俺、シュンこと
元の世界では学校に通うのが当たり前だったけど、この世界ではむしろ、学校に通うことのほうが少ない。学校に通えるのは、貴族などの特権階級か、一部の裕福な平民、もしくはよほど才能に恵まれた人間か。
だが、俺の場合王族であるため、学園に通うのは問題ない。
俺の妹であるスーや公爵令嬢であるカティアこと
エルフの親善大使として来ているフィリメスこと
大商人の娘であるセレスこと
この様に、この学校に入学してくる転生者は比較的多い。これ以上は誰が居ても驚かないであろう自身が俺にはあった。
だがしかし、流石にこれには心底驚いた。
「あー、今日からお前たちの魔法基礎の授業を担当する
何故か教師になっていたジュリウス先生こと
ちなみに、驚いたのは俺だけではない。普段、その意味深な笑みを崩さないフィリメスでさえ、目を見開いていた。(最も後に聞いた話では、それは自分のアイデンティティを崩されそうだったかららしい)
唯一驚いていなかったのは、
どうやら、ジュリウス先生はユーゴーと同じく
そんな教師陣の中で、唯一意見できる立場であるためか、前世と同じくユーゴーのストッパー役として駆り出されることが多い。
この前の魔法の実践授業でだって、ユーゴーが放った火魔法が的に当たる前に土魔法で防ぎ、返す刀でユーゴーの頭にアイアンクロウをかけていた。
「痛い痛い痛い!」
「ここ森の中!火気厳禁!!OK!?」
「分かった!分かったから放せって!」
ちなみに、何故かその後来た地竜についても彼が文字通り一蹴して倒していた。
このことから、彼が相当高い実力を持っていることが伺えるのだが、・・・・・・
「何で教師になったんだ?」
「いきなりだな、オイ」
「ですが、私達も気になりますわ」
「ええ、全くですぅ。・・・(私のアイデンティティぶち壊しやがって)」
「おーい、聞こえてるぞー、岡ちゃん」
「あははは・・・・・」
「ハァ、まぁ何でなったのかって言えば、お前達に会うためだな」
「俺達に?」
「どういうこと?」
「最初は普通に入学で良いと思ってたんだけどな。前に、俺が冒険者やっていた際の功績で、研究機関を立ち上げることになってな。そのために高卒認定みたいな物受けて既に卒業資格を取っちゃってた訳。」
「ハイ?」
「で、結構重要な役職にいるから、今更学園に入学って訳にもいかなくてな。そんな訳で、紆余曲折を経て今に至る訳だ」
「イヤイヤ、ちょっと待って欲しいですけど!?色々とヤバい情報が目白押しだったような気がするのですが!?」
・・・・・そんな訳で、俺達の波乱万丈な学園生活は幕を開けたのだった!!
最後の話の締め方・・・・・・。
そして、申し訳ありませんが、明日の投稿はお休み致します。