最近食ったラーメンがうますぎてうからまになった!どうも、加賀谷健太です。今なんと、女子高生と腕組んで(組まされたw)歩いてます!!かっこいい...
っていうイキリ構文を考えてたら一つのコンビニに着いた。そういえば今日のルーティンが終わってない。
「わりぃ、ちょっとムンビニ寄っていい?」
「はぁ?ムンビニって何よ」
「あそこ」
「...って、ただのコンビニじゃない!ほんとムンビニって何よ!」
昔住んでた所にムンビニっていうインド料理屋があった。そこの近くの駅の前でインド人が『ムンビーニ、ムンビニ!ムンビン〜ンニ』と言いながらビラを配っていた。その姿が印象的すぎて、それ以降コンビニの事をムンビニと言っている。何人かの友人はそれで通じるが、他の人は当然なんのことだかさっぱりわからない。ちなみに一度そのお店に行ってみたが、めっちゃ美味かった。
「...ぷ、ハハハハ!!何よそれ!!ムンビーーンンニってwwwwwww」
「だから俺はムンビニに行く。だから腕離してほしい」
「なんで?」
「ほ?」
「なんで離さないといけないの?一緒に行けばいいじゃない。まさか、ニゲルノ?」
「い、いや逃げるなんて言ってなくね?日本語通じてる?」
「つ、通じてるわよ!!いいから行くわよ」
俺がムンビニに行きたいと言っていたのになぜかむにに引っ張られる俺。
店に入ると、当然店員さんから奇妙な目で見つめられた。そりゃうさ耳のピンクjkと全身黒か紺の不審者が腕組んで入ってきたんだから、一生のトラウマだよな。
「それで、何を買うの?」
「これ」
俺が取り出したのは、ピンク色の缶。そう、エナジードリンクだ。今までのエナジードリンクは薬を甘くしたような味であんまり好きではなかったが、このエナジードリンクはパッションフルーツがたっぷりブレンドされており、とにかく美味しい。しかも1日1本しか飲めないと感じると尚美味く感じる。
「あんた、そんなの飲むの?」
「これがないと生きていけない」
「それもう末期じゃない」
「用量守ってるのでセーフ」
レジに持っていく。もうその目で見るのはやめてくれ〜。
店から出た。
「そんでお前の家まだか」
「あそこよ」
むにが指さしたのはさっき寄ったコンビニのすぐそばにあるマンションだった。
「え、そこ?」
「そうよ」
「コンビニ近くてうらやま」
「そうかしら。それより早く行きましょ」
しばらく歩き、エレベーターで上へ上る。
「あのー、いつまでこの状態なんでしょうか。腕の感覚ないんだが」
「えー、仕方ないわねぇ。じゃあ私の家に着くまででいいわ」
そんでもって家に着き、ようやく離してもらった。
「おじゃましまーす」
ガチャ
「ん?なんで鍵閉めたん?」
「なんでって、普通なら閉めない?」
「言われてみれば」
「私この家ほとんど一人なんだから、何があってからじゃ遅いでしょ」
「あ、」
そういえばこいつ母子家庭だっけ。
それからすぐにむにの部屋に案内されたが、
「うぉへ...」
部屋が超ドピンクで眩しかった。
「適当に座って」
「あ、はい」
とりあえず、床に座る。
「別にベッドでもいいのよ」
「は?」
「ベッドに座ってもいいのよ。床じゃ痛くならない?」
そう言ってむにはベッドに座った。隣に座れとでもいうのか。
「いや、いい」
「コッチキナサイ」
「はい」
さっき言ってたことと違うじゃないですかー!!
って
「お前イラスト描くのか?」
「そうよ、主にこんなのとか」
むにがスマホを出してあるSNSのアカウントを見せる。
「え、おんりーって、お前まさか」
「そうよ、私があのおんりー先生よ!!」
「ふぁ」
おんりーとは今SNSで1枚イラストをあげる度にいいねが5000件も殺到する超絶人気絵師なのだが、まさかこいつがなぁ
「ふん、すごいでしょ、あなたとりんくに褒められてから、頑張ったんだから」
「感動した」
「ちょっと!リアクションそれだけ??もっとなんかあるでしょ!!」
「例えば」
「むにはすごいなぁ、もっと好きになっちゃった♪とか」
「お前人生楽しそうだな」
「ちょっとそれどういうこと!?」
てか、そういえばもう一人の幼馴染のりんくが見かけない。
「まぁお茶でも飲みなさいよ」
むにがいつのまに煎れたお茶を俺に差し出す。
「いや俺はこのお茶を飲む」
「いやそれさっき買ったエナジードリンク!それじゃなくてこっち!!」
「しゃーねぇな」
そう言って一口。。。あれ
「フフ、痺れてきたでしょ。そのお茶媚薬成分が入ってるのよ」
「は、バケモンだろ」
やばい、詰んだ。