機凱種のヒーローアカデミア   作:サキ。

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7話 悪役

「続いて次の対戦相手は、こいつらだ!!

Cチームが「ヒーロー」!!Eチームが「ヴィラン」だ!!」

 緑谷君と爆豪君の話は原作通り行わられた。しばらく他の人達が戦闘訓練をして、次は自分達のチームになった。

「ヴィランか、そうだ!芦戸さんちょっと相談が」

 そう言って近くにいた芦戸さんに声をかける。

「ん?どうした?」

「ゴニョゴニョ」

 耳元で思いついた作戦を囁く。

「ふむふむ。二人には悪いけどその作戦で行こう!」

 芦戸さんはサムズアップしながらこちらに向く。

 

 

「それでは、スタート!!」

 オールマイトの声が演習場であるビル内部で響く。

「まずは、サーモグラフィーでどこにいるかの確認を」

 そう言って八百万はサーモグラフィーを生成する。

 サーモグラフィーをのぞき込み、敵役がどこに隠れているか確認する。

「三階の中央に1人と二階に1人歩いていますね」

 サーモグラフィーを持たない峰田は心配そうに八百万に聞く。

「待ち伏せっぽいのか?」

「それはなさそうですね。ど真ん中を歩いてるようなので」

 二人は警戒しながらビルの中に侵入していく。

 

 道の真ん中に立つシュヴィが行き先をふさいでいる。

「やはり待ち伏せですわ、峰田さん気をつけてください」

「わかってる!」

 そう言うと峰田は確保テープを取り出す。

「なぁ、ヒーロー」

 俺はコートの中の武器に手をやりながら八百万さんと峰田君に話しかける。

「なっ、何ですか」

 恐怖のせいか峰田君が敬語になっている。

「俺は、本当はゴホッ!ゴホッ!」

 喋っている途中で咳き込み口を押さえる、押さえた手の隙間から血らしきものがポタポタと出ている。

 

 モニタールームでは「先生!!アイツ血出してますよ!」そう赤髪の青年がオールマイトに焦りながら話しかける。

「安心したまえ切島少年あれは血のりだよ、使用許可は出してあるよ」

「「「よかったー」」」

 

 

 

 訓練場に戻り、峰田が心配そうにする。

「おっおい!血がでて」

「大丈夫、それよりもこれから気をつけてね」

 そう言って八百万さんと峰田君の前から逃げ出す。

 八百万さんとすれ違いざまに「頑張ってね、お姉ちゃん」と言って通りすぎる。

「おい!どうゆうことだよ!」

そう言いながら峰田君は追いかけようとするが、八百万さんが峰田君を止める。

「待ってください罠かもしれません、ここは慎重に行きましょう」

「おう、そうだな」

 

 

 

 

 

「あー!戻って来た、それでどうだった?」

「大丈夫俺が考えたシナリオで進めるよ」

 そう言って芦戸さんと話す。

「それにしても結構エグいこと考えるね〜」

「いやだった?」

 あっけらかんと話す芦戸さんの顔色をうかがう。

「ううん、大丈夫」

「来たみたいだね」

 そう言うとドアが勢いよく開かれる。

「やっと、たどり着きましたわ」

 

「あーあ、バレちゃったよーどうする?シュヴィちゃん」

 

「俺が峰田君をやる」

 

「あれ?いいの?」

 

「大丈夫さっさと終わらせよう」

 

「ふーん」

 少し面白くなさそうな顔をした蘆戸さんを横目にそう言うと、俺は峰田君へと向かう。

「峰田君確保テープ貰うね」

「へ?」

 そう言って峰田君が持っていた確保テープを奪い、そのまま峰田君に確保テープを巻き付ける。

「確保完了!」

 そう言って峰田君の口へ確保テープをはる。

「ムー!ムー!」

「峰田さん!」

 八百万さんは峰田君の心配をするが、目の前には芦戸さんがいるため

芦戸さんに蹴飛ばされる。

「人の心配してていいのかなっ!」

「うっ!」

 床を転がり壁にぶつかる。

「これで終わりだね」

 そう言って、俺が渡した刃物を八百万さんに振り上げる。

 時計を確認し、芦戸さんの行動を止める為大声で叫ぶ。

「(残り五分ぐらいかそれなら)待って!」

「ん?どうしたの?シュヴィちゃん」

「もっもう、おねっ……ヒーローは立てないから終わりだよ芦戸さん」

 

「そうだねーでも立ち上がったらダメだよねッ!」

 そう言うと芦戸さんは立ち上がっていた八百万さんの元へはしる

急いで俺も追いかける。

 

 芦戸さんを追い抜き八百万さんを突き飛ばす。

「キャッ」

 八百万さんが少し声を出す。

 

「ムー!!!!ムー!!!!」

 驚愕にゆがんだ顔を浮かべる、峰田君がテープを貼られた口で叫ぶ

 八百万さんが目を開けると胸から刃物が突き出た俺がいる。

 口から血を流し、刃物から血が滴り落ちる。

「あーあ、やっぱり庇っちゃうか」

 そう言うと芦戸さんは背中から刃物を引き抜く、引き抜くときに血が溢れ出る。

「コプッ」

 口から血が溢れ出てその場に倒れる。

 

「シュヴィさん!!今治療を…芦戸さん! どうしてこんなことを!」

「大丈夫……だよ、お姉……ちゃん、これからもヒーローがん……ばって……」

 血のりで濡れた手で頬を触り、手の力を抜き、静かなコンクリの一室にぴちゃっと濡れた音が響く。

「ヴィランチームウィーーーン」

 オールマイトの声が響き、二人は困惑した顔を浮かべる。

「終わったー、峰田君テープ切るから動かないでねー」

 そう言って峰田君に近づくと八百万さんが。

「え?いまのは?」

「俺と芦田さんの演技だよ!」

「「えーーーー!!」」

 峰田君の口のテープを取りながら言うと2人共驚いた反応をした。

「え?じゃあお姉ちゃんと言うのも」

「設定だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 説明が終わりみんな驚いた反応をした下校時。

「ん?緑谷君と爆豪君ではないか」

「人から授かった『個性』なんだ」

「あっ」

 この時間だったのか。

「緑谷君と爆豪君どうしたの」

「いや!なんでもないよ!少し世間話を」

「ふーんまぁ、俺もう帰るからじゃあねー」

 嘘ってのはわかってるけどここでは触れないぞ。

「うんじゃあね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の日……。

「ズビー」

 ティッシュで鼻水をかむ。

「風邪ひいた、襲撃までには治ってくれ〜」

 そう言いながら布団をかぶる。

 

 




次回雄英襲撃!次回もお楽しみに〜

自分では、いい名前が思いつかないので名前をどうするかアンケートをします。その他の場合、感想かメッセージボックスに書いてください。

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