狂龍童子の鬼刃血風録   作:戦魔王ゼロ

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今回から聖剣編に入ります。

前回、登場した切札勝舞首相と、新たに原作キャラの一人が登場します。


狂龍童子と戦乙女

「やぁ、直接会うのは久しぶりかな?」

 

「えぇ。まさか、こちらに来ていただくとは・・・本日は、どのような要件で?」

 

今日、ヤイバが仕事の為に教会に行くと、そこで・・・日本国現首相にして、元上司の切札勝舞が少数の護衛と共に待っていた。

 

「今日は、0課の人は居ないんですね」

 

「国難が発生してね・・・その解決の為に、海外に出張中さ」

 

公安0課・・・アメリカでいうCIAといった超法規的な捜査や解決が許されている日本国内の最強クラスの人間が集まった警察内の秘密組織

 

 

その一人がヤイバとの交流もある遠山キンジ、原田静刃なのだが、どうやら別件でいないようだった。

 

「彼らの話は置いておこう。今日は、仕事の話さ・・・君にある物を託す。その評価実験をして欲しい」

 

「評価実験っていうことは新開発の武器ですか?」

 

「今度、対異形部門で正式に採用される予定の退魔装備だ・・・妙な誤解の出る言い方はやめてくれ」

 

 

そう言って、自身の秘書に命じ、その装備を持ってこさせた。

 

「2つのアタッシュケースに入っているということは・・・・」

 

結構、大きいアタッシュケースが2つある。秘書一人だけでは、とても重く運べないのか、何人が一緒になって持ってきた。

 

「嗚呼。評価して欲しい装備は2つ。一つは刀剣型と、もう一つは弓矢型の退魔装備だ」

 

 

そう言って、切札総理は、2つのアタッシュケースにパスコードを入れて鍵を開ける

 

1つ目のアタッシュケースには刀に銃の機構がついたいわゆるガンブレードと呼ばれる類の武器が入っていた。

 

そして、2つ目のアタッシュケースには和弓をイメージした弓が合体したような複合武器が入っており、近接戦を想定しているのか、弓の部分に刃が取り付けられている。

 

「ってか、仮面ライダー鎧武の無双セイバーとソニックアローしか見えない」

 

「モデルにしたそうだぞ・・・名は【無双の戦刀(ブレイブセイバー・マスラオ)】と【無窮の戦弓(ストライクアロー・ベルセルク)】だったかな?日本政府及び日本神話、北欧神話の技術関係者、そして、シトリー家、アガレス家、フェニックス家といった出資を経て、完成した退魔装備だ」

 

そう言って、切札総理は、2つの装備の説明書をヤイバに渡す。その説明書を受け取ったヤイバは、ある神話の存在に驚く。

 

「まさか、北欧神話も関わっているなんて」

 

「実は、北欧神話とは日本神話を通じて、ある交渉をしていてね・・・我が国の対異形政策の一貫として、術式のプロである魔術師又は魔術使いを派遣してくれないかと頼んでね」

 

「なるほど・・・よくよく見ると、この装備、日本の鍛冶技術だけでなくドワーフの鍛冶技術が組み込まれている。技術交流もしたのか・・・」

 

そう言って、鞘に納められていた【無双の戦刀(ブレイブセイバー・マスラオ)】を抜く。

 

「いい仕上がりだ・・・見立てなら、ドラゴンすらも斬り落とせそうな切れ味があるな・・・」

 

その刃紋を見て、ヤイバは、今回の装備の出来を、高く評価している。

 

「神剣すらも作ってしまう日本の鍛冶技術と数多の伝説を残す北欧のドワーフの鍛冶技術、うちの最先端技術も合わさって、いい仕上がりの装備となった。だが、データも欲しくてね・・・君には、しばらく、これらを使って、仕事に望んで欲しい」

 

「分かりました。それで・・・先程から、こっちを見つめてくる女性は・・・」

 

「北欧神話の戦乙女の一人、ロスヴァイセ殿・・・北欧の使節団の一人として、我が国の術者や退魔師に魔法等の技術を教えてくれる為に派遣された人物だ」

 

「ロスヴァイセです。勇士、ヤイバ・・・私の英雄になってくれませんか!?」

 

「いきなり、告白!!?」

 

目の色を変えて、ヤイバにアプローチしてきたロスヴァイセ。その様子にヤイバは思わずドン引きし、切札総理は、愉快そうに笑った。

 

 

 

 

 




無双の戦刀(ブレイブセイバー・マスラオ)】と【無窮の戦弓(ストライクアロー・ベルセルク)】のモデルは仮面ライダー鎧武の無双セイバー及びソニックアローで両方ともS.I.Cに出てくるような和風アレンジされた武器と思って下さい。

そして、原作キャラのロスヴァイセ登場・・・英雄求めて、日本に来た戦乙女の一人です!

次回、ようやく物語が動きます。お楽しみに!

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