アニガサキ!-PASTEL COLLARS- 外伝 Episode of ランジュ 作:海色 桜斗
これは「ラブライブ!スクールアイドル オールスターズ」の2nd Season改変シナリオです。ランジュ勢力側がスクールアイドル以外の大人の圧力を使うなら、同好会側だって使っちゃえばいいじゃないと言うノリで製作されています。なお、以下の方にとっては一部不愉快に映る可能性もあります。ご了承の上、御覧ください。
・スクスタストーリー2nd Seasonに肯定的な方
・クロスオーバーによる救済が苦手な方
・虹ヶ咲を巡る諍いにμ'sとApours巻き込むなよと言う方
・そもそも原作のファンではなく、アンチな方々
・各派閥の原理主義者の方々
此処は、とある国の高貴な者達にしか住めぬセレブ街。その街の一角に存在する、どの家よりも豪華絢爛仕立ての豪邸に住む彼女……ランジュは自室にて世話をするセバスチャンと共に優雅なお茶会を楽しんでいた。
「――ねぇ、セバス。どうしてアタシには友達がいないのかしら」
そんな彼女が、淹れられたばかりの紅茶を口にしながら、そんな言葉を口にした。一方のセバスチャンは全く佇まいを崩すことなく、彼女の問いにこう答えた。
「それはですな、お嬢様。貴女様が高貴なるお方故で御座います」
「でも、アタシの通う学校の他の人達には友達が沢山いる子もいるのよ?」
それだけでは納得ができなかった彼女はさらに質問を投げかけた。すると、またもやセバスチャンは姿勢を崩さず、こう答える。
「我が家系は彼奴等とは格が違います故、仕方なき事かと」
「そんなのつまらない、アタシだって友達が欲しいわ」
家の都合だから仕方がない。そんなもので諦められるほど、彼女はすんなり諦める少女ではなかった。親の言いつけや習い事、その全てを律義に守ってきた彼女ではあったが、そこだけは他人に譲る事を良しとしなかったのである。
「でしたら、我らに残された最善の手段をお教えしましょう」
不意に、セバスチャンが笑みを携えて、彼女の要望に答える。しかし、礼儀正しく下げられた彼の顔に浮かんでいたのは、今まで見せていた笑みとは全く別物の汚らしい笑みだった。
「……!えぇ、えぇ!教えて頂戴、今すぐに!」
「では、不肖の身なれどお嬢様の為、この私がお教えいたしましょう」
表情を何時もの柔らかい笑みに戻してから顔を上げ、彼女の期待に応えようとするセバスチャン。この場面だけを見ていれば、ただのお嬢様と従者の関係に見えただろう。だが、真実はそれほど簡単な関係ではなく、もっと血みどろで狡猾な相手の思惑に利用され続ける関係。
「――お嬢様の持つ、圧倒的な財力と権力。それを用いれば、必ずやご友人の一人や二人……いえ、100人以上持つ事も夢ではありますまい」
従者が主にではなく、主が従者に利用される。様々な環境に恵まれた人間達だからこそ、そのように立場が逆転する事を決して許してはいけない。
だが、この純粋さが仇となり、自身の行動全てがとある男によって利用されてしまうとはこの時の彼女には考えもしなかったのである。
そんな世間知らずのお嬢様、鐘嵐珠。彼女が己の過ちと自分のみが"善"であるという誤った認識に気付き、自身を利用した者の手からの脱却までを描いた、彼女に与えられるべきだったもう一つの可能性の物語。
……導入なんで短めではありますが、如何でしたでしょうか。
正直、作者としてはランジュ編に関する矛盾が回を追う毎に増していく現状にちょっとそれはどうかなと思うところではあります(というか、昨日公開された23章の内容含め、一連の流れが栞子参入までのフローチャートのコピペ過ぎる気が……)。
PS
スクスタ23章、もうプレイされましたか?
普通にプレイした方……さては貴様、NTR好きだな?「ぬきたし」やってみないか?
プレイして絶望を覚えたという方……お疲れ様です、取り敢えずアニガサキ見よう?ついでに「ぬきたし」も買って一緒にナナセニウムの海に溺れよう?
プレイしてないよって方……その先は地獄だぞ、アニガサキを見ろ。こういう時、男は黙って「ぬきたし」を買うものさ。覚えておいた方がいい。
今からスクスタ始めようと思っている方……一回考え直そう。そしてアニガサキのBlu-rayと「ぬきたし」を買うんだ。