荒くれもの人生 侍 活動中止 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
沖田「荒川さん、ちょっといいですか?」
荒川「お?どうしたよ」
いつも通りに屯所に顔を出していた荒川に声がかけられる、沖田の方は身長が低いため見上げる形になった
沖田「先日あなたが捕まえた人の住所が特定できました」
荒川「あぁ、あいつね」
前捕まえたトリカブトを買い取っていた身なりのいい奴の事だ、確か毒殺に使おうとしたんだっけか?
沖田「どうやら貴族の使いの者で、毒殺を阻止したことでお礼を言いたいそうです」
荒川「別にいいのに」
沖田「こう言のは大事な事です、あなたはその屋敷に行くように」
荒川「へいへい」
荒川「ほへぇ~貴族の屋敷ってどれもこうなの」
目の前にはデカイ門にその奥にはこれまたデカイ屋敷が広がっている
沖田「知りませんよ、慣れて下さい」
荒川「こいつ、ほんとにノリが悪いな」
沖田「海苔?海苔なんて何処にもありませんよ?」
荒川「……」
沖田「な、何ですかその顔は」
荒川「いや、ちょっと、寒いなって」
沖田「?まあいいです、ちゃんと作法は守るように」
荒川「へいへい」
いつも通りに少しとおかしな会話を終えると沖田とは別れ中に入っていく
荒川「ほへぇ~、こりゃまた」
周りをキョロキョロ見ながら驚く荒川、そこには砂利のような物が敷き詰められている庭や普通の庭もあるが綺麗に手入れされている、そして真っ直ぐ歩いていくと屋敷に上がる階段の所に使用人が立っている
男「お待ちしておりました、こちらです」
男はこちらに一礼すると振り返り歩き始める、荒川はそれについていき屋敷の中を歩いていくそして目の前にいる男が止まるとこちらに振り返る
男「こちらでございます、どうぞ」
そう言うと隣の襖を開けた、そこには綺麗な着物を着ている家主であろう男が正座をしながら待っていた、荒川は中にに入り向かいにある座布団の上に正座する
家主「わざわざ来ていただいてすまない」
荒川「いえいえ」
家主「君たちが捕まえた男は家が最近雇った使用人でな、そちらで調べて貰った結果まさか何処かの藩の者だったらしいな」
荒川「はい、ですが他の事を割らせる前に自決されてしまいました、申し訳ありません」
家主「いや、毒殺を企んでいたのを阻止してもらったのだ、礼を言うのはこっちだ」
そう荒川が謝罪した後に家主も頭を下げる、そして家主が手を叩くと襖が開きその中から女性がお茶を荒川と家主の前にもってきた
家主「少し付き合ってはくれないか、色々と身近な事情を知っておきたくてな」
荒川「喜んで」
家主がお茶を飲んだ後に自分も軽く飲む、そして家主が話を切り出した
家主「長州と薩摩の動きはどうなってるのかわかるか?」
荒川「薩摩の方はあまり見かけませんね、ただ長州の者はたまに見かけます」
家主「そうか、その双方は仲が悪いと聞くがそうなのか?」
荒川「隊長の話だとそうみたいです」
家主「家の情報屋から長州の大物が来ているそうだ、厄介ごとにならなければいいが」
荒川「その時は俺たちの出番ですよ、そのための新撰組です」
家主「その時は任せる」
その言葉に答えるように頷く、そして家主はまた手を叩くと女が入ってきた、そして荒川の前に大きな包みを置く
荒川「これは?」
家主「命の恩人が羽織の下に着ている着物が少し痛んでいると知ってな、小さいながらのお礼だ」
荒川「ありがとうございます」
その場で手を付き頭を下げる、その後も少しだけ話が続いた
沖田「おや?その着物は?」
そう沖田は羽織の下に着ている着物をさす、赤い着物が羽織の下から見えた
荒川「家主さんから貰ったんだ、すんっごい着心地がいい」
沖田「貴族がそんなの送るなんて、てっきりお金かと思ったんですが」
荒川「結構貫禄がある人だったぜ、最後に頼みたいことがあったら伝えるとか言ってくれたし」
そう嬉しそうに話す、だが沖田の方は少し浮かない顔をしている
沖田「まあそれはそれとして、任務があります」
顔つきが変わる、荒川も次の言葉に耳を傾ける
沖田「昨日監視の山崎から情報がありました、今夜勤王志士がある屋敷に集まります、目的は政府関係者の襲撃、今回の会議でその志士を切る事に決めました」
荒川「やる、のか」
それを聞いた荒川は嫌そうな顔をする
沖田「もし嫌だと言うのなら体調が悪いと理由で休みを与えましょうか?」
荒川「……」
荒川はどうしようかと悩んだ、昔と今とじゃ価値観が違う、現代の生活になれている荒川に取ってはどうにもやりずらいのだ
荒川「いやいい、やるよ」
沖田「…そうですか、決行は三日後の夜彼らが集まるときにやります」
荒川「おう」
沖田はそれを言い残すと屯所の中に入った、荒川は夜の風に当たりながら月を眺めていた
そろそろ学校が始まりそうだ(絶望)まあやらなきゃですけどね
ちなみに沖田ちゃんの18禁欲しい?
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書いてくれ!
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いらないです。