魔法少女リリカルなのは サイヤの魂を受け継いだ戦士 作:飴玉ベジット
ここらで、物語に少し展開が起こります。
ジュエルシードの封印が終わった後、龍也は何故ここに来れたのか、なぜ自分があの化け物と戦えたのかを説明した。
「龍也君って、凄い人の弟子だったんだ!凄いんだね!」
「あの~、なのはさん?普通は驚いてもおかしくはないところよ?なんで普通にで接することができるの?」
「でも、龍也くんは龍也くんでしょ?」
「まぁ、そうだけどさ……」
なのはが当たり前の事のように言ったが、当の本人はどこか気まずいような感じのようだ。
「あの、ところで何で今までそんなこと黙ってたの?」
ユーノが話しかける。だが、龍也からすれば急に第三者が話しかけられたも同然なので、周囲を見渡す。だが、ここにはなのはと自分以外誰もいなかった。
「い、今、誰かの声がしなかった?」
「あ、僕が話してるんだ」
龍也は顔をきょろきょろして声を主を探していると、フェレットになってるユーノがもう一回声を出し、手を振った。
「え?ちょっ、ま!?え!?動物が喋ったぁぁぁぁぁ!!!」
ユーノのことに気づいた龍也はかなり慌ててしまったのか、超スピードで後ずさりしていた。
「ま、待って。これは…その…」
なのは、事情説明中…
「へぇ〜、ミットチルド…だっけ?そこには喋ることができる動物がいるのか」
「ミッドチルダね。因みに全ての動物に話できるわけじゃないからね。…それに僕としてはジュエルシードの思念体を魔法を使わず、素手で倒せる人がいること自体に驚きだよ」
「すごいね。龍也君」
「そうか?まぁ、鍛えてはいるから……俺としては初めての戦場で戦えているなのはの方がすげぇと思うぞ」
3人はどこか穏やかな感じで話をしていた。
…が、
「なんだよ!もう終わってんのかよ!!」
突然、少し年上の男が近くに来て怒号をあげていた。
「まさか!お前が倒したのか!!」
「あの人、誰なの?」
「「さぁ?」」
なのはは龍也とユーノに誰か聞いたが、どうやら2人も知らないようだ。
「許さねぇ!セットアップ!!」
すると、男の周りに光が集まりはじめた。それがおさまると、なんとさっきの男が着てきた服が変わっており、その手には銃剣が握られていた。さっきとは違い、明らかに戦闘向けの服装が彼のバリアジャケットなのであろつ。
「な、なんで?ここは魔法が発達してなさそうなのに、あの子は
「なのは!ユーノを連れて逃げろ!こいつは俺がくいとめる!(もしかしたら……あいつも……)」
ユーノが驚いてる一方、龍也は気を解放し、臨戦態勢に入った。
「龍也くん…絶対帰ってきてね!」
龍也が頷くのをみた後、なのははユーノを連れて遠くに離れた。
「逃がすわけないだろ!」
「させるか!!」
そう言って男も追いかけようとしたが、龍也がなのはと男の間に気弾を撃って、2人の距離を離した。
「くそが!こうなったらまずは貴様を始末してやる!」
「上等!やれるもんならやってみろ!」
こうして、男と龍也の戦闘が始まった。
「ちょっとなのは!なんであの子置いてきたの!?」
「あそこにいてたら、絶対に龍也くんの邪魔になると思うの…」
「でも…!!」
ユーノは戻ろうと反論しようとしたが、なのはの目が涙が溜まっているのに気づいたようで、もう何も言わなかった。
「はぁ!」
男は龍也と距離を置くと、銃剣を横一線に薙ぎ払う。するとそこから衝撃波が発生した。
「ぐっ!」
龍也はそれを防御するも、威力を殺しきれずに吹き飛ばされた。
「もらったぁ!」
この千載一遇のチャンスを物にするべく、男は高速移動魔法で龍也の元に接近。剣を龍也の心臓目掛けて突き刺そうとするも、ギリギリのところで体勢を立て直した龍也は、それを寸前のところで回避した。
「なっ!?」
「うぉああああ!! 」
せっかく決まったと思って放った攻撃が躱されたことにショックを受ける男。その間に龍也は男の腕に自分の腕を絡みつかせて、突進の勢いをそのまま利用して背負い投げの要領で男を地面に叩きつけた。
叩きつけた衝撃で地面にクレーターが生まれ、砂煙が周囲を覆う。まず出てきたのは龍也だった。
(な、なんだよ!こいつめちゃくちゃ強いし、しかもなんで特典の敵の魔法攻撃無効が発動しねーんだよ!)
(あいつ。やっぱり転生者だ!しかもそこそことはいえ、去年会った奴と違って戦闘訓練してる!)
かなりの激戦を繰り広げていたのだろうか、2人とも息を切らしていた。
「(仕方ねぇ、こうなったら…)はぁぁぁぁ!!」
このままだと埒があかないと思ったのか、龍也はめいいっぱい気を上げた。すると、突然龍也の周りに稲妻がはしった。それだけではない。一瞬だけだが、龍也の髪の毛が逆立ち、色が金色に変わったのだ。それが何度も何度も、点滅するように髪の毛に変化が見られた。
「だぁぁぁぁぁぁ!!!」
大声で叫んだ瞬間、風が吹き龍也の髪が完全に逆立ち、髪色は金に変わった。眉も金に、瞳は緑色に、何より放つオーラは黄金に輝いていた。そう、龍也は最終手段である超サイヤ人に変身したのだ。
「な、なんだあれは!?強化魔法なのか!?」
彼はドラゴンボールを知らないのか、超サイヤ人を見て驚いていた。そんなことは一切知らない龍也は、地面を勢いよく蹴った。
「うらぁ!!!」
「グハァ!」
今まで以上のスピードで突っ込んで男を殴り飛ばし、更に後ろに回り込んで上空へ蹴り飛ばした。
男はなんとか姿勢を元に戻すと、怒り狂った目で龍也を睨みつける。
「クソッタレ!これでもくらえ!!」
男は銃剣を龍也に向けた。すると、銃口から光が集まり始めた。
「飛び道具か、だったらこっちもおみまいしてやる!」
一方の龍也も腰に手を添え、必殺技であるかめはめ波を撃つ準備をした。
「かぁ〜…!めぇ〜…!はぁ〜…!めぇ〜…!」
声と共に龍也の両手に青白い光の塊が生まれ、それがだんだんと大きくなってきた。
「粉々に!なりやがれ!!」
「波あぁぁぁぁぁぁ!!!」
その瞬間、相手が引き金を引くと巨大なレーザーが、龍也が両手を前に突き出すとかめはめ波が放たれた。
ふたつの光は相手の方へと向かい、最終的にはそれぞれの攻撃がぶつかり合う。
「ぐぬぬぬぬぬぬ!!」
「なんでだ!!なんで貴様がなのはちゃんといてたんだ!!」
「お前はなのはのこと、アニメの中だけしか知らないんだろ?」
「なんだと!!?」
「どうせ、このタイミングで来たらなのはと仲良くなれるとか思ってたんだろ?俺は、この世界でなのはと会って、話したりして、それで決めたんだ!何があってもあの子を守るって!!」
「貴様!まさか!?」
男は何かを察したようだったが、もう手遅れだった。
「そんな、薄っぺらい覚悟で…
なのはを守れるわけねぇだろがぁぁぁぁぁ!!!!!」
その瞬間、一気にかめはめ波の威力が上がり、レーザーをどんどん押し上げて最終的には男ごと飲み込んだ。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
疲れが溜まりきった龍也はその場で倒れてしまった。
別の場所でもまた、ジュエルシードの封印が行われていた。
「ごめんね、手伝わせて」
「気にするな。これは俺が勝手にやってることだからな」
金髪の少女は黒髪の少年にお礼を言っていたが、当の本人は全く気にしてなさそうだ。
少年はそれに…と、話を続けようとする。
「
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追記
なんか違和感を感じたので、一部内容を変更しました。御無礼をお許しください