかもしれません。お楽しみに!ではまた次回でお会いしましょう。