女性恐怖症の主人公は九人格で仮面ライダー   作:ただの麺

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トラウマを刺激する。実はお前が《BAD PERSON》

セシリアside

(九戸音さんの為に、鈴さんがどう思っているのか調べなければ…しかし、九戸音さんの前では話し難い筈…)

「九戸音さん、少し、鈴さんと2人で話したいのですが…」

「ん、じゃぁ、学校案内の残りはまた今度にしようか」

「はい、お願い致します」

 

 

 

 

鈴side

「何が聞きたいの?」

「九戸音さんが貴女を虐めから助けたけど、別れ際に悪いことをしたと言っていたので」

「あぁ…実はね、私を虐めてた奴は他にいるの」

「他に?」

「実は、私を虐めてたのは…」

 

 

 

 

 

 

一夏side

ん?アイツは…

「久しぶりだな!!鈴」

そう言って駆け寄ってきた一夏…だが

「誰?アンタ」

初対面の様な反応をされる

「覚えてないのか?俺だよ。織斑一夏だよ」

「ふーん…で、私とアンタは初対面の筈だけど」

「何言ってんだよ。小学校が一緒だったじゃないか」

「うーん…あぁ、私の虐めの現場を目撃して助けようともしずに、私を助けてくれた九戸音を悪者扱いした腰抜けでクズな織斑君ですか!!…んで?何?」

「ちょっ…酷いな…俺はそんな事…」

「女子をクラス2つ分の人数で動かせる様な人気者(‪笑)は私の知る限りアンタだけよ。それに…見ちゃったんだよね〜。アンタが女子の1人に指示してるの…それも、私の親友に!!」

 

 

 

鈴side

そう、コイツは当時仲が良かったユーキ(オリキャラ)に嘘の情報を与え、虐めさせようとしてた。

…ふざけんじゃないわよ

「そんな事までしておいて、よく堂々と話しかけれるわね。」

「違う…俺は見たんだ、優心がお前を虐めてるのを…」

「九戸音がそんな事をするわけないでしょ!!穏やかで優しい九戸音が、人を虐めるわけないでしょ!!」

「俺だってそんな事言ってねえよ!!俺は見たんだ!!この目で!!」

(…九戸音さんが言っていたのは織斑さんの事でしたの!?)

そう気づき、怒りが抑えられなかったセシリアは、一夏の頬を叩く

パァン!!

「何すんd「それはコチラのセリフですわ!!」ハァ!?」

「貴方がそんな人だとは思いませんでしたわ!!貴方のせいで…九戸音さんは一生消えない傷を負わされて…なのに謝罪の一言もないのですか!?」

「お前ら!!何を騒いでいる!!」

 

 

 

こうして私達は、織斑先生に連れて行かれる

…今度こそ、九戸音に土下座させる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、何を騒いでいた」

「その前に、話しておかないといけないことがあります。」

「今話すべき事か?」

「はい、コレを話せば、ケンカの理由と…九戸音の女性恐怖症の理由がわかるでしょう」

「…!!話せ」

「はい。」

 

 

 

あの時の事を話した。

私が虐められていた事、それを九戸音に救われた事、そしたら嫉妬した一夏が嘘の情報を流し、九戸音を虐めさせようとしていた事、それが理由で、九戸音との別れが、九戸音にとって辛い出来事になってしまった事

コレには織斑先生もキレたようで

「…一夏、私はお前をちゃんと育てられなかったが、虐めをするような奴に育てた覚えはないぞ」

「違う!!本当に九戸音が「まだそんな事を言うの!?」鈴…」

「もう金輪際私に…私達に話しかけてこないで!!」

「あの時の優心がお前を救えるわけないだろ!!」

コイツ…私の逆鱗に触れた事を後悔させてやる…けど今は

「アンタは…私よりも九戸音と一緒にいたんじゃないの?…だったらわかんないの!?九戸音の強さが!!」

「わかるわけねぇだろ!!」

「…だったら知らないでしょうね。私に手を差し伸べた時の、九戸音の表情」

「は?」

「優しかった…心配させないように、なんでもないような笑顔を向けて、私に『大丈夫?』って言ってくれた…その後、一夏が九戸音の事を虐めさせようとしてたところを見て思った『なんで一瞬でもコイツを好きになったんだろう』って」

そう…コレは、かつての私の恋心

「アンタが九戸音を語るな!!」

「何?」

「私を見捨てたアンタが、何もしようとしなかったアンタが!!九戸音が前に立ってくれた優しさを!!背中を見せてくれた心強さを!!そして、周りの全てが敵になった怖さを語るな!!」

「落ち着け、凰」

「落ち着けません!!」

「…落ち着いて?」

「…九戸音!!どうして」

 

 

 

九戸音side

「…落ち着いて?」

「…九戸音!!どうして」

「ありがとう、僕の為に怒ってくれて…鈴の強さのおかげで、僕は立ち直ることができた…そして織斑!!僕は…俺はお前が弱いとは思ってない!!嫉妬するのも、人が持つ…人だけが持つ、当然の感情だ!!けど、お前は嫉妬を向ける方向を間違えた!!弱さを人に擦り付け、弱さを封印した!!だから言わせてもらう!!」

「…何をだよ」

「弱さが無い奴に、強さは生まれない!!織斑先生も、俺も、鈴も、セシリアも、弱さがあるから強さがあるんだ!!俺が戦うのは、弱さを隠す為じゃない、自分の弱さを、強さに変える為に戦ってるんだ!!鈴が僕に与えてくれた強さに!!俺に強さを与えてくれた人達に!!僕は恩を返したい!!」

「…!!」

「だって僕は!!鈴を救い、鈴に救われたから!!だからこそ、僕を救おうとした辛さを!!覚悟を!!僕は知ってるんだ!!君も鈴を救おうとしたんだろ!!だったらもう大丈夫だろ?自分の心に気づけたなら!!お前はもう一生ブレない弱さを得られるはずだから」

と優しく笑う

「僕も君も、誰かが傷つく姿を見たくない。なら立ち上がれ!!何も変えられない弱さから!!覚悟がない弱さは、何も変えられないぞ!!」

「覚悟がない弱さ…」

「弱さを突き通す強さ…鈴が僕にくれた、僕の強さだ!!」

「…立ち止まるわけにはいかないな」

「あぁ、立て!!織斑!!」

「…ありがとう、優心、あんな事をしたのに、俺の道を示してくれて…そして、ごめん!!お前に嫉妬して、酷い事をした!!」

「僕はもう大丈夫。鈴が僕の為に戦ってくれたから」

「…九戸音」

「後で少し話そ」

「うん!!」

「少し待て」

「織斑先生?」

「いや…何があった?私だけ状況についていけて無いんだが…」

「それは俺が説明するよ。千冬姉」

「織斑先生だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年少女移動中…

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ねぇ、鈴」

「何?」

「今日はありがとう、僕の為に怒ってくれて」

「いいよ。九戸音は私の為に戦ってくれたから」

「…ねぇ、本当は、別れる前に言いたいことがあったの」

「何?…いや、僕もあるんだ、言いたかったこと」

「へぇ、じゃぁ一緒に言おっか」

「うん」

と言い、言葉を紡ぐ準備をする

「鈴」

「九戸音」

「僕は」

「私は」

 

 

 

 

 

 

1st turning 女性恐怖症と幼馴染、完




九戸音「第1転機…そんなのあったんだ」
麺「まぁ、さっき思いついたんだけどね。一応第2転機のタイトルも考えてるよ」
鈴「へぇ、そんなの考えてたんだ」
麺主「じゃぁ言うね」

次回、2nd turning女性恐怖症と金と銀、善意VS悪意
第1話 心を伝えろ
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