震災に会われた方には特に何もできず、申し訳ないですが……。
とりあえずモニターを見て分かった事は、受けてから3日以内に依頼を達成しなければならないということ。
正しくは『72時間』で、受けた時からカウントして0になったら依頼失敗となる。
次は依頼には種類があるということ。
『捜索』は文字通り、探すことである。
探すものは落とし物や迷子になったデジモンである。
『討伐』も文字通り、倒すことである。
倒すものはもちろんデジモンである。
倒すデジモンは依頼書に載っているが一定数であったり、バラバラである。
最後に『緊急』である。
一定条件で発生し、基本的にはとっかえひっかえになる他の依頼とは違い達成できるまで消えず、1つしか出現しない。
「簡単な解説はこんなとこかな」
解説画面の右上の×ボタンを殴るように押しながら、
「それと依頼は第7の月の真ん中までだから、実質は一月半ってところかしら?」
その様子を見ながら、
「そう言えば、一つの依頼に参加できる人数は決まってるのか?」
解説を聞いていた
すると、
「……特に決まりは無いみたい。ついでに1度に受けられるクエストの数にも制限は無いみたい」
「そうか、じゃあ」
「ちょっと待って」
早速受注しようとする御祓如と言うかに【
「いいのか、あの……」
「黒原」
「そう、黒原ってヤツを追わなくていいのか、の前に何してるんだブイモン」
幻中のパートナー、ブイモンがいつの間にか隣に立っていて、彼の手伝いをしていた。
「ここ、パーソナルエリアみたいになってて、でられたんだ」
みんな出てるよ、と言われて周りを見てみれば、それぞれのテイマーの近くか部屋のすみにパートナーデジモンが出ていた。
ワームモンに至っては、
最も、少し重いのか若干振り子のように振れているが……。
全員が苦笑し、
ついでに自身のパートナーであるドラコモンも抱えている。
華奢な見た目とは裏腹に意外と力持ちなのだ。
そんなことを考えていると、
「心配ないよ、どうせアイツを倒せる奴なんて西でも少なかったんだ」
次元院の言葉にえ、となったが、よく考えれば黒原の事だろう。
「え、そんなに強かったんですか?」
強い、と言うことは彼らの言葉や、先日の実習を見れば明らかだ。
「少なくとも
それはそれで問題だろう、大学生と言えば普通に究極体やそれに匹敵しかねない実力者ばかりのはずだ。
それですら一対一戦では勝てないとなると、予想を上回る実力者なのだろう。
「普段の
もうそれ、ソイツが八位なんじゃないだろうか。
と思ってしまうが、自分勝手な動きが多い以上、チームのリーダーは務まるまい。
と考えたところで、
「そう言えば、アイツはチームに入ってなかったのか?」
それだけの戦力ならば、他のチームメイトは何がなんでも止めただろう。
そうでなくとも、真っ先に説得に行くはずだ。
「……アレってチームかな?」
「名ばかりチームだろ、ありゃ」
両リーダーの遠い目でどこかを見ていた。
どうも地雷を踏み抜いたらしい。
「で、何の話だったっけ?」
いつの間にやら話が明後日の方向に逸れていた話を、
そして「何の話だったっけ」となってから、
「どうせ探しても無駄だって。アイツはそういう奴だ」
「それにこんな“広そうで狭い世界”にいるんだ、いつかは見つかるさ」
彼を最も知るであろう2人がそういうのだ、そういうものなのだろう。
【超新星】メンバーへの説得を諦め(1人不服そうではあったが)、依頼を選ぶべく、全員でモニターを覗き込んだ。
前書き及び投稿日の通り、かなり遅くなりました。
というのも、私が住んでいるところは九州であり、大きな被害こそありませんでしたが、何度も大きな地震に襲われました。
また、時期が時期だけに田んぼや梅雨による浸水被害の後片付け(我が家ではないとしか言えませんが)、時間が取れなかったというのもあります。
その上、家で猫を飼うこととなりまして、慣れるまで時間がかかったというのもあります。
最後に遅くなりましたが、震災及び水害に会われた方達に良いことが起こることを祈っております