アサルトリリィ Abnormal Transition   作:0IN

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ラスバレ1章㉚

音羽「灯莉・・・やっと見つけた。」

 

灯莉「とわわだ〜。」

 

藍「・・・とわわ?」

 

灯莉「そう、とわわだよ〜!」

 

音羽「私の名前は音羽・・・とわわじゃない。」

 

灯莉「えぇ〜、いいじゃん!」

 

 

音羽が灯莉に声をかけるとこちらに気づいた彼女は藍を連れて此方へと走ってくる。

 

 

蓮夜「それはそうと藍さんだよな?」

 

藍「うん、らんだよ。」

 

蓮夜「確か待ち合わせ時間までまだ時間があるはずだけど・・・どうしてこんな所にいるのかな?」

 

藍「えっとね。一葉が早く着いたから自由行動だって、だからお腹空いたから、」

 

蓮夜「買い食いしてたらはぐれたってことかな?」

 

藍「らんがはぐれたんじゃないよ?皆がはぐれたんだよ?」

 

蓮夜「そ、そうか・・・。」

 

 

彼は藍から事情を聞くと夢結へと連絡を入れる。すると彼女から一葉と茜以外のヘルヴォルメンバーと合流したことを知らされたため戻ることにした。

 

 

蓮夜「夢結達が一葉さんと茜以外とは合流出来たみたいだから戻るぞ。」

 

音羽「・・・わかった。」

 

灯莉「らんらん行っくぞ〜!」

 

藍「お〜!!」

 

???「お〜い!!」

 

 

4人が戻るために歩き出そうとした時聞き慣れた声が彼の耳に入った。

音羽もその声に気づいたようで2人が辺りを見渡すと、

 

 

茜「先輩!!音羽!!」

 

蓮夜「やっぱり茜か、」

 

音羽「これで一葉だけ。」

 

藍「茜だ〜。」

 

 

此方へと茜が走ってくる。

彼女は彼等の元に着くと藍に説教を始めた。

 

 

茜「藍、なんで1人でどっかに行っちゃうのさ?」

 

藍「らんはどっかに行ってないよ?皆がどっかに行ったんだよ?」

 

茜「それが1人でどっかに行くって言ってるの!」

 

藍「そうなの?」

 

茜「皆心配してたんだからね。」

 

藍「・・・ごめんなさい。」

 

茜「今回は何も無かったからいいけど次からはせめて何処に行くかだけでも誰かに伝えるんだよ。」

 

藍「わかった。」

 

 

茜が俯いてしまった藍の頭を撫でると、彼女は気持ち良さそうな表情をしながら茜に抱きついた。

 

 

 

茜「先輩が見つけてくれたんですよね。ありがとうございます。それに音羽もありがとな。」

 

音羽「・・・どういたしまして、」

 

蓮夜「まぁ、俺たちは藍さんじゃなくて灯莉さん探してたんだけどな。」

 

茜「・・・灯莉さん?」

 

灯莉「ボクのことだよ!ボクの名前は丹羽 灯莉!よろしくね〜!」

 

茜「アタシの名前は竜胆 茜!よろしくね灯莉。」

 

灯莉「うん、よろしくねリンリン!」

 

茜「り、リンリン?」

 

灯莉「うん!竜胆だからリンリン!かわいいでしょう!」

 

茜「ま、まぁ、いいけど。」

 

蓮夜「・・・自己紹介は行ったん置いておいて一度戻るぞ。茜も一葉さん以外のメンバーはもうこっちと合流したらしいから、」

 

茜「わかりました。」

 

 

各々の目的を達成した彼等は他メンバーと合流するために歩き出す。その後他メンバーと合流した彼等のが各々自己紹介をしていると梨璃達と一緒に一葉がやって来た。

 

 

恋花「あっ、一葉ー!やっと会えたー。」

 

一葉「恋花様・・・それに藍たちも。」

 

藍「どこ行ってたの、一葉。かってに迷子になるのはダメなんだよ?」

 

一葉「く・・・誰のせいでこうなったと思ってるのよ・・・っ。」

 

茜「藍・・・ブーメランって知ってる?」

 

藍「投げたら戻ってくるアレ?」

 

茜「知らないならいいや・・・。」

 

藍「・・・?」

 

 

藍の反応に茜がため息を吐いていると梨璃が此方へと近づいて来た。

 

 

梨璃「ヘルヴォルのみなさん!もう合流されてたんですねっ。」

 

夢結「ええ、貴方達が行った後で偶然出会えたの。」

 

梅「一通り、自己紹介も済ませたゾ!」

 

灯莉「よろしくね、ヘルヴォルの人たち☆」

 

千香瑠「はい、こちらこそよろしくお願いいたします。」

 

ミリアム「うーむ、一気に大所帯になったのー。ここで集まっていては通行人の邪魔になるかもしれんな。」

 

梨璃「そうですね!まずはわたしたちのガーデンにご案内します!」

 

瑶「っ、百合ケ丘のガーデン・・・。」

 

 

百合ケ丘に案内しようと梨璃のかけた言葉にヘルヴォルのメンバーは困ったような表情になる。

 

 

恋花「一葉・・・どうするの?」

 

一葉「・・・ひとまず向かいましょう。」

 

 

そして彼女達は百合ケ丘へと向かって歩き始めた。

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