照らされた真実!?開く電脳世界の扉!!(前編)
「
「今ベットで寝てる。よっぽどショックだったみたい」
全員が駆け付けた時には
慌てて【
無論、ショックで亡失してしまった
因みにこの部屋は【超新星】の住むアパートであり、結城と友嬢、そして武美の3人で過ごしているらしいが、元々は2人用らしい。
「これはどう見るべきかな、
「どうとは?」
「西に対して怒りのあまり記憶が吹っ飛んだか、怒りのあまり自分を見失ったか」
どっちにしろ怒ってるんじゃねぇか、ツッコミを入れてから、
「どう見ても前者だろ、自我がちゃんとあるんだから」
いや、そうじゃないだろうと心の中で【クロス・トエルブ】がツッコんだ。
「ひとつ聞きたい事があるがいいか」
「いいけど『一体なぜアイツが怒ってるか』だろ?」
勇崎の言葉を読んだのか、次元院が口にした。
それは勇崎だけではなく、【クロス・トエルブ】全員の気持ちなので当然の事だ。
結城は一瞬嫌そうな顔をし、すぐに諦めたように口を開いた。
「『
知ってるも何もそれがメジャーだ。
各エリアをブロック毎に区切り、その土地の権利を得るというものだ。
20歳以下ではさすがに広場の1部とかでしかないが、大人等は会社の土地を自らの領土としている。
最近で言う「会社の合併」等は全てこの領土戦で敗北し、相手会社に奪われたものだ。
さすがに無条件で挑む事はできないが、20歳以下のいざこざならば相手が気に入らない程度でも問題はない。
そして、相手の傘下に入りたくなければ新たな領土を得るかそのエリアを出るしかないのだ。
それに大抵は相手の傘下に入る。
最も西は『エリア・マッチ』と読むようだが、中央では『りょうどせん』と読むと多少の違いがあるが……。
「あぁ、それが一体……」
そこまで言って一つの可能性が浮かんだ。
それが表情に出ていたのだろう、
「そうだ、あいつは全ての領土を失った。だから西を離れた」
「ちょ、ちょっと待ってください。確か次の日までは再戦期間があるはず」
そう、領土戦は1回負ければ終わりと言うわけではない。
敗北しても、1週間は“再戦期間”という期間となる。
そこで勝利できれば、領土はそのままとなり、半年ほどはその領土への侵攻はできない。
が、拮抗した実力ならばともかく一方的な敗北となれば勝ち目はないが……。
「あぁ、そうなんだが……」
「アイツはその期間中に西を出たんだ」
何故だろうか、彼の頭の中には「チャンスは1度きり」とでもインプットされてるのだろうか。
それはそれでバカな話だが。
「俺たちも詳しくは知らなくてな」
「聞いた話だと、アイツが開始までに自分の領土に来ずに敗北。次の日に再戦待ちをしていたがなかなか来ないことに不信感を抱いた2チームが行って初めて発覚したんだ」
「……アイツ、領土2つだったな」
「アイツの家に行ったら既におらず、中央向きの門から出て行ったのが分かって全員で捜索」
で現在に至ると仲良く2人で解説する。
が、大まかな事情は分かった。
ついでに対処法も、だ。
これについては【超新星】組も知っているらしく、その為に捜索を行っていたのだ。
実行できるかは別としても、だ。
「それなら、勝負を挑めばいいのでは……」
西の勢力は基本的には勝負で事を決める事が多いと聞く。
つまり、彼を勝負で下せばそれも容易いのだ。
「あぁ、そうだな……」
「そうだね、勝てれば、ね……」
両リーダーが遠い目をしながら呟いた。
「竜人、勝率どれ位?」
「1割あれば多い方だろ。そっちは?」
「似たり寄ったりかな」
正直聞きたくもないものを聞いてしまった。
あの実力を誇る両チームリーダーですら1割を下回る勝率って……。
「でも、それは3対3の話では……」
「いや、1対3だ」
本当にバカなのではないのか、と思ってしまう。
普通対戦では両チーム3人までが代表として戦う。
無論1人でも構わないが、自分が不利になるだけである。
「1対3でそれなんだからまったく笑えないよ」
それは笑えない、当事者だろうが部外者だろうがまったく笑えない。
てか1対3で勝ち切るってどんな腕してんだソレ!?
そんな事を考えながら、【クロス・トエルブ】はその部屋を後にした。
正直この時はただデタラメな強さを持ってる程度しか思えなかったがどれだけ狂っているか、この後思い知ることとなった。
次の日
クラスでは驚きの表情が広がった。
「どうしたの、皆?」
どうしたもこうしたもない。
何故なら、今発言した
「え~、皆には言ってなかったけど、このクラスだけ23人なのよね」
そう、他のクラスは24人いたのだが、このクラスのみ23人しかいなかったのだ。
人が足りないからこのクラスだけ少ないのかと思っていた。
「今まである事情でここには来れなかったけど今日から来ることになったからよろしくね」
そりゃ今まで捕まってたんだから来れるわけがないが……。
「……」
そして何も話さない空音。
その瞳は紅く灯ったままに……。
その日の実習は特筆する事はなかった。
理由は簡単だ。
戦闘事態が一撃で片付いたからだ。
それも成熟期(と思われる)の一撃だけで。
「アイツ、また強くなってる……。」
「正直知りたくなかったような安心したような……」
結城と次元院が安心と呆れをかき混ぜたような表情でそう言った。
「リーダー、挑んでみる?」
「無茶言うな、秒殺されるわ」
恐らく結城の言う通りだろう。
少なくともあの実力を見る限りは。
だが分かったのは、ほぼ無敵の実力だけではない。
彼のパートナーは「ドル」と言う名前を付けられた、藍色の毛に覆われたデジモンと言うことだ。
やはりセントラルにあるデータベースには存在せず、
「……灰原黒音」
同じく正体不明のデジモン持ちである武美が心配そうな表情で呟いた。
龍希(以降龍)「やっと俺たちの出番が来たよ」
緑香(以降緑)「しばらく出番がなかったもんね」
龍「今回も辛うじて1ヶ月位で投稿したな……」
緑「実際は3週間前には出来上がってたんだけど……」
龍「意外と早くね!?」
緑「仕事を辞めて、別の仕事を探してたり、ゲームしてたら投稿するの忘れてたり……」
龍「後の二つが余計じゃね?」
緑「おかげで時間はできたけど、PCはできなかったって」
龍「全く上手くないな、ソレ」
緑「しばらくはスマホで頑張ることと新しい職場を探しながらで書くので時期が不明ですが」
龍「1ヶ月掲載を目標に頑張っていくので、是非読んでください、とのことです」
上記の話は全て実話です。