……檜山仁(ひやまじん)は武器以外に使えるとしたら……
1つだけあるじゃないか?
……そんな人間が存在しているのか?
檜山仁(ひやまじん)の能力について考えていた俺だが、檜山仁(ひやまじん)は両手に紅色の炎を宿す。
「もう終わりにするぞ」
どうする。この考えは確証が無い。
……言ってやる。
「お前は……能力の他にも魔法が使えるんじゃないか?」
どうだ?
これが俺の考えだ。
まずはいつも手に宿す紅色の炎が檜山仁の能力だ。
そして俺の
これで合ってるのか?
「……それがどうした?」
えっ
意外すぎる答えだった。
俺は最も動揺するかと思っていた。
俺の方が動揺してる。
……檜山仁(ひやまじん)はそれ程に自信があるって事か。
つまりは檜山仁(ひやまじん)は自身の能力、魔法に加えて俺の
どれだけ贅沢するつもりなんだ?
「怖じ気づいたか」
「嫌、勝てるかもしれねぇ」
俺は右手を炎に包ませる。
炎の勢いが徐々に弱まり姿を見せる。
「……次は銃か?」
「あぁ、こいつで勝負だ」
俺は炎に包まれた銃を檜山仁(ひやまじん)に向ける。
「……お前じゃあ、俺には勝てない。レヴァンティンで俺にダメージを与えられなかったお前じゃあ無理だ」
確かに檜山仁(ひやまじん)の言う通りだ。
俺の異能
だが、
なら、色々な武器を
「やって見なければ分からないだろ」
俺は
それと同時に銃口から弾ではなく炎が勢いよく檜山仁(ひやまじん)に向かっていく。
「無駄だ」
檜山仁(ひやまじん)の手前で魔方陣が展開する。
俺が撃った炎は檜山仁(ひやまじん)が出した魔法陣にぶつかる。
俺の持つ銃の勢いが無くなり、出なくなってしまった。
俺はその銃を地面に叩きつけ、新たに炎に包まれた銃を造り出す。
「何度も言わせるな。お前じゃあ、俺には勝てない」
「だからって認められるかよ。死んでたまるか」
どうする?
檜山仁の防御も攻撃も隙が無い。
「次は俺の番だ。まだ殺さないでやる」
……まだ?
そうか。あいつの狙いは俺の
異能者の武器を奪うには出した状態で殺さないと無理だ。
今、檜山仁(ひやまじん)は俺を殺す事が出来ないって事か。
檜山仁(ひやまじん)は右手を握り締め、俺に向かって殴り付ける。
それと同時に紅色の炎が回転しながらやってくる。
嫌、出したら檜山仁(ひやまじん)は手加減をしなくなる。
銃じゃあ、防げない。俺は銃を捨てる。
銃は炎に包まれ、消えてしまった。
ここは