え?前の作品??
…気が向いたら書くよ…期待はしないでくださいな…
「やったぁっ!遂に来たぞぉっ!!いっせかいっ!!いっせかいっ!!」
「はぁ…」
隣では
「ちょっ!やだなぁなんで響はそんな溜息つくのー?幸せが逃げちゃうよ?」
「…この状況楽しんでんのはアンタだけよ刹那…」
私はそう言ってまた溜息をつく。
どうしてこうなってしまったのか、それは約1時間前まで遡る。
ー約1時間前ー ==響side==
「…暇。ひまひまひまっ!ひまぁっ!!」
目の前の来賓用ソファーに寝転がってる私の相棒がこれでもかっという声量で叫んでいる。
「うっさいバカっ!静かにしろ!」
「だってぇ暇なんだよぉ!依頼もここ最近無いんだよォ?足りないよォ…血が血が足りないっ!スプラッタァが欲しぃっ!殺したいっ!」
そう言ってバカはソファーの上でジタバタと手足を動かし抗議してきた。
「…なんですねアンタはそんなに血の気が多いのよ…というか依頼がないってことは平和でいいじゃないゆっくり出来るし、それにコーヒーもゆっくり飲める、いいことよ?」
コーヒーの入ったマグカップを左で取り、右手で書類の整理をしながら私は答える。
「というか、そんなに暇ならアンタも書類の一つでも手伝いなさいよね」
「嫌じゃ嫌じゃぁそんなチマチマした面倒な仕t…」
いきなり相棒が静かになる。
「…どしたの?」
「…来る、誰か階段登ってきてる…」
そういう彼女は仕事の時のように目を細め事務所入口から来るの何かを警戒し、スカートの中の
「……」
私も無意識に机の下に設置されている
数十秒後、事務所の扉が開き更に警戒態勢へと移行する。
「やぁここがRCPMCの事務所で合っているかな?」
白髪の青少年は右手を軽く上げ私に目を合わせてくる。
「RCPMC、その名を知ってるということはどこの組織のものかしら?」
私はデザートイーグルのハンマーに親指をかけコックする。
…大丈夫何かあった時にの為に初弾は薬室に入れてある、何かあれば即座に奴の眉間に.44マグナム弾が直撃する事になる。
そう思っていると怪しげな青年は両手を上げた。
「おいおいやめてくれよぉ…そんなもんで撃たれたら死ぬほど痛い思いするじゃないか、"だからそのスカートの中の銃と机の下の大っきいの銃に手を掛けるのはよしてくれないかい?"」
……何故その事を知っている…
私は頭をフル回転させその事を考えようとした矢先目の前の刹那がスカートの中のレックホルスターからM9カスタムをすぐさま二丁抜き青年に突き付けた。
「…何故お前がその事を知っている。スナイパーでも用意したんだろうが生憎私達もそこまで雑魚じゃない。お前が
はぁ…バカ、刺激してどうすんのよ…
「嫌だなぁ、スナイパーなんて用意してないよ〜ここには僕一人で来たんだ、それでねー武器の事を知ってるのは…僕が神様だからさ!」
「「………は?」」
「え?なんでそんな反応するの??ほら!神様だよ!」
「…寝言は寝て言え、お前が神だと?…はぁどんな奴かと思えば今度は狂人か…ガルムつまみ出せ」
「ちょ!ちょっと話くらい…」
「あーい、じゃほら出てけや」
「え?ちょっ!ほんとにつまみ出すの!?酷くない!?僕神様だよ!?」
「うるさいはよ出てけ」
「酷いっ!ちょっ!そこは痛いよ!"刹那ちゃん!"」
…待て、今なんと言った?
咄嗟に私は机の下で手を掛けていたデザートイーグルを表に出し奴に照準を合わせる。
刹那も奴の発言に驚き即座に距離を取るとM9カスタムを二丁構える。
「…お前、何故ガルムの名を知っている…我々は何処にも漏らした覚えはないぞ。誰から聞いた吐いてもらおうか」
そう、我々RCPMCは社会の裏に潜み闇を狩る更に深い闇、それなりに敵対者も多いそんな世界の人間だ。だから名など使わずTACネームで呼び合っていた、なのにこいつは今ガルムのことを"刹那"そう言った。
……何故、知っている?…
情報が漏れたか?過去の経歴から辿られたか?…いやそんなことはあるはずない。そんな記録は遠の昔に焼き捨てた…なら何故?
私はデザートイーグルを奴に向けながら頭をフル回転させてゆく。
「酷いなぁ"響ちゃん"まで、僕はちゃんと言ったでしょ?神様だとさ?」
「神様ねぇ、なら証拠はあるのか?」
「証拠かぁ〜んーあーありはするかなぁ〜」
そう言うと青年は私の方を向いた。
「なんのつもりだ」
私は完全に奴の眉間に照準を合わせトリガーに指をかける。
「僕をその銃で撃ってみてよ、死なないから」
「…は?」
「ほら、早く」
そう言って両手を上げた状態で近付いてきたので、容赦なく発砲する。
ダァンッー!
ハンドガンにしては異常なくらい大きい音と反動が腕に伝わる。
私のデザートイーグルから発射された.44マグナム弾は吸い込まれるように奴の眉間に飛んでいきHITした。
直後青年は後ろに倒れ込んだかと思えばゆっくりと立ち上がり撃たれた眉間を手で擦りながら起き上がった。
「ッ!」
その行動に驚いた刹那が奴の言葉を待たずにM9カスタムを二丁発砲した。
「…はぁ、はぁっはぁ…」
気付けば彼女は薬室とマガジンに入っていた計32発全てを撃ち切っており彼女の両手に持つM9カスタムはホールドオープンしていた。
「…酷いなぁ〜撃ちすぎだよ二人とも」
「「!??!?」」
…しな…ない?
「…なんで、死なないの?」
刹那が驚愕の顔を見せている。
「なんでって言ったじゃないかぁー僕は神様だとね。…にしてもほんっと君達容赦ないね噂通りでなりよりだよ」
青年はニコニコとしながら額と身体に開けられた風穴には目もくれず話を進める。
「…あれ?まだ信用に足りないのかい?なら一つ絶対的に誰も知らない内容を言ってあげるよ、ね?刹那ちゃん」
「…?」
刹那は首を傾げながらリロードする。
「…君憑いてるでしょ?…白h」
「!?っ!わ、わかった!信用する!神様だって信用するからその話はやめろ!」
刹那が突如顔色を変えた…にしても白?なに?
「ちょっ!せt…っガルム!勝手に話を進めるな!」
私はまだ警戒をとかない。いや解くつもりなど更々無い。
「やっと信じてくれたね刹那ちゃん。っとー話がかなーり脱線しちゃったね、そうそう君達に依頼したいんだけどさーいいかな?」
そう言うと青年は来賓用ソファーに腰掛けた。
「…話だけなら聞いてあげるよ神様」
「ちょっ!ガルムだから勝手に…」
「…メビウス、コイツは信用に足りるよ。何せ私が隠してた話し始めたからね」
「!?」
私はびっくりする。刹那が、あの人を信用したことの無い刹那が会って数分の人間を信用したことに。
「それで?神様は私達に何を依頼するの?」
私が驚いているのを余所に刹那は話を進める。
「あ、肝心の依頼なんだけどね?
"君達には僕の世界に来て勇者達を殺して欲しい"」
「…はぁ?」
僕の世界だァ?何言ってんだコイツ…
「ほうほう、それで?」
ん?あれ?刹那がアイツの反対側に座ってゲンドウポーズして話聞いてんだけど…あれ?さっきまでの殺伐した殺気はどこ行ったの…?
私が困惑しているとまた勝手に刹那が話を進める。
「勇者達ということは複数人いる感じなのね…ふーむ、それぞれの異能力とかは把握してる神様」
「え?あ、うんわかってるよ、というか僕が与えたからね」
おい駄神何やってんだ…というか刹那物分り早くない?あれ?私置いてかれてる?
「彼らの能力は順番に 勇者があらゆる魔法、聖剣を使えるね。黒魔道士は勇者より優れた攻撃魔法なんかを使える、で聖女これは言わずと知れた回復術師だよ高位のね、それで持って1番最後…多分君達が一番厄介に思う相手だよ」
そう言うと青年は困った顔をして溜息をつく。
「最後の勇者はね、機工士。銃火器を操る勇者だ。君達のようにね」
刹那が難しい顔をし自称神に質問を投げかける。
「…その機工士は銃火器だけじゃなくて兵器も使えたりする?」
…は?兵器?そんなもん使えた時点でチートだr
「…使えるね」
…は?
「やっぱりねぇ…はぁ…」
「え?刹那ちょっ、どういうこと?」
私がわけも分からずそう言うと彼女は神妙な面持ちで答える。
「異世界転生もののラノベで一番厄介なのは魔法だけどそれ以上に魔法と組み合わせた現代兵器なのよ、多分その勇者は現代兵器も召喚出来るんじゃない?」
「…正解だよ刹那ちゃん、だから周りの隣国も下手に手出し出来ないんだ」
「…はぁ、それもそうだろうねぇ…"中世ヨーロッパぐらいの時代"に長距離射程のICEMとか持ち込んだら、そりゃそうなるよね…」
彼女はそう言うとまた溜息をつく。
「おや?刹那ちゃん何故僕の世界の技術力が中世ヨーロッパぐらいの時代だって知ってるの?」
…え?刹那、アンタなんでそんなこと知ってるの?
「え?だっていっつもラノベのテンプレが中世ヨーロッパぐらいの時代だし、そうかぁって」
ガクッ!
私と自称神はガタッと姿勢が崩れた。
…深読みしすぎた…刹那がバカだったこと忘れてたよ私…
「ま、まぁとにかくやってくれないかい?」
青年は苦笑いするとそう言った。
「「却下」」
気が付けば二人共口に出していた。
「えぇ!?なんで!?」
「…なんでって常識的に考えて現代兵器ポンポン出せる相手に勝てるわけないじゃん、だから却下」
刹那は淡々とそう述べた。…意外とバカも考えてるのね…
「…うーんそっかァ、君達意外に適任者なんて居ないんだけどなぁ…」
青年は頭を抱え唸り始めた。
「いないも何も知らないわよ」
私も刹那に賛成だ、そんな奴相手にしてたら命がいくらあっても足りはしない。RCPMCは自分が勝てないとわかってるのに突っ込むほどそこまでバカな集まりじゃないのよ。
「…はぁこの手は使いたくなかったんだけど…」
「「??」」
青年の表情は先程の穏やかな感じではなく真剣になった。
「…君達に拒否権なんてそもそも存在してないんだよ、だから行ってもらう」
…は?冗談じゃない拒否権がないですって?
「…冗談じゃないそんな脅しが…」
「…もし、もし断ったらどうする?」
刹那が私の言葉を遮るようにポツリと質問を投げかけた。
「…そこときはこの世界から去ってもらう、煉獄にでも送るよ」
「!??」
「?」
私は意味が分からなかった。れんごく?なんだそれは…
「…煉獄?は!そんな依頼受けるなら行ってあg」
「…わかった、行く。異世界に」
…は?
「そうかい!いやぁ良かったよ!君の決断に敬意を」
青年は右手を左胸に当てお辞儀をする。
「ちょっ!ちょっと待ちなさい!ガルムっ!私の意見なしに行くだなんて言うんじゃ…」
「うるさいっ!こっちには拒否権なんて無いんだよ!煉獄に送られるぐらいなら異世界で殺し回った方がマシだよ!」
そういう彼女の目は今までに見たことが無かった。真剣で、でも何かに怯えているそんな目だった。
「…メビウスは煉獄を知らないからそんなことが言えるんだ…煉獄ってのは地獄と天国の狭間のことを言うんだよ。そこは本当の地獄なんだよ!そんなところに送られるぐらいなら私は異世界に行く!」
「…はぁっ…わかったわよ受けるわよ依頼。…煉獄ってところがどういうところかはさっぱりだけどガルムがそう言うならついて行くよ」
私が半分諦めた声でそう言うと目の前の青年の口角が上がるのを見た。
「そうかい!そうかい!良かったよ交渉が断られなくて!」
ニヤニヤと笑う青年に私は無性に腹が立つ。
「…断ったら煉獄行きなんてそんなものは交渉とは言わないんだよ神様。それは脅しっていうんだよ…」
はぁっと溜息をつく彼女を余所に自称神嬉しそうな表情をする。
「じゃ、早速だけど行ってもらおうかなぁ〜」
…は?
「え?ちょっ!ちょっと早過ぎない!?」
「ほらほらー善は急げって言うでしょ?だからねーポイッと」
自称神がそう言った直後私達の視界が辺り一面白くなった。
その白一面の世界の中で奴の声だけがハッキリ聞こえた。
「じゃぁ期待しているよRCPMC所属の
ハッキリとそう聞こえた…
久々に書いてゆくのですが…まぁこんな感じで不定期更新でやっていきます〜色々なネタ多めなのでそこはご容赦ください…w
では、また次の回で会いましょう〜!