魔法少女リリカルなのは サイヤの魂を受け継いだ戦士    作:飴玉ベジット

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遅れてすいません。なにしろ今回の戦闘描写が難しすぎて時間がかかりました。


それとここからは、ドラゴンボール風のタイトルにしました。


第5話 崩れ出した平和。ジュエルシードの魔の手再び!

 

「それじゃあ、いってきまーす」

 

 朝からなのははユーノと散歩するという名目で公園に向かった。

 

「よーし。レイジングハート。セッートアーップ!」

 

 実はなのはは初めての実戦以降、家族には内緒で密かに魔法の特訓をしていた。

 

 今はなのはは魔力弾を形成し空き缶を狙った。が外れてしまった。

 

「うーん。もうちょっと命中精度を上げないとね」

 

「何やってるの?」

 

 どこからか声がすると思って周りを見渡すと、赤と黒のジャージを着た龍也が来たのだ。

 

「?どうしたの?龍也君」

 

 なのはは、何故こっちに来ているのか質問していた。

 

「日課のランニングしてただけだよ。そっちはレイジングハート…だっけ?それ使って何してるの?」

 

 質問に答えた後、龍也もまた質問していた。

 

「魔法の特訓をしているんだけど、中々うまくいかないの…」

 

 なのはは少ししょんぼりした感じで答えた。

 

(俺は今まで修行してきたから大丈夫だけど。なのはは平和な生活をしてた女の子なんだから、こういう事に慣れなていないのはしょうがないよな)

 

 龍也は内心で、なのはを心配していた。

 

「ていうか、こんな分かりやすい場所で特訓やって大丈夫なの?誰かに見られたりでもしたらなんかやばそうじゃない?」

 

「確かにそうだけど、でも…「そうだ。ちょっと離れてて」え?」

 

 龍也はポケットからカプセルみたいなものを取り出すと、人気のなさそうな所に投げた。

 

 すると、突然人一人分入れそうなドームが現れた。

 

「この中だったら、誰にも見られることなく特訓できるはずだよ」

 

 急かされるまま、なのはとユーノは龍也が出した小さなドームの中に入った。するとその中は宮殿みたいな場所で、その外はただ真っ白な空間が広がっていた。

 

「うわぁ!!広ーい!!」

 

 外見とは違い、あまりの広さになのはは驚いていた。

 

 「ここはどこなんだ?見た感じだと地球でも、ましてやミッドチルダでもない……」

 

「ここはちょっと特殊な俺の修行場所。一応地球だけど、簡単に言えば異次元空間みたいな感じかな。あ、それと広さは地球とほとんど同じだから遠く行き過ぎると迷子になるから気をつけて」

 

 ユーノの疑問を、龍也が答えた。

 

「確かにここなら周りを気にせず特訓できそう…よし!」

 

 張り切ったなのはだったが、宮殿の外に出た直後に体の異変を感じた。

 

「わ!?なんか…体が重い。」

 

「あ!ここの重力設定、俺の修行用にしたままだったんだ!」

 

 龍也は慌てて地球と同じ設定に変えた。

 

「なのは、大丈夫?」

 

「し、死ぬかと思った〜」

 

 なのははちょっと涙目になっていた。

 

「ごめん。重力を地球の150倍にしぱなっしにしてて」

 

「どうやったらその重力に耐えられるの?」

 

「こればっかりは慣れるしかない方法ないな……」

 

 話し合いの結果、龍也が150倍の重力でなのはが撃った魔力弾を躱すということで落ち着いた。因みになのはは、重力の影響のない宮殿の中で撃つことになってる。

 

 

 そして、朝のトレーニングを終えた2人は、学校に行くための準備する為にいったん家に帰った。

 

 

 

 

 ~その夜~

 

 なのはは、ユーノに学校で起こった出来事を話していた。

 

 数日前にアリサにほっぺたを思いっきりつねられたことや、龍也との他愛のない会話、すずかと和真が楽しそうに話していたことなど。

 

 ユーノは基本聞き手役で、あまり自分の話はしなかったが楽しそうだった。

 

「もうこんな時間だよ。早く寝たら?」

 

「そうだね。おやす…!?」

 

 なのはとユーノが寝ようとした瞬間、2人ともハッとした表情し、密かに着替えて、家族に内緒でこっそり外に出た。

 

 

 

「ユーノ君、今のってまさか…」

 

「うん、間違いない。これはジュエルシードの反応だ!」

 

 なのはとユーノが反応のあった神社に着くとすぐに、龍也が空から現れた。

 

「あっ、なのは!それにユーノもいたんだ」

 

「僕はオマケなんだね」

 

「どうやってここに来るのがわかったの?」

 

「なんか、嫌な気が感じたからここに来たんだよ。って、あれ?」

 

 なのはの質問に答えた龍也は、何か違和感を感じていたのか、少し首を傾げていた。

 

「?どうしたの?龍也君」

 

「いや、気のせいだと思いたいんだけど…嫌な気が2つ感じるんだよな」

 

「え?」

 

 その瞬間、20メートルぐらいの大きさの犬獣と大猫が現れた。

 

「「「えええぇぇぇぇぇぇ!!!」」」

 

 これには流石の3人も驚くしかなかった。

 

「道理で気が2つ感じたんだ。にしても「もー!龍也君のせいだからね!!」なんで俺のせい!?」

 

「いや!これはジュエルシードが2つあると言うことだよ!」

 

 なのはの理不尽な怒り(それにしては可愛いのだが…)についツッコミしてしまった龍也だが、ユーノの説明により、なんとかなったようだ。

 

「とにかく!相手も2体いてるから、それぞれ一体ずつ相手しよう!」

 

「うん!」

 

「今回は、他の生き物の願いから作られたものだから、前回の相手より手強いから気をつけて!」

 

「わかったの!」

 

「OK!」

 

なのははネックレスとして待機状態のレイジングハートを手に持つ。

 

「レイジングハート!セーットアーップ!!」

 

「はぁ!!」

 

 なのははバリアジャケットに着替え、龍也は気を開放し、戦闘態勢に入った。

 

 

 

「うぉりゃぁぁぁぁぁ!!」

 

 龍也は犬獣に向かってパンチをしたが、全然応えた様子はなく、ケロッとしていた。

 

「このやろ!だったら!」

 

 龍也は犬獣の目に向かって気弾を撃とうとしたが、犬獣が前足で龍也を弾き飛ばそうとしていた。龍也もそれに気づいたのか、すぐさま防御態勢をとったが、

 

「くっ!」

 

 龍也の想像以上の威力だったのか、吹き飛ばされてしまった。犬獣もまた龍也を追うように走った。

 

「龍也君!って、きゃっ!」

 

 なのはが龍也に気を取られた瞬間、大猫が襲ってきた。なのはは間一髪のところで避けることができた。

 

 そこから大猫の連撃が始まった。

 

 

 犬獣の目の前には倒木の山があり、倒木もろとも叩き潰そうとした。が、倒木の間から光が漏れていた。

 

「はぁぁぁぁぁ!!!」

 

 突然、大きな衝撃波が起こり、犬獣は吹っ飛ばされた。そして、先ほどまであった倒木も吹き飛ばされており、その場所には超サイヤ人状態の龍也がそこにいてた。

 

「勝負はこれからだ!」

 

 龍也は犬獣に向かって突撃した。

 

 

 

 なのはは、次第に相手の動きを見抜き始めたのか、回避ができるようになってきた。しかも、その隙に魔力弾を当てていた。

 

 やけになった大猫は体当たりをしたが、なのはの防御魔法で弾き飛ばされた。

 

「全力全開!」

 

 なのははレイジングハートを大猫の方にむけると、先端からピンク色のビームを収束させていた。

 

 

 

「うおぉぉぉぉりゃぁぁぁ!!!」

 

 龍也は犬獣の尻尾を掴むと、ジャイアントスイングみたいに振り回し空高く投げ飛ばした。そして、あの必殺の構えをしていた。

 

「か~…め~…」

 

 手から青白いエネルギーが現れ、時間とともに大きくなってきた。

 

「は〜…め〜…」

 

 もうじき臨界するタイミングで、犬獣が落ちてきた。そして。

 

「ディバイン!バスタ―――!!!」

 

「波ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 ピンク色のビームが大猫を、青白いエネルギー波が犬獣を飲み込んだ。

 

 やがて犬と猫が現れ、その近くには青色の石、ジュエルシードがあった。

 

「リリカルマジカル!ジュエルシード封印!!」

 

 なのはがジュエルシードを封印した。

 

「ふぅ~。終わった~」

 

 強敵との戦いを終えた龍也は超サイヤ人を解き、地面に座っていた。

 

「そういえば、龍也君。さっき金髪になっていたけど、あれは何なの?」

 

「あれは超サイヤ人。簡単に言うとパワーアップ形態って感じかな?」

 

 龍也はなのはに超サイヤ人について簡単に説明していた。

 

 

 ※詳しく知りたい方はキャラクター設定の方をご覧下さい。

 

 

「よし、じゃあ帰ろっか。明日も学校あるし」

 

「そうだね。おやすみなさい。龍也君」

 

「おやすみ~。なのは」

 

 2人はそれぞれの家に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うそ…ジュエルシードの反応が消えた…」

 

「あーもー!せっかく見つけたっていうのに!!」

 

「さっきそれなりの気が1つ、でかい気を1つ感じた。そいつらが倒したとすれば納得がいく」

 

 金髪の女の子はジュエルシードの反応が突然消えたことに驚き、オレンジ色の狼は憤慨していたが、黒髪の少年はそんなに驚くことはなかった。

 

「ようやく歯応えのありそうなやつが現れたようだな。」

 

 嬉しそうに拳を握りしめる少年を見た少女は苦笑いをしていた。

 

 




次回から本格的に彼女たちの登場です。 お楽しみに!
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