荒くれもの人生 侍 活動中止   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

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酒の力

荒川「ほら大人しくしな」

 

男「くぅ」

 

荒川が街の見回りをしていた時、また余計な事をしていた浪士がいたのでそれを取り押さえていた所だ、そしてそのまま屯所に持っていき後は他の隊士に任せた

 

荒川「はい完了と、それじゃ飯でも食おうかな」

 

何処にいこうか、うどん屋かそれとも居酒屋か本格的な日本料理でも違いがあるのでどれにしようか迷うのだ、そしてそんな事を思い浮かべているとある人物を思い出した

 

荒川「あいつあれ以降何か冷たいんだよな」

 

自分の隊の隊長沖田総司、現代では美少年といわれ最高の刀の使い手でもあった

 

荒川(そういや俺あいつの事知らねぇな)

 

知っている事と言えば刀が強いということだけ、相手とも話す機械が少なすぎるのでどんな人間なのか今一わからないのだ

 

荒川「どうすっかな~」

 

話しかけようにも警戒心が高すぎていつも話が弾まない、どうしようかと考えているとあることを思い付いた

 

荒川「そうだ、よく使ってた手でも使うかな?」

 

なら善は急げだ、早速沖田を探して声をかける

 

荒川「お~い沖田」

 

沖田「隊長と呼びなさい」

 

荒川「いいじゃん別に」

 

沖田「それで?何ですか」

 

相手をしたくないのか目をそらしため息を付いていた、正直ちょっとイラっとするがここは堪える

 

荒川「今日の夜暇?」

 

沖田「特に何もありませんが?」

 

荒川「よし、商店街の澄川の居酒屋知ってる?」

 

沖田「知っていますが、それが?」

 

荒川「今度そこに飲みにいこうぜ」

 

沖田「……はい?」

 

まさか自分が誘われるとは思われなかったのか呆気にとられていた

 

荒川「んじゃ、今夜の9時、じゃなかった戌の刻?に来いよ!」

 

沖田「ち、ちょっと!?」

 

有無を言わさずに沖田から離れていく荒川、残された沖田は何が何やらわからず立っている

 

沖田「なんで私と?」

 

その言葉に答えてくれる人はいなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

沖田「まったく、何であいつなんかと」

 

そう悪態をつきながら目的の場所まで移動する、そこには何やら変な白い棒を加えて居酒屋の前に立っていた、そしてこちらを認識すると少し驚いた表情をしている

 

荒川「あ、ホントに来た」

 

沖田「はい?」

 

荒川「いやさ下手したらこなさそうだったから、お前真面目なんだな」

 

沖田「……悪かったですね、真面目で」

 

そう顔を剃らす、そして荒川は手を叩き仕切り直した

 

荒川「んじゃ入ろうぜ、今回は俺の奢りだ」

 

そう言うと荒川は中にはいっていく、沖田は少し考えながらも仕方なく入ることにした、そして荒川が座っている席の向かい側に座る

 

荒川「おすおっちゃん、どぶろくと炙り鯖くれ、沖田はどうするの?」

 

沖田「……甘酒と三色団子を」

 

男「おう」

 

沖田「…何が目的で?」

 

そう沖田は荒川を睨み付ける、荒川はキョトンとした表情で沖田を見る

 

荒川「別に、ただ俺沖田の事なんも知らねぇからさ、だから知ろうと思って」

 

沖田「え」

 

それを聞いた沖田は顔が赤くなる、それを見た荒川は少し引き気味な顔をしている

 

荒川「おいこんぐらいで顔染めんじゃねぇよ、相変わらず可愛いやつだな」

 

沖田「染めてません」

 

まだ多少赤いが店主が酒とつまみを持ってきた

 

男「ほい、出来たぜ」

 

荒川「おほー来た来た、んじゃ早速」

 

盃を持ち前に出す、乾杯の合図をしろとの事だ

 

沖田「まさかしろと?」

 

荒川「他にある?」

 

だが沖田はそれには応じず酒を飲む

 

荒川「なんだよつめてぇな」

 

沖田「馴れ合う気はありませんので」

 

そう言いながら団子を一口食べる、荒川をつまみを食べ酒を飲んだ

 

荒川「これから仕事する仲間じゃないか、そこまで警戒せんでも」

 

沖田「身元不在の怪しい人間を仲間と思った事はありません」

 

それを聞いた荒川はふて腐れながら答える

 

荒川「しゃあないじゃん、両親はいなくなって家抑えられたんだし」

 

沖田「え?」

 

荒川「まあろくでもない親だったけどさ」

 

目の前の盃を軽く揺らしながらまた口につけまた離す

 

荒川「親父は賭け事、お袋は付き添いではまっててよ、俺はずっと一人だったな、やべ辛気臭い話だったな忘れてくれ」

 

そう手をひらひらとさせつまみを食べ外を眺める、現代とは違い綺麗な夜空が空に見える、それを見た沖田は申し訳なさそうな顔をしていた

 

沖田「…すいません」

 

荒川「いいって、別に聞かれて困ることでもないし人生に苦味は付き物、それに少しの甘味があれば気持ちは楽になるのさ」

 

沖田「甘味ですか、たとえば」

 

顎に手を当て少し考えながらこちらを見るとピンときたのかニヤニヤし始めた

 

荒川「お前のような美人さんを口説くとかな」

 

沖田「な!?な、何を言っているんですか」

 

それを聞いた沖田は顔を赤く染めながら驚いた、荒川はそれを見ると吹き出し盛大に笑う

 

沖田「笑わないでください!」

 

荒川「いやわりぃ、ホントに真面目だから面白くてさ」

 

手で腹をおさえ笑い終えるまで待つ、沖田の方は顔を染めながら酒を飲んでいた

 

沖田「まったく、来るんじゃなかった」

 

荒川「まあまあ酒でも飲みながら話していこうぜ、世間話をさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後大分飲んで緩くなったのかお互いに軽く話し合っていた

 

荒川「へぇ~壬生浪って新選組になる前の名前だったんだ」

 

沖田「そうですよ、幕府のお偉いがたが浪士を抑えられないので我々のような新選組、治安維持を目的とした組合を作り維持をしたのです」

 

荒川「ふ~んそれじゃあの井上のおじちゃんとも長い付き合いなのか」

 

沖田「そうですね、試衛館から付いてきた人ですから、近藤さんに付いてきた者の大半が隊長を勤めていますよ」

 

荒川「その流派って今も教えてんの?」

 

沖田「まあそこまで深くは教えませんが今はあまりやってませんね」

 

荒川「それじゃ今度教えろよ、興味あるし」

 

沖田「まあ暇さえあれば」

 

荒川「よっしゃ!ラッキー」

 

沖田「ラッキー?」

 

荒川「まあようは運が良いってことさ」

 

沖田「そんなんが運がいいって、あなた基準低すぎません?」

 

荒川「うるせぇ」

 

酒の力もあるのだろうが多少の笑み話は出来るようなっている、沖田も途中で警戒はある程度解いているようだ

 

荒川「さて、そろそろいい時間じゃないか?」

 

沖田「そうですね」

 

そう言うと二人とも立ち上がり店主に金を渡し扉を開けて出ていく

 

荒川「ごっそさ~ん」

 

外の冷たい空気が身体中を包む、そして荒川は沖田の方を向いた

 

荒川「お前家何処?送ってやるよ」

 

沖田「別にいいですよ、そこまで遠いって訳でもありませんし」

 

荒川「いや女性一人で帰らせるのはちょっと」

 

沖田「私にそんな事を言うとは、あなた根性ありますね」

 

仮にも上司なのにと心の中で思う、それを聞いた荒川は照れ隠しに頬をかく

 

荒川「いやそれほどでも」

 

沖田「褒めてません」

 

ため息をつき呆れながら荒川を見ている、いつも同じでニヤニヤしながらこちらを見ていた

 

沖田「それでは私はこれで、道中お気をつけて」

 

荒川「わかったよ、んじゃな」

 

そう二人は別れ歩いていく、だが沖田は途中で止まり荒川の方に振り返った

 

沖田「……あの」

 

荒川「お?」

 

それを聞いた荒川は振り返り沖田を見る、言いづらいのか口をモゴモゴさせていたが大きく息を吐きこちらを見た

 

沖田「今日は、楽しかったです」

 

荒川「そう言って貰えると嬉しいよ」

 

にっこりと笑うと相手も苦笑し振り返り歩いていく、荒川も早く帰るために自分が止まっている寺の方に歩いていくのだった




エッチな期待をした人正直に答えなさい、怒らないから出てきなさい、まあ酒の力って偉大よね多少飲むだけで口緩くなるから話し合いとか楽そうじゃね?と言う感じででた話です

ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?

  • 書いてくれ!
  • いらないです。
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