二度と行かない・・・。
リメイクのfateアニメはどのルートをやるんでしょうかね?
順番的に桜のはずですよね・・・?(真剣)
「それじゃぁ、また明日」
そういってヨシノと別れた。
名残惜しいが仕方ない。
彼女には彼女の時間がある。
僕が独占していいはずがない。
それに、お茶の約束もした。
明日、最初の桜のところに正午に待ち合わせだそうだ。
カフェの場所も知らないが大丈夫だろうか・・・?
森から出たところから自分が予約していたホテルに向かって歩きながら彼女のことを思い出す。
不死身の妖。
魔眼が通用しない相手。
自分にとっては恐怖以外の何物でもないのに、心は明日会えることを喜んでいた。
彼女に魅了の魔術でもかけられただろうか。
そのくらい彼女に全くの恐怖を抱かない自分に逆に恐怖を抱いていた。
彼女に会って文字通り世界が変わった。
変わる前、自分の景色は半径五メートルの円の中。
今では微塵も感じられない形だけの世界。
色付きの世界とは天と地の差がある。
名無しだった自分に与えられた名前。
ヒガン。
心の平安。
全部彼女がくれた。
彼女のおかげで、僕は少しは綺麗になれた。
だからこの想い、恋を抱いていてもいいんじゃないか・・・?
夢くらい持っててもいいはずーーーー
「おいおい、そいつはお門違いってもんじゃねぇか?」
突然の声がかかり、思考が断ち切られる。
若々しい、自分と同じか、というか自分と酷似した男の声。
嘲笑するような声にイラついた自分を感じられた。
「・・・どういうことだ?」
声音を少しだけ抑えて質問する。
口調がいつも通りに戻る。
男はどこか機械的な動きで、ケタケタと笑う。
「どうって・・・、お前に色が見えようが世界が変わろうが、お前が汚いことは変わらない。
お前が48体の"
そうだろ、"兄さん"?」
知らぬ間に相手が手に持つのはナイフ。
両目が蒼く光る。
自分と全く一緒。
それだけで、敵意を感じれた。
ーーーかちり
スイッチが切り替わる。
戦闘の為の、モノを殺す為だけの。
見える"死の線"が増える。
かろうじて見える色。
恐れはない、この色は夢ではないから。
一瞬だけずきり、と頭痛がする。
だが、どうでもいいことだと切り捨てる。
相手を見る。
情報を探る。
こいつは最後の一体と言った、そして見た感じ与えられたのは魔眼。
それも直死。
感じる、こいつは同じだ。
眼も、声も、おそらく顔もーーー
右足から踏み込む。
相手の懐へと潜るための行動。
相手の胸元少し下にある点、それを狙う。
不意なんて突く必要なんて要らず、この速さについてこれるものは今まで一体しかいなかった。
速さ特化の作品。
それですら自分には敗北した。
故に、それだけで勝負が突くはずだったーーー
ーーーガッ!
ナイフと自分の手刀が打ち合う。
とっさに魔術で自分の手を補助したため助かった。
驚愕する俺を他所に相手から笑みが零れる。
「信じられねぇって顔してんなぁ・・・。
簡単だよ、俺はお前の試作品ってだけだ。
つまり、だ」
再びニタリと口をゆがませる男に動揺が隠せない。
「俺は、お前だ」
続いて二手、三手と手を繰り出してくる。
鋭く、速い。
一緒ということは相手も線が見えてるわけで、それを注意しながら戦わないといけない。
相手は、線を直接狙うという愚行は犯してこず、先が読みずらい。
突き、払い、切り上げ、下ろし、蹴り、攻撃の種類が豊富で、捌けなっていく。
すでに打ち合った数は数百合。
両手を使いながらやっているが、動揺して押されている。
突然の投げを捌けず空中に浮遊する。
体勢を整えたときに、目前にあったのは目前に迫るナイフと、恍惚の男の顔。
たった一瞬の間ではあったが、笑い声に嫌悪感が止まらない。
気持ち悪い。
俺の顔でそんな顔をするな。
気持ち悪い。
俺の声でそんな笑いを上げるな。
気持ち悪い。
俺の体でそんな汚い技を見せるな。
気持ち悪い。
俺の想いを馬鹿にするな。
気持ち悪いーーーーー
ーーーずぷり
無表情で男の点を衝く。
そのまま手を引き抜き、男の死体を捨て置く。
こんなところに用はない。
歩を進める。
十メートルほど進んだところで、無様な死体を振り返り吐き捨てる。
「この程度で、
消えていく足音、その影で肉塊が黒い影に消えていった。
最初と比べると文が変わってる気がします・・・。
文才がなくてすみません・・・。
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