魔法少女リリカルなのは サイヤの魂を受け継いだ戦士    作:飴玉ベジット

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 ISの方でも当てはまるけど、先のネタはバンバンでるのに最終調節が難しい。




 


第6話 突然の襲来!もう1人の魔法少女。

 あれから数日が経った。

 

 龍也のおかげもあり、なのははこれまでジュエルシードを4個集めることができた。

 

  そして現在…

 

「うぉりゃぁ!」

 

 龍也がダブルスレッジハンマーをして、ジュエルシードの化け物を叩き落した。ピクピクと動いてはいたが、もう戦えそうにはなかった。

 

「ジュエルシード、封印!」

 

 その隙になのはがジュエルシードを封印をした。

 

「これで5個目だね」

 

 あと16個。先は長いなぁ」

 

 龍也はまだ終わりそうにないと思ったのか、遠い目をしていた。

 

「それにしても、最近ジュエルシードの反応がついたり消えたりしてるけど…なんでかな?」

 

「その近くに大きい気も感じるから、多分俺たち以外にも集めてる人がいてるんじゃないか?」

 

 封印も終えたので、2人と1匹はそれぞれの家に帰った。

 

 

 

 ~数日後~

 

 

 今、なのはは龍也とアリサ、和真の4人でバスに乗っており、すずかの家に向かっている。

 

 因みに龍也は少し震えていた。理由は簡単、恭弥がいてるからだ。なぜ彼がいてるのかというとすずかの姉、忍の彼氏だからだ。

 

 そして、すずかの家に着くとそこには豪華な家があった。

 

「…アリサんのとこもそうだけど、やっぱりすずかの家はいつ見ても慣れねーなー」

 

「ちょっと、それどういうこと?」

 

「お金持ちの家は見慣れないってことだよ」

 

 アリサが喧嘩腰で言ってきたが、龍也は受け流した。

 

「お待ちしておりました。中でお嬢様達がお待ちですよ」

 

 彼女のメイドのノエルが玄関にいてた。

 

 案内されると外装もそうであるように、内装もすごく豪華だった。道中で恭弥と別れた。

 

「じゃあ俺はこの辺で。それと、なのはに手を出したら…わかっているな?」

 

「お兄ちゃん…」

 

 恭弥は龍也と和真を睨み、ビクッと震える。一方、兄のシスコンぶりになのはは呆れるような溜息を吐いた。

 

 ノエルの後についていくと、大きな部屋についた。そこにはすずかがいてた。

 

「いらっしゃい。みんな待ってたよ」

 

 その後メイドにより運ばれてきたお茶菓子を食べながら軽い雑談タイムに入った。女子3人は色々な話をして盛り上がっていた。これが3人だけだったら何の問題もない。だがここには……

 

「なぁ、俺たち空気みたいになってないか?」

 

「ははは。……ん?どした?ユーノ」

 

 和真の嘆きに苦笑いをしながらジュースを飲んでいた龍也は、ふとユーノを見ると沢山の猫と一緒に走り回っていた。

 

 ”助けてください!!追われているんです!!”

 

(なーんだ、おいかっけこしてるんじゃないのか)

 

 念話で龍也に助けを求めた。それを聞いた龍也はユーノを自分の肩に移動させた。

 

 そもそもの話、何故急にお呼ばれしたのかとなのはが聞いてみると最近なのはの雰囲気が変わり心配だったからと2人は告げた。

 

「あんたねぇ、何か悩みがあるなら遠慮なく話しなさいよ? 友達なんだから」

 

「ねぇ、なのはちゃん。無理強いはしないけどいつでも頼ってほしいな」

 

「2人とも……ありがとう」

 

 自分は良い友人を持ったとなのはは再度実感した。

 

 そしてこの時、僅かながらに魔法の事を打ち明けてしまおうかという気持ちも芽生えたが、なのははあえて言葉を飲み込む。

 

 友達を危険なを巻き込むわけにはいかない、勿論気持ちは心底嬉しいわけだがそこは譲れなかった。龍也もそのことをよく知っているので、2人には話していない。

 

「でも、私なら大丈夫!だから心配しないで」

 

「なのは……」

 

「なのはちゃん……」

 

 なのはは大丈夫だと言っているが、どこか無理しているというのがつたわったみたいだ。

 

「でも、もし本当に何か耐えきれない事があったら相談するね」

 

「うん」

 

「わかったわよ」

 

「なぁ、話の途中で悪いが、俺達もいること忘れてないか?」

 

 我慢の限界だったのか、和真も話にはいろうとしていた。因みに龍也はというと…

 

「はは、くすぐってぇなぁ」

 

 3人の話が長くなると予想したのか、すずかの飼い猫たちと遊んでいた。

 

 そんな感じで楽しい時間は少しずつ過ぎていく。

 

 

 

 

 だが、その楽しい時間はただでは終わらなかった。

 

「「「!?」」」

 

 2人と1匹は嫌な気配を感じ、戸惑っていた。

 

 普段ならまだしも、今は友達がいてる。知られるわけにはいかなかった。

 

「あ、ユーノ君」

 

 そこで外に出る為の演技として、ユーノが外に出て、それをなのはが追いかけるということにした。

 

「俺も行こうか?」

 

「ううん。大丈夫なの」

 

 龍也まで来ると怪しまれると思ったのか、なのはは龍也の申し出を断り、1人でユーノのところに行った。

 

 

 

 

 

 

 だが、なのはとユーノは思わぬ光景を目の当たりにした。

 

 それはなのはと同じくらいの年齢の子供2人が、ジュエルシードが作った化け物と戦っているからだ。

 

 1人は青いアンダースーツに白の手袋とブーツ、胸部にはプロテクターのようなものを着ている少年で、もう1人は黒いマントを覆っている金髪の女の子だった。

 

 

「………」

 

「あなたは誰なの!?なんでジュエルシードを集めてるの!?」

 

「答える必要は…ない」

 

「話ぐらい聞かせてよ!」

 

「そんなの、意味がない」

 

 少女が斧を振り下ろしたが、なのはは杖の柄で受け止めた。その後もフェイトはそのまま攻撃を続けたので、なのはは防戦するしかなかった。

 

 だが、ジュエルシードの化け物も黙って見てるわけではない。2人の戦いに割り込むかたちで襲おうとしていた。

 

「邪魔だ」

 

 しかし、少女の傍にいた少年に蹴飛ばされてしまった。起き上がろうとしていたが、その直前に少年は手のひらを向けていた。

 

「ビッグ・バン・アタック!!」

 

 少年の放った気弾は、思念体を消滅させた。

 

 

 

 

 

 

 

 この異変に気付いた龍也は衝撃をうけた。

 

(なんだ!?急に嫌な気が消えた。しかもこの気…なんでかわかんないけど、親近感を感じる。それだけじゃない。なのはと比べ物になんないぞ!!)

 

「どうした?具合悪いのか?」

 

「ごめん!やっぱなのはのこと心配だから、俺も行く!」

 

 言うが早いか、龍也も外に出るとすぐに、なのはのいてる方に向かった。ただ、なのはの気がどんどん下がっていっていたので、いくら全速力で走っても間に合わないかもと思い始めた。だが、龍也は()()()の存在を思い出した。

 

「そうだ!この技だったら、間に合うかも!」

 

 

 

 

 

 

「う、ううう……」

 

「ジュエルシード、封印。」

 

 なのはは少女の攻撃を受けてボロボロになっており、左腕からは血が流れていた。その隙に少女はジュエルシードを封印していた。 

「また邪魔されたら面倒だからな。悪いがくたばってもらうぞ」

 

 冷やかに告げた少年はなのはに気弾を撃った。ユーノはなのはの方に走ったが、間に合いそうにない。なのはは当たると思い目をつぶった。

 

 だが、突然現れた龍也によって、気弾は弾き飛ばされた。

 

 そう、龍也が思い出した技とはこの瞬間移動のことだった。

 

「え!?」

 

「ほーう」

 

 この出来事に少女は驚いていたが、少年は感心していた。

 

「随分と派手な挨拶してくれたな」

 

「なるほど。ようやく面白そうなやつがきたな」

 

 龍也の登場により、少年は薄い笑みをした。

 

「たつ…や…君?」

 

「なのは、遅れてごめん。あいつらは俺がなんとかするから」

 

 なのはに対して穏やかに言った後、龍也は大地を震わすぐらいの怒りを見せていた。

 

「悪いけど、全開でいかしてもらうぞ!ユーノ!なのはを少し遠いところで回復させてくれ!」

 

「わ…わかりました!」

 

「いいだろう、かかってこい。フェイト!これは俺が買った戦いだ!決して手を出すんじゃないぞ!」

 

「…わかった。気をつけてね。リュート」

 

 フェイトと呼ばれた少女はいったん2人の元から離れた。龍也とリュートと呼ばれた少年はそれぞれ構えた。

 

「うおりゃあぁぁぁぁぁ!!!」

 

「でぇりゃあぁぁぁぁぁ!!!」

 

 異世界でサイヤ人同士による戦いが、今始まろうとしていた。




 次回、いよいよサイヤ人同士による激しい戦いが幕を開けます!
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