狂龍童子の鬼刃血風録   作:戦魔王ゼロ

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久しぶりに投稿します。完全に書き方を忘れているため、リハビリとして巡巴柄の愉快な兄の作品をリメイクという形で投稿します。




狂龍童子、推参!

誰もが眠りにつく深夜に・・・

 

『オ、オノレ・・・ニンゲンゴトキガァァァ』

 

誰も居ない筈の廃工場で、おどろおどろしい声がした。

 

化け物が発するような声、それを発しているのははぐれ悪魔と呼ばれる、自身の主を裏切り、管理下から抜けた悪魔であり、人間を襲い喰らい続ける化け物

 

この廃工場で潜伏しているはぐれ悪魔ゲパルトも、また人間を襲い喰らい、美しい女なら、辱めて殺してきた外道である。

 

ちなみに、ゲパルトが潜伏している廃工場は立ち入った人が消えるという謎の心霊スポット(実際はゲパルトが殺している)ということで肝試しに訪れる人間たちが跡を絶たない。

 

今日も、また愚かな人間、自身の餌となる人間たちが来るを、今か、今かと待ち構えていた。

 

 

人が廃工場に入る気配がした。

 

ゲパルトは廃工場の最深部に身を潜め、獲物が来るのを静かに待つ。

 

そんな時だった。

 

「はぐれ悪魔ゲパルト・・・人間を襲い喰らってきた化け物よ。お前の悪事もここまでだ」

 

若い男の声が聞こえた。

 

その後、自身の腕に神々しいオーラが通り過ぎた。

 

そして、そのオーラが通り過ぎたと同時に・・・ゲパルトの腕が地面に落ちた。

 

『グギャアァアアア、これは聖剣!悪魔祓い(エクソシスト)かァァァ!!!』

 

激しい痛み、全てを浄化されるようなオーラの軌跡で自身が聖剣で斬られたことに気が付いたゲパルトはオーラの発生源に魔力弾を飛ばす。

 

直撃すれば、人間など跡形も残らない強力な一撃

 

自身の最も得意とする魔力を込めた弾丸を・・・

 

「反撃が魔力弾だけとは・・・人間をナメるのも大概にしろ」

 

先程のオーラで断ち切られた。

 

『バカナ!!上級悪魔だった俺の魔力弾が下等なニンゲンゴトキに!!!』

 

「この程度で上級って・・・相当生温い環境にいたんだな・・・」

 

そこに現れたのは、黒いロングコートを纏った赤みがった長い髪をポニーテールのように纏めた年若い男、背中には2本の刀を背負っている。また、左手には、先程のオーラを発生させたと思われる緑の装飾が施された聖剣と思われる片刃剣が握られている。

 

『オノレ、オレを、ナメるなァァァァ!!』

 

自身の必殺の一撃を無力化した男に腹を立てたゲパルトは普通の人間には、目の追えない速度で肉薄し、その男を喰い殺そうと牙を立てようとした・・・

 

 

だが・・・

 

「近づいてありがとう・・・じゃ、死ね・・・」

 

男は、その剣を縦に振った。

 

その瞬間、先程以上のオーラが剣から放出され、向かってきたゲパルトを包み、そのまま消滅させた。

 

「あっ、やべぇ・・・崩れる!!」

 

その後、オーラの余波で廃工場が崩れたのだった。

 

 

翌朝・・・

 

「お兄ちゃん、やり過ぎ・・・」

 

「しょうがないだろう・・・俺だって、あそこ迄の威力とは思わなかったんだからよ・・・」

 

突然、一夜にして崩落した廃工場は大きなニュースとして朝の話題を攫っていた。元々、心霊スポットとして有名だったため、大きく取り上げられていた。

 

昔、亡くなった者たちの祟りではないかと騒がれているが、真相は・・・

 

「お兄ちゃん、また報酬が減るね」

 

「クソ!!せっかくの大金がぁぁぁぁ!!」

 

退魔剣士、巡剣刃(ヤイバ)が久しぶりに自身の神器(セイクリッド・ギア)を開放したら、予想以上の威力が上がっていたため、コントロールできずに余波で廃工場を崩落させてしまった。

 

そのため、依頼主である日本政府の異形関連の機関から入ってくる筈だった報酬の7割が、工場の修理費や持ち主の慰謝料に回された言うまでもない。

 

「頑張れ、お兄ちゃん。私も悪魔としてお兄ちゃんを支えるから・・・」

 

「巴柄・・・嗚呼、頑張るよ。一応、巡家当主として、やれることはやるから」

 

妹であり、とある悪魔の眷属となった巴柄にヤイバは励まされるのだった。

 

「とりあえず、早くご飯食べて学校行こう?それと、お兄ちゃん・・・早く着替えないとお兄ちゃん、ある意味時間かかるんだし・・・」

 

「分かった・・・はぁ、マジで、この呪いを掛けた伊吹・・・許さねえ・・・」

 

そう言って、自身の身体を見つめるヤイバ

 

それから一時間後、自分たちの通う学校に向かうために家を出るヤイバと巴柄。

 

「胸が大きい・・・羨ましいな。お姉ちゃん(・・・・・)!!」

 

「もう、この格好が癖になっている自分がいるのが嫌です・・・」

 

そう言って、ヤイバは自身の身に纏う駒王学園の女子制服(・・・・)を見て、涙が出そうになったのだった。

 

剣刃(ヤイバ)・・・歴代当主どころか日本最強の退魔剣士と呼ばれる男には、ある呪いが掛けられていた。

 

その呪いは、身体の女体化

 

日の出ている内は女性、日の沈んでいる内は男性へと身体が変わる特殊な呪いが掛けられていた。

 

そのため、日の出ている時では女として振る舞わなければならず、よって、学校に通っている時は、ヤイバは女子生徒として学校生活を送っている。

 

また、その時はヤイバという名ではなく、刀華(トウカ)という女性としての名前で活動している。

 

 

それから時は進み、放課後・・・

 

「はぁ、なんで・・・私ってこんなに呪われているのかな・・・」

 

「あなたの境遇には、同情しますが、気を抜きすぎですよ、トウカ・・・」

 

「だけど、ソーナ・・・昨日の一件で報酬減るわ、こんな体質だわ、もはや私自身が呪いを引き寄せているとしか思えないわ・・・」

 

生徒会室で、だらけていたトウカは、生徒会長であるソーナに窘められていた。

 

「会長・・・トウカ先輩って・・・」

 

「無論、私達のことも知っています。それに、彼女、いや彼ですか・・・こう見えて実力者なんですよ」

 

ダラれけているトウカに新しく生徒会入り兼ソーナ・シトリーの眷属となった後輩、匙元士郎は訝しみながら自身の主であるソーナに質問する。

 

「匙くんだっけ?確か、ヴリトラの神器宿しているんだよね?」

 

「あっ、はい。黒い龍脈(アブソーション・ライン)をーー」

 

「じゃあ、邪龍を宿した同士で鍛えて上げるよ・・・良いよな?」

 

「構いません。むしろ、徹底的に鍛えて下さい」

 

「OK!じゃあ、匙くん、逝こうか・・・」

 

「元ちゃん・・・お姉ちゃん、いや、お兄ちゃんの特訓・・・地獄だから・・・気をつけてね」

 

「えっ、まっ・・・」

 

「待たないよ」

 

そう言って、匙はトウカに連れられて、生徒会室を後にした。

 

それから翌日・・・

 

「ヤイバさん、いや、トウカさんの扱きが怖すぎる!!」

 

トウカ(ヤイバ)の特訓で匙は、完全にトラウマを植え付けられていた。

 

 

 

 

 




書き方を完全に忘れてしまっているため、全然、うまく書けなくなっていますね・・・

近いうちに、また投稿します。お楽しみに!
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