最強の女傭兵 近未来でスポーツ美少女となる   作:のこのこ大王

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投稿が遅れて申し訳ありません。

もしかしたら後で加筆するかも。



1年目 登場人物紹介(ネタバレ注意)

 

 

 

 

■1年目 登場人物一覧

 

 

 

 

 

◆私立琵琶湖スポーツ女子学園

 

 

 

 

 

霧島(きりしま) アリス

 本作主人公。

 前世の記憶や経験を持つ少女。

 

 望まぬ転生により価値観の合わない世界で転生したため、精神的に不安定となる。

 LEGENDというスポーツに出会ったことで一定の精神的安定を手に入れるが、応急処置的な意味合いでしかない。

 ただ、精神年齢は身体に引っ張られており、加えて転生前と転生後の人格も統合されつつある。

 

*前世に関して

 前世は、世界中が戦争に明け暮れる混沌とした時代。

 発展途上国の貧乏な家庭に生まれる。

 子供ながらこのまま行けば身売りするしかない人生を察して軍隊に志願する。(この世界の軍隊は少年・少女兵が当たり前のように居る)

 成人するまで軍人として各地を転戦するも、どこまでいっても男社会な軍に嫌気が差して除隊する。

 しかし結局、戦うことしか知らない彼女は傭兵として生きることになる。

 だが傭兵は消費されるだけの存在。

 更に彼女は女性であるということで散々な扱いを受け続けた。

 それでも活躍する彼女は激戦区にばかり投入されるようになり、毎日生死を賭けた戦いの日々を強いられることになる。

 本来ならとっくに戦死していてもおかしくない戦場。

 にもかかわらず、彼女は戦死するどころか周囲の味方を助けながら活躍し続けた。

 そんな奇跡のような彼女の活躍に、同じ傭兵仲間や下士官などから彼女の信奉者が生まれ始め、やがて傭兵団となっていく。

 気づけば彼女は巨大傭兵団を率いる女傭兵となっており、その強さと数々の偉業により『最強の女傭兵』として世界中の軍部が動向を気にかけるまでの存在となる。

 だが、そんな彼女もずっと無理をし過ぎた影響で身体そのものが持たなくなっていた。

 こうして伝説となった女傭兵は、早すぎるその生涯に幕を下ろした。

 

 前世の記憶と経験、そして若い身体のおかげで超人的な強さを持つ。

 何でも使わなければ生き残れなかったため、戦い方や戦う場所を選ばずに戦える。

 LEGENDもそうだが、軍人として生きてきた前世のせいもあり重度のミリタリーマニアと化している。

 趣味は、語学と軍事基地巡り。

 

 現在の環境は、両親は局長級の官僚で祖父はスポーツ振興大臣。祖母は元都知事で現在は学園理事長。

 なので普通にお金持ちのお嬢様。

 青髪のストレートロング。

 身長は小さめで巨乳なのでロリ巨乳。

 かなりの美少女であり芸能関係から何度もスカウトされている。

 

 基本的に他人の名前を覚えない。

 ギリギリ覚えている時はフルネーム呼び。

 年上には苗字に先輩を付けるだけ。

 慣れてくると苗字のみ。

 完全に慣れると名前やニックネーム呼びになる。

 

 基本的に自由に生きてきたので割と自由人。

 LEGENDに関しては暇潰しの側面が大きいが、物語の進行と共にそれも変化していく。

 

 U-15女子日本代表で優勝。

 物語の中でU-18女子日本代表でも優勝。

 常にその中心で話題となる。

 

 ブレイカーを好んで使用するのは、傭兵団を率いてからは後方支援が多くライフル狙撃が多かったので慣れているため。

 昔はマシンガンなどを片手に突撃などもしていたので何でも出来る。

 零式ライフルという威力に尖った性能のライフルを好んで使用する。

 地味にスタングレネードもお気に入り。

 現在『KAWASHIMA』と『G.G.G』の2社から名誉会員に指定されている。

 高機動重装甲ストライカーというブースターとガーディアンを使用した新しいスタイルを確立したことでも有名。

 

 

 

 

 

新城(しんじょう) (あずさ)

 琵琶湖女子2年。

 大阪日吉から転校してきた。

 

 ショートヘアで活発そうに見える少女。

 大型ガトリング1本のみで戦う『ガトリング専』というスタイルで戦うストライカー。

 彼女の場合は、左肩用のサイドシールドと追加装甲も装備している。

 

*ガトリング専

 大型ガトリング1本のみにすることで鈍足なストライカーでもある程度の機動力を得ることが可能。

 また武器がガトリングのみなので武器選択を悩む必要が無く、回避とオーバーヒート管理だけに集中出来るメリットがある。

 欠点としては武器選択が出来ないため攻撃手段に乏しく、万が一にもオーバーヒートさせてしまうと攻撃手段が無くなる。

 

 誰から何を言われても、どう環境が変化しようともガトリング専で戦い続けた選手。

 大阪日吉から転校した理由は『最新設備が使い放題』『世界に通用する選手を育てる』という点。

 大阪日吉は強豪校であり多くの選手を擁していたが、VR設備は高額であるため、旧式の機材を含めても全員分の機材は無かった。

 そのため常に全員が気軽に使用出来ず、レギュラー以外はサポートなどに回るしかない。

 そうした理由もあり転校を決意した。

 

 物語の中では新人ストライカーの『宮本恵理』の面倒を見ることが多い。

 ただ、自分のスタイルは押し付けず、あくまで彼女に合った戦い方を模索させている。

 彼女自身は大型ブースターに出会ったことで高機動化し、大幅な機動力を活用するストライカーに進化する。

 今までは防御重視だったが、機動力を得て攻撃的にも動けるようになった。

 

 去年U-18女子日本代表の選考会に呼ばれるも選ばれず。

 今年U-18女子日本代表となり優勝に貢献。

 今では世界的にも注目される1人となる。

 

 

 

 

 

大場(おおば) 未来(みらい)

 琵琶湖女子2年。

 肩にかかるセミロング。

 前髪に髪留めを付けた小柄な少女。

 鹿児島の強豪:浦和館学園からの転校生。

 

 ポンプアクション式ショットガン。

 ドラムマガジン式オートショットガン。

 単発ソードオフショットガン『マスターキー』。

 この3種類のショットガンを使いこなすアタッカー。

 サブ武器はスモークグレネードのみ。

 

 ショットガンの瞬間火力に魅せられ、ショットガンにハマった少女。

 転校した理由は、このショットガンスタイルが認めてもらえなかったから。

 一応レギュラー争いには勝ったものの、どうしても周囲から色々言われ続けるのが納得出来ずに転校を決意。

 

 同じ学校の『杉山栄子』とは腐れ縁で何だかんだで仲良し。

 物語の中でU-18女子日本代表に選ばれ優勝に貢献した。

 また、ショットガンオンリーというスタイルで、更に産廃扱いされていた『マスターキー』を使いこなす姿は世界的にも注目されている。

 特に接近戦が得意であり、接近されると終わりだと言われた中国の黄若晴に踏み込まれた際にも生き残っている。

 

 

 

 

 

杉山(すぎやま) 栄子(えいこ)

 琵琶湖女子2年。

 長い髪を大きな三つ編みにしている。

 メガネをかけており真面目に見える印象。

 少し身体の線が細い。

 鹿児島の強豪:浦和館学園からの転校生。

 

 特に変わった武装もない正統派サポーター。

 射撃戦が得意で、反動の大きなマシンガンのような精度が低い武器でもしっかり当てていける技術を持つ。

 『大場未来』と共に転校してきた。

 

 転校理由は『大場未来』『サポーターの扱いの悪さ』の2つ。

 浦和館は、攻撃重視・ストライカー多めの超攻撃的編成が多く、総合火力が減るサポーターは扱いが悪かった。

 一応レギュラーではあったものの、その扱いの悪さと大場の転校にスカウトの話と上手く流れに乗れたおかげで転校することに。

 

 正統派であるが故に特徴が無く、そのため地味で目立たない。

 そのせいか物語では何とか変化を付けようと足掻く姿が度々登場することに。

 大場が世界的な選手にまで成長してしまったので、置いていかれていると感じているのも原因。

 せめて大場と並べる選手になりたいと努力を重ねる少女。

 

 

 

 

 

藤沢(ふじさわ) 花蓮(かれん)

 琵琶湖女子2年。

 ロングヘアで毛先がクルクルしているドリル髪のテンプレ系お嬢様。

 スタイルも良く、見た目も美人。

 日本メーカー『FUJISAWA』の社長令嬢。

 神奈川の名門:栄女学園からの転校生。

 

 ミサイル装備のみでミサイルをこよなく愛する『ミサイラー』の1人。

 また自社製品の宣伝も兼ねて自社製品しか使用しない徹底ぶり。

 

 転校理由は、ミサイラーを否定されたため。

 栄女学園自体はお嬢様学校であるため、上流階級の令嬢ばかり。

 その中でもLEGEND部はある意味異色である。

 設備などが琵琶湖女子と同じぐらい整っており、良家のお嬢様達ばかりなので装備に困らない。

 指導者も高額な指導料を払って海外から呼んできた監督だけあって優秀。

 しかしミサイラーに関しては理解されず、散々装備変更を言われ続けた。

 それでも装備変更を拒否するとレギュラーからも外されたために転校を決意した。

 

 琵琶湖女子ではリーダーに立候補し、リーダーとなる。

 意外と理論派かつ慎重なので、見た目や言動との違いに慣れるまでは戸惑う人がほとんど。

 かと思えば世間知らずなお嬢様らしいことを突発的に行う自由人。

 会社では開発部門の1つを任されており、しっかり成果を上げている。

 学業・LEGEND・会社と3つを全てこなす優秀なお嬢様。

 

 物語では、その責任感の強さからか度々撃破されるとショックで立ち直れない撃たれ弱さも見える。

 ルール改定によりミサイルの回避手段が大幅に増えた関係でミサイラーとして活躍がしにくくなってしまう。

 そのため途中から苦悩する姿も多くなる。

 

 FUJISAWA製・腕部4連ミサイルx2 

 FUJISAWA製・肩部6連ミサイルx2 

 FUJISAWA製・脚部3連ミサイルx2

 トータル26発のミサイル一斉射は、止めようがない超火力。

 一方で誘導弾であるため弾速が少し遅く軌道が読まれやすい。

 

 

 

 

 

 

(みなみ) 京子(きょうこ)

 琵琶湖女子1年。

 プロチーム:仙台アローズの会社が運営する育成クラブチーム在籍。

 長い髪を後ろで高めにポニーテールにしている少女。

 

 小柄で動きが素早く、偵察から支援まで幅広くこなせるサポーター。

 U-15でアリス達と一緒に優勝に貢献した1人。

 

 特に『大谷晴香』『霧島アリス』と仲が良く、大谷のサポートにつくことが多い。

 クラブチームから移籍した理由は『霧島アリス』『成長』の2つ。

 育成クラブチームでレギュラーではあったものの、成長している感が薄く伸び悩んでいた。

 そこにスカウトの話と最高クラスの選手であるアリスが居ると聞いて環境を変えようと転校を決意。

 

 前衛を孤立させない徹底した支援が出来て補給関連も切らさない。

 そういった地味な仕事を淡々とこなせる貴重な人材。

 物語ではルール改定で大型シールドと肩部シングル3連ミサイルを装備。

 念願だった火力と防御力を手に入れた。

 これにより仲間の壁になりつつ火力もある程度出せるという理想的な動きが出来るようになった。

 

 U-15女子日本代表では監督の方針と合わないため出場機会に恵まれなかった。

 U-18女子日本代表では活躍し、サポーターの地位上昇に貢献する。

 

 唯一アリスと互いを『ちゃん』呼びし合う人物。

 

 

 

 

 

大谷(おおたに) 晴香(はるか)

 琵琶湖女子1年。

 肩にかかるぐらいの髪。

 毛先が全て内向きになっている。

 少し大人っぽい印象の少女。

 

 グレネード投擲が得意で、狙った位置に完璧に投げ込める天才。

 そのため着発式グレネード(何かに当たると即爆発)と時限式グレネード(ピンを抜いて投擲から時間経過で爆発)の2種類を使いこなす。

 

 U-15女子日本代表では監督の方針であまり活躍の機会が無かった。

 卒業後、スカウトを受け『最高の環境』と聞いて琵琶湖女子を選んだ。

 

 物語が進むたびにその投擲技術に磨きがかかり、世界戦では並ぶものが居ないほどの腕となる。

 アサルトライフルなどの銃撃戦が下手という訳でもなく、通常のアタッカーとしても優秀。

 『南京子』と相性が良く、彼女が支援につくと大谷の性能が120%になる。(アリス談)

 アタッカー装備のアリスと良い勝負が出来る数少ない選手の1人。

 

 

 

 

 

宮本(みやもと) 恵理(えり)

 琵琶湖女子1年。

 肩ぐらいまでのセミロングで癖ッ毛なのか毛先にウェーブがかかっている。

 少し高めの身長で巨乳のスタイル抜群の美少女。

 

 憧れから一般枠が少ない琵琶湖女子に一般枠で入学してきた子。

 その憧れからストライカーを選ぶも、初心者のため防御重視な装備になる。

 『新城梓』に面倒を見て貰うことが多く、試合中によくセットで戦っている。

 

 大型盾に内蔵されたマシンガンと両肩ガトリングガンという少し変わったスタイル。

 防御を固めながら攻撃出来る反面、ガトリング専と対して変わらない武装幅の少なさがネック。

 初心者であるため状況判断が出来ず、新城によく指示を出されてしまう。

 琵琶湖女子の環境故に気軽な練習試合が出来ず、途中から成長が伸び悩む1人。

 

 『安田千佳』とは幼馴染であり親友。

 『三峰灯里』と3人で初心者トリオとして『一緒に頑張ろう』と互いを励まし合っている。

 

 

 

 

 

安田(やすだ) 千佳(ちか)

 琵琶湖女子1年。

 長い髪をツインテールにしている。

 手首にカラフルなシュシュを付けたり髪を染めているなど見た目は完全にギャル。

 薄くではあるが化粧もしっかりしている。

 

 幼馴染の『宮本恵理』にお願いされて一緒に琵琶湖女子の一般枠で入学してきた子。

 一般枠が狭い琵琶湖女子に入学できるだけの頭の良さもある。

 意外と真面目で責任感もあったりとギャップが凄い。

 

 最初はやる気が無かったLEGENDだったが、次第にやる気を出して立派な選手となる。

 装備が重すぎて持てないという致命的な欠点から最軽量のブレイカー以外の選択肢が無かった。

 見た目が可愛いアイドル向け装甲を使用している。

 

 物語の中で成長し、やがて奇跡的な1キルを決めて一躍有名人となる。

 多くの才能無き選手達から『凡人達の希望』とされ、努力は報われるという論を証明してみせたことで人気に。

 また霧島アリスからある程度認識され、実験がてらではあるものの指導を受けるようになる。

 そのため他の2人より圧倒的な速度で成長中。

 現在は地雷の実験に付き合わされているものの、戦果も取れているので本人は満足している。

 

 

 

 

 

三峰(みつみね) 灯里(あかり)

 琵琶湖女子1年。

 背中まである髪を首の後ろ当たりでヘアゴムでまとめている。

 少し気弱な印象を受けるスレンダー少女。

 

 憧れから琵琶湖女子に入学した。

 ストライカー装備が重かったこともありアタッカーになる。

 初心者であるため正統派アタッカーとして基礎から叩き込まれた関係で、まだ応用力が無い。

 特に激しい戦場では焦ってしまい撃破されることも多く、精神的な面が足を引っ張っている。

 

 宮本同じく物語の途中から成長せず伸び悩むことになる。

 ただ宮本とは違い、状況を変えようと努力はしている模様。

 

 標準的な装備であるためそれらを使いこなせれば高い対応力を発揮できるのだが、初心者なのでそれが出来ない。

 グレネード投げも下手なのでアサルトライフルで撃破を取るしかないが、それも厳しくなっていく。

 絶対的経験不足という琵琶湖女子が抱える問題に直面している。

 

 

 

 

 

 

前橋(まえばし) 和歌子(わかこ)

 琵琶湖女子監督。

 シュシュで後頭部にお団子を作っている。

 疑似痛覚症という病気が原因で引退した元プロ選手。

 

 監督初心者故にリーダーシップを取っての指導は出来ないが、持ち前の観察力でチームを支える。

 名監督になれるだけの素質はあるものの絶対的経験不足なので、現状ではそれなりの監督クラスである。

 

 

 

 

 

 

■京都私立青峰女子学園

 

 

 

 

 

大里(おおさと) 朱美(あけみ)

 青峰女子3年リーダー。

 首ぐらいまである髪の毛先が全て外ハネしてる癖毛少女。

 

 元アタッカーだったが活躍出来ず、色々あってストライカーに転向した。

 その後、順調に結果を出し始め気づけばリーダーになっていたという叩き上げ。

 

 大胆かつ繊細なチーム運用とメンバー選出の確かさで名門校の名に恥じないチームを作り上げた。

 U-18女子日本代表では予選などでチームの勝利に貢献。

 

 ストライカーとしては粘り強い戦いをする一方で、リーダー故に攻め込む時に少し考えてから進む癖がある。

 

 

 

 

 

一条(いちじょう) (れん)

 青峰女子1年。

 ショートボブのスレンダー少女。

 

 U-15時代に『ガトリングガール』として世界的に注目された選手。

 U-18では新城とセットで『双璧』と呼ばれるようになる。

 

 扱いにくい両肩ガトリングと大型ガトリングの同時撃ちという不安定な射撃体勢で精度の高い攻撃が出来る。

 そのため瞬間火力はミサイラーの一斉射に匹敵するとまで言われるほど強力。

 ただガトリングしか装備してないため取れる選択幅は狭い。

 大型リペアを装備しており一定ダメージまでは自動回復する。

 

 新城をライバル視しており、ガトリング持ちとの勝負では絶対に逃げ出さない。

 

 

 

 

 

 

■大阪府立日吉女学園

 

 

 

 

 

堀川(ほりかわ) (あかね)

 大阪日吉3年リーダー

 首元ぐらいのミディアム。

 髪留めをしている。

 

 U-18に初めて招集され、そのリーダーとしての手腕でメインリーダーとして活躍した。

 徹底した縦社会な部活だったので、口煩い部分もある。

 突撃戦法を生み出し、アリスの興味を大きく惹いた。

 

 最後まで勝ちを諦めない執念と、それを徹底させることが出来る指導力は名監督になれる資質でもある。

 アリスに関わってから一気に世界が変わり忙しい毎日を送ることになるが本人はどこか愉し気。

 ストライカーとして最前線で戦えるだけの腕とリーダーとしての決断力を併せ持つため、プロチームからのスカウトが激しい。

 

 

 

 

 

宮島(みやじま) (ふみ)

 大阪日吉2年。

 癖の強いハネまくりな髪をしている。

 

 新城をライバル視しており、ボコボコにする日を楽しみにしている。

 U-18ではサポーターとして活躍した。

 全兵科どれでもそれなりに使いこなす万能選手。

 後輩口調が染みついたのか『っす』という語尾が多い。

 

 特に目立った戦果を挙げた訳でも技術がある訳でもないが、万能選手だけあって使い勝手が良い。

 メカ系全般に強いという特技を持つ。

 

 

 

 

 

■佐賀県立大学附属高等学校

 

 

 

 

 

飯尾(いいお) 明日香(あすか)

 佐賀附属3年リーダー

 1年生からリーダーだった優秀な選手。

 

 U-18ではその指揮能力でチームの勝利に貢献した。

 状況判断能力が高い一方で目の前で激戦が繰り広げられると指揮が止まることがある。

 昔からプロを目指してLEGENDをやってきており、U-18優勝はまさに夢を叶えるための大事な戦果となった。

 

 ストライカーとしては全体的に技量が高めである反面、KD勝負では慎重になり過ぎて個人の勝負はほとんど避ける。 

 

 

 

 

 

黒澤(くろさわ) 桂子(けいこ)

 佐賀附属1年。

 元U-15女子日本代表。

 個人的なイメージはベリーショート。

 

 U-15当時は『KAMIKAZE』と世界からも注目される突撃型アタッカーだったが、時代の流れについていけず埋もれてしまった。

 強引に突撃して相打ち以上を狙うというスタイルで相手にプレッシャーを与え続ける戦術を得意としてる。

 

 しかし時代は突撃しても生存優先前提であり、ルール改定も重なって浮上出来ずに居る。

 向上心がありプライドも無くなっているので今後の成長に期待したいところ。

 

 

 

 

 

長野(ながの) 誠子(せいこ)

 佐賀附属1年。

 元U-15女子日本代表。

 

 黒澤とセットで突撃して相手に精神的恐怖を与えてきた1人。

 同じく時代の変化とルール改定によって取り残されてしまう。

 

 黒澤と同じく、ここから這い上がることが出来るかどうかで彼女達の今後が決まるとも言える。

 昔は『南保珠』とよく喧嘩をしていた。

 

 

 

 

 

■新潟県立田所高等学校

 

 

 

 

 

山梨(やまなし) 綺羅(きら)

 田所高2年リーダー。

 運悪くリーダーを押し付けられた少女。

 

 高機動重装甲ストライカーに刺激され、大型ロケットランチャーを両手で持って動き回る高機動ロケランストライカーを独自開発する。

 その火力と機動力で一気に主力選手の1人として最前線で戦うスタイルになった。

 後輩の南保・安東の態度に苦労しており、部内の仲裁役と化している。

 

 苦労人ではあるが、選手としての才能はある方で未だ成長中。

 

 

 

 

 

三島(みしま) (さえ)

 田所高1年。

 元U-15女子日本代表であり今年のU-18女子日本代表でもある。

 何かとアリスや白石と比べられるため、とっくの昔にプライドなど粉々になっており非常に謙虚な面がある。

 素直にアリスに教えを請えるなど成長するために手段を選ばないしたたかさも完備。

 

 昔ながらの手数重視のスナイパースタイルだが、アリスよりそれが合っていないと指摘を受けた。

 そのため本当にそうなのかとアリス自身に挑むが結果は惨敗。

 それにより高威力で安定性の高いライフルに交換することになった。

 

 南保・安東からU-18に選ばれたという理由だけで絡まれ嫌気が差している。

 今の目標は『とりあえず鳥安を安定して撃破すること』らしい。

 

 

 

 

 

南保(なんぽ) (たま)

 田所高1年。

 元U-15女子日本代表。

 

 彼女も時代の流れとルール改定に取り残されたしまった1人だが、本人がそれを認めていない。

 周囲から持て囃され続けたせいか非常に自分勝手でワガママなプライドの塊みたいな性格になってしまっている。

 U-15時代からトラブルが絶えず、U-15選手内でも敬遠されていた。

 

 攻撃的サポーターで、ルール改定後は強力な武装をこれでもかと装備しており完全に機動力を失っていた。

 その後改善するも、プライドが邪魔をしてなかなか成長出来ずに居る。

 

 名前が猫っぽいという理由で『猫ちゃん』などと呼ばれることもあるが本人は嫌がっている。

 そのため彼女を知る者達の間でそう呼ばれることが多い。

 

 

 

 

 

安東(あんどう) 春枝(はるえ)

 田所高1年。

 元U-15女子日本代表。

 

 南保と同じ状況になってしまっている1人。

 防御型を重視するサポーター。

 左手に武装一体型の装甲を装備しており、シールドガトリングのような形状となっている。

 

 特に馬鹿にされることが嫌いなのか、挑発に弱く単独突撃してくることが数知れず。

 そのため安田の地雷にやられるなど散々な目に遭っている。

 

 

 

 

 

■東京私立大神高等学校

 

 

 

 

 

白石(しらいし) (まい)

 大神3年リーダー

 U-15の頃から世界大会常連。

 今年のU-18で見事悲願の優勝を手にした。

 

 かつて周囲の人間やマスコミの報道などに振り回され自分を見失った少女。

 しかし仲間達の支えもあり、見事に復帰を果たした。

 血の滲むような努力の末にアリスとある程度なら撃ち合えるほどの技術を身に付けた努力の天才。

 

 アリスと同じく零式ライフルを使いこなす数少ない選手の1人。

 ヘッドショット数もアリスに負けておらず、一般的には『アリスのライバル』と呼ばれている。

 物語が進み、復帰した後は更なる成長を遂げている。

 

 

 

 

 

谷町(たにまち) 香織(かおり)

 大神1年次期リーダー。

 U-15リーダーとして日本初の優勝を手にした。

 

 活発なスポーツ少女であり、理論派ストライカー。

 どんな状況でも冷静で的確な指示が出せる司令官タイプ。

 選手としても最前線で撃ち合えるだけの技量を持ち、両肩ミサイルという攻撃的な武装で撃破を持っていける。

 U-18では予選でしか登場しなかったものの、その実力と将来のU-18リーダーへのアピールは十分出来た模様。

 

 

 

 

 

大野(おおの) (あきら)

 大神1年。

 U-15時代から谷町・鈴木と共に戦ってきた。

 

 突撃型アタッカーの中でも生存力が高く、死なずにプレッシャーをかけ続けることも突撃して撃破を取ることも出来る。

 そのためルール改変の中でも生き残ることが出来た数少ない正統派アタッカー。

 全体的な技術は大谷に劣るものの、突撃するタイミングや接近戦での戦闘は大野の方が上である。

 珍しく接近武器も持っており、ショートレンジでの戦闘に関してはかなり強い。

 

 

 

 

 

鈴木(すずき) 桃香(ももか)

 大神1年。

 U-15でも活躍した砲撃タイプのストライカー。

 

 かつては最前線で戦う大型ガトリング持ちのストライカーを夢見ていたが、才能が無く転向を言い渡される。

 そしてヤケクソで試した砲撃武器で才能が開花し、砲撃ストライカーとなった。

 そのため、大型ガトリングも努力した後が見える丁寧な射撃で十分支援攻撃として戦えるだけの技量を持つ。

 

 手動で狙いをつけなければならない砲撃に於いて狙った位置に完璧に撃ち込むというのは不可能と言われてきた。

 しかし彼女は、それが出来てしまう。

 そのため、一般的には広範囲にばら撒いて嫌がらせをする砲撃がピンポイント爆撃化して、強力な撃破武器へと進化した。

 

 物語の中で更に技量が上がり、世界一の砲撃手と言えるほどの砲撃精度となった。

 

 

 

 

 

田川(たがわ) (あき)

 大神2年。

 

 最前線で撃ち合うストライカー志望だったが実力不足による転向を言い渡される。

 その後、何をやっても上手くいかなかったが高機動重装甲ストライカーを見て憧れた。

 そして全てを賭して高機動重装甲ストライカーがダメならLEGENDを辞めるつもりで必死に努力して転向に成功する。

 まだまだ珍しい高機動重装甲ストライカーで、しかもそれなりに運用出来る選手であるという貴重性と一定の戦果を挙げたことで正式に育成選手枠に採用された。

 未だ完璧とは程遠いものの、他選手に比べ圧倒的に使いこなせてはいる。

 

 エキシビションマッチにて安田という初心者&地雷の二重の初見殺しに遭い散々な結果となり違う意味で有名になってしまう。

 それが悔しいのか、安田を次こそ叩き潰すと意気込んでいるらしい。

 

 

 

 

 

江里口(えりぐち) (はな)

 大神2年。

 

 片手盾を使いこなす防御型アタッカーだったがルール改正により大幅な修正を余儀なくされた。

 現在は、サポーターに転向し片手盾と大型マシンガンによる支援型を練習中。

 

 

 

 

 

石井(いしい) 美羽(みう)

 大神2年。

 

 堅実な戦い方をする正統派アタッカー。

 ルール改正の影響を直接受けた訳ではないものの、火力不足に悩む。

 現在はまだアタッカーで頑張っているが、最近はサポーターかストライカーへの転向も考えているらしい。

 

 

 

 

 

■奈良県立大東院高校

 

 

 

 

 

笠井(かさい) 千恵美(ちえみ)

 大東院1年。

 U-15にてアリス達と共に戦った。

 

 大型ガトリングと腕部2連ロケを利用した攻撃的なスタイル。

 背中に折り畳み式の滑腔砲を装備しており一撃火力も併せ持つ。

 

 攻撃的で撃破を量産する一方で、攻撃的過ぎて逆に撃破されることもある。

 少しプライドが高く扱いにくい性格だったがU-18などの経験を経てかなり成長した模様。

 

 現在はルール改定に伴う影響で滑腔砲が使いにくいため、ロケットランチャーなどを視野に装備変更を考えている。

 

 

 

 

 

■中国

 

 

 

 

 

(ファン) 若晴(ルォチン)

 中国代表選手。

 高校1年。

 

 突如現れたエース。

 大型ブレードとナイフを持った接近戦を好み、スモークグレネードから堂々と突撃してくる。

 相手の動きを先読み出来る目の良さや反射神経などのおかげで、銃弾を弾くという芸当が出来るため仕留めるのは困難。

 

 よほどのエースでないと止められないその強さと銃火器を一切使わない潔さで国内外問わず人気選手の1人。

 現在は、圧倒的差で負けたアリスを倒すために闘志を燃やしている。

 

 

 

 

 

(ワン) 蘭玲(ランリン)

 中国代表リーダー。

 高校2年。

 

 絶対的エースに頼り過ぎたせいでチームとしての統率力を重視出来なかった選手。

 そのため一度崩れた際の立て直しが出来ず、結果選手達が勝手に突撃する事態に。

 

 普段は冷静で戦術的な視野を持ち、リーダーとして動けていた。

 一時期は国内から批判の声もあったが、それもスグに落ち着いたため本人はリベンジに燃えている。

 

 

 

 

 

■ロシア

 

 

 

 

 

◇ソフィア・アファナーシエヴナ・ドミトリエヴァ

 愛称:ソーニャ

 ロシア代表。

 高校2年。

 通称:ロシアの守護神。

 

 ストライカーとして世界最高峰の技術力を持つ選手。

 それゆえに負けることを知らず多少プライドが高かった。

 味方の人数が予定よりも減った状態で、更に味方を庇いながら戦い続ける。

 その状態で日本のエース級集団による総攻撃を受け、ようやく倒せたという状態。

 なので彼女は撃破こそされたものの、世界中で称賛されている。

 

 

 

 

 

◇アナスタシア・エラストヴナ・シャンキナ

 愛称:ナースチャ

 ロシア代表。

 高校2年。

 通称:ロシアの妖精。

 

 小柄な美少女故にそう呼ばれた天才少女。

 アリスが思わず本気で空中撃ちをするぐらいまで追い詰めた。

 負けはしたものの、他選手達が残念過ぎたこともあり批判は一切されなかった。

 それどころか逆にモデルなどの仕事が増えるほど。

 

 負け知らずだった状態から、格上の存在を知り勝負の愉しさを知る。

 そのためアリスに懐いた。

 

 

 

 

 

 

◇ニーナ・ボリーソヴナ・サフノフスカヤ

 ロシア代表リーダー。

 高校2年。

 

 一族全員が軍人という軍人家系に生まれた少女。

 そのため『祖国』や『愛国心』という言葉を聞くことが多く自然と軍人らしい感じに育っていった。

 なのでよくLEGENDでもその言葉を口にしてしまい、アリスの逆鱗に触れてしまう結果となる。

 

 本人は何故そうなったのか解らなかったが、事情を祖父に説明することで答えを得る。

 それにより様々な歴史などを学ぶようになり、本人は滅多にその言葉を口にしなくなったという。

 ちなみに一時期負けた責任を追及されたが、アナスタシアとソフィアが庇ったことにより大事にならずに終わった。

 

 

 

 

 

■アメリカ

 

 

 

 

 

◇ジェシカ・ラングフォード

 アメリカ代表。

 高校1年。

 元U-15リーダー。

 

 『ガーディアン』と『霧島アリス』に呪われた不幸な金髪少女。

 U-15では負けの責任を追及され、散々な目に遭う。

 リベンジを誓ったU-18でも高機動重装甲ストライカーという初見殺しにより何も出来ずに終わってしまった。

 G.G.G社の謝罪会見などにより、ようやくまともな生活に戻れはしたものの『霧島アリス』に苦手意識が出来つつある。

 

 普段は冷静で的確な指示が出せるリーダー気質。

 U-15でもアリス対策を行ったり最後の防衛線を築くなど戦術的な視野は広い。

 

 来年に向けてまた動き出した彼女だが、次はどうなるのか。

 

 

 

 

 

■後輩組

 

 

 

 

 

鳥安(とりやす) 明美(あけみ)

 中学3年。

 去年U-15女子日本代表。

 今年U-15女子日本代表リーダー。

 髪を横でまとめたサイドテールの少女。

 

 アリスや白石と比べられるブレイカーの1人で、その2人に唯一近いと言われる存在。

 今年の世界戦では相手エース不在ということもあり大暴れしたため『霧島アリスの後継者』とまで評されるようになる。

 見た目はお調子者の馬鹿だが、案外したたかで計算高い。(アリス談)

 

 レクイエムという零式ライフルと同様に扱いにくさ故に忘れ去られていた狙撃ライフルを扱う。(アリスの薦めで)

 

 耐久値が半分以下の相手への追撃が非常に上手く、その一点のみだけで言えば白石舞を超えるほど。

 かつてはその好戦的な立ち回り故にカウンタースナイプを食らいやすいというデメリットもあった。

 しかし度重なるアリスのストレス発散の的にされたことで急成長を遂げ、エース級相手でもない限りは早々撃破されなくなった。

 一般的には『狩人』『鳥ちゃん』として親しまれている一方、ネット界では『ハイエナクソバード』が定着しつつありその勢力を広げている。

 

 

 

 

 

渋谷(しぶたに) (すず)

 中学3年。

 去年U-15女子日本代表。

 今年U-15女子日本代表。

 

 元々アタッカーだったが転向で攻撃的サポーターとなった。

 最低限度の支援を維持しつつ攻撃を重視する姿は、まさにアタッカーの亜種。

 常に一定の戦績を残してきた一方で少し行き詰っている感じも出ていた。

 だがルール改定のおかげで念願の火力を手に入れ、ますます攻撃的になっている。

 まさに環境が良い方向に作用した選手と言えるだろう。

 少しプライドが高く言葉も辛辣だったが、琵琶湖女子戦やU-18との試合などを経験して改善している。

 

 

 

 

 

岡部(おかべ) 奈緒子(なおこ)

 中学3年。

 今年U-15女子日本代表。

 

 人一倍プライドの高い攻撃的ストライカーだったが、琵琶湖女子に叩きのめされて大人しくなった。

 新城梓のガトリング専スタイルに憧れ、真似をするようになる。

 U-15の高機動ストライカーとしての地位を築き、大会で暴れたことで注目選手となった。

 

 最初は単純な真似をするだけだったが、最近は彼女なりに多少の武装変更を考えている模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■NEWS・LEGEND

 

 

 

 

 

大館(おおたち) 次郎(じろう)

 

 司会者。

 アナウンサー歴30年を超えるベテラン。

 頭に白髪が目立ち始めている。

 

 独特の短くも的確で力強い発言が特徴的。

 かつては実況などで活躍したが、今ではニュース番組などでゆっくり話す方向になる。

 フリーアナウンサーなので一時期仕事が減って引退を考えたこともあるが、LEGENDブームにより人気が復活。

 

 あまり詳しくないLEGENDだったが、今では解説者無しで話せるほど詳しくなった。

 

 

 

 

 

 

江口(えぐち) 梨々花(りりか)

 

 好感度No1女子アナウンサー。

 小柄で小動物を思わせる姿と元気ハツラツという清楚さがウリ。(本人談)

 

 様々な番組に登場する局アナとして仕事一筋で頑張っている。

 最近、天然系巨乳アナウンサーとして登場した後輩に人気で負けそうになるもLEGEND人気によって再び不動の地位へ。

 そのため興味の無かったLEGENDに関しての勉強を本格的に開始し、今では解説者が出来るほど詳しくなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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