仮面ライダーバーサ   作:キャメル16世

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ホウエン地方、マグマ団とアクア団との交戦後、ライトは究極の選択を迫られていた

メグ「やっぱり夏といえば海だよね〜」
カズマ「いいや!夏は山でサマーキャンプだ!お前もそう思うよな!ライト!」
ライト「え!?俺は…」



おまけ編① 夏を満喫するライト達

メグ「ん〜〜!風が気持ちいい!!」

カズマ「うむ!海も案外悪くないな!」

メグ「でしょでしょー!ライト君ナイス判断だよ!」

ライト「…あぁ…センキュ」

メガミ「……」

俺は海を選んだ

理由はない

 

ただ、何処かにレンがいるかもしれないと思ったからかもしれない

 

 

夏!

それは、男と女が欲望のままに満喫する季節!

海!プール!花火!流しそうめん!!

 

そして!水着!浴衣!クールビズ!!

 

今日は、そんな夏を思いっきり堪能するライト達の様子を見て頂こう!

 

 

ライト「……今誰か喋ったか?」

カズマ「いいや、それより!見ろよあれ!」

メグ「…大きな滑り台?」

ライト「あれはウォータースライダーだよ。仮建設みたいだけどね」

メグ「いいねいいね!みんなで乗ってみようよ!」

カズマ「あぁ!それじゃ、みんな水着に着替えて集合だ!」

 

脱衣所に向かう俺達

 

よく考えたら、海なんて初めてだ

泳げるかなんてわからん

 

でもそれよりも……

 

 

メグ「はぁ〜!海!久しぶりだな〜!」

メガミ「私は初めてですね」

メグ「大丈夫?海ってちょっと怖いよ?」

メガミ「大丈夫ですよ!泳げない事はないですから」

私はバックから新調した水着を取り出した

 

ライトさん、私の水着姿、可愛いって言ってくれるかな?

 

……

いや、ライトさんの事だから、言わないでしょうね

 

メグ「…ん〜」

メガミ「…な、なんですか?」

ワンピースを脱いだ私の事を、メグさんはじーっと見てきた

 

メグ「…思ったんだけどさ、メガミちゃん、15歳にしては大きいよね」

メガミ「……え?」

 

 

カズマ「お!メガミ達も来たぞ、ライト」

ライト「…あ、うん」

メグ「お待たせ〜!」

ワンピース型の水着を着たメグ

後ろではメガミが大きなバスタオルを羽織って来ていた

 

メグ「…メガミちゃん、バスタオル外したら?」

メガミ「…む、無理です!不特定多数の人々にこの姿を見られる訳には…」

メグ「…う〜ん、普通に可愛かったんだけどなー」

ライト「……」

メガミ「……」

そんなこんなで、俺達は海に入ったり、ビーチバレーをしたり、浜辺でヤドカリを見つけたりしたが…

 

メガミ「……」

メガミは一向にパラソルから出る気配がなく、且つ、バスタオルを羽織っていた

 

メガミ「……ムゥ」

しかもなんだか不機嫌そうだった

 

カズマ「よぉし!次はスイカ割りするぞ!」

メグ「おぉ〜!」

ライト「……」

 

3人でスイカ割りをし、結果はメグが割ることに成功した

そして気付いた

 

ライト「……あれ?メガミは?」

メガミがパラソルからいなくなっていたのだ

 

メグ「飲み物でも買いに行ったんじゃない?」

カズマ「すぐに戻ってくるだろう」

ライト「……っ!」

俺は叔父さんの言葉を無視し、走り去った

 

 

メガミ「……はぁ」

今の私、嫌な女…

 

せっかく皆が楽しんでいるのに、どうして素直になれないのか…

…せっかく水着も新調したのに

 

私は、ライトさんが好きだ

多分、物凄く

 

1人の女として見られていない事は分かっている

見てもらわなくても構わない…

でも、私はそれでも女だ

 

メガミ「……」

可愛い位は、言って欲しい…

 

チンピラA「あれ〜?お嬢ちゃん1人〜?」

チンピラB「見るからに子供だけど、ご両親は?」

メガミ「……な、何なんですか?あなた達…」

私は後ずさりしてしまう

 

チンピラA「…1人なら、俺達と遊ぼうよ!」

チンピラB「俺達と楽しい事しようぜ〜!へっへ!」

メガミ「…や、やめ…きゃっ」

チンピラAは私の腕を掴んだ

勢いよく掴んだものだから、羽織っていたバスタオルも落ちてしまった

 

チンピラB「おっ、意外といい体してんな〜」

チンピラA「ますます遊びたくなったぜ、ほら!こっちに…」

と、今度はチンピラの腕を誰かが掴んだ

 

メガミ「…っ!ライトさん!」

ライト「…やめてくれますか、嫌がってるじゃないですか」

チンピラA「あぁ!?んだガキィ!」

ライト「…いいから…」

ライトさんの目が変わった

 

ライト「離せって言ってんだろうが!」

ライトさんは私の腕を掴んでいたチンピラの顔面に思いっきりパンチした

 

チンピラA「いって!お前!覚えてろ!」

チンピラ達は走り去って行った

 

ライト「…ふぅ、メガミ大丈夫か?」

メガミ「…あ、ありがとうございます…あの…!」

ライトさんは謝ろうとした私の口にフランクフルトを突っ込んだ

 

メガミ「モゴッ!」

ライト「…上手いだろ!」

メガミ「……」

私が頷くと、ライトさんは満面の笑みを浮かべた

 

ライト「よし!皆も心配してるから戻ろう!次はさっき言ってたウォータースライダーに行くんだってさ!」

ライトさんは走りながら私にそう言った

 

メガミ「……はい!」

私も後を追って行く

やっぱり、ライトさんだけは、憎めない

 

             *

 

日も落ち、街では屋台が出るようになった

わたあめ、じゃがバター、チョコバナナ

焼きそば、たこ焼き、お好み焼き

射的に金魚すくい

俺達は浴衣に着替えて、夏祭りを楽しんでいた

 

メグ「むぅ〜!りんご飴美味しい〜!」

メガミ「この、わたあめというのは、何なのですか?雲のようにも見えますが…」

ライト「これは、飴が繊維状になってるんだよ、ほら、1口食べてごらん?」

メガミ「はい!…ハムッ…甘い!」

ライト「ほらな?」

機嫌がすっかりと良くなったメガミは、俺達と一緒に屋台の料理を楽しんでいた

メガミはひまわり柄の浴衣を着て、髪を一つに束ね、お団子にしていた

 

ライト「…あれ、そういえば叔父さんは?」

メグ「向こうで型抜きやってるって、最高難易度クリアするまで帰って来ないってさ」

ライト「…そ、そうか…」

叔父さんもある意味楽しんでるみたいだ

 

すると、夜空が急に光り出した

まるで、花が咲いたように

 

メガミ「なな!なんですか!?」

ライト「落ち着いて!花火だよ、花火」

メガミ「花火?」

ライト「夏祭りのフィナーレには、必ずと言っていいほど花火っていう行事があるんだ。火が花のように広がるから、花火」

メガミ「……綺麗です」

ライト「…だろ?こういう時に言う言葉があるんだよな」

メガミ「…なんですか?それ」

俺は耳打ちをしてメガミに教える

メガミは理解した上で、俺に一緒に言って欲しいと言った

俺は承知したところで、口の前に両手を添えて2人で叫んだ

 

ライト・メガミ「「たーまーやー!!」」

 

             *

 

メガミ「…こんなものもあるんですね」

ライト「あぁ、これも、あれと見比べると目移りするが、綺麗だろ?」

メガミ「……はい」

メガミは俺を見ながら笑顔で言った

 

メグ「これもお父さんが景品で取ってくれたおかげだね!」

カズマ「もちろん!僕に型抜けられないものはないからね!」

型抜きの景品で手持ち花火セットを獲得した叔父さん

花火大会終了後、俺達の元に来てこれをやろうと言ってきた

 

メガミ「……」

ライト「…線香花火は、揺らすと芯の部分が落ちちゃうから気をつけてな」

メガミ「…は、はい」

しかし、集中したのも束の間

線香花火は地面に落ちて消えてしまった

 

メガミ「あっ…」

ライト「…はっは!ドンマイ!メガミ」

メガミ「……私、未来に帰ったら、皆さんから忘れ去られてしまうのでしょうか…」

ライト「…え?」

メガミ「…この花火のように、いずれは消える存在です。だったら私は…今のままがいい…」

ライト「……それは違うよ」

メガミ「…え?」

俺は線香花火に火をつけた

 

ライト「…確かに俺達は、いずれ別れる運命なのかもしれない。でも、今っていうかけがえのない時間を過ごせば、その思い出は消えない。この花火みたいに、今、この瞬間を楽しむんだ。そうすればきっと、この時の思い出は決して消えない。もしこの花火が消えても、俺は必ず、この花火の輝きを忘れることは無いよ」

線香花火は全ての火薬を使い果たし、消えていった

 

ライト「……一瞬で咲いて、儚く散る。でもその記憶は、いつも心に残るものさ」

メガミ「…ライトさん…」

カズマ「おーい2人とも!」

メグ「もうすぐ帰るってよ〜!」

メガミ「はーい!ライトさん…」

ライト「…だから、忘れる前に言っておきたい」

メガミ「え?」

立ち上がるメガミを、俺は引き止めた

 

ずっと言えてなかった、あの言葉を言う為に

 

ライト「……あのさ、ずっと言えなかったけど…」

メガミ「…っ」

ライト「……今日着てた水着、とか、その浴衣とか、すっげぇ可愛いよ」

メガミ「………え?」

ライト「…あ、やっぱ無し!今のなし!忘れて!」

俺は自然と顔が暑くなり、そっぽを向いた

 

メガミ「……ぷっ」

ライト「……」

メガミ「ふふふふ」

ライト「…わ、笑うなよ…」

メガミ「…ライトさんがそんな風になるの、初めて見ました」

ライト「…なんか、照れくさくて…」

メガミ「…はい、ありがとうございます。でも…」

ライト「……」

メガミ「今の言葉、絶対に忘れません!」

ライト「えぇ!?ちょっとメガミ!!」

メガミ「ライトさんが言ったんですよ?今を忘れることはないって」

ライト「そうだけど!今だけは違う!忘れて!」

メガミ「忘れませーん…ふふふ!」

ライト「あ!メガミ!ちょっと待てよ!」

走り去るメガミを追いかける俺

振り返った彼女は、最高の笑顔を浮かべていた

 

おまけ編① おわり




本編とは何ら関係の無い話を入れてみました
どちらかといえばラブコメ要素を入れたかった
メガミに水着や浴衣を着て欲しかった
ライトに照れさせたかった
ってのが本音

今後もこういうおまけがあるかもです
これからも宜しくお願い致します  By キャメル16世
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