荒くれもの人生 侍 活動中止 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
荒川「はぁ~つっかれたぁ~」
そう背伸びをしながら町を歩き異常が無いか見回る、最近仰の仕事を受けるのが多いためだろうか顔が疲れておりだるそうに手を下にぶらぶらしながら移動していた
荒川「あれの結果がわかるのはまだ先出しなぁ、最終的にはどうすっかだな」
何かをぼやきながら階段を上がると屯所の門が見えた、門番の人に軽くあいさつをして中に入っていくと何やら隊士たちが集まって何かしている、何だろうと思い近くにいた隊士に声を掛けた
荒川「何かあったの?」
隊士「ん?あぁあんたか、実は山崎さんがある情報を持ち帰ってさ、それで今隊長たちが会議を開こうとしてるんだ」
荒川「全員か?」
隊士「あぁ、結構やばい話らしいぜ、谷さんも死んじまったのに、またひと騒動起こるかもな」
荒川「……」
それを聞いた荒川は会議室の方を注視する、戸は固く閉ざされておりそこの近くには誰もいない、荒川は何だかそわそわしながらその様子を見ていた
荒川「制札?」
しばらく屯所で待っていると沖田と会議の内容を話していた、屯所の空けた庭で行い他の隊士もいるが大抵屯所の廊下や縁側を歩いていたりするのでこの庭には誰も立っていなかった
沖田「そうです、あなたが来る前に京都から追放された長州藩勢力が暴動を起こしました、無事に鎮圧しましたがそれ以降制札が増えたのですが、最近それを剝がされるのが目立ってきましてね、それでその犯人を捕まえようって作戦です」
どうやらまた余計な事をしている馬鹿がいるようだ、それでその悪さをしている奴を探すためにその剥がされている地区で待ち伏せして捕まえようって話らしい、所で…
荒川「少し聞いていい?」
沖田「何です?」
荒川「制札ってなに?」
沖田「……」
する案の定沖田は目を細めた冷たい目が荒川の方に向けられた、いやだって仕方ないじゃん?最近忙しかったしそれにそこまで興味がなかったし、ね?
沖田「制札って言うのは禁令や法規などを箇条書きに記して道端に立てた札の事です、よく貼られてたでしょう?」
そう呆れた表情をしながら説明をする、今でいう新聞や提示版等のような物で木の札を目につくような高さで紙などに書きそこに貼り何かの知らせ等はこれを通して行われる、今まだ知らせ等は人から聞いたりしていたので荒川の方は普通に忘れていたようだ、沖田の前で手を振り軽く謝罪をする
荒川「いやわりぃわりぃ、つい忘れてて…」
沖田「……」
だが何故か沖田は呆れた顔を変え顔にシワが少しより渋らせている、荒川はその表情から焦りを感じたのか思わず沖田に聞いてしまった
荒川「ど、どうした沖田?」
沖田「…あなた、ホントに日の国の人ですか?」
その言葉を聞いた荒川は思わずその場に飛び上がりそうになってしまった、何とかその衝動を抑え返答しようと何とか口を動かす
荒川「な、なんでそんな事聞くんだよ」
沖田「…前から思っていましたがあなた国の常識の疎すぎます、最初見かけたときの服装だったり今の事だったり…たまに変な言葉使うし」
荒川は今まで時代を旅をしてきたがその時は同じ境遇の人だったので話す事ができたのだが今回は違う、完全に自分の故郷日本であり久々に帰って来たためでもあるのだろうか少し嬉しくて口が軽くなってしまったようだ
荒川「ほら前にも言ったろ?若い頃から外国とかに出向いててそれで癖が移ったって」
沖田「…あなた嘘つくとき下手ですよね、わかりやすい顔してますよ今」
『あなた…嘘が下手ですね』
『嘘をついてはいけませんよ』
『相駆らわず嘘が下手だね君は…練習をしたらどうだい?』
そう昔から言われ続けたダメ出しをまた言われてしまった、最近は自重しているが思った事は口に出すタイプなので嘘をつくとき良い理由が思いつかず苦しい言い訳が出るのだ、人をおちょくる時の口は最高なのだが、沖田は嘘をつかれたのが気に食わないのか冷たい目を一瞬向けると後ろを向いてしまった
沖田「…私には正直になれって言った癖に、あなたはしないんですね」
荒川「ち、ちがうよ、ホントに日本人何だって」
沖田「それじゃ生まれは何処なんですか、私それを聞いた事ありません」
荒川「尾張だよ」
取り敢えず今思いついた昔の地名を咄嗟に出してみる、今の状態だと土佐や長州等を上げると下手な疑いを掛けられそうだ、だが沖田は顔をこちらには向けずこちらに自分の後ろ姿を見せていた
沖田「…また嘘ついた」
荒川「だから、嘘何か…」
誤魔化そうと沖田に近づき沖田の肩に手を置こうとした時沖田が急に振り返りその手を振り払った、その表情からは悲しそうに眼に涙を浮かべ辛そうな表情を浮かべていた、それを見た荒川は思わずその場で唖然としてしまい手を祓われた状態で固まってしまった
沖田「平然と嘘をつくんですね…私は嘘なんかついてないのに」
荒川「いやそりゃないだろ、お前体が弱いのにそれ大丈夫とか嘘言ってただろ」
沖田「でもそれはもう終わったじゃないですか、その時の事は正直に話したでしょう」
荒川「でもお前また無理して倒れそうになっただろうが」
沖田「今は関係ないでしょう?何で私の事を出すんです?」
荒川「お前が無理するからだ、そろそろ本当に倒れるぞ」
沖田「それが関係ないって言ってるんです、それに私の最初の質問に答えてない、何で嘘をついてるのか聞いてるんです」
荒川「だから言ってるだろ、旅をしてきたって」
沖田「そんな年齢には見えない」
荒川「そりゃ俺だって旅はしたくはなかったさ、けどするしかなかった」
沖田「何で」
荒川「それは…」
それを聞いた荒川はどう答えたらいいかわからなかった、いやそれを自分でも知らないのだ、ただ気ままに生きていたら何故か飛ばされしかも若い頃の自分に戻りただ飛ばされる所か時代を超え飛ばされ続けた、何故こうなったのか何故飛ばされるのか何て自分に聞かれても困る
荒川「わからない」
沖田「そんな、ふざけないでくださいよ、自分でやってきた事でしょう?」
沖田は呆れたように荒川に投げかける、人間の旅と言うのは必ずしも目的がありそれにそって行動をする、世界を見て回りたいとか海を見て見たい等の簡単な理由があればいい、それでもなければ旅何かやっていける訳がない
荒川「俺だって知りたいぐらいだ、自分でもわけのわからない事ばっかり起こるんだ、何でかまた知らない場所にいるし俺だって何が起こっているのかわからないんだ」
沖田「まじめに答えてください!!」
荒川「だからわからないんだよ!!!」
少し熱が上がっていきそれを聞かれた瞬間思わず叫んでしまった、自分でさえもわからないのだこうやって旅をしている理由が…いつもわけのわからない場所に飛ばされてしかも飛ばされる時タイミング何かしっちゃかめっちゃかだ、数日で飛ばされる時もあればこうやってたまに長い時間こうやっている時がある、荒い息をたてながら沖田を睨みつけてしまいそのせいか沖田は少し怯えた様子でこちらを見ていた、それを見たためだろうか熱が冷めていき心の中が罪悪感が広がってしまった
沖田「っ」
荒川「お、沖田」
沖田がその場から駆け出し荒川はそれを止めようとしたがどう言葉を駆けていいのか思い浮かばず手を沖田の方に向けるだけで精一だった、荒川が最後に見たのは涙が瞳に溜っていきそれを必死に堪えている沖田、沖田が消え冷静さを取り戻したのか手を下げ追うか追わない迷ってしまうがその前に後悔が勝り思わずため息を吐いてしまう、縁側を歩いていた隊士の何人かは唖然としながらその光景を見ていた
その後沖田は街の方に来ていた、時間はもう日が沈みかけそうになっており家の方では明かりの準備をしていた、そんな中を顔を伏せ寂しそうな表情をしながら適当に道を歩いていた、そしてふいに視界に入った小石を見つけるとそれを前に蹴り飛ばしそしてまたその小石まで追いつくとまたその小石を蹴り飛ばした
沖田「ばーかばーか」
さっきの会話を思い出しながら少し拗ねていた、確かに普通に考えて見ればふざけた話だと思うが荒川の表情からは嘘を言っているようには見えなかった、いつもの沖田なら少し考えれば彼が嘘をついていなとわかる筈だろうに今回の作戦は沖田は外されたのでイラついてしまいつい彼と喧嘩をしてしまった
沖田「……」
そしてまた石を蹴り飛ばすとその石は道の真ん中からそれ近くにあった小さな店の前に転がっていった、店の準備をしていた店員はその不意に転がって来た石を見つめて顔を上げると沖田と目があった、伏せ顔だったので少し睨み顔に見えたためか苦笑いを作って気まずい雰囲気を流しながら店の中に入っていった
沖田「…はぁ」
沖田はそんな事等気にせずただ前を歩き続けた、今回は特に用事もないし酒場で酔うのもいいかもしれない、いつもなら彼がいるが今は彼と会いたくないので一人で行く事にした、彼に釣られ行きつけになってしまった酒場に向かい店の中に入っていった
沖田「こんにちは~」
女店員「あ、沖田さんこんにちは」
沖田「こんにちは」
もはや顔見知りとなった店員さんと軽く挨拶を交わし近くにある席に座る、靴を脱ぎ畳の上に上がりテーブルの前に正座で座る、周りには客はだれもおらずガラリと空いた席が目立つ、所々ある柱は古見を感じさせる茶色をしておりには明かりを灯す提灯がある、入口から見て右奥に厨房に行く戸があり左には客が座るための席と集団で食べるための席もある、沖田はそんな集団で飲むための席についていた
店員「何にします?」
沖田「取り敢えず甘酒とお団子を一つずつください」
店員「かしこまりました」
そう言うと店員は綺麗に礼をして厨房の方に行った、沖田は席に座りその場でじっと待つ、何故だろうあか自分で決めてここに来たはずなのに心の中に大きな穴が空いたままだ、しかも彼の事を考えないようにしているのに何故か彼の事ばかり考えている、今まで口喧嘩何か腐る程やってきたが彼のあんな真剣な表情何か見た事なかった
沖田「……」
店員「お待ちしました、甘酒といつもの三色団子です」
沖田「ありがとうございます」
机の上に置かれた甘酒に盃、そして皿に盛られた二つの三色団子、甘酒を持ち盃に注ぎその盃を一気に飲み干した、そしてまた盃に注ぎ三色団子を半場焼け食い気味に食べ一緒に食べる、それを隣で見ていた店員が若干引き気味に聞いてきた
店員「ど、どうしました?何かいつもより機嫌悪そうですけど」
沖田「あ、すいません、気に障りましたか?」
店員「いえその、何があったんですか?いつもの彼もいませんし…」
ここに来る時はいつも荒川と一緒に行くのだが今はいない、いつもチャラチャラしてる癖に話し上手でしかもたまに八つ当たりしても何も気にせず聞いてくれた、外面からは考えられないほど我慢強くそして冷静にこっちの意見を聞いてくれた、そんな彼がいつもと違って怒らせてしまった事に少し罪悪感を覚え謝るのが辛くここに逃げてきたのだ
店員「何で彼と別れちゃったんです?」
沖田「あの人が何も話してくれないからです、自分の身近な事や家族の事何かは話してくれるのに自分が今まで何をしてきたのか話の深い所までは教えてくれないんですよ、それで何かこう…距離取られてる感じがして…」
それを聞いた店員は小さく頷きながら納得していた、確かに下手に隠されるとそうとらえられるのも仕方ないのかもしれない
店員「でも彼も悪気はないんだと思います、いつも一緒にいる所見かけますけど悪い人には見えませんし」
沖田「そんなの知ってますよ、私が一番知ってるんですから」
そう恐らく彼にも悪気はないのだ、ただいつまでもじらされ続けられたのとそして今回の任務を外されたのが重なってイラついてしまって思わず当たってしまったのだ、不貞腐れたように五杯目の酒を飲むと顔を机に乗せ顔を店員の方に顔を向けると店員の方はニコニコしながら沖田の方を見ていた
沖田「…何ですかその顔は」
店員「いえ、ホントにあの人の事好きなんだな~って思って」
それを聞いた沖田は思わず顔を赤らめその言葉を否定する
沖田「だだ、誰があんな捻くれ者なんか!別に好きでもなんでもありません!!」
店員「別に嘘はつかなくてもいいですよ?だってあの人と話す時一番楽しそうでしたし」
沖田「あ、あれはあの馬鹿が無理やり誘っただけで…」
店員「いえいえ舐めないでください、彼に顔を見られないようにした後よく笑ってましたよ」
そうウインクしながら人差し指を前に出し得意げに話している、沖田の方は図星を付かれたためか口をパクパクさせ顔も赤く染めながら少し軽いパニックをしていた
店員「ふふ、彼もよく言ってましたよ?彼女の笑った顔も綺麗でかわいいとか、素直じゃない所も逆にいいとか…」
沖田「もういいです!!私はあんな奴好きじゃありません!!!」
店員「本当ですか?」
沖田「そ、そうです、私は…」
店員「好きなんでしょう?」
沖田「だ、だから」
店員「好きなんでしょう?」
沖田「っ」
有無を言わさない詰め寄り方をしてくる店員、と言うか店員なのだろうか?何だかすごい馴れ馴れしい感じで話しかけてくるのだが
店員「嘘は、つかないんじゃなかったのでは?」
沖田「うっ」
会話の揚げ足を取ってくる女店員、またもや得意げに言ってくるその顔はどや顔で出来上がっており腕を組みながら沖田の方を見る、沖田の方はプルプルと体が振るえ始め我慢をしていたのだが酒のせいで枷が緩かったのか我慢が出来なかった
沖田「ええそうですよ!!悪いですか好きな人の事を知ろうとするのは!?」
そう何故か切れ気味に返された、持っていた盃は大きく机に叩きつけられる
沖田「いっっっつもそうですよ隠し事ばっっかり!!!あれだけ偉そうな事言ってる癖に自分はするし仕事の時はチャラチャラしてしかも問題ばっかり起こすしその癖私の心配ばっかりする!!何なんですかあの人私の保護者か何かですか!?そのせいか私何て子供扱いだしなのに私の事口説こうとするし何がしたいのかわからないし!!」
そういつも間にか置かれていた甘酒の二個目をそのまま口につけ飲み始めた、店員の方は恐らく客が来ないせいでもあるのだろうが沖田の相手をしている、沖田の方もかなり酔い始めいつもの敬語も抜け始めている
沖田「ええそうですよぉ私は病弱な最強剣豪沖田さんですよぉ、胸は小さくありませんよぉたださらしで潰しているだけですよぉ何が小さいだばぁ~か」
店員「うわぁ、あの人が酒をあまり飲まず話だけしていた理由がわかったかも」
病弱って言う理由もあるのだろうが恐らくこうなるとわかっていたのだろう、あの冷静沈着な沖田の姿はもはやどこにもなくただめんどくさい沖田さんが出来上がっていた、店員の方も若干圧に押され気味になっており沖田の方は甘酒三杯目に手を出している所でもう出来上がっていた
沖田「しかもあいつ私にはそう言う目を向けない癖に店の人とか女中にはものすごい口説きに始めるんですよぉ?こっちの気も知らずにふざけやがって」
店員(酒を飲ませると意外とちょろいですね)
沖田「あ、今めんどくさいとか思いましたね」
店員「いえそれは最初からです」
沖田「そうですかめんどくさいですか、あぁもう私の何が不満なのですか!?」
店員「そういうとこですよ」
いつの間にか冷静になった店員が酔っぱらった新選組の隊長に突っ込みを入れるとゆう随分シュールな絵面が出来上がっており沖田はさらにそこから四杯目に入ろうとする、皿に盛られていた団子もいつの間にか消えていた
沖田「団子は~?団子は何処に行きましたか~?」
店員「わぁ…」
四杯目に入った時点でデロンデロンに酔い始めたためか沖田がめんどくさい酔っ払いに進化してしまった、店員の方も煽り過ぎたと思い止めようとするがこう言った人は止めるのは難しい、案の定軽くあしらわれてしまい対応に困っていた
荒川「沖田~いるか~?」
その時店員にとって救いの手が来たようだ、声がする方向を振り向くとそこには店に入って来た荒川がいたのだが何かを察したような顔をしている、沖田の方は振り向かず皿と遊んでいるようなので荒川の声は聞こえていないようだ、荒川は立ち止まり頭を掻きながらどうしようか悩んでいるが取り敢えず話かける事にしたのか店員に近づいて来た
荒川「あ~酔ったか?」
店員「酔いました」
荒川は店員の前で顔に手をつきため息を吐いた、店員の方は新しい客が来たため接客モードに入った、そして荒川は視線を沖田の方に移し近づいていった
荒川「お~い大丈夫か?」
沖田「来ましたねこのたらし野郎、今度は店員さんでも口説く気ですか~だったら私の見ない所でやってくれませんか~?ていうかささっと来てくださいよもう四杯目ですよこれぇ!!」
荒川「はいはいわかったわかったから早く帰ってさけくさ!」
酒を持ち上げた手で人差し指を立てそれをこちらに向け話けて来た、外から見て見ると酷い絵面であの荒川が珍しく引き気味になっている、沖田は席に座ったままよくわからない挙動をしながら荒川と会話をしている、荒川はそれを止めようと沖田の手を取ろうとしているが沖田はそれを振り払っている
沖田「やめろぉ触るなぁこの変態!!今更来ても遅いんですよ!もう沖田さんはあなたの事何か知りませ~ん!」
荒川「俺が悪かったってだから帰るぞ、新選組の作戦行動中にもし呼ばれたとしてその時二日酔いでしたとか恥ずかしいぞ?」
沖田「知らない!!私は知らない!どうせ呼ばれませんよ私は病弱でよく倒れちゃいますよ~だ」
そう拗ねながらぷいっと顔を机に向け酒を飲み始めるが荒川がそれを止め沖田の腕を掴み少し強引に立たせた
荒川「ほら帰るぞ、後でいっぱいはなしてやるから」
沖田「離せこのすけこまし!」
荒川「おい汚い言葉を使うな、ほら立って」
沖田「うるさい!いつもあなたがつか…」
そう言わせる前に沖田を立たせ顔を胸に寄せ抱き寄せる、それを見た店員は頬を赤らめ両手で口を覆いそれをくいるように見ている
沖田「離しなさい、私がこれくらいで許すとでもぉ?」
荒川「俺が悪かったて…許してくれ」
それを聞いた沖田は渋らせていた顔が緩んでいき沖田が絶対出さなそうな汚い笑顔になっている、荒川は沖田の背中を軽く何回か叩き落ち着かせるた後胸から離し肩を抱き寄せゆっくりと席から離させる、そして落ち着かない脚を支えながら会計の前に立った
店員「確かに女性のお相手は得意なようですね」
荒川「まあ今まで癖のある女性を相手してきたからな」
店員「わぁ、そんな台詞言う人初めて見ました」
荒川「多分この台詞言えるの俺と…三人位だな」
店員「え!?あなたと同じくらいたらしの人がいるんですか!?」
荒川「たらしじゃない後汚い言葉使うな」
一度沖田を自分で立たせ言われた値段と同じお金を出す、それを店員が受け取り会計を済ませるとまだ沖田に近づき脇から腕を回し肩を入れ支える、沖田の方は少し眠たそうにウトウトしながら荒川に支えられる
店員「今度は二人で来てくださいね、ちゃんと仲直りをしてからです」
荒川「あぁ…話すのにいい機会なのかもな」
そう少し優しそうな表情で沖田の方を見た、最初に視界に入ったのは薄暗い空間で明かりにで照らされた綺麗な金色の髪だった、それを撫でるようにどかすと綺麗に整った細めた目から黄色の瞳が見えた、赤らめた頬と照らされた唇も相まってかそれからは女性としての美しさも感じさせている、そして不意にその瞳がこちらに向けられた
荒川「大丈夫か?」
沖田「…ふん」
不貞腐れたように顔を背けられた
荒川「すまなかったな、今まで…その…嘘をついちまって」
沖田「……」
荒川「さっきの話は本当だ、俺も何でここに来たのかはわからない、それを隠していたのは多分、俺の事信じてくれないと思ったから」
沖田「あなたが嘘を言う訳ありません、別に隠さなくても」
荒川「いやこれは話のスケールが違い過ぎるんだ」
沖田「また知らない言葉使った」
荒川「えっと、話の~大きさ、そう話の大きさが違うんだ、お前は頭がいいから多分これを言っても受け入れてくれないと思って…すまん」
そう歯切れた言葉を続けた謝罪をかける、沖田の方も少し冷静になったのか何も喋らず顔を伏せる
沖田「…私もその…すみません当たっちゃって」
荒川「いやこればかりは俺が悪い、ホントごめんな」
そう頭を撫でながら謝罪をお互いに口にする、その後少しの無言が訪れ気まずい雰囲気になり沖田が顔を上げるとお互いに目が合った、しばらく見つめ合うと荒川がその頬に手を添えた
荒川「全部話す、途中その、別の話があるけど…信じてくれるか?」
沖田「何言ってるんですか、今まで付き合ってきた中でしょう?」
そう優しくその手を包みそれに頬を押し付ける、目を緩め優しそうに荒川の方を見つめる、荒川も優しそうな目でそれを見続けている、その静かな時間の中ただ見つめ合い続けていると二人は奇妙な視線を感じそちらを向くとそこには頬を赤らめじっとそれを見ていた
荒川「あ…わりぃ」
店員「いやそこはやってくださいよ私なんか気にせず!!何でそこで辞めちゃうんですかそこで!」
荒川「え?何を?」
店員が受付の机に身を乗り出し手を叩きつけいきなり変な事を言い出した、それを聞いた荒川の方は何の事なのかわからないため首を捻っており沖田の方は顔を真っ赤にして伏せている
店員「彼氏さんもそこはもうちょっとグイっとやるものでしょうが!沖田さんもそこは流れに乗ってしなきゃ!!」
それを聞いて荒川は何かを察したように頬を掻き目が右往左往し始めた
荒川「あ~いや何か勘違いしてるようだけど…俺たち恋人じゃないぞ?」
店員「…え?」
荒川「え?」
それを聞いた店員は不意を突かれたのかポカンと口を開けている、それと同時に荒川もポカンと口を開け固まってしまった、沖田の方は顔を伏せたまま頬を膨らまして何故かそれが気に食わないのか顔を荒川から顔を反らしていた
イチャイチャしやがって(怒)喧嘩の直りが早いのはいつもしているやつにマジのやつがあったからです、まあ最初の荒川だったら絶対向こうから謝るまで引っ込んでたけど長い旅をしてきたのでいい奴になってるからこうなりました、次回は荒川の現状を沖田にお話しするよ
ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?
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書いてくれ!
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いらないです。