インフィニット・ストラトス 交差する閃光 番外編 作:飴玉ベジット
本編に関係あるかもしれない話ではありますが、興味ない方は、見なくてもいいです。
そうだ。クラブに入部しよう
〜ある日のこと〜
「なぁ、みんなは何部に入るんだ?」
そう言って一夏は、クラブ活動に関するプリントを見せていた。
「あ、そういえばもうじき締め切りなんだっけ?」
拓巳も思い出したような感じで言った。
「改めて見ると色々あるな。中には見たことも聞いたこともないクラブもあるし…」
「一夏は決まってるの?」
颯也はプリントを見て、IS学園のクラブ活動の数に驚愕していた。零滋は、一夏はもう決まってるのか聞いてきた。
「おう。これにしよっかなって思ってるんだけど。みんなは?」
「うーん…やっぱ俺はこれかな?」
そう言って拓巳は、プリントの一部分を指して言った。
「お前らしいな。あっ、俺はこの部に入るよ」
「俺はこれだ」
「…これかな?」
他の3人も決まったようだ。
「じゃあ、早いとこ申請に行こうぜ!」
『だな』
そう言うと、すぐに入部届を書いて、それぞれ入る部活動の部屋に向かった。
〜剣道場〜
「失礼しまーす!」
『ああぁぁ!!織斑君だ!!』
「い、一夏!?」
一夏が剣道場に着くと、練習中の女子達ははしゃぎ、箒は驚いていた。
「織斑君、今練習中なの。要件は何かしら?」
「す、すいません。剣道部に入りたくて来たんですよ」
「あっ、入部ね。…え?」
入部に来たと分かると、部長は少しフリーズした。
「えっ?駄目ですか?」
「あっ、ごめんごめん。大丈夫よ」
「よかったー。入部届けも今持ってるので、明日からお願いします。」
「わかったわ」
了承を得た一夏は、嬉しそうに失礼しますと告げてから退出した。
「……みんな!これからは更に張り切りなさいよ!!」
『はい!!』
どうやら一夏の入部により、剣道部の士気は更に上がったらしい。
〜手品部部室〜
「失礼します。少々時間をもらえないでしょうか?」
「はーい。あら、誰かと思えば築原君じゃない。どうしたの?」
手品部の部長が親しげに迎えてくれた。
「そうですね。簡単に言うと入部しに来ました」
「へぇー、マジックできるの?」
「…簡単な物だけですけどね」
苦笑いしながら、颯也は部長の質問に答えた。
「大丈夫よ。うちは初心者もよく入るから」
「ありがとうございます。では、失礼します」
颯也が部屋を出た後、暫く部長は体をプルプル震わせており、やがて
「いぃやったぁぁぁぁぁ!!」
『うるさい!!!』
あまりの嬉しさに大声で叫んでしまい、隣の部室にいてた人達に怒られた。
〜第2研究室〜
「お邪魔しま〜す」
「お〜成宮君。どうしたの?」
珍しい客に生物学部の部長は少し驚いたようだ。
「生物学部に入部しに来ました」
「えっ!?こんな部活に入ってくれるの!?」
「うん。俺、こー見えて結構動植物好きなんですよ」
「そーなんだ。いいよ」
「ありがとうございまーす」
そう言って、零滋が部屋を出た後、
「…ふっふっふっ。まさか、こんな面白みのなさそうな部活に男子が入るとは、これはみんなも喜ぶわね。あっはっはっはっはっはっ!!」
零滋の入部という思わぬ嬉しすぎる事態に、部長は壊れてしまったかのように高笑いをしだした。
〜視聴覚室〜
「すいませーん。今いいですかー?」
「何よー、今日の部活動は休みって言わな…って仙道君!?」
部室でぼーと待機していたEスポーツ部の部長は、最初は部員と思って話していたが、拓巳だとわかると、ドンガラガッシャーンと聞こえそうなとんでもない音をだしてこけた。
「だ、大丈夫ですか?」
これには流石の拓巳も驚いて、こけた部長を心配した。
「だ、大丈夫よ。それより何か用なの?」
「は、はい。この部に入りたいんですけど…いいですか?」
「本当!?大歓迎よ!!」
「マジですか!あっ、これ入部届けです!」
入部届けを出した拓巳は、部屋を出た。
「……みんなに知らせなきゃ!!」
そう言うと部長はすぐに他の部員に連絡した。
〜射撃場〜
「……どうも。」
「ん?え!?桐崎君だ!」
周りが騒いでいるのに対し、悠冱は相変わらず無表情で部長に向かって歩き、部長に入部届けを提出した。
「…では」
そう言って悠冱はすぐに部屋を出たので、暫くその場はフリーズしてしまった。
「え?え?え?これ入部してくれるってこと!?」
『えええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』