悪の組織の戦闘員(バイト)は今日も魔法少女と対峙する   作:戦闘員B

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こんな作品ですがよろしくお願いします。


プロローグ

「はぁ…今回もダメか…」

 

15回目のお祈りメールに僕はベットで溜息を吐く

 

僕はそのままテレビのニュースを見る

 

『ご覧下さい!今回もまた魔法少女が怪人から人々を守りました!』

 

二年ほど前から『怪人』や『魔獣』と呼ばれる謎の存在が現れ、社会は混乱した。

 

奴らは人を決して殺しはしなかった。しかし恐怖は与えて来た。そのおぞましい行為に人々は恐怖に震えた。

そして一週間程経った時、突如怪人達を倒す存在が現れた。

 

魔法少女と呼ばれる存在だ。

彼女たちは怪人達が悪事をすると現れ、怪人と魔獣を倒しそして去って行く。

メディアも謎の存在として魔法少女を追い、それをニュースとして流した。

 

その結果、魔法少女がただ力を与えられた少女達という事が分かった。

 

世間はその事実に混乱としたが、彼女らを手助けする企業も現れ、メディアや政府も魔法少女に協力するようになった。その結果、怪人も魔法少女の戦いも一つの日常となった。

 

その結果、怪人と魔法少女の戦いは一つのエンタメのような物になり、今では魔法少女の活躍を高らかにニュースし、彼女達のグッズやファンサイトが出来るまでになった。

 

僕はそのニュースを尻目に外へ出る。

 

そのまま求人を求める訳もなく、ただ街を歩いた。

 

街の人々は楽しそうに歩いている。

 

カップルだったり、老夫婦だったり、子供だったり、

皆いつ怪人が襲って来るかも分からない状況なのに平和そうに過ごしていた。

 

すると、駅前に今時見ない西洋風の服を来た髭を生やした老人が居た。

 

「どうしたものか…うーむ…」

 

その目線の先には街の地図があり、手元と地図を交互に見ていた。

しかし周りの人は老人が見えていないかのように目の前や背後を通り過ぎる。

流石に可哀想だと思ったので、僕は声をかける事にした。

 

「どうかしたんですか?」  

 

そう声をかけると老人は僕に顔を向けた

 

白髪に黄色の目…外国人だろうか?今時見る事もない貴族が着るような服を着て居る事を考えたとしても誰かしらが写真を撮ったりすると思うが…

 

「む?いや何、ここへ行きたいのだが地図に載ってなくてなぁ…」

 

そう言って老人は手元の紙を見せる

 

簡素に地図が書かれた紙とクリップに止められた古い館の写真。

 

僕はその写真を見て思い出した、ちょうど二年前に空き家なった館だった。

 

「僕、ここ知ってるので案内しましょうか?」

 

そう言うと老人は口角を上げて笑いながら礼を言う

 

「おお、それは有難い、買ったは良いが場所が分からなくてな…」

 

そのまま僕は老人を館へ案内した。

 

そして館へ辿り着くと老人は僕へ振り返った。

 

「ありがとう、所で君は何か悩んでる事はないかね?私で良ければ相談に乗ろう」

 

そう言われて、僕は素直に答えた

 

「実は就職先が全然決まらなくて…15回チャレンジしたんですが…全部落ちてしまって…」

 

ついさっきのお祈りメールを思い出してしまった、辛い。

 

「ふーむ…なら私の所で働かないかね?丁度君のような人が来て欲しいと思っていたんだ」

 

「良いんですか…!?」

 

そう問うと勿論と頷く老人

 

「詳しい話は明日としよう、明日ここへきてくれ」

 

そう言って老人は館の扉を開けて中へ入って行った。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

翌日、僕は老人の案内されながら館へ入った。

 

内装は中世の頃の貴族の館、という感じだ

 

そのまま応接室らしい所のソファに腰を下ろす。

 

「まず君がどこまでやれるのかを見たい、その為にこれから1ヶ月程はアルバイトとして働いてもらう。勿論保険には加入して貰うから、この書類にサインしてくれ」

 

そう言って老人は20枚程の契約書を出す。

 

その内5枚は契約書、残りは全て保険だった。

 

書類に目を通しながら、老人から聞いた仕事はこうだ。

 

現場に行きそこの人の指示に従う

 

土日休みの完全週休2日制

 

給料は一日4万5000円

 

制服はこちらで用意するので大丈夫との事

 

僕はここに決めた。

 

そして初めての仕事の日、真っ黒な制服を貰って現場に行った僕は衝撃的な光景を見る事になる

 

お気に入りが100件突破した記念にお話を書こうと思います。読みたいものを選んで下さい

  • 魔法少女、その始まり
  • 黒猫の探し人
  • 幸せを探す白兎
  • ある男の過去
  • 僕は君のお兄ちゃんだから
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