アサルトリリィ Abnormal Transition   作:0IN

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ラスバレ1章㊳

恋花「それじゃ、ヒュージの探索に出発するよー。」

 

二水「はい、よろしくお願いいたします、恋花様!」

 

叶星「姫歌ちゃんたちをよろしくお願いいたします。みんなも怪我をしないように気をつけてね。」

 

灯莉「はーいっ!いってきまーす☆」

 

 

恋花の号令の元サポートチームの面々は森の奥へと歩いて行った。

 

 

夢結「・・・アタックチームが連携強化の特訓をしている間、サポートチームが特型ヒュージの索敵。」

 

百由「どう?効率的なチーム運用でしょ?」

 

高嶺「でも、特型ヒュージの正確な場所は分からないのでは?」

 

百由「ええ、ピンポイントでここ!ってのはわからないわね。でも、あのヒュージが姿を消したケイブから特殊な反応が検出されたの。」

 

楓「つまり、本体は細く出来なくてもあのケイブかそれに類似したケイブの反応があればそこを索敵すればいい、と。」

 

百由「こっちは効率的とは言えないけど、何もしないよりはね。それにサポートチームの方は実戦で連携のコツを掴んでほしいし。」

 

一葉「逆に言うと、私たちアタックチームはまだ実戦で戦うほど戦術が練れていないということですね。」

 

藍「そうなのー?でも、らんたち強いよー?」

 

 

一葉の言葉に藍が首を傾げると、それを聞いた楓で微笑みながら彼女へと近づく。

 

 

楓「通常のヒュージでしたら個の強さによるゴリ押しも可能でしょう。ですが、相手は「あの」特型ヒュージですから。」

 

梨璃「油断できない・・・ううん、精一杯やらないときっと勝てない!恋花様たちサポートチームを驚かせるくらい、力をつけましょう!」

 

叶星「ええ・・・頑張りましょう。」

 

一葉「もう逃がさない・・・次こそは必ず倒します!」

 

蓮夜「今回はイレギュラーが多いからな準備は過剰くらいがちょうどいいだろうな。」

 

夢結「・・・あなた達はこれからどうするのかしら?」

 

蓮夜「こっちは1度、茜と音羽を連れて地形の把握だな。」

 

結梨「・・・結梨は?」

 

蓮夜「結梨さんは梨璃さん達と一緒にいてくれるかな?結梨さんはこの一体の地形はある程度わかるから彼女達の動きを見て覚えて欲しい。」

 

結梨「・・・どうして?」

 

蓮夜「結梨さんはよく一柳隊で訓練はするけど他の人とはしないだろう?だから戦い方を見て一柳隊以外の人がどう戦うか見て欲しいんだ。きっと力になるから、」

 

結梨「・・・よく、分からないけど?わかった!」

 

蓮夜「ありがとう。・・・それじゃ、2人とも行くぞ。」

 

音羽「・・・わかった。」

 

茜「・・・了解です!」

 

 

彼は2人を呼ぶと先程、恋花達が進んで行った方へと歩いていく。

こうして、作戦会議を終えた一同は各々のチームで行動を開始した。

 

 

 

茜「・・・本当に複雑な地形してますね。」

 

音羽「・・・天然要塞。」

 

蓮夜「まぁ、そんな感じだな。」

 

 

彼女達と別れた3人は森の中を歩いていた。

彼等の視界には生い茂る木々と反り立つ岩肌が所狭しと並んでおり、音羽の言う通り天然の要塞のようにも思える。

 

 

 

蓮夜「この一帯はここと同じく高低差が激しい場所が多いから隠れる場所には困らないな。」

 

茜「防御壁としても使えますね。」

 

音羽「・・・逆に射線が通しにくい。」

 

蓮夜「だから狙撃ポイントはあそこら辺になるかな。」

 

 

そう言って彼が指を指したため2人が、そちらへと視線を移すとそこには丘があった。その丘は辺りの障害物よりも一際高くなっており、狙撃ポイントとして最適であろう。

彼女達がそう考えていると、その丘に人影が見える。

 

 

蓮夜「やっぱりそこは確認するよな。」

 

茜「・・・誰がいますか?」

 

音羽「・・・感じ的に灯莉達。」

 

蓮夜「だな、サポートチームのメンバーだ。」

 

音羽「だけど動きが・・・。」

 

 

その人影がサポートチームのメンバーだとわかった音羽は違和感を感じる。

彼女達はCHARMを東に向けて構えていたのだ。

 

 

蓮夜「ヒュージでも見つけたのか?」

 

茜「なら、加勢に行きましょうよ。」

 

音羽「・・・賛成。」

 

蓮夜「それじゃ、行くか。」

 

 

そう言うと彼等は西へと向かって走り出した。

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