アサルトリリィ Abnormal Transition 作:0IN
もしそのような質問があれば感想に書いていただければ出来る限り返信したいと考えております。
至らない点も多くございますがぜひ楽しんで貰えると幸いです。
蓮夜「なんで俺は、ここにいるんだ?」
彼は講義が終わり部屋に帰ろうとしていた時、天葉に捕まり闘技場に連れてかれていた。
依奈「ごめんね〜。いきなり連れてきちゃったみたいで。天葉には後でキツく言っておくから。」
天葉「ちょうど蓮夜がいてこの後暇だっていてたからいいかな〜って・・・。」
依奈「そうだとしても説明もしないで無理矢理はダメでしょう!」
天葉「ごめんなさい。・・・謝ったから足崩していい?」
依奈「ダメよ!しばらくそのままにしていなさい!」
彼が理由が分からず依奈に説明を求めると、すぐ彼女は連れてきた張本人である天葉を正座させていた。
蓮夜「それで2対2の模擬戦したいけど3人しか今いないから俺も参加して欲しいってことで合ってるか?」
依奈「ええ、そうよ。私は亜羅椰と組むから天葉と組んで欲しいんだけど・・・いいかしら?」
蓮夜「問題ないぞ。天葉とは何回も模擬戦してるから癖もわかるし。」
依奈「助かるわ!それじゃ5分くらい作戦会議の時間を設けてから始めることにしましょう!私たちはあっちで話し会うから、あと天葉・・・もういいわよ。」
天葉「あ、足が・・・。」
蓮夜「痺れてるみたいだが大丈夫なのか・・・これ?」
依奈「大丈夫でしょ?亜羅椰行くわよ。」
亜羅椰「はい!それでは黒鉄先輩・・・競技会での借りを返させていただきますので。」
2人は闘技場の反対側へと向かって行った。
蓮夜「足・・・大丈夫か?」
天葉「ええ・・・なんとか。」
蓮夜「それでどうする?こっちも考えとかないヤバいぞ。」
天葉「そうよね・・・初めて組むし前衛後衛を分けておいた方がいいわね。貴方は前衛と後衛どっちが得意?」
蓮夜「どっちも行けるぞ?そっちに合わせる。」
天葉「それなら後衛を頼めるかしら?私のCHARMだと援護がしずらいから。」
蓮夜「わかった。それなら俺は後ろから射撃で援護しつつチャンスが来たら凸るでいいか?」
天葉「それでいいわ。あと・・・何か依奈に仕返しできるものない?」
蓮夜「仕返しって・・・お前、自業自得じゃないか・・・。」
天葉「そ、そうだけど・・・正座つらいいのよ・・・。」
彼女はこちらを目を潤ませながら見てくる。
蓮夜「その顔をやめろ・・・それなら・・・。」
彼は懐からあるものを取り出し彼女に渡す。
天葉「これは?」
蓮夜「これはな・・・。」
5分が経ち両組み少し離れた位置で向かい合って、
依奈「それじゃ始めるわよ!」
彼女は端末を操作すると彼らの端末がカウントダウンを開始する。
『ビーーッ』
模擬戦が開始された。
開始直後天葉が前に飛び出し、彼が相手2人にCHARMを向けて射撃を開始する。
相手側も亜羅椰が飛び出し、依奈が天葉に向かって射撃を開始した。
天葉は依奈の射撃をCHARMで弾きながら亜羅椰へと接近する。それに対して、亜羅椰は彼の射撃を回避し攻撃が間に合わないと察したため守りの体制にはいる。
依奈も危なげなく回避し今度は彼に向かって射撃を開始する。
天葉「ハァー!」
天葉の攻撃を亜羅椰が受け止めるが、余りに強く反撃ができず動きが止まる。
そこに彼女は連撃を叩き込み亜羅椰の体制を崩そうとする。
亜羅椰「・・・!」
天葉「そらそら!反撃しないと何もしないまま負けるわよ!」
彼女の攻撃は隙がなく亜羅椰は押されている。
そこに依奈が援護をしようとするがそこに彼が射撃て阻止する。
依奈は射撃形態から剣形態に変えて彼に向かって接近、そのまま近接戦闘に仕掛ける。
彼も射撃をやめて、彼女を迎え撃つ。
彼女がCHARMで突きを放ち、それを彼は半身になって躱しそのまま左のCHARMで攻撃する。
それを突きの体制のまま前に走り抜けるように回避する。
それに彼は振り向きながら射撃を仕掛けるが、彼女は振り向かずにそのまま横に回避、そのまま後ろを見ずに彼へとCHARMを後ろに向け射撃をする。
それを上半身を逸らして回避しそのまま接近し攻撃を仕掛けるが彼女はそれを受け流しつつ後ろへと下がる。
依奈「あなた本当に強いわね!」
蓮夜「そりゃどうも!」
彼はまた彼女へとCHARMを連射する。
『ダダダダダダ』
それを彼女はCHARMを盾にしながら接近する。
だが彼はそのまま射撃を続け、
『ダダダダダッンダダダ』
依奈「きゃぁ!」
突然の強い衝撃に彼女は吹き飛ばされ体勢を崩しそのまま地面に転がる。
そこに彼は接近しながら射撃を仕掛けようとするが、
亜羅椰「フェイストランセンデンス!」
亜羅椰がフェイストランセンデンスを発動、そのため依奈を警戒しつつ声の方を向くと、CHARMを斧形態に変形させたこちらに急接近してきた。
その後ろから天葉が追ってきているが追いつけそうにない。
亜羅椰「やぁー!」
亜羅椰は大ぶりにCHARMを振り下ろすが、彼は左のCHARMで受け流しそのまま右で反撃を仕掛ける。
それを振り下ろした反動を利用して棒高跳びの要領で回避しそのまま依奈の所へと向かう。
そこに天葉が追いつき、
天葉「ごめん!」
蓮夜「大丈夫だ!依奈が体勢を崩してる!このまま一気にやるぞ!」
天葉「ええ!」
そのまま2人は接近し体勢が整っていない依奈とそれを庇う亜羅椰に畳み掛けるように攻撃を仕掛ける。
天葉が近接形態で横薙ぎの斬撃を、彼は亜羅椰の左側に移動し射撃を仕掛ける。
依奈「亜羅椰、射撃を防いで!」
依奈の声に瞬時にCHARMを盾代わりにして弾丸から自身と依奈を守り、依奈体勢を崩したままは攻撃してくる天葉に向かって射撃をする、天葉はCHARMで弾丸を弾きまた攻撃を仕掛けようとするが依奈は射撃を続けて天葉を押し返す。
射撃を仕掛けていた彼が亜羅椰に接近し右で攻撃する。
それを防ぐがそのまま彼は左で突きを放つ。
亜羅椰にはその突きが死角になっており、彼女はその攻撃に気づいていない。
突きが当たる直前で依奈が自身のCHARMを滑り込ませる形で防ぐ。
そのまま2人で力任せに彼を押し返し、依奈は体勢を整えた。
蓮夜「あれで無理だったか・・・やっぱり強いな!」
天葉「それは依奈だからね!強くて当然よ!」
依奈「どうにか凌げたわね・・・亜羅椰まだやれる?」
亜羅椰「大丈夫です、依奈様!」
今度は彼が2人に急接近しながらCHARMを振り上げ攻撃を仕掛けようとする、彼女達は防御しようとするが彼はそのまま跳び上がり上から射撃を仕掛ける。
それをCHARMで2人が防いでいると、天葉がCHARM射撃形態にした状態で横薙ぎに構える。
依奈は嫌な気配を感じて警戒すると、
天葉のCHARMの銃口からマギで出来た刀身の3倍近くの長さの剣が展開されそのまま2人に切りかかる。
依奈「うそ!?」
亜羅椰「ちょっ!?」
依奈は上半身を逸らして回避し、亜羅椰はしゃがむように回避する。
依奈「ちょっと!なんなのよ今の!?」
蓮夜「どうだ、俺が作った特殊弾は、結構厄介だろ?」
依奈「厄介にも程があるでしょ!普通銃口からレーザーブレードみたいなのが飛び出してくるなんて誰が想像するのよ!」
蓮夜「俺だが?」
依奈「どんな思考回路してるのよ!」
唐突な口喧嘩が始まり、天葉と亜羅椰は呆然としていた。
その時、
『ピロリン!ピロリン!』
彼の端末が鳴る。
それはレギオンの緊急時のメール用の音声で、
蓮夜「ごめん!ちょっと待ってくれ!」
彼は急いで内容を読むと、それは夢結から送られたもので、
『結梨に捕縛命令が出ました。梨璃が結梨を連れて逃亡中、みんなすぐにレギオンの控え室に集まって。』
と書かれていた。
蓮夜「ごめん緊急で用事が出来たから今日はここまででいいか?」
依奈「えっ?どうしたの?」
蓮夜「今は言えないから今度話す!」
依奈「わかったわ・・・ちゃんと後で説明しなさいよ!」
蓮夜「本当にすまん!今度お詫びにケーキ持ってくからそれじゃ!」
彼はそう言いながら急いで闘技場を後にする。
走りながら誰もいないことを確認し、端末で百由に連絡を取る。
彼女はすぐに出て、
百由「結梨ちゃんのことね・・・。」
蓮夜「何があったんだ!急に捕縛命令なんて!」
百由「簡単に言うとあなたの予感が当たっていたのよ・・・。
彼女はG.E.H.E.N.A.とグランギニョルが共同研究によってヒュージの細胞から作られた人工リリィだったの、それをG.E.H.E.N.A.とグランギニョルは政府に使って百合ケ丘に捕縛命令を出したの!
今から理事長代行と私で彼女は人間であることを証明して捕縛命令を解除させに行くわ!あなたに頼まれてたから詳しく調べてたから証明材料も沢山あるからどうにかなると思うわ!」
蓮夜「頼む・・・。」
百由「任せて!必ず結梨ちゃんが人間だって証明して見せるわ!」
彼女が通話を切りったのですぐに端末をしまい控え室へと急ぐ。
彼が控え室に到着すると、楓以外がみんな集まっていた。
蓮夜「すまん、遅くなった!」
夢結「遅いわよ!」
蓮夜「闘技場にいたから時間が掛かっちまった。理由は百由に連絡取って確認済みだ。」
夢結「それならあなたはどうするの?」
蓮夜「そりゃ、時間稼ぎだな!」
神琳「なぜ時間稼ぎなのですか?」
蓮夜「誰にも言ってなかったが、百由頼んで結梨さんのことを調べて貰ってたんだよ。DNAとかで親御さんや所属ガーデンがわかるかもと思ってな?」
神琳「どうして私たちにその話をして下さらなかったのですか?」
蓮夜「期待させて見つかりませんでしただったら・・・と思ってな・・・。って!そんな事よりもこれから理事長代行と百由が政府に説得に行くから、証明材料はもう確保済みだから今日中にはどうにかできるらしい。」
夢結「そういうとこね・・・命令が撤回されるまで梨璃達が捕まらないようにしようと。」
蓮夜「そういうことだ!保護だとバレたら居場所を教えるようなものだしな。俺は探している人達の説得と妨害をするつもりだ!百由からさっき説得に使えそうなデータを貰ったからな。みんなにも送っておく。」
彼は自身の端末を操作しここにいる全員に百由から貰ったデータを送った。
何かあった時のため梨璃が何処に居そうかを話し合っていると、
楓「皆さんお揃いですわね。」
楓が中に入ってくる。
鶴紗「どこ行ってた・・・。」
楓「ほんの野暮用ですわ。」
梅「梅達は、梨璃と結梨に着く・・・楓は?」
楓「あぁ〜、残念ですわ。梨璃さんをお助ける栄光を私の独り占めに出来ないなんて。」
神琳「今回の件・・・楓さんは何かご存知ではないのですか。」
楓「たとえ知っていたとしても、私には関係の無い事ですわ。」
ミリアム「そっか・・・じゃあ決まりじゃな!」
蓮夜「それじゃぁ俺はアールヴヘイムの所に行ってくる!」
梅「どうしてアールヴヘイムなんだ?」
蓮夜「さっきまで天葉達と模擬戦してたからおおよその場所はわかるし連絡先を知ってるからな!それに俺もあそことは結構面識がある方だから説得しやすいし、もしかしたら協力してくれるかも出しな!」
夢結「だから闘技場にいたのね・・・。」
蓮夜「貸し作っちまうかもだがそれは俺が相殺可能だから、梨璃さんが食われないように守っとけば多分大丈夫だ!」
鶴紗「食うって・・・亜羅椰だな・・・。」
ミリアム「あやつしかおらんの・・・。」
二水「そ、そうですね・・・。」
雨嘉「そうだね・・・。」
神琳「そう・・・ですね・・・。」
楓「そんな事、私が絶対にさせませんわ!」
みんなの亜羅椰へと認識に苦笑しつつ彼は天葉に電話を掛けながら部屋を飛び出した。