荒くれもの人生 侍 活動中止 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
?「お初お目にかかります」
不気味だ、ただ不気味だった、ウェーブがかかった髪でそれを後ろにまとめて服装も暗闇ではわかりずらい黒い着物を着ており暗闇だと見ずらそうだがその髪から光る明るいオレンジ色の瞳がこちらを見つめていた
?「それじゃ」
顔を伏せゆっくりとこちらに近づいてくる、足音だけが聞こえただ不気味さが際だ出ていた、そしてその男が数歩と言うところでその顔の口元が歪んだ
?「死ね」
その男の鞘から刀が抜かれそれが自分に迫ってくる、荒川は身を屈めやり過ごすが直ぐに切り返しの切り上げが来ると自分も鞘から刀を抜きそれを止める
?「ほぉ、ええ反応じゃ」
荒川「そりゃどうも」
相手は蹴りを放ちこちらを吹き飛ばし様に突きを放ってくる、荒川はそれを刀で弾き着地するがその着地様に足を狙ってきた
荒川「おわ!?」
荒川は後ろに下がるとさらに男は追撃を仕掛ける、外から見ると荒川が押され男が攻めを取り反撃の隙を許さない
?「どないした?手が出せんか?」
荒川「やろぉ」
ニヤニヤ笑いながら荒川を追い詰める、荒川の方もまだ切り合いに慣れていないのか防ぐしか出来ずただ下がり続ける
?「なんや、壬生狼はこんなもんかい?」
刀を持ちながら手首を回転させ振り回し余裕の表情で荒川を見ている、荒川はその間を利用しある事を自分に施す
荒川(確か…)
自身にある回路に力を入れ起動させるとそれが全身に広がり顔にも幾つかの赤く光る線が出てきた、すると自身の体から力が沸き上がりその状態を安定させあまり不可がかからないようにする
荒川「フゥー」
熱くなった息を吐き脚に力を込める、脚の回路に魔力が通りその力を足の裏にためそれを地面に向けて飛ばし男に接近する
?「はぁ!?」
相手は取っては空いた距離が不自然な事で縮まったため動きが止まってしまった、だが荒川が縦に振ってきた刀を見て慌てて避け追撃に来た切り上げは流しやり過ごした
?「なんじゃいまの!?何したんじゃ!?」
荒川はその質問に答えず刀を男に振り続け攻撃をし続ける、男はさっきの事の動揺が大きいのか顔に焦りが見え刀の振りも雑になっている、荒川はそんな相手の腹に前蹴りを入れた
?「ごっ!?」
そのまま逆の足で頭を蹴り飛ばし地面に倒した後その倒れた状態の相手に刀を振り下ろす、相手はそれを刀で受け止める
荒川「おかしいな~最初は余裕そうな顔してたくせに今は焦りしか見えないぜ?もしかして顔は若い癖に結構歳取ってる?」
?「なんやと?あまり生意気な事言っとると叩っ切るでぇ? 」
荒川「いやいや俺は評価をしてやってるだけだよ、ほらこう、一瞬間抜け面が見えたもんで」
それを聞いた男の目が変わり荒川を弾き飛ばし一瞬で荒川に切り込んだ、荒川はそれを冷静に刀で対処しながら最後の一撃を受け止める、その刀越しに見た男の顔は怒りに満ちていた
?「この幕府の犬がぁ、わしを馬鹿にしとると殺すぞぉ?」
荒川「犬とは人聞きが悪いな、お前の、ような、こそ泥を、捕まえるのが仕事のお巡りさんだ、それに俺の評価も意外と図星だろ?太刀筋が分かりやすくなったぜ?」
さらに顔にシワがより目も開きその眼球には血管が浮かんでいる、相手は荒川をまた弾き飛ばし刀を振るって追撃してくるが荒川の言った通りなのか荒川でも対処出来ていた
?「シャ!!」
縦に振り下ろして来た兜割りを横に避け追撃に切り返してきたが大きく振りかぶってしまったのか遅かったのか反撃のパンチを顔に貰ってしまった
荒川「おらぁ!!」
?「ぶっ!?」
さらに追撃の前蹴りが腹に決まり壁に叩きつけそこに荒川は追撃の刀を振り下ろす、男はそれを刀で弾きその間に起き上がり荒川に刀を振る
?「おまんあまり舐めちょるとぶっ殺すぞ?」
荒川「お前煽り耐性無さすぎないか?もうちょっと我慢強くないと先行き真っ暗だぞ?」
?「まずはその口から落としちゃるかぁ」
すると刀を振る速度が速くなりその場でぶつかり合う鉄の音のリズムが速くなる、刀を振りなれていない荒川にとってこの速度で迫り来る刀は捌ききるのは難しい筈なのに荒川の顔は余裕の表情だった、荒川はお得意の口を使い相手を挑発しペースを崩すことで圧倒的技術が相手の方が上でもこうして対処できるようにしているのだ、旅での戦いでの経験もあるのだろうかまだ荒川は無傷だった
?(なんでじゃ!?何で当たらん!?)
荒川(焦ってんなこいつ)
隠し事が下手なのか表情に全部でてしまって荒川は打ち合いを続け挑発するのを続ける
荒川「おいおいどうした?得意なのは刀だけか?あ、それとも体に痛みを受けると嬉しがる変態さんかな?」
?「よお喋る口やな、少し喋らんようにしてくれんか?」
荒川「おいおい質問を質問で返さないでくれないかな?最近の若者はそう言うのあるから駄目なんだよな、それとも図星で答えられないとか?」
それを聞いてまた速度が上がるが荒川は一旦下がり後ろを振り返り逃げる
?「まてやこの犬がぁぁぁ!!」
怒鳴り声を上げながら荒川を追いかける、荒川は途中であった部屋の襖を引っぺがしそれを相手に向けて投げる、相手はそれを見て止まり急いで後ろに下がろうとするがだが襖を突き破り荒川が蹴りの姿勢で出てきた
?「はぁ!?」
そしてそのまま飛び蹴りが顔に直撃し相手はぶっ飛ばされ地面に体を叩きつけられる、その間に襖を掴みそのまま相手にそれを叩きつけた
?「ごふっ!?」
襖を持ち上げ叩きつけそれを何度か繰り返すと男が切れてこちらに刀を振りかざそうとするが相手と自分の間に襖を投げ振り下ろされた刀が襖を切り裂いた
荒川「おぉいいパワーだ、良い所に力もあるって付け足しとくよ」
?「舐めちょりおってぇ!武士なら武士らしく刀つかわんかい!」
荒川「はてはて俺にボコボコにされて何か吠えてますな?これって負け犬の遠吠えってやつ?」
?「こんのぉ!」
目をギラつかせさらに目が血走り始め広くなっている、もはやここまで来ると耐性が無さすぎて哀れみを感じるがそれをしたらさらに切れそうだ
荒川(さて、後どれくらい稼げるかな)
さんざん切り合って相手は確実に剣術が上だが心理戦はそこまで強くはないようだ、少し煽ればこの通りキレて動きが単調になり対処しやすくなった
荒川(だけど途中で頭冷えたらやばいな、今の状態を保たないと)
そう刀を上げ構える、相手の方も姿勢を低くし構えこちらを睨み付ける、そしてお互いに駆け出し切り合いになる、縦に振り下ろされた刀を横に流しこちらも切り込む、相手は刀を持ち替え何とか持っていき防いだ、そしてその間に蹴りをいれようとする
?「何回も当たるか!?」
相手も刀を回し脚を切り落とそうとする、だが荒川はその脚を引き頭突きを喰らわせた
?「ふがぁ!?」
荒川「やーい、引っ掛かった~」
?「こ、この」
相手は直ぐに起き上がり荒川に切り込もうとした、荒川に駆け出し刀を振りかぶり攻撃を続ける
荒川(…決め時だな)
右脚を前に出し左手を後ろに上げ手のひらを広げる、それに右手に持っている刀の柄を当て構える、荒川が沖田と一緒に仕上げた構えだ、沖田の突きと荒川の独特なスタイルを洗礼させた物だがまだ出来上がっていないのであまり使いたくなかったのだがある沖田の言葉を思い出した
沖田『私もそうだったのですがそれを仕上げるには幾つかの死地を乗り越える必要がありそうです…もしそれを抜く時はお気をつけて』
荒川『そうなのか』
沖田『それとやはりいつもの喧嘩技をあまり入れてはいけませよ、その鮮度が落ちます』
その忠告を思い出し神経を尖らせる、その振り下ろされた刀が来る前に左手で押し右手で加速させた高速の突きを放つ、それを相手は慌てて受け止めるが直ぐ様刀を回転させ切り上げを行う
?「っ!」
それからは相手の方が押され始めた、相手があまり冷静になれない性格のためか磨き上がっていない技でも戦えている、荒川の突きが相手の脚に掠めた
?「ぃ!?」
荒川「それくらい我慢しやがれ」
荒川は直ぐ様足元を狙い始める、相手は防ぎながら下がるがそれでも防ぎ切れず同じ脚に二発目を受けてしまった、相手は顔を歪めながら大きく下がり荒川を睨み付ける、若干だが姿勢が傾き構えが崩れ始めている
荒川「…」
?(くそがぁ少しもろってしもうたっ!こんな犬ごときにぃ!)
荒川(うわぁすげぇ顔、隠し事何か絶対向かねぇ奴だな)
改めて冷静になって見てみるととことん腹に立っているのが見てとれる、ペースを乱したため何とかこちら側に持っていけた、後はここからこいつを押さえ込めれば
?(…これじゃあ埒あかん)
だが相手もそこまで付き合うほど暑くなってなかった、相手は刀を出しこちらを威嚇しながら引き上げようとする、それに追撃を行い切り合いが行われる、相手が横に振られた刀を横に飛び壁に乗り移りながら相手に振り下ろす、全体重を乗せた攻撃は受け止められず壁に叩きつけられる
?「シャッ!」
壁に転がるように横に刀を流し回転様にこちらの背中を切り付けようとする、その場に身を屈め袈裟懸けを行うがそれを刀を立て受け止めそれを救い上げるに持ち上げそこから突きを放つ
荒川(以外と器用だな!)
それを脚に蹴りを入れ少し崩させ刃先をずらす、相手に接近し顔と肩で腕を挟み下から自分の手を使って伸ばさせた肘を上に押し上げる、それにより肘が極まり激痛が走る
?(なんやぁ!?)
相手はそれを避けるため荒川に向かって目潰しを行うが荒川はそれを額を出すが相手は手を広げ頭を掴み壁に叩きつけようとするが荒川は挟んだ腕を持ち上げそのまま相手を押し倒しそれとともに相手に突き刺そうとするが相手は脚を荒川の腹に入れそのまま後ろに投げた
荒川「っ!?」
?「覚えとけや犬ぅ!!次あったら絶対ぶっ殺すしちゃるからなぁ!!」
荒くも何とか着地するが相手はもう入口近くまで移動していた、直ぐに追いかけ相手が出て行った戸から外にでた、だがそこには誰もおらずただ暗い空間が広がっていた
荒川(索敵範囲内での感知なし、流石に引く頭はあったか)
周りを見渡し人がいないのを確認し寺の中に入っていく、その様子を寺の二階見守っていた二人の人物がいた、一人は仰だがもう一人は護衛の人間ではなかった、髪は後ろに結んであり顎には少し髭が生えている、得意そうな顔でその顎に手を当てその様子を見守っていた
?「さっきの奴か?あんたに無茶な話吹っ掛けたのは」
仰「そうだ、以外と腕はともかく面白そうな奴だろ?」
?「勘は良さそうだがな」
仰「そのようだな、相手はどうだった?」
後ろにいる帰ってきた護衛に話かける
片瀬「髪のせいで誰かはわかりませんでしたが喋り方からして土佐の者だと思われますが、土佐の人間とは今まで揉めた事がありませんからもしかしたら流れ者かもしれません、あまり暗殺向きの頭もしていませんでしたし」
仰「土佐か…坂本がそんな事をするとは思えないがな」
?「はぐれもんかもしれんがわしらを襲うと考えるとそれは考えにくいな」
仰「そういえば最近狙う対象が無茶苦茶な奴がいたな、恐らくそいつだな」
?「まったく、警察は何してんだか」
仰「志士がそれを言うか?」
手を椅子変わりにして呆れながら投げかける、相手もそれを笑いながら流し外の光景に目を向けなおした
?「やはり皆には待たせ過ぎたか、やはりそうそうに仕掛けた方がいいか」
窓から離れ部屋の戸に向かう、それを見ていた仰が話しかける
仰「やるのか?」
?「誰かがやらないと誰も付いてこないし立ち上がらない、しばらくは動かない方がいい」
そう言い残して戸を開けて出て行った、仰はその戸をしばらく見続けまた窓の外の風景に視線を戻した
仰「…ようやくか」
そう呟く端にいる護衛には聞こえず荒川が返ってくるまで外の薄暗い光景を眺めていた
名前は上げないけどこの土佐の人ホントに煽り耐性ない上に痛いの苦手よね、荒川君も色々やってるからサーバントよりは全然ましだった
ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?
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書いてくれ!
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いらないです。