時は来た。
奴に打ち勝つのだ。
いずれ戦わなければならなかった敵。そのために今まで鍛え上げてきた。
その成果を今見せよう。
さぁ、かかってこいやァ!!探知ィィ!!!
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いや、皆さん、いきなりテンションがアゲアゲで申し訳ないが、引かないでひかないで。
と、取り敢えず取得しよう。
《現在所持スキルポイントは100200です。
スキル『探知LV1』をスキルポイント800使用して取得可能です。
取得しますか?》
YES。
《『探知LV1』を取得しました。残りスキルポイント99400です》
ああ、遂にスキルポイント残り10万切ったか。
何気に神性領域拡張が痛かった。
何だよ15000て。
支配者スキル差し置いて今までで最高値じゃないか。
まぁ、今はいいや。
ともあれ!取得はした!!
大丈夫、大丈夫、俺ならできる。
そのために忍耐も取ったし、途中まで身体能力向上系を放置してまで、思考能力向上系スキルのLV上げに勤しんだじゃないか。
スー、ハー。
よし!やるぞ!!
探知オン!
・・・・・・わあ。
すげえわ。
伝聞で知っているのと、実感するのじゃまるで違うのがはっきりわかるぜ。
頭痛も不快感もない。
傲慢持ってたおかげで、ちょっと転んだだけで得られた痛覚軽減系スキルの影響もあるだろうか。
ともあれこれは凄い。
ちょっと忍耐働かず、傲慢が完全作動していないか心配になる。
これは、軽く全能感すら湧き上がりそうだわ。
周りの全てが把握できる。
普通だったら把握できなさそうなそれらの情報を、スキルの力を使ってある程度までなら理解できる。
そのある程度ですら、宇宙の真理を垣間見たかのような、そんな圧倒的な情報の海だった。
俺の認識するこのちっぽけな空間ですらこれだ。
改めて、世界の広さと偉大さがよくわかる。
やばい、久しぶりに意味も分からず泣きそう。
ぐしぐし、と涙を拭う。
ちょっと一旦探知を切ろう。
ふう。
すごかった。
なんだろう、この訳もわからない感動は。
例えるなら、満天の星を眺めて感動したみたいな。
それに近いような感じ。
ああ、もう少し感動に浸っていたいけど、気持ちを切り替えてよう。
そして、今後の方策を練るのだ。
探知は成功した。
それなら今後は探知は常時発動させていこう。
そして、その探知を介して鑑定も常時をするのだ。
今まで、生物には鑑定しないため常時発動ができなかったが、これからはこの方法でやってやるのだ。
見てろ、すぐにカンストさせてやるぞ!!
そして、これにより魔力感知もできる様になったので、魔力操作も習得する。
幸い今は傲慢の効果でそれなりにMPもある。体内での魔力の循環だけならあまり消費することもないと思われる。
というわけでまた頼んだぜ、
応とも、任せとけ。
こうして、
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そして、時は来た。