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いやぁ読んでもらえるだけでもうれしいんですね。テンション上がって書き始めたら2話目できちゃいましたww
それではどうぞ!
森で目覚めたあの日から5年近くたった。あの日熊をワンパンで倒したことで(私強くね?)と調子に乗ったあと中級妖怪に喧嘩を売りボコボコにされてから毎日修行をするようになった。知り合った妖怪から妖力の使い方を教えてもらいある程度は使いこなせるようになった。
あ、ちなみに私の能力は『万物と会話をする程度の能力』だった、その知り合った妖怪が『簡単な疑問に答える程度の能力』を持っていたので教えてもらった。あと私はこの世界で初めての鬼みたいだ、これもさっきの妖怪から教えてもらった。
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私は今日の食料に果物を探し森を歩いていた。
「すいませーん、ここらに果物が生っている木なんてないでしょうか?」
木々や草花は普段しゃべることができないのか問いかけるとだいたい正直に答えてくれるし、簡単なお願いなら協力もしてくれる。
今日もいつものように教えてくれた場所に向かおうとするといつもとは違う情報が聞こえてきた。
(さっき人間と妖怪が追いかけっこしてたよぉー)
この世界にも人間はいる、だけど私達妖怪とは敵対関係にあるらしい、ちなみに私はまだ会ったことはない。
初めて人間に会えるかもと少しワクワクしながら詳しく聞いてみようと声をかけようとしたら突然近くから キャァァァァ!!! という甲高い悲鳴が聞こえてきた。
「追いかけっこしてたって言ってたので追いつかれてしまったんですかね。この世界の人間にも会ってみたいし助けに行きますか。」
悲鳴が聞こえた方ヘ走っていくと足から血を流した銀髪の少女が猿の妖怪に追い詰められているところだった。慌てて走る速度を上げ猿の妖怪に向かって飛び蹴りを放つ、そのまま蹴りは妖怪へあたり吹き飛んでいった。銀髪の少女ヘ目を向けてみると唖然とした表情をしながら私を見上げていた。
「君、大丈夫ですか?ちょっと怪我してる脚見せてください…うわぁこれはまた見事にざっくりとやられてますね。立てますか?」
少女はふくらはぎの肉を抉り取られていた。
「…なんで……」
「ん?なんですか?」
「なんで人間の私を助けたのよ…あなた妖怪でしょ?それとも助けてから油断させてから私を食べる気?」
「もう、警戒しすぎですよ!私は人食いの趣味なんてありませんし、助けた理由は人間と話してみたかったからですよ。あなた、名前は何ですか?」
「……人に名前を聞くときはまず自分から名乗るものよ」
「あぁそうですよね、失礼しました。でも困りました、私名前無いんですよ。どうしましょうかねぇ……あ、そうだあなた私の名前付けてくださいよ、よっぽど酷い名前でなければ何でもいいですよ」
「初対面の人間に名付けてくれって普通お願いする?…まぁいいけど、あなた種族は何なの?」
「種族ですか?『鬼』ですよ!ほら、こういうふうに角が生えているのが鬼です。私こう見えて世界で一番最初の鬼なんですよ!」
自分の自慢の額の角を指さしながら鬼の特徴を説明する。
「そんなドヤ顔で言われても知らないわよ鬼なんて。そうねぇ…鬼ねぇ……」
少女はそのまま数分ほど悩んでいるがなかなか決まらなそうだ。
「結構真面目に考えてくれるんですね、妖怪だから適当に太郎とでも名付けられるのかと思っていましたよ」
「あなたそんなこと思ってたのに私に頼んだの?………一応は命の恩人なのにそんな適当につけるわけないじゃない」
と少し照れながら言った、顔赤らめながらとかこの娘超可愛いですねぇ。お持ち帰りしたいくらいです。
そんなことを考えながら待っていると唐突に少女が顔を上げた。
「決まったわ、あなたの名前は
「桃鬼零…いい名前じゃないですか!気に入りました!、これからはそう名乗ることにしますね!…んっ?なんか妖力が増えたような……?」
桃鬼零と名乗ることを決めた瞬間私の妖力量が若干だが増えたのだ。疑問に思ってしまいつい口に出すと以外にも銀髪の少女が答えてくれた。
「あぁそれはね、名前が無いってことは名前があることに比べて存在が不安定なの、それが名付けにより存在が安定したことで妖力が増えたのよ……多分」
「最後たぶんって言いましたよね?まぁなんでもいいです、では仕切り直して。 私の名前は桃鬼零です。あなたの名前は何ですか?」
「私の名前は八意×…永琳。八意永琳よ、よろしくね零」