入学早々にちょっとした問題を起こした僕は先生方から少しのお説教を頂いた。あんな一方的な事しといて何故少しで済んだのかって?それはなんと陸部の先生が僕のことを庇ってくれたからであーる。まぁジャッジスルー以外は普通のサッカーだし、なんならあれぐらいFFに出ればいくらでも味わう事になる行為の一端に過ぎない。現に帝国にはキラースライドだったりが存在するし、GOの世界に行けばマッドジャグラーとかいう頭悪悪な技もある。
まぁそんな話しはさておいて、入学式からはや1週間が経過している。サッカー部は一応朝練と放課後練習の2回に分けて行われてる訳だが、部員に変動は無し。サッカーコートも変わらずに陸部の二軍が無断使用している状況である。一応サッカーやってたって言う噂の子達は何人か声をかけたけど僕のせいでサッカー部そのものに黒い噂がたち始めてしまって元も子もない状態なのだ。
本格的にツーモである、今年のFFまでには絶対間に合わないとして。せめて来年までには世宇子を倒せるまでに部員を魔改造もとい基礎教科を終えて起きたいのだ。何故本史が来年だと分かってるのかって?僕のバックに着いてる幼なじみを舐めないで貰いたい。帝国のメンバー票はもちろんの事どこからか雷門中の近況報告まで入れてくる始末だ。なんか近場の監視カメラをハックしてプログラムを差し替えたとかうんぬんかんぬん。本人曰く淑女の嗜みとか何とか言ってのけたから余計に怖くなってくる。まあ使えるものは深く考えずに使って行こうと思う。
「キャプテーンなんか部員増やすいい方法ありませんかぁ?」
「そんなのあったらとっくにやってる…よっと」
今は朝練の真っ只中サッカーコートの片隅で2人だけでパス連しているのである。鮫田先輩や鳥井田先輩は流石に朝練まで出張ってはくれない、午後練に来てくれるだけでも僥倖と言った感じではあるが…深くは望まない。
「というか1年勧誘は田中くんの領分で…しょっ!」
かなり強めのパスを軽く足でトラップして倍の力で跳ね返す。
「ちょわぁ!なーにすんのさ!」
先輩は飄々と僕基準の強めのパスをトラップして見せた。こういった事軽々やってのけるは多分先輩も長い事サッカーに従事していた証拠だろう。
「今わざと力強めたのわかってるんですからね。やり返される覚悟の上だと思ったんですが…違いました?」
「可愛げのない後輩だこと。」
《》
皆さん初めまして僕、多摩裕次郎と言います…間是和中に進学してはや1週間が経ち、新1年生もクラスに慣れてきた頃合ですが。
「ヒュイッ!」
ガンっと相手の足が僕のことを逃がさないと言わんばかりに壁ドンを決め込んできました。
「なぁ?自分の立場…わかってんの?」
僕は絶賛部活棟の体育館裏にてカツアゲされている真っ最中です。
事の始まりは本当についさっきの出来事です。そろそろどこかの部活に腰を下ろさないと行けない時期になってきたので放課後、どこを見学させてもらおうかと部活棟をウロウロしていると大柄の先輩にぶつかってしまいそのままなし崩し的に…と言う感じです。
「ぶつかった腹のとこぉ痛むんですけど?」
先輩は足を下ろしてそのまま僕の胸ぐらを掴んで小柄な体を易易と持ち上げてしまう。
「ゆっゆるし…」
「あぁ?腹から声だせ…あ?」
先輩の肩に唐突に手が置かれて先輩はゆっくりと振り向いて行く。
「おいおいここは俺のベストスポットだってのにギャーギャー猿みてぇに喚きやがって…どう言う領分なんですか?アァ?」
ひっひぇー別のヤンキーが乱入してきたぁ僕もう終わりだぁこのまま小学校の時みたいにいじめが始まっちゃうんだぁ。あぁダメだ目尻からほんのり汁が…
「さっ鮫田さん…いや!あんたは1年の奴に負けちまったらしいじゃないすか。そんなあんた怖くなんて…」
先輩と呼ぶのもはばかれるヤンキー1がヤンキー2に向かって怯えながらも対抗してみせる。
「へーお前…それで俺に勝てるとでもいーぜぇその喧嘩高く買って…」
くっクロー〇だ!ヤンキー抗争だ!なんでこんな場違いな場所に僕なんかが!!そんな半ば現実逃避みたいなことを考えていると、また別の人がヤンキー2の人の後ろにぬっと現れる。
「鮫田せーんぱい」
「にょわぁぁぁ!!?たったなか!?ちっちがうんだ!決してサボって一服キメようとか思ってた訳じゃなくて…」
ヤンキー2の人が田中と言うサッカーボールを脇に抱えた、至って平凡な苗字の人に先程の覇気はどこへやらと言った感じでヘコヘコしている。
「へー…言うに事欠いて言い訳…ですか?分かりました、えー分かりました共…学校の周りを30周の走り込みですね。カウントには小百合ちゃんを着けます。みっちりと腐った根性及び体力を叩き直して来てください。」
「じっ慈悲は!?」
「まだなにか?」
「いえ!不詳鮫田!喜んで外周走ってきます!!!」
ヤンキー2の人は滝汗を流しながらすたこらと言った感じで死に体で去っていく。
「くっハハハハこりゃ傑作だ!ほんとに落ちるとこまで堕ちちまったなぁ。鮫田さんヨォ」
ヤンキー1はヒィヒィと笑ってのけてサイドボクに向き直る。
「さて…それじゃあお前…有り金全部置いて…」
ダメだこれはもはや蜘蛛の糸だ!あの強面のヤンキー2の人を追っ払ったこの人なら!!
「たっ田中さん!!たっ助けてください!!」
言えた…言って見せたぞ
「うーん構いませが…対価は大きいですよ?」
「へっ?」「ほー?」
ヤンキー1と声が重なる。対価…対価って…
「出せるものなら出します!だからとにかく!」
現状より悪くなってしまうかもしれないが、これは賭けだだがこの後振るわれるだろう悪逆に比べたらまだリスクを追った方が希望がある、もうその希望に縋るしかないのだ。
「分かりました契約成立ですね。」
「てめぇやろうってのか?」
「うーんでも僕…少し前に厄介おかしたばっかでもう余り目立った事ができないんですよね。」
「しるか!バーカ!」
ヤンキー1の大ぶりの拳が真っ直ぐに田中くんの頬を捉える。それを田中くんは真っ向から食らってしまって大きく後退して…微動だにしてない!?
「これで僕は被害者ですね?覚悟しろよ?単細胞チンパン」
田中くんは脇のボールをヤンキー1の腹に軽めに渡す。
「あ?…グボァ!?!?」
何が起こったのか一切理解できなかった。ボールを挟んで田中くんが何度もヤンキー1の事を膝蹴りをお見舞いするというよく分からない光景が広がる。
「マッドジャグラー…かーらのー」
ヤンキー1が空中にへの字に放り出されて。そのまま、またボールを挟んで今度は顔に向かってボール再度あてがう。
「ジャッジスルー…」
正直見てられなかった、酷い蹂躙を見せられた。暴行の限りを尽くされたヤンキーは気を失って背中から地面に鈍い音を建てて落下する。
「さて…先ずは行きますか、保健室。」
《》
田中健太、今学校を賑わせてる札付きの不良という反面、特待生枠の1位を獲得し新入生代表を任せれた超がつくほどの優等生と言う1面も持つ。校内での立ち振る舞いも敬語を崩さず物腰柔らかで評判が良く、特待生枠1位の肩書きに恥じない人物である。しかし、入学式初日に自分の所属するサッカー部の先輩を蹂躙するという頭のおかしい暴挙にでたり噂を聞きつけたヤンキーの人達を片っ端から正当防衛を盾に蹂躙するよく分からない人と言うのが1週間で着いた彼の学校全体での印象である。田中という苗字が一般的すぎて最初は誰か分からなかったが、確かにサッカーボールをもってたりヤンキーの先輩を顎で使ったりと色々当てはまる事は多かったと思う。なぜ気づかなかった。
「はい。とりあえずこの子は保健室で休ませて起きますが、いい加減にして欲しいものね。これで何件目だと思ってるの?」
「しょーがないと思いますよこちらは望んでなくともあちら側から寄ってきては被害者ヅラするんですから。被害者は間違いなくこっちで僕は仕方なく正「正当防衛」むぅ…」
「何回貴方と同じやり取りしたとおもってるの…いい!絡まれたら逃げて教員に頼む事!毎度毎度看病するこっちの身にも…」
「まぁ逃げれたら逃げますよ。」
保健医の先生も呆れ気味である。
《》
場所は変わって再度部活棟まで戻ってきた。
「それじゃあ先ず自己紹介と例の件を僕は田中健太サッカー部所属だよ。」
「たっ多摩
どっどんな無理難題を押し付けられる事やら…内心ヒヤヒヤしっぱなしである。
「ハハッ元気な事はいい事だね。それじゃあ約束の内容はぁー」
「なっ内容は」
「サッカー部に入部してくれないか?」
「え?」
聞き違いだろうか?サッカー部に入部と…
「ん?だから…家のサッカー部を救う救世主1号になって欲しいんだ。」
「そんな事で…いいんですか?」
「そんな事とは失敬な…とても大事な事だよ?裕次郎君。もちろんこれは強制で拒否権なんてないと思ってね。」
それで済むなら万々歳!
「よっヨロシクお願いします!」
「ふふっじゃあまずは部室に案内するね」
「はっはい!」
僕の超次元サッカーはここから始まる。
多摩君のモデル?たまごろうだよ。(安直)
マッドジャグラーとジャッジスルーが使えたらそこら辺のヤンキー相手なら無双出来そう(陰キャ並感)
感想待ってマース。
更新のペースって困難でいいかな?出来たら投下の方式だけど読者ニキ的には。
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構わん投下し続けろ。
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予約投稿で決まった時刻に1本投下しろ