スクールアイドルアニメで見たような二人が、銀河の深宙域を駆けまわります!【とりあえず完結!】 作:ひいちゃ
これを事前に読んでおくと、いい……かも?
【深宙域】
スクみたの舞台となるエリア。『深』とあるが、実際は、銀河の中心ではなく、むしろ外縁。もしかしたら、銀河を飛び出した先の別銀河かもしれない。
銀河の中心部、二大国と呼ばれる大国の存在するエリアから、片道20年の距離にある。
なお、この20年というのは光年ではなく、超光速航法(ワープ)を使って20年という意味である。
二大国から発した探査船団によって発見され、以後、開拓や植民が行われている。
とはいえ、法の支配が行き届いているのは、人類文明圏の中心であるレーヴェ星域のみであり、それ以外の宙域は、まさに弱肉強食の無法地帯である。
西部劇の舞台を思い浮かべると近いかもしれない。
現在は、レーヴェ星域とその周辺のいくつかの星域の開拓、植民が終わり、さらにその外の星域へと開拓、植民の手を伸ばしている状況。
【深宙域暦】
人類がレーヴェ星域を発見した年を元年とした暦年法。D.S.E(Deep Space Era)と略される。
物語の舞台はD.S.E230年。
【 レーヴェ星域 】
深宙域の片隅に存在する7つの惑星からなる恒星系。人類がこの星域を発見して、開拓に着手したことから、深宙域における人類の一歩が始まった。
まず、第四惑星であるレーヴェⅣの開拓から始まり、今では先住種族の住むレーヴェⅡ、ガス惑星であるレーヴェⅥ以外のすべての惑星に人類が住んでいる。
なお、名前の由来は、開拓団の団長が敬愛するある皇帝の異名からきている。
・レーヴェⅠ……第一惑星。恒星レーヴェに最も近い惑星ということもあり、かなり高温の惑星。人々は、地表に作られたドーム都市に居住している。
・レーヴェⅡ……第二惑星。先住種族であるフォーリンが住む。人類はフォーリンを尊重し、レーヴェⅡの開拓や植民には手を付けていない。なお、形式上はレーヴェ星域を統治するレーヴェ惑星同盟共和国に所属しているものの、政府の統治は受けていない自治区扱い。
森や水に覆われた自然にあふれすぎる惑星。
・レーヴェⅢ……第三惑星。レーヴェⅣと位置が近いこともあり、環境もレーヴェⅣに近く、首都星であるレーヴェⅣに次いで人口が多い。
・レーヴェⅣ……第四惑星。レーヴェ星域を統治するレーヴェ惑星同盟共和国の首都がある。きわめて地球に近い環境。経済、軍事、政治の中心。
・レーヴェⅤ……第五惑星。Ⅳからかなり離れていることもあり、環境はあまりよくなく、惑星のほとんどが荒れ地である。
・レーヴェⅥ……第六惑星。土星に匹敵する大きさを持つガス惑星。同星域におけるヘリウム3の一大供給源。
・レーヴェⅦ……第七惑星で、レーヴェ星域最外周惑星でもある。氷に覆われた極寒の地。衛星軌道上には、外周防衛ステーション兼税関ステーションがある。
【 レーヴェ惑星同盟共和国 】
レーヴェ星域に植民した人類が打ち立てた国家。レーヴェⅣを首都としており、人類文明圏を統括している。
【鋼の月(スタルモンド)】
レーヴェⅣの月軌道に浮かぶ人工天体。大きさは直径60kmほど。
特殊処理を施された超硬度鋼と複数の素材を使った四重複合装甲で覆われ、さらにその外周を流体金属の層で覆っている。
宇宙港には、2万隻もの宇宙船を収納可能。もちろん、それに見合うだけの、物資生産能力も有している。
かつては、超高出力ビーム砲も装備されていたというが、現在は排除されている。
深宙域を発見した探査船団は、この鋼の月(当時は違う名前で呼ばれていた)と、その護衛艦隊を伴ってやってきた。
その後は、レーヴェⅣが共和国の首都となるまで、人類の拠点として使われていたが、それからもスペースコロニーとして使われており、500万人もの人々が居住している。
なお、ハンターオフィスもこの鋼の月に存在している。
【フォーリン族】
レーヴェ星域の第二惑星、レーヴェⅡに住む原住種族。
人類が初めて遭遇した地球外知的生命体(いわゆる宇宙人)でもある。
背丈は人間の腰ぐらいの高さで、背中に羽が生えている。
だがこの羽はとても小さく、この羽で飛ぶことはできない。
高度な精神文明を持っていたという噂もあるが、今のところでは噂の域を出ない。
というのも、彼らはめったにレーヴェⅡを出ることがないので、その片鱗を見ることがないからだ。
彼らはレーヴェⅡの森林地帯に大きな町を作り、そこを小さな王国として生活を営んでいる。
産業というのは特になく、木の実を採ったり、狩りをしたり、農業や牧畜をしたりなど、自給自足で生活を成り立たせている。
彼らとの接触後、人類は彼らを尊重し、レーヴェⅡの開拓や植民には手を付けていない。
【ダイヤ・ブラックウォーター】
主人公。相棒のマリー・フィールダーとともに、ハンターチーム『AquaS(アクア)』を結成して活動している。得物は日本刀っぽい反身のレーザーソード。
堅物で、ちょっと厳しく口うるさいが、逆に自分が暴走してしまうこともある。
家はレーヴェⅢにある旧家で、妹がいる。そして妹を溺愛している。
実家にいたころにはなかった刺激を求めてハンターとなった。
【マリー・フィールダー】
ダイヤの相棒の女性ハンター。ふざけるのが好きな自由人。しかし、要所要所では真面目なところも見せる。その一方でお金についてはかなりルーズで、ダイヤを悩ませている。
得物は銃。撃つときに『ロック・オーン!』というのが口癖。
フィールダーという姓(ファミリーネーム)は、実は偽名。レーヴェⅣ有数の財閥のお嬢様だったが、窮屈で退屈な家に我慢できなくなり、家を飛び出した、という経歴を持つ。
【ヨシコ・ダークエンジュ】
ダイヤとマリーがあることで出会うフォーリンの少女。実は、フォーリンを束ねる王家の王女。
好奇心旺盛だが、厨二病の気があり、自分のことを『深宙域を治めている女神に仕えていたが、その美しさに嫉妬した女神に堕天させられた堕天使・ヨハネ』だと思い込んでいる。それもあり、周囲には自分のことをヨシコではなくヨハネと呼ぶように言っており、本名のヨシコと呼ばれると『だからヨハネ!』『ヨハネだってば!』と返すのがテンプレww
なお、ヨシコは王族の中で一番精神文明の名残を持っているらしいが……?
【ウミ・プレイス】
レーヴェ防衛宇宙軍中将。『黒髪の勇将』の異名を持つ。ちなみに女性。
深宙域にやってきた探査団の護衛艦隊司令をしていた人物を祖先に持つ家系の出(ただし、彼女はその家の傍系であるが)
その家系を誇りに思っており、女性でありながら努力の末、中将にまで昇進した努力の人。
副官と、レーヴェⅦ防衛司令補佐の二人とは幼馴染同士。
戦闘においては、速戦即決を旨とする電撃戦を得意とする。
性格はちょっと堅物だが、見知らぬ人の前に出るとあがってしまったりするあがり症でもある。
【コトリ・サウザント】
レーヴェ防衛宇宙軍大尉でウミの副官。ウミ、そして現在レーヴェⅡ防衛司令補佐をしているホノカとは、生れた時から幼馴染で、士官学校も一緒だった。
とてもおっとりしている一方、とても軍人としても優秀。それなのに大尉で止まっているのは、ウミの副官で居続けたくて、昇官を断っているから。
【ホノカ・コーサカ】
レーヴェ防衛宇宙軍大佐。レーヴェⅦ防衛司令補佐。
ウミ、コトリとは生まれたときからの幼馴染で、幼稚園、小学校、中学校、高校はもちろん、士官学校も一緒だった仲で、プライベートではよく遊びに行くほどの関係。(ウミに怒られ、コトリに甘やかされるのが日常だったとか)
とてもポジティブで、ちょっと幼さの残る女性。(ちなみに、ウミ、コトリとも同じ23)
軍人としての才覚は確かなのだが、勤務態度が今一つなので、いまだに大佐から昇進できずにいる。一応、レーヴェ星域を悪の手から守るという決意は本物なのだが。
まだ、学校時代のことが抜けなくて、よく仕事の場でウミやコトリをちゃんづけで呼んでは、防衛司令に怒られたり、ウミに小言を言われたりしている。
【超生物(グレイツ)】
かつて、この深宙域に存在していたと言われる、人知を超えた力を持つ巨大生物。
いまだ生きている姿に遭遇したことはないものの、各地に散らばる、超生物由来のオーバーテクノロジーの遺跡の数々、そしてそれと思われる巨大な化石などから、存在することが推測されてきた。
【超生物教(グレイツ・ブラザーズ)】
上記の超生物を神のように崇拝する宗教団体。穏健派(シスターズと呼ばれる)は細々と布教活動をしているが、後述の過激派の所業もあり、あまり印象はよくない。
一方の過激派は、各地でテロや陰謀を行う狂信者のテロリスト集団。超生物を信仰するという他は、特に理由もなく、テロや陰謀を繰り返している。
一説には、彼らの中枢には、二大国時代から存在する宗教テロ集団『チキュー(地球)教』の元構成員も加わっているとも噂されている。