荒くれもの人生 侍 活動中止 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
和也「おらぁ!」
都の路地裏で和也が刀を振り上げそれを勢いよく下ろした、志士はそれを刀で受け止めるが和也はそれを直ぐに切り返し下から切り上げた、刀が弾き上げられそのまま相手を切り裂いた、血飛沫を上げ倒れる志士を最後に和也は刀を振って血を払い蹲っている志士の服で血拭きを行う
和也「刀の手入れって面倒だな、まあせっかく貰った刀だし大事にしないとな」
血拭きを行わないと刀は錆びるので行わないといけないので拭かないといけないのだがこの時代では紙が少し貴重品なのであまり使えないためこうやって相手の服や自分の服で拭き取り後は家でしっかり洗い後は油を塗ると言うのが普通の流れらしい、前までは刀の拭き方を知らずよくそのままにしていたのだがそれを見た沖田がやめるように言いそれを渋々受け入れたのだ
和也「悪く思うなよ…恨むのなら弱い自分を恨むんだな」
そう刀はそのまま抜き身のままその場を振り返る、夜な事もあってか先がほとんど見えないがそこは魔術回路で目を強化しているため多少は見えるようにしてあるため問題なく路地から出られた、そしてその近くを回っていると数人の隊士が手に松明をもって近づいてきた
隊士「副隊長、それは…」
和也「あの路地裏に何人か転がってる…朝になる前に片付けるぞ」
そう後ろにある路地を親指で指し支持を出す、今回は沖田は同伴しておらず何やら新選組で起こっているらし沖田の仕事を和也が変わりにやっているのだ、一応副隊長でもあり隊士との交流も多く信用もあるため特に問題なく進んでいた、肌寒い夜風が当たる中他の隊士と一緒に後処理をしていると他の隊士が声を掛けてきた
隊士「あの…少しいいですか?」
和也「何だ?」
隊士「その…家はどうなるんですかね」
和也「伊東の事か?」
沖田たちが招集された案件は伊東らの動きがおかしいようなのだ、聞いた話では土方と伊藤らの中が前より酷くなり会議の時も意見の違いからよくギスギスした状態で終わっている事が多いようだ、目立つのが伊東と藤堂のようなのだ
隊士「何で藤堂さんが…」
和也「確か試衛館の頃からいるんだっけか?」
隊士「はい、長い間一緒に戦って来たのに二人とも何で…」
和也「まあ見る限り思想の違いだろうな、俺は難しい事はわからないが人には譲れない物があるもんだ」
目の前で並べられた志士の死体を見る、肩から斜めに一線袈裟切りと呼ばれる切り方をされていた、和也はその志士の死体をなるべく丁寧に扱いそのまま運んでいく
和也「例え今まで戦っていた同士と別れるようになっても人は自分の信じた事をやるしかないんだ」
隊士「けどだからと言って…」
和也「何と言おうがこのままじゃ割れるのは時間の問題だ…正直あまり想像したくないがな」
何故こうなったのかは自分でもわからない、今まで新選組でかかわったのが沖田ぐらいしかいなかったためか伊東がどんな人物なのかもわからい、そのためあまり深い事は言えないため自分では止められないだろう
和也(身内で殺し合うかもしれんな…沖田にはかなり酷な話だろうな)
沖田には少し無理はさせたくないしストレスを与えたくない、その時は自分が変わりにやるしかないだろう、隊士たちの方も不安がっている、自分の方も嫌な感じは取れないまま仕事の後処理を終わらせた
茶の味が口に広がりその後に皿にのっていた三色団子を口に放り込む、ピンク色の団子からくる梅や桜の香りが口に広がり中々美味い、その次に釣られるように白の団子を口に含むが普通の団子の味がした
和也(茶は食べ終わった後に飲むべきだったかな?)
そう思いながらも飲み込み終えた後最後の緑を食べる、ヨモギの香りが広がり串を皿の上に置く、その後茶を飲み干しその場を立ち上がり日差しが指す場所に出る
和也「明日は沖田の様子を見に行かなきゃか」
薬は改良したとは言え毎日飲まなければならないが新選組の仕事をどうしてもしたいと言う事で傷を負わない限りは遅くはならないのだが症状が悪化しないか週に二回程付き添いの先生に確認してもらってるのだが沖田が来てくれと言う事なので暇をとって一日遊びに連れ添う事があるのだ
和也「ホント大人しくしとけよなまったく…まあ嬉しいけどよ」
好きな人と一緒にいる事は嬉しい事だ、前の世界では自分に好きな人ができるなんて思いもしなかった、普段は冷静沈着で少し冷たい感じがするが素の時はそうじゃない、子供のようにはしゃぎさらに可愛い反応をするあのギャップが凄まじい、しかも初めて知ったが小さいあの体にあの胸の大きさはずるい!しかも体は抱かせてはくれるがそう言う行為は流石にさせてはくれない
和也「…生殺しだよなあれ」
我ながら変態のような考え方だがこれは許してほしい、だってあのスタイルは正直ずるいししかも今まであったジャンヌとかも今思えばそうなのだがサーヴァントの女性のだいたいがスタイルが良すぎる、普通あんな彼女が出来たら嬉しいだろ
和也「さてどういじったものかな、あの日以降キスしていないし久々にするのもいいな」
あの日から和也の変な枷が外れたせいか沖田の事が好きでたまらなくなり隙あらば抱き着いたり愛をささやくなど普段の和也からはとても考えられない甘えっぷりである、やはり今まで愛を知らずそれを知った時の嬉しさが激しかったのか気持ち悪い程止まらないのだ、そうニヤニヤしながら明日の事を考えながら歩いていると少し気にかかる事が耳に入ってきた
男「聞いたか?昨日田原さんの所の人が殺されたって話」
男2「あぁ、隊長と副長が切り殺されたって話…かなり酷かったらしいな」
男「田原さんはその時古河の奴に呼ばれていたらしい、そして昨日の夜屯所に帰ってきたら…副長と隊長が殺されていたらしい…」
男2「ホントひでぇ話だよ、こりゃ田原さんとこは閉じちまうな…」
男「最近物騒なのに…ホントに怖くなってきたな…」
そうひそひそと話す男たちの声が入ってきた、実は最近警察集団が襲われる事件が今のを入れて二件発生しており最初の起こったのは正樹組と呼ばれていた所で25人ほどの小さな組だったが二週間前に組の屯所で全員殺されており屯所の中は血まみれになっていたが一太刀で全員やられていたので遺体は切られた箇所以外は血がついていなかった、今も捜査中で分かっておらず難航しているようだ
和也(田原んとこは見回り組が調べてるから任せていいな…まじでこっち来てほしくないけど)
ただえさえ内輪もめで胃が痛いのにこれ以上厄介事は本当に困る、沖田のためにもあまりストレスを与える訳にもいかないのだ
和也「…先に潰しておくか?」
見回り組と新選組は仲は良くないため恐らく邪険にされるだろうし家の方も関わるなって言いそうだけど、割れた後に後ろを刺されないように先に潰すのもありだ
和也「…すっかり板についてきたな~」
こんな荒い警察がいるのだろうかと思うだろうがこんな時代でも現代でも探せばいるだろう、それに理由はどうあれ俺がここにいる理由はただ一つ…沖田のためなのだから
井上「そこの隊士」
和也「ん?…げ」
急に後ろから声を掛けられたと思って後ろを振り向くとそこには井上がこちらを見ていた、相駆らわず渋い顔をしており眉間にシワを寄せた顔がこちらに向けられ思わず引いてしまう
井上「げっとは何だ」
和也「いやなんもないっすよ…ほんとに」
井上「そうかそれならいい、なら少し付き合え…仕事だ」
和也の横を通り過ぎようとする井上に歩調を合わせついていき聞き耳を立てる、一般人は新撰組がその場にいるだけであまり近づかないので聞かれる心配はあまりないがこのご時世のため一応の警戒はしておく
井上「最近警察が殺される事件が多発しているのは知っているな?」
和也「あ、あぁ、二件だよな」
井上「正樹と田原の事は知っていたか、なら話しは早い実はついさっき山崎がある情報を持ってきた…ある土佐の人間が消えた、その途端に正樹の所が殺された」
和也「んじゃこの事件は土佐の人間が?」
井上「土佐の人間には間違いないのだろうが…土佐藩からはそんな動きはない恐らく独断だろう」
和也(こんな忙しい時に独断で殺してくる奴もいるのかよ…)
井上「だがそれとは別件で起こった人切りがある、これは知ってるか?」
和也「いやそれは…知りません」
それについては初耳だった、最近内輪もめとこの警察殺人の話題しかなかったのでそれで頭がいっぱいだった
井上「殺されたのは森田和樹32歳、我流の道場を開いていて弟子はもうおらず道場の方は畳む予定だったそうだ、その森田が三日前に道場の直ぐ傍で切り殺されていた」
和也「もしかして犠牲者はその一人?」
井上「そうだ」
和也(…あまり大きな事件でもないような)
少し口は悪いがこのご時世では人が切られる何て珍しくもない、現代では結構な騒動になりそうなの今の時代はまだ刀を持っているのが普通だったのでそう思うのも不思議ではない
井上「…あまり大きな騒動でもないって思ったか?」
和也「え、えぇまあ」
井上「まあそう思うのも無理はないか…お前は知らないと思うが死んだ森田は私の友人だ」
それを聞いた和也は罪悪感に駆られた、思わずえ?っと言う言葉が出てきてしまいその後間が空いてしまう、反らした目をゆっくりと井上の方に向けたが相手の方は特に表情は変わってなかった
井上「気にするな…ここでは珍しくもない話だ」
そう流しながら歩いていた橋の中心で止まって端により川を眺める、和也の方も気まずそうに近寄り井上の隣に立つ
井上「森田とは仕事で知り合った、気の合う奴で暇な時に一緒に飲んでいた時があっただけの仲だ、剣の道場と言うよりは学問のような事をしていてな、小さい子供にはよく好かれておったようだ」
立ち尽くしているだけであったがその顔からは寂しさを感じさせるが和也の方もそれと似たような気分になっていた、和也の方でも仕事先で知り合って仲がよくなった人がいたのだ、正義感が強くよく志士の相手をしていた、その喧嘩の最中に和也も参戦し息があって仲がよくなりたまにではあるが飲みにいった事があったのだ、それかと言うものよく仕事先で会う事があったのだがその二週間後路地裏で切り殺されていた
和也「…やっぱり憎いから追うのか?」
井上「…私は知りたいだけだ、森田が殺された理由をな」
井上がこちらに振り向き視線を合わせる、和也の方は体はそのままで顔だけを合わせる
和也「…こんな時代だから邪魔だから殺されたとか…」
井上「それでもワシは知りたいのだ…ワシの数少ない友人であり優しい人間であった」
井上からは憎しみよりも悲しさを感じさせる、沖田と同じく冷静沈着であり何より厳しさを出していたあの井上からは意外だった、自分の方は友人が殺された事で怒り犯人を見つけそのまま瀕死になるまで殴ったと言うのに、それが不思議でたまらない
和也「憎くはないのか?その殺した奴は」
井上「まあ憎くはあるだろうな、殺し合いとは無縁の生活をしていた森田と言う事を知っているワシからしてみればたまったものではない、だがそれでやり返すのは恐らく森田は望んでおらん、ワシが憎しみに染まる顔なんぞ見たくもないだろう」
自分の大事な人が殺されたから殺し返す、現代でもよくあう話ではあるが結局人殺しと言う点で言えばやってる事は同じなのだ、死人に口なしと言うのであればそんな事を考える必要もないがその殺された人間の事を考える人は死んだ人間の後の事も考えてしまうのだ
和也「…あんたは偉いな、辛いだろうに」
井上「辛いのは誰でも同じだ、それにこんな時代だ…覚悟はできていた、ならせめて森田に会う時の土産話ぐらいは作っておきたいからな」
シワが寄せられた渋い顔だが何処となく笑ってるように見えた、友人が殺されたと言うのにここまで強い人間はいない、昔の自分なら怒り狂って殴り飛ばしていたのに
和也「…何で俺なんだ?」
井上「…最近沖田の調子がよく任務でも苦痛の顔を上げる事は無くなった、医者の方からも病状が直ってきたと言うらしい…お前のおかげだと言うのも聞いた」
和也「え?誰から」
井上「何年沖田たちと一緒にいたと思っている…あいつは酔わせて調子を上がらせたらすぐ喋るからな」
それはまったく知らなかった、好きな人の意外な一面を聞けて嬉しいちゃ嬉しいのだがまさかばらされるとは思えなかった、いや身内だから仕方がないと言えばそうだし魔術の事だって今は知られては…いるがそこまで広まっては今はずなので大丈夫だろうが後で沖田に言う事が増えた
井上「お前のおかげで私の友人が助かるのにワシは君の事をよく知らんし邪険にしていた…だから君の事が気になってな」
和也「そ、そうなのか」
別に普通に声掛ければいいのに…意外と不器用なのか?
和也「まあいいよ、俺もあんたと話したかったからな」
井上「そうか…なら行くか、沖田にはもう話てあるから大丈夫だ」
井上が歩き出しそれにまた和也がついて行く
井上「…そういえば何故医者だと言うのを隠していたんだ?その腕があれば上士のお抱えにも慣れただろうに」
和也「あ~…楽しくなさそうだからかな?」
自分の気になる点、相手の気になる事を聞き出すと言う基本的な事だが二人にとっては嬉しい事だ、今まで警戒をしてきた井上と今まで心を開かなかった和也、和也としては初めての試みだったが以外と詰まる事無く楽しくなりながら歩いて行った
とこんな感じです、多分忠実と大分性格違う?と思うけど気にしないでね、ちなみにfgoの方ではまた邪馬台国が復刻したのが驚きです、自分が始めたのってこの時で目的が沖田さん狙いでまさかここまではまるとは思っていませんでしたね
ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?
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書いてくれ!
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いらないです。