機凱種のヒーローアカデミア   作:サキ。

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 よし。誰も見てないな。
 プロローグから見返したけど、直したいヶ所いっぱい。
 ちまちま直していこう。



8話 悲劇のUSJ(下)

「一かたまりになって動くな!」

 相澤先生の言葉で一部の生徒は体を硬直させる。

 俺はその言葉と共に、脳無へ視線を向ける。あれを先生とぶつけちゃダメだ。

「先生。あの脳むき出しのヴィランには注意してください。生気が感じられません」

 先生はうなずくだけで階段を飛び下りていった。

 皆の声が何故か聞こえず、辺りが異様に静かに感じ、ヴィランのリーダー格二人の声だけが能の中に響く。頭を両手で押さえ、ぶんぶんと頭を振る。

「なんで……あの二人の声だけ……」

 隣で麗日さんが何かを喋っているがその声は聞こえない。

 皆の声が聞こえるようになり、辺りを見回したころには、散らされた後だった。

「おや? あなたは……」

 黒霧が不思議そうに俺を見就てくるが、ヴィランとの繋がりなんてないはずだ。

 13号先生は自分のブラックホールを喰らい行動できない。

「飯田君任せたよ。コード入力」

 そう飯田君に語り掛け右頭に、中心に青いクリアパーツをつけた銀色の機械を右腕に赤いフレームを装着した剣を展開して黒霧に突っ込んっで行く。

「お前を足止めさせてもらう!」

「貴方には別の舞台を用意させていただきますよ」

 ワープホールを全方向に展開され逃げ出すことが出来ない。

「シュヴィちゃん!?」

 飯田君が助けを呼んでくれることを信じて「大丈夫!」とだけ叫び黒いゲートの中へ飲み込まれた。

 

 ゲートの出口では吐き出されるかのように勢いよく放り出されるが、羽を生み出し二メートルほど上の宙に浮くことで事なきをえた。

 しかしその先で目にした物は、相澤先生が脳無によって腕を雑巾の様に握りつぶされている様子だった。

「うっ!」

「シュヴィちゃん……安心してあなたは私が守る」

 突如視界にノイズが走ると同時に、研究所のような場所が一瞬映り、顔に靄がかかっている女の子が喋りかけてきていたが、頭が痛みすぐに現実へと引き戻される。それと同時に、武装がすべて解除されてしまい、真っ逆さまに落ちていく。地面に落ちた際の痛みに恐怖し目をつむるが、一向にその衝撃は来ないどころか、お腹に巻かれた何かに引き寄せられるような感覚になっている。

「何が起きて?」

恐る恐る目を開けると、視界いっぱいに水の滴る梅雨ちゃんがお姫様抱っこをしてくれていた。

「大丈夫かしら?」

 心配そうにする彼女を安心させようと、すぐに飛び下りる。

「うん。大丈夫」

 ワープで死柄木によった黒霧は一名生徒に逃げられたことを話している。

「黒霧……お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ……さすがに何十人ものプロ相手じゃ負けだ……今回はゲームオーバーだ。帰るぞ」

 その言葉を聞いた峰田君は喜び、梅雨ちゃんに抱き着き胸を触った。

 次の瞬間峰田君は水にはたき飛ばされていた。

「ちゃっかりしてるね峰田君……まずい!」

 その行動を見ていたことで死柄木から視線を外してしまった。

 梅雨ちゃんを見た時にはもう顔を触れれていた。

「ホントカッコいいぜ……イレイザーヘッド」

「このっ! 梅雨ちゃんから手を離せ。コード入力!」

 右手に剣だけを装着し、手を切り落とそうと振り上げる。

「手を……放せっ!」

 緑谷君とほぼ同時に動いたが「能無」その一声で、俺たちの行動は無意味となった。

「たはは、しくじったや」

 脳無の標的になった緑谷君は、梅雨ちゃんに引っ張られたが、私には誰もいない。すぐに脳無の標的は俺に代わり、ガードした剣を砕かれながら殴り飛ばされる。

 その瞬間、入り口の扉が吹き飛ばされオールマイトがやってきた。

「もう大丈夫……私が来た」

「あー、コンテニューだ」

 その悪意に染まった声を聴きながら、段々と意識が遠のいていく。

 

「……ちゃん、……ヴィちゃん、もうっ! シュヴィちゃんたら早く起きて」

「ごめんなさい」

 目を覚ますとそこは病院の一室のようだが、しかし、鉄格子があることで病院などではないことが分かる。

(おかしい。この世界に転生してからこの女の子と出会った記憶なんて存在しない。それに体が動かせない)

「いいのよ。それより早くしないと、先生が来ちゃうわ」

 彼女の胸に付けたプレートには8機と書かれており、自分は9機と刻まれている。

(誰か歩いてきたな。お前は!? どうしてここに!)

 歩いてきた人物、先生と呼ばれた人物はオールフォーワンと共に行動しているはずのドクターその人だった。

 

 パラパラと周りのがれきが崩れる音がする。血の匂いがする。誰かが戦っている音がする。○○が私にしてくれたように助けなきゃ……○○が皆にしていたように。立たなくちゃ。

「シュヴィちゃん……良かった。良かった……」

 誰かがそばで泣いている? ここはどこだろう? でもこの子を泣かせたやつを倒さなきゃ。

「シュヴィちゃん!? ダメよ立っちゃ!」

 水で濡れている女の子は泣きはらした顔で私の右腕をつかんでいる。

 ○○が私にしてくれたように優しく頭をなで、右腕の拘束を優しく退かせる。

「?」

 あまり理解できていない顔をする彼女に微笑み、武装を展開して煙が立つ方へ向かう。

 背後で彼女が叫んでいるが気にしていられない。口の中に血が広がってくるのが分かる。血を吐き出す。

 あのムキムキの人は限界だ。立っているだけで不思議なのに、どうして戦ってるの? あぁ、あの子たちの為か。接近する速度を緩めず、さらに上げていく。

「シュヴィさん! どうしてここに!」

 緑のもじゃもじゃ君が私に気が付いたみたい。でもどうして私の名前を?

 そんなことより、あの脳みそむき出しの奴が優先だね。

 あれ? ムキムキの人のパンチスピードが上がっていく。あ、飛んできた。

 邪魔だし切ろうか。○○の技借りるよ。

「火炎切り」

 

「シュヴィさん危ない!」

「シットッ! なぜあそこに」

 オールマイトの驚きと共に、シュヴィさんが小さく何かをつぶや火を纏った剣を振り、脳無が真っ二つにされた。

「「「なっ!」」」

 この場にいた全員が驚く。

 そんな様子をよそにゆっくりとシュヴィさんが下りてくると、オールマイトの真ん前に立った。

「次はあなた……こぷっ」

 切っ先を死柄木と呼ばれている男に向けたとたん、口から血を吐き出す。

「シュヴィ少女! 下がりなさい!」

「そのお言葉、そのままお返しするわ」

 その意味を理解できていない赤髪、紅、爆発は血だらけの姿に顔を歪める。

「まぁいいや、オールマイトの前にお前を殺すだけだから」

 手だらけの男が、此方に手を伸ばした瞬間、銃で手を撃ち抜かれる。

 驚愕する男に向かい追撃として袈裟切りをする。

「これは、仕方ないことよ」

 急に入り口に向かって引き寄せるような感覚がしたとともに、男は黒い渦の中へ「今度は殺す……お前もだ女ぁ」そう捨て台詞を残し消えていった。

「こぷっ」

 また血が逆流してきた。おそらく内臓のどこかがやられたんだろう。そんなことを考えながら視界が黒く染まっていき、地面に倒れてしまう。

 周りの叫ぶ声が段々と遠くなっていく中、血の池を作っていることだけははっきりとわかっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 投稿しなくてごめんね

 完結まで、ある程度の道筋考えたからやっと投稿するよ

自分では、いい名前が思いつかないので名前をどうするかアンケートをします。その他の場合、感想かメッセージボックスに書いてください。

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