魔法科高校の劣等生の世界で好き勝手しよう 作:Tororo@
至らない点も多々あると思いますが、応援してくれるとありがたいです。
2079年、ここは大亜細亜連合のとある研究施設である。
「ついに、念願が叶いますね。」
「ああ、そうだな。ようやくだ。」
そう話す男たちの前には一つの大きな水槽があり、たくさんの線につながれた人の赤ちゃんが存在していた。
「あの時、四葉の娘の遺伝子を手に入れることができてよかったですね。」
「ふふっ、男の遺伝子もこだわったからな。我々、大亜細亜連合に祝福あれ。」
ここはどこだろう。さっきまで晩飯を作っていたのに、気づいたらここにいた。俺は転生したのか。目の前の男たちの話し声が聞こえる。何々、大亜細亜連合に四葉だって!
まじかよ、魔法科高校の劣等生の世界に転生したので確定じゃないか。
しかも、大亜細亜連合ってせめて日本にしてくれよ。
おっ、少し離れたところにカレンダーがある。今は2079年8月11日か。
そういえば2079年といえば、達也が生まれた年だ。
そうだよな、この世界にはあのお兄様がいる。どうしようか...。
そして、13年の月日が流れ、今俺のいるところは沖縄だ。これから沖縄で起きる戦争に連れてこられて、敵を殺せと放り出された。
だが、俺には愛国心などひとかけらもないからな。早々に裏切ろうと思っている。
この13年の間にたくさんのことがあった。戦闘訓練や生体実験だ。まじで痛くて、かかわった奴らは皆殺しにしようと心に決めている。でも、よかったことが一つだけ。俺にも先天的な魔法があったらしく、「変革」という名前だ。
この魔法はとても便利で、自分自身も対象とできることだ。研究所の奴らにはいってないがな。
この魔法を使って、あらゆることを行った。自分改造計画の始まりである。まずは、精神面を変えた。人を殺しても悲しまぬように。そして、身体面も。これのおかげで戦闘訓練もだいぶ楽になった。魔法面もだが、これは達也を参考にした。「精霊の眼」と「再生」である。
「精霊の眼」は目を変革し、「再生」は変革という魔法を「生命活動に支障が出るけがは自動で元のけががない状態へと変える」と変革した。
そういえば、俺には名前がない。研究所でも実験体としか呼ばれなかった。だから、前世の名前を使おう。俺は、朝日 夕と名乗ろう。
ドゥーーーーン...
「やってんねぇ。」
俺はこの戦争で死亡扱いとなり、日本に住み着こうと思う。戸籍などは周公瑾にでも頼ってみようかね。
よしっ、今からは主人公である達也を観察にでも行きますかね。その前に、変革で自分の存在位置を無くしておこう。これは達也の「分解」対策だ。分解する対象がわからなければ、その魔法を使うことはできないし。