前前世から君達のファンです。   作:メケ子

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百合界のカリスマの2人に可愛がられたい!!
はるかさんってアニメでは僕、原作では俺なんですよね〜
とりあえず俺にしときます。


ウラヌスの初恋/ネプチューンの偏愛

セーラー戦士として宇宙を監視する、それが俺の役目。

愛するネプチューン、敬愛するプリンセス・セレニティ。

この役目も何も不満なんかないさ。

 

そう、なかったはずだった。そいつはいきなり現れた。

オリオネス。プリンセスの従兄弟でありシルバー・ミレニアムの不安の種。

アイツの意味のわからない言動にどれ程周りが迷惑してるか、わからないのか?

 

来る必要もないのにわざわざ遠い天王星に来ては俺に話しかけてくる。

面倒くさい!

そのくせ、八方美人で周りから好かれ、頼りにされてる所もある。

 

ただアイツの考えだけは認めてやる。

男か、女か、そんなもん重要じゃない。

言い始めたのはアイツだ。

 

天王星を守護に持つ俺は男でも女でもある。

その事に関して様々な事を言われるが、オリオネスはちゃんとわかってる。

 

 

「ウラヌスとネプチューン?憧れるよな、お互いの為にアレだけ思い合えるんだ。素敵だと思うよ。」

 

 

俺とネプチューンの事に不満がある人がオリオネスに意見を求めていた。

きっと王族の言葉で否定して欲しかったんだろう。

でもオリオネスは馬鹿だから気づけなかった。

それだけだったのに、……嬉しかった。

 

立ち聞きしただけの言葉だ、俺に言われた言葉じゃない。

だけど、だからこそあの言葉はオリオネスの本音だったんだろう。

 

アイツは気に入らないけど、嫌いではない。

 

この間も、わからない乗り物に乗ってきてキンモク星に行くって。

あんな遠い所に何で行きたいのかわからない。

そんな暇があるならプリンセスの為にでも何かしてみろよ。

 

そんな事思ってたんだ。

 

シルバー・ミレニアムが滅びゆく様を遠くから見てる事しかできなかった。

プリンセスはどうなった?クイーンは?…アイツは?

 

そんな考えがずっと頭から離れなかった。

そんな時、タリスマンが共鳴を始め外部太陽系のセーラー戦士が集まって。

そして、沈黙の戦士が召喚された。

 

最後の最後まで考えてしまったのは、ネプチューンでもプリンセスでもなく。

オリオネスだった。

 

オリオネス、アイツはあのシルバー・ミレニアムから逃げれたかな。

そういえば、オリオネスの事を話してた時にネプチューンが まるで恋をしてるみたいだ、と言っていたな。

 

そうか、アレが恋か。

あたしの初恋だったのか。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私はネプチューン、異世界の監視者であり海王星の守護を持つセーラー戦士。

でも私にとって、世界なんてどうでもいいわ。

 

もちろん、プリンセスもクイーンも敬愛してるけど私が愛してるのはウラヌス。

ウラヌスがいない世界なんて想像もできない。

 

でも、そんな私の世界に一石が投じられた。

オリオネス

彼はウラヌスにしつこく言い寄ってるみたいなの。

 

ウラヌスも、最初と比べると彼に対して柔らかくなったわ。

もちろん嫉妬してるわ。

 

そして彼は私の所にも定期的に来るのよ。

私の所に来ては泳ぎの勝負を仕掛けて、負けて帰っていくの。

私はセーラーネプチューンよ、水の中で負ける訳いかないの。

 

いつも負けてる彼に聞いた事があるわ。

どうして私なの?って。

だって、泳ぎなら水星のセーラーマーキュリーも得意じゃない。

 

 

「でも、ネプチューンって負けるの嫌いじゃん。プライドが高いだろ?」

 

 

褒め言葉じゃないわね。

その後に、マーキュリーは優しすぎるから なんて喧嘩でも売ってるのかしら。

 

気に入らないわ、でも優雅じゃない私を見せても彼は幻滅しないのね。

意地を張ってる気はなかったけど、やっぱり期待が重すぎた。

完璧じゃないと私じゃない。優雅でなければネプチューンではない。

 

ウラヌスの側では気は抜けたけど、やっぱり優雅な私を見ていてほしかったから。

オリオネスの隣では全て気にしなくてもいいのは楽だったわ。

 

いつからか、オリオネスは私の世界の一部になっていたわ。

えぇ、彼は不思議な言動をとるからきっとしぶとく生き残るわね。

 

そう、思っていたの。

 

シルバー・ミレニアムが滅ぶ、美しい私達の故郷が…。

オリオネスが不思議な乗り物で飛んでくのを見たの。

だから、きっと私の世界の一部も死んでしまったのね。

 

悲しい、苦しい、辛い。

心が悲鳴をあげてるのがわかったわ。

 

タリスマンが共鳴し、ウラヌスやプルートにも会ったわ。

滅びの星の戦士、セーラーサターン。彼女が現れた。

でもこれでいいの、これでいいのよ。

 

もうこれで苦しくないもの。

いつかウラヌスにオリオネスについて恋だ、なんて言ったけど私も彼を好ましく思っていたのね。

 

そうね、私はきっと彼を愛していたわ。

偏った愛かもしれないけど、確かに私は彼を愛しているわ。

 




ツンなウラヌスとネプチューンを書きたかったんです。
イメージと違ったらごめんなさい。
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