東方始鬼録   作:殻無しカタツムリ

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神奈子様の口調がわからねぇ…


第7話

 

「さて、今日決戦ですけど大丈夫ですか?体調とか」

 

「神様なめてんの?そんなかんたんに体調なんて崩れたりしないよ、まぁ大丈夫だよ多分。負けたら私が信仰なくなっちゃって消えちゃうしね、頑張るよ」

 

「私も知り合いが消えてしまうのは嫌なので頑張ってくださいね、それじゃあ行きますか」

 

 私達は周りから聞いた八坂神奈子の軍が野営している平原へ出発した。

 

    ****************

 

 野営地の様子を遠くから見てみるとかなりの数の神の兵士がいた。

 

「うわぁ五百柱くらいいるよ、ちょっとあんた大丈夫?」

 

「まぁたぶん大丈夫です、というか神弱すぎませんか?ここらかでも結構本気で覇気を使えば倒せますよ…つまらないのでやりませんが」

 

「…ここから全部倒せるって私いらないんじゃ…」

 

「そんなことないですよ、私が見たところあの一柱だけ神力が多いのが八坂神奈子ですよね?諏訪子との実力はだいたい互角なので頑張れば勝てますよ、頑張ってください」

 

「言われなくても頑張るつもりだよ、どうする?このまま不意打ちとかする?」

 

「何言ってるんですか私は鬼ですよ、そんな卑怯なことするわけないじゃないですか。正面から行きますよ」

 

「そういうと思ったよ、じゃあ行こうか」

 

 私達は野営地に近づいていった。

 

    ****************

 

 野営地に近づいていくとこちらに気がついのか八坂神奈子がこちらにやってきた。

 

「あんた諏訪の神だね、それでその隣りにいる妖怪はなんだい?助っ人に来ては弱そうだけど」

 

「私見かけより強いんですからね!あなたには諏訪子と一騎打ちしてもらいます、あ、安心してください他の方は私と戦ってもらいますから」

 

「ふーん…まぁ私も大勢で攻め込む野は気が引けてたからその提案は受けるわ、けどそこの鬼は大丈夫なの?あんま強そうには見えないけど」

 

 うーむ、やっぱり妖力が少ない=弱いってことになってるのかね……私この八坂神奈子よりも強いんだけどなぁ

 

「零をあんまりなめないほうがいいよ、それじゃあ私達は少し離れたところに行くから零は思う存分やっちゃいな」

 

「言われなくてもそうしますよ!じゃあ行ってきますっ!」

 

 私は私達が八坂神奈子と話しているうちに整列していた兵士たちの方へ近寄っていった。

 

「あなた達の相手は私がすることになったので、私を傷つけられるように頑張ってくださいね!」

 

「何言ってやがる!お前みたいな雑魚妖怪俺一人だけで十分だよ!」

 

 神の一人が切りかかってきた…まぁ神だけあってそこらへんの人間なんかよりは強いけど、まだまだですね。

 私は刀を避けずに刀身を掴み刀を折った

 

「そんなんじゃあ私に傷をつけるなんて1000年くらいはやいですよ…はぁ期待はずれですね神ならもっとでごたえのあるのがいると思ったんですけど…もういいですまとめて全員かかってきてください」

 

「くそっ舐めやがって…全員でかかるぞ!」

 

 強敵との一対一の戦いもいいが、大勢でかかって来られるのも案外楽しそうだと思いながら私は神達を迎え撃った。

 

    ****************

 

  諏訪子side

 

「…あの妖怪妖力が少ないから弱いと思ってたけどあんだけ強いのね、全然勝負になっていないじゃない」

 

 少し離れたところから零の戦いを見ていた神奈子がポツリとつぶやいた。

 

「本人が言うには鬼子母神らしいよ、それに『万物と会話できる程度の能力』ってのを持ってるからそれで攻撃避けてるんだろうね」

 

 そう、零はあれだけの数の敵に一斉攻撃をされているのに一回も攻撃にあたっていない、それに『ハキ』とかいうよくわからない力で拳などを強化して殴っているので攻撃力が上がっている……もともとの拳で殴っても十分強いが。

 

「あいつとは戦いたくないわね、勝てる気がしないわ」

 

「私も戦ったけど零がその気になった瞬間やられたね、もう戦いたくないよ」

 

 今のところ零に勝てるやつなんていないんじゃないだろうか、私はいないと思う。

 

「そろそろこっちも始めるわよ、あっちはすぐ終わりそうだし」

 

「そうだね、あんたも味方に見られてる中で負けるのは嫌だもんね」

 

「私も幼児虐待を見られるのは嫌だからね」

 

 軽く挑発し合いながら私達も戦い始めた。





近々学校でテストがあるので更新頻度が減ってしまうかもしれません。
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