最近の怒涛の展開で周りを警戒しながら、学校から帰る。
今日は久しぶりになるちゃんと一緒に帰れるんだから、頑張るぞ!!
「リオちゃん!」
「なるちゃんっ!」
感動の再会の様に私達は名前で呼び合って、手を合わせる。
うさぎには見つからない内に学校から外に出る。
「最近のリオちゃんもうさぎ君も、あまり一緒に帰れなくて寂しかったの。」
「なるちゃん、……大好き!!」
寂しそうな、なるちゃんに思わず私は彼女を抱きしめる。
そして、二人で仲良く歩きながら街を見て回る。
新しい発見とかが楽しくて、嬉しいなぁ。
「……オリオネス…?」
呼ばれた名前に思わず立ち止まって振り返る。
そこには、見覚えのある2人が立っていた。
「ウラヌス、ネプチューン…。」
オリオネスの時に、会いに行っていた2人のまま、……ままで?
あれ?
ネプチューンが思ったより逞しいというか、髪型が後ろに1つに結っている所とか、あれぇ…?
「え〜〜!リオちゃん、天王はるかと海王みちると知り合いなの〜!?」
驚いて叫ぶなるちゃんの声で、ハッとする。
そうだった、私は今自分の事でいっぱいいっぱいだったんだ。
はるかさんは、なるちゃんの声にニヤリ、と笑うと。
私に近づいて、頭を撫でる。
「そうそう、昔の知り合いなんだよ。俺達。なあ、リオちゃん?」
名前を呼ぶ時に私の方を向いて、目で言っている。
『逃げるなよ』と。
その後は、はるかさんとみちるさん?の話術で3人で話す様になるちゃんにお膳立てされてしまった。
そのまま、2人の行きつけのカフェへ入る。
「改めて、私は海王みちる。初めまして、リオちゃん?」
「俺は、天王はるか。しかし、あのオリオネスがリオちゃんね……。」
「お、折本リオです。えーっと、はるかさんにみちるさん?」
敬語でさん付けして呼ぶと、2人は不満そうな顔をする。
いや、この2人への態度って失礼にあたるんじゃないかな!?
よし、話をはぐらかそう!
「ところで、はるかさんとみちるさんって……今は何をしてるんですか?」
「おや、みちるでいいんだよ?そうだね…、リオにならいいかな…。私達の目的は破滅の神を葬り去ること。」
「俺も、はるかでいい。…土星にも行ってたんだろ、オリオネスは。」
みちるさん(確定)よって、話を戻される。
気になる事は沢山あるけど、セーラーサターンの事か……。
「セーラーサターンの事は前から知っていたよ。彼女もまた、セーラー戦士だからね。」
「だが、俺達の味方ではない。」
情報が足りないからだろう。私達の意見はぶつかり合う。
前世の事を考えると、2人の意見も正しいのだろう。
だけどなぁ……。
「殺す以外の方法でセーラーサターンを止められたら、2人は殺さないでくれる?」
私の言った言葉に対して、空気が重くなる。
「お前がお優しいのは知ってる。けどな、シルバー・ミレニアムを滅ぼしたのはサターンなんだよ。」
「リオ、責任の持てない言葉には気をつけなさい。私達は、ただ貴女を守りたいだけなんだ。」
2人の怒気が伝わって、喉がひりつく。
だけどここで、退いてはダメだ。
サターンの為にも、2人とプルート、そして私の為に。
「責任は持つよ。私は、サターンを止める。それができたら、殺すなんて言わないで。」
厳しい目をする2人をジッと見つめ返す。
どれくらい、そうしていたのか。
しばらくしてから、みちるが目を瞑りお茶を一口飲む。
「条件を飲もう。はるか。」
「みちる!?」
「オリオネスは、頑固だからね。ここで否定し続けても、彼女は止まらない。」
はるかは、それを聞いて頭を抑えて考えた後に諦めた様に笑う。
そしてはるかもお茶を飲み始める。
「言うこと聞かないのが、オリオネスだからな……。いいか、俺達は俺達で目的を果たす。それを止めたいなら……、頑張れよ。」
「……うん。」
落ち着いた2人は、むず痒くなる位に優しい目で、声で私に忠告してくれる。
悩みは増えてしまったけど、コレはいつか必ず背負うべき悩みだ。
私はこれから、少しでも早く自分に決着を着けなければならない。
それはそれとして、今世のみちるは男というか、はるかと同じ様に両性の様な体らしい。
ゆ、百合のカリスマが薔薇に……!?
みちる様の喋り方のイメージはBLEACHの愛染ですね。
この2人は憧れがあって、イメージ難しいっスね…
脳内の自分が、違う!お二人はこんな事言わない!!って何回もなった。