荒くれもの人生 侍 活動中止   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

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今回の水着キャラは誰じゃろう、公式で二人ほどわかってるが少し気になる…まあ俺のほしかったジャンヌオルタはもう手に入らないけどさ(始めたのが丁度一年前)


二人の変化

まだ日が明るく町の方も賑わっている中荒川は小さな飲食店にいた、まだ昼で今は暇だが呼び出される可能性もあるためかお酒は飲まず茶を飲み昼食を食べている

 

荒川「う~んこう言う本格的な和食にはもう飽きたな、そろそろパスタとかラーメンとかが恋しい」

 

やはり未来人であるがためか舌が慣れてしまいこう本格的過ぎるとやはり派手な味が欲しくなってくる、美味しいは美味しいのだが、そうした事で悩んでいると荒川の向かいの席に誰か座って来た、その人物は黒服に身を包み雨も降っていないのに雨傘を頭に被っている、その人物を見た荒川はため息を付き思わず目を反らしてしまった

 

男「そう言う態度を取られると嫌なもんだな」

 

荒川「どうせまた依頼だろ、何で休憩中に来るかね~」

 

男「それは悪かった、だが許してくれ、新選組と歩きながら喋ると言うのも少し目立つのでな」

 

荒川「こうやって喋るのも目立つと思うが?」

 

男「外には屋根や路地裏があるがここには玄関と窓しかない、窓の外は一応張っているしそんなに目立つ事はしてはいないさ」

 

荒川「どうだか」

 

そう悪態を付きながら魚の身を口に入れる、魚の風味が口に広がるがこんな状況ではまともにそれも楽しめない

 

荒川「んで?お邪魔虫の頼み事てのは?」

 

余程話したくないのかあの荒川が会話を切り本題に入るように誘導した、男の方も雨傘の方で顔が見えないがため息の音が聞こえ本題に入った

 

男「さて今回の依頼だがまあ前とそう変わらない、実は家の方でまた密偵が見つかってな、そいつが長州藩の方で雲隠れしていて俺たちじゃちょっと手を出しづらい、梅小路町の空き家に集まっているそうだ」

 

荒川「それで警察である俺の出番ってわけね」

 

男「そうだ、家との関係上あまり藩とのもめごとには首を突っ込みたくないし中を悪くしたくはない」

 

荒川「お仕事が減るからか?」

 

男「そうだ」

 

荒川「商人め」

 

からかい紛いで言った言葉をまともに返された、しかも恐らく自分たちでも片付けられるというのに商売が減るのを恐れこっちに流してきたのだ、恐らく見回り組にも同じような事をしているのだろう

 

荒川「まったく、便利屋みたいにこっちを使いやがって」

 

男「だが藩に関わっているのは本当だし、そいつは窃盗や一般人を殺してもいる、それを捕まえるとしたら警察の仕事だろう?」

 

荒川「私兵のように使われるのが嫌なだけだ」

 

男「名高い新選組の隊士にそんな事はしない、それにこっちはそっちの頼みを聞いてやっているんだ、実際にもう貰ってやっているんだろう?」

 

荒川「っけ」

 

少し押され気味に言われるが気に入らないのか嫌そうに声もあげながら顔を渋らせた、男の方も手で頬を掻きながら少し同様している

 

男「まあ家の大将もあんたからもらった物が凄いのかあんたがやりやすいように色々動いてくれてんだ、頼んだよ」

 

荒川「…」

 

男はそう言い残し席を立ち店の入り口から出て行き姿を消した、荒川はため息を吐き悪態も付きながら飯を口の中にかきこんでいく、そして食べていた別の食べ物を注文しながら焼け食いしていった、食べ終わった後もその表情は消えず店主に金を渡しそのまま出て行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仰「どうだった?彼の反応は?」

 

男「案の定嫌な役回りを任されたと少々渋っていました、ですが大将の言う通り例の話を出したら引き受けてくれましたよ」

 

仰「まあそうだろうな」

 

仰は自分の屋敷でさっきのやり取りを男の報告とともに聞いていた、壁には多彩な装飾品があり壁には掛け軸や陶磁器、中もよく作られており戸には北斎が描いた波の絵が描かれていた、そんな中仰は地面に置いてある机の前に座布団の上に座りながら茶を飲み男の方は部屋の隅で立ちながら報告を続けていた

 

男「にしてもまさか大将があそこまで応じるとは思えなかったな、しかも頼まれてない事まで…」

 

仰「まあ私も迷ったがそれなりの物を提示してくれたからな、取引も対等な物にしてもよかったんだが借りを作っておきたくてな」

 

男「大将がそこまで言う何て、どんな取引したんですか」

 

仰「それはあいつと私だけの秘密だ、すまんな」

 

男「そりゃないぜ大将~」

 

仰「許せ冨波」

 

そう冨波と呼ばれた男は不満げな顔をしながら不満げな声も上げている、そんな様子を見ていた仰は苦笑しながら眺め茶を一口飲む、そんなやり取りをしていると冨波が動き出し仰の前に立ち戸の方を見て腰にある刀に手を掛ける、すると戸が数回叩かれた

 

冨波「誰だ?」

 

川口「川口でございます」

 

仰「入れ」

 

それを聞いた冨波は仰の横に付くと戸が開かれる、そこには冨波と違い栗色の着物を着た人が廊下に座っていた

 

川口「仰様お客様でございます」

 

仰「誰だ?」

 

川口「それが新選組の方でして…」

 

それを聞いた冨波と仰の二人は顔を見合わせる、まだ荒川に依頼してそんなに経っていない上にまだ日も落ちていない、冨波の方は何故と頭を悩ませ仰の方は何か問題があったのかと思うがそれとは別の質問をしてみる

 

仰「それは誰だ?荒川か?」

 

川口「いえそれが、一番隊の隊長でして」

 

それを聞いた仰は思考を巡らそうとしたがまず会う事に決め茶を置きその場から立ち上がる

 

仰「わかった、客間に通せ」

 

川口「わかりました」

 

それを聞いた川口は部屋から視線を外し自分の横の方に顔を向けるとそこから少し遠い場所に一人の使用人が立っており川口が手で軽く合図をするとその使用人が軽く頭を下げ沖田を呼びにいきその間に川口が客間の方に向かい直ぐに二人も客間に向かった

 

冨波「どう言った要件でしょう、荒川の様子を見ても藩と話しているのは気づかれていない筈ですし」

 

仰「噂と部下からの情報から考えても欲はなさそうだからな、もしかしたら俺と敵対している幡部か胡馬辺りが仕掛けてきたかだ」

 

冨波「後で使いを放って調べさせます」

 

仰「ついでに裏切った奴がどんな奴なのかわからんから殺さずこっちに連れて来いと荒川に伝えて置け」

 

冨波「へい」

 

そうやり取りをしていると客間に付いた、冨波は入口近くにいた川口の方に近寄りさっき言っていた事を伝えると川口はすぐさまそこから離れていきそれを見届けた二人は客間の方に入っていった、そこは広々とした空間が広がっておりその真ん中の方には座布団が二つしかれており一つの方に沖田が正座して座っておりそのもう一つの方に仰が座りこみその横に冨波が立った、沖田は表情一つも変えずただ仰の方を見ていた

 

沖田「…随分騒がしいようで、何かありましたか?」

 

急に口を開いたと思ったらその第一声を聞いて思わず驚くがそれを表情に出さず押し止め崩さなかった、警察である以上周りの動きなどを見ておくのは常識なのを知っているのと今までの経験があったためそこまで動揺はしなかった

 

仰「いや何、帳簿の記載に誤りがあったのでそれを伝えただけだ」

 

沖田「そうでしたか、すみませんでしたつい癖で」

 

仰「そこまで気になさるな、逆に不安にしたようで申し訳ない」

 

沖田「こちらこそ」

 

そうお互いに譲り合いそれをすませると今度は仰が切り出した

 

仰「それで今回はどんな要件で?」

 

沖田「少し聞きたい事がございまして、家の隊の副隊長の事なのですが」

 

それを聞いた仰は少し焦るがまだ目的が明確化していないので沖田の言葉を止めず耳を傾ける

 

沖田「最近貴方様の依頼をあい…副隊長がよく引き受けているようでその理由が気になりまして」

 

仰「ああ彼か、いや特にこれと言った理由はないのだが彼とは最近仲良くなってなそれで家の方で色々困っていたら彼が手伝ってくれると言ったのでな、それに甘えるような形で頼んでいるのだ」

 

沖田「それにしては随分と多いようで」

 

仰「何分こんな時代だからな、片付けた先にまた起こるのだ、彼を酷使していると言う自覚はあるし別にいいと言っているのだが彼が聞かなくてな」

 

嘘はあまり言っていない、あちらこちらで問題は起こっているから困っているのは本当だ、ただ彼を酷使しているのを気にしてるのは嘘だが彼の性格を考えてもありえる話だ

 

沖田「そこまで忙しのでしたら私たちも手伝いましょうか?一人よりも人数が多い方が良いと思われます」

 

仰「いや大丈夫だ、多いと言ってもそんなに重なって起こる物でもないし連日で起こる物でもない、それにあまり他の人には知られたくないのでな」

 

沖田「そうですか…」

 

そう言葉で返し軽く笑みを作っているがあまり納得はしていないように見える、それもそうだこんなの言い訳にするには苦しすぎるし何より新選組はあまり貴族の事を信用していない、あまり不信に思われたくはなかったが力が強い依頼主が隠し事をするのも珍しい事ではないし新選組は貴族の事情等あまり興味がないが何だか少し食い気味にこられているので下手したら深く探られる危険がある、だが何故こんなに食い気味に聞いてくるのだろうか?彼女の事を考えて見てみると依頼何て終われば興味なさそうに終わらせてたとえ気になった事があっても聞かなかったのにそこが不思議だ、しかもさっきから聞いてくるのが荒川の事ばっかり…!

 

仰(あぁ、あり得るかもな…)

 

そこで仰はある事に考えが行き着いた、今までの事を考えると沖田のこの行動は不思議に思える、政治をしている連中や依頼の内容には興味がないのは今もそうだ、こちらにはまったく興味がない、だが自分の副隊長の事は気にかけてはいる、だが彼女は自分の部下の身は自分で守れと言うだろうしたとえ副隊長でもそれは同じだろう、荒川も恐らくこの仕事に不満があるだろうしあの性格だ、隠す事はするだろうが顔には出るだろう

 

仰(恐らくそれが気になって来たと言う感じだな、彼女の性格からして考えられないが…これは惚れ始めているな)

 

今は気になる男位だろうが今まで恋愛をしてきた口でもなさそうだし男と遊ぶにも慣れていなかっただろう、だがあの荒川と関わっていくうちに心を許し始めてるのだろう

 

仰(残虐非道の新選組、その一番隊の隊長がな、随分と人間らしくなったものだ)

 

改めて荒川の不気味さをしりながら心の中で苦笑する、そういえば前会った時とは違って心が今は生きている、顔に表情が自然と浮かびそれから彼女の気持ちも感じ取れる、その上彼がやろうとしている事をしったらもはや確実だろう

 

仰(さてどう会話を続けようか、あいつがやろうとしている事も気になるし今のうちに色々聞いておくか)

 

小さな警備隊だが腕は確かだ、今のうちに人脈を作っておくのもよいだろうと思い彼女との話合いを続ける事にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

荒川「たく、殺せだの殺すなだのどっちなんだよ」

 

もう日が落ち夜になった中荒川は愚痴を溢しながらそばにあった石を蹴とばした、あの後依頼を受け場所に向かい長州藩もろとも叩きのめした、その密偵は奴らに渡し金を受け取った後その場で解散となった、ここ連戦で刀を酷使したためか刀の方がボロボロになりかけていた

 

荒川「まあ消耗品だから仕方ないか、意外と愛着あったんだがな~」

 

刀を変えるため今新選組お抱えの鍛冶屋に向かっている、屯所で刀をもらっているので実際に鍛冶屋など行った事がなかったのでどんなところか見てみたかったのだ

 

荒川「え~とここを右に曲がって、お?」

 

暗いので足元を確認しながら行き場所を思いだしながら行くとある家の近くで揉め事が起こっていた、一人はガラの悪く身なりも悪い男が少し老けた爺さんに詰め寄っていた

 

男「何でだよいいだろうが刀ぐらい!!」

 

?「いやだと言っておろう、お主にそこまでの才覚はなかろう」

 

男「なんだと!?」

 

荒川「はぁ…」

 

疲れているので無視したい所だが警察と言う立場にいるので見過ごすわけにはいかず取り敢えず割って中に入る事にした

 

荒川「はいはいそこまでにしとこうな」

 

男「あぁ!?誰だて…め」

 

邪魔をされて切れ気味なっていたので案の定こちらに怒鳴り声が飛んでくるが荒川が着ている羽織を見てその顔は青ざめていく

 

男「こんのぉ…じじい覚えてろよ!!」

 

男の方は案の定言葉を置いて逃げ出しその場から走り去っていった、荒川の方はそれを見届けると老人の方を向くと何故か老人の方は荒川の方をじっくりと見ていた

 

荒川「な、何か?」

 

?「お主、何故ワシを助けたのじゃ?」

 

荒川「え?そりゃまあ、助けたかったから?」

 

?「お主もワシの刀を狙っておるのか?」

 

荒川「ん?」

 

荒川の方は話がわからなくなっていったがとりあえず何故助けたかの理由を解いているようだ、その言葉を聞いてついある男の事を思いだしてしまう

 

士郎『別に理由何てないよ、困ってたから助けた、それだけさ』

 

荒川(懐かしいなぁ、あいつ桜とうまくやってるのかねぇ)

 

あの甘さの塊のような友人の事を思い出しつい苦笑してしまう、それを見た老人は目つきが鋭くなり荒川を問い詰める

 

?「何がおかしい?」

 

荒川「いや悪い、ちょっと友人の事を思い出しててな、別に深い理由はないよ、困ってたから助けただけさ」

 

そう言い残しその場を去る、刀を直さないといけないので鍛冶屋の方に急ぐ

 

?「…待て」

 

荒川「?」

 

するとその老人に呼び止められた、その声に引かれるように後ろを振り返る

 

?「助けて貰って礼も無しに別れては何だか後味が悪い、ワシの家が近くにある、茶でも飲まんか?」

 

荒川「いやけど俺今から刀を直しに行くのよね」

 

?「それなら都合がいいワシは鍛冶屋じゃ、その刀も見てやる」

 

荒川「あれいいの?多分気に入らない奴には作らないタイプだろう?」

 

?「そうじゃが今の所そんな様子はお主からは感じられん、逆に気になっておる」

 

荒川「う~んそこまで言うのなら、お邪魔しようかね」

 

荒川はその誘いを了承し爺さんの後について行く、そして周りより少し大きな家に老人が入っていきそれに続くように荒川も中に入る、ここの家はどうやら部屋が分断されており奥に仕事場があり入口近くは生活スペースのようだ、荒川は置かれている座布団に座り老人の方は茶を用意してこちらに渡してきた

 

荒川「あ、うまい」

 

?「それはどうも、さて刀の方を見せてくれるか?」

 

荒川「いいよ、ほれ」

 

そう茶を飲みながら片手で刀を腰から抜きそれを老人に渡す、老人の方は鞘から刀を抜き状態を見る

 

?「酷いの、刃こぼれも酷いし刀身にガタがきとる、こりゃ変えた方がいいぞい」

 

荒川「まじか、まあ仕方ないか」

 

?「何ならワシの刀をやろうか?ちょうど似たような奴が幾つかある」

 

荒川「金なら払うぜ、幾らだ?」

 

?「やる刀による、じゃがその前に聞きたい事がある」

 

荒川「答えられる範囲でいいなら」

 

荒川の方は茶を飲み終え湯呑を置き老人の方を向く

 

?「お主、勤王志士の事をどう思っておる?」

 

荒川「どうって?」

 

?「感じた事を述べるだけでいい、話せ」

 

顎に手をやり少し考える、老人の方は言葉を待ちその場で動かずじっとする

 

荒川「そうだな、まあ言っちゃ悪いが過激派集団だわな」

 

上層部に不満を持った者たちが集い世の中を崩そうとしているのだからその言葉に行き着くの当然だ、未来人にとってはテロリストには変わりないのだから

 

荒川「けどそれほど世の中を考えてると思うぜそいつらは、それに上の奴らが平和的に連中の話なんか聞く訳なけないからこうなっちまったのは仕方ないのかもな」

 

腐敗した世の中で政治を行っている者はだいたい傲慢で自信過剰でプライドが高い、己の理想を反対するような奴らと仲良くテーブルに着く何て考えられないしそもそもする気もないだろう、だから今志士が反逆をしているのだ

 

?「んじゃ次に聞こう、お主は何故刀を握る?切るのが楽しいからか?」

 

荒川「楽しいから刀を持つんじゃない、俺が生きるためには刀が必要ってだけだ」

 

?「と言うと?」

 

荒川「こんな世の中だからな、綺麗事はあまり言えないしかと言って非道にははしりたくはない、刀は飽くまで自分が生きるために使うだけでもちろん人は切ったりするけどあまり殺しはしないさ、まあ俺が殺されそうになった時とかはやっちゃうけどさ」

 

人はなるべく殺さないが危機が迫った時、あるいは状況によってころさなければならない時は殺すだろう、相手だってそうだしこの時代の生き方はこれだろう

 

荒川「まあ戦乱の世に生きる者の定めだから仕方ないんだろうけどさ、嫌な事正当化させるのってつらいよ」

 

自分にとっては関係ない事だと思っていたがこうして昔の人がやっていたような人殺しをするのは少し辛い、最初は手元が震え怖がっていたが旅をし続けるうちにそれが無くなっていってしまった、戦い続きの旅だったから仕方がないのだろうがやはり同族を手にかけるのは怖い

 

?「やめようとは思わんのか?」

 

荒川「そう思ったんだけど少し気になる奴を見つけたんでね、多分無理かな」

 

?「そうか…」

 

何処か遠くを見つめ少し寂しそうな声を漏らす荒川、それを静かに見ていた老人は少し下を向き何か考え事でもしているのだろうか目を動かしている、すると急に老人が立ち上がり仕事場の方に向かった、荒川の方は困惑し仕事場の方を注視して少し経つと老人が刀を持ってまた座りなおした

 

?「ほれ、これじゃ」

 

荒川「どうも」

 

荒川はそれを受け取り早速それを鞘から抜いてみる、その刀身からは謎の圧を感じその焚火に照らされて光る刃も不気味な程きらめいていた

 

荒川「ほへぇ~何か知らねぇけどすごいな、俺が持っていた奴とは大違いだ」

 

?「ほうわかるのか?」

 

荒川「嫌正直何が凄いのかわからないけど前持ってた刀より良い刀だと言うのはわかった」

 

そう中半まで抜きさらにじっくり見つめる、老人の方は少し驚いていた

 

荒川「けどこれ高そうだな、俺の手持ちで足りるかな」

 

そう懐に手を突っ込み財布を取り出す、こうなるのなら銀行に預けてある金も持ってくるんだった

 

?「金はこれくらいじゃ、もし足らんかったらまた顔を出すがいい、基本ここにおるし何ならまた刀を見てやらん事もない」

 

荒川「そりゃありがたい」

 

?「それとこれを持って行け」

 

すると老人から投げ渡された物を手で何とかキャッチする、それは小刀ともう一つはある品だった

 

荒川「銃!?えこれどこで?」

 

?「知り合い経由で手に入れた物でな、興味深い物じゃぞ、鉄の塊を高速で飛ばす事ができ…」

 

その説明をしようとする前に荒川は銃を構え引き金を引く、それを見た老人は驚いたが弾は抜いていたので弾丸が発射されることはなかった

 

?「お主使い方がわかるのか?」

 

荒川「ま、伊達に生きてないしね」

 

?「ははは、不思議な男じゃ」

 

荒川「そうだこの二つの刀名前何て言うの?」

 

?「飛来に小狼じゃ、飛来は鳥の強襲の言葉で小狼は昔小さな狼が山で遠吠えしているのを見かけてな、それを見て名付けたんじゃ」

 

荒川「へ~狼もいるのか、一回見てみたいな」

 

?「ふふ、大分昔の話じゃよ、弾が無くなったらワシの所にくるがいい」

 

弾が入った袋を受け取り懐にしまい刀も装備して入口に向かった、だが何か思い出したのか老人たちの方に振り返った

 

荒川「そういえばじっちゃん名前何て言うんだ?」

 

?「ワシか?わしは癸生川 笄と言う、癸生川でよいぞ」

 

荒川「そうか、んじゃ癸生川のじっちゃん、今度金持ってくるからな~」

 

癸生川「おう、またこいよ」

 

そう言い残し荒川はその場を出た、腰にある刀の柄を掴み嬉しそうに刀を鳴らしながらその場を去っていった




やっぱり今と昔とじゃ価値観違うからこんな考えになっちゃうのよね、荒川君の場合旅の経験がある分まだ割り切れてるけど、それと沖田ちゃんの方もやっと意識し始めている感じです(まあそりゃ気になるよね普通)それを一瞬で見破る仰の洞察力と情報網よ

ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?

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