仮面ライダーサマエルへと進化したブラインはライト達を圧倒し、ライトを瀕死に追い込む
しかし、2人の愛情が、ライトを進化させる
仮面ライダーフューチャリングバーサへと進化し、ブラインを圧倒する
《メガミストーン》と、《メガミキーストーン》をメガドライバーで使うと、メガミは肉体をもどし、生き返った!
一方、アクア団アジトやマグマ団アジトでは、アオギリとマツブサが動き出そうとしていた…
メガミ「…そう、ですか…お父様が…」
ライト「…ブラインは言ってた、メガミを愛してるって」
メガミ「…そうですか…私、てっきりお父様に嫌われたと思っていました」
ライト「……」
ブラインを倒した後、俺はメガミに事の全てを話した
メガミは静かに俺の話を聞いていた
メガミ「…それにしても…どうしてお父様は、あんな風になってしまったのでしょうか…」
ダルス「それはあのドライバーのせいだろう」
突如、後ろからダルスの声がした
ライト「ダルス!お前、いつ未来から帰ったんだ?」
ダルス「ついさっきだ、ちなみに「未来から来た」だがな。お前がブラインを撃退したことにより、未来に対する干渉も無くなり、世界は元に戻った。まぁ、ポケヤミーは相変わず徘徊しているがな」
ライト「…でも、俺はブラインを殺してしまった」
ダルス「それがあいつの運命だったのだろう」
メガミ「…ところであのドライバーって、《デビルドライバー》の事?」
ダルス「あぁ、《デビルドライバー》とは、自身にある悪意を増幅、力に変換する物だ。しかし、ブラインはその悪意をコントロールする事が出来なかったのだろう…未来であいつがドライバーの実験を行ったことにより、性格が一変した」
ライト「…それにしても、なんでこの時代に来たんだ?」
ダルス「…きっと性格が変わったとしても、娘に会いたかったのだろう。本能的にな」
ライト「……」
メガミ「…お父様…」
ダルス「…父親が死んで悲しいか?」
メガミ「…分からない…悲しいような、嬉しいような」
ライト「…嬉しい?」
メガミ「……私は、今までお父様に縛られて生きてきました…お父様の言う事は絶対。でもこの時代に来て、そうじゃないんだと、確信しました。もっと、自由にいていいのだと…」
ライト「……」
メガミ「…でもやっぱり…悲しいのかもしれませんね」
メガミは寂しそうな顔で俺を見た
ダルス「…誰だって、身内が死ねば悲しむものだろう」
メガミ「…あなたは家族すら犠牲の範疇でしょ?」
ダルス「…犠牲の範疇と言っても、死ねば悲しいものさ」
メガミ「……どうだか…」
ライト「……まぁまぁ、とにかく!メガミが戻って来てくれて本当に良かった!未来も元に戻って本当に良かった!今回の戦いは俺達の勝ち!ってことでいいだろ?」
俺は身体の前に拳を突き出した
メガミ「……そうですね、私達の勝利です!」
メガミは俺の拳に自分の拳を当てた
ダルス「……ふっ…そうだな」
ダルスは軽く俺の拳にタッチした
メグ「あぁ〜!私を仲間外れにしないでよぉ〜!」
買い物から帰ったメグは急いでそこに拳を当てた
ライト「……次は、レンか…」
メガミ「そうですね、アクア団が厄介ですが…」
メグ「…うん、でも私は信じてるよ!お兄ちゃんなら帰ってくるって」
ライト「…そうだな、今はそれを信じて頑張ろう!」
メグ・メガミ「「おぉ〜!」」
メグ「……ところで、今何の話してたの?」
ダルス「……帰るとするか…」
カズマ「…ライトぉ!」
すると、叔父さんがドアを勢いよく開けた
ライト「…叔父さん…どうしたの?」
カズマ「……マグマ団が…動き出したぞ!」
ライト「…っ!」
*
俺達が部屋から出ると、マグマ団員達が列を作りながら走っていた
何かの準備をしているようだ
俺達は急いでマツブサの元を訪れた
マツブサ「……」
マツブサは自身の部屋の窓から海を眺めていた
ライト「…やるのか?遂に…」
マツブサ「……今更止めるつもりか?」
マツブサはゆっくりと振り返った
ライト「……あぁ、なんとしてでも止めてみせるさ、あんたの野望」
マツブサ「……前にも言ったが、私を止めたところでアオギリが自身の野望を叶えるぞ」
メガミ「…それなら、私達が止めます!」
メグ「そうだよ!」
メガミとメグが食い気味に言う
マツブサ「……いいや、お前達如きが私達を止められる筈がない」
ライト「…そんなの、やってみなくちゃ分かんねぇだろ」
マツブサ「…綺麗事だな、ならば競うとしよう。お前達が世界を救うか、それとも、私が世界を終わらせるか…」
ライト「……絶対に勝つっ!」
マツブサ「…ならば、海底洞窟に行くがいい…だが、場所はアオギリが知っている。知りたかったら奴の所に行くんだな……まぁそれも、ここから出られたらの話だけどな…」
ライト「……っ!」
すると、マグマ団員達が一斉に部屋に入って来た
カガリとホムラが先頭に立つ
ホムラ「ウヒョヒョ!俺達の邪魔をする奴は!誰であろうと許さないぜぇ!?」
カガリ「……デリートします」
すると、そこにいたホムラとカガリを含む全てのマグマ団員が真っ赤なデバイスを取り出し、左腕に装着した
ライト「…っ!」
グランドライザー!
ホムラ「…ここはひとつ、大人の恐ろしさを教えてやる!」
マグマ団員はそこに黄色と黄緑のメガストーンを装填し、ホムラとカガリはオレンジと灰色のメガストーンを装填した
マグマ団員「「「「変身!」」」」
ホムラ「変身!」
カガリ「…変身」
全員がデバイスの傾いていた部分を垂直になるように動かす
グランドラーイズ!
ドンメル! バクーダ!
We are ! Team MAGMA!!
マグマ団員達は全身が黄色と黄緑のアーマーに覆われ、機械兵士のような見た目になる
ホムラとカガリもオレンジ色の機械兵士のような見た目になり、腕には大きなグローブをはめていた
マツブサ「これは我々が開発した《グランドライザー》。さぁ、グランドトルーパー達よ、世界を終わりへと導くのだ!」
ホムラ「リーダーマツブサの仰せのままに!!」
カガリ「……」
ライト「…くっ!変身!」
メグ「変身!」
メガミ「変身!」
俺達も仮面ライダーへと変身し、カガリ達の相手をしながら別の場所へと移動する
マツブサ「……」
*
ライト「はぁぁ!」
カガリ「…ふんっ!」
ライト「なっ!」
かなり低い位置の攻撃だが、避けられた
なんて柔軟性をしているんだ
それに…
カガリ「…ふっ!」
ライト「くっ!」
物凄いパンチだ
ライト「くっ!…ほのうのパンチ!」
カガリ「…だいちのちから」
地面から化石が埋め込まれた岩が飛び出し、カガリの腕にくっ付く
それを構えて俺の攻撃を受け止めた
ライト「…なっ!」
カガリ「……ふっ!」
振り下ろしたパンチは強烈だった
ホムラ「ははぁ!さぁ来い!」
メガミ「やぁっ!」
メグ「はっ!」
ホムラ「ウヒョヒョ!か弱いチルドレンだなぁ!そんな攻撃では、俺は倒せんぞ!!」
メグ「くっ!…メガミちゃん…こいつ意外と強いよ…」
メガミ「…はい…そのようですね」
ホムラ「…行け!我が軍団!」
マグマ団員「「「「うぉぉぉ!」」」」
無数のマグマ団員が攻めてくる
メグ「…メガミちゃん…一か八か、やってみる?」
メガミ「…この状況を打開出来るのなら…」
メグ「おっけぃ!じゃあ、私に付いてきてね!」
メガミ「…はい!」
メグさんは黄色と黄緑のメガストーンを構え、ドライバーにセットした
ドロップ!
レジェンド!ヘンシーン!
メグ「フォルムチェンジ!」
ジラーチ!
ジージー!ジラ!ジラーチ!
メグさんの体は黄色い布のようなものに包まれ、頭部は星のようになり、緑色の短冊が3つ着いていた
体の布がはだけると白い体が顕になった
メグ「願望の戦士!仮面ライダービジオン!ジラーチフォルム!」
メグさんはジラーチフォルムへと進化した
メグ「メガミちゃん!私が力を貯めるから、その間時間稼ぎよろしく!」
メガミ「はい!」
メグ「コスモパワー!」
メガミ「ハイパーボイス!」
マグマ団員「ぐっ!」
メグ「コスモパワー!」
メガミ「チャームボイス!」
メグ「コスモパワー!」
メガミ「…どうですか?」
メグ「…よし!行くよ!はめつのねがい!」
メグさんの腹部にあった筋が開き、第3の目が開いた
そこにパワーが集中していく
メグ「…ぐっ…」
メガミ「…メグさん?」
メグ「…ごめんね、これ結構負担あるんだ…ほぼ自滅するみたいなもんだから、あとはよろしくね…」
メガミ「…わかりました!」
メグ「…うん、いい返事!……行けぇ!」
第3の目から青いビームが発射される
メグ「…くっ!はぁっ!」
マグマ団員「うわっ!」
ホムラ「くっ!」
マグマ団員達の目の前で大爆発が起こる
メグ「…ぐふっ…」
メガミ「お疲れ様です…行きますよ!」
変身が解除されたメグさんを、私は背負ってその場所を離れた
ホムラ「くっ!逃げたぞ!追え!」
カガリ「……ボクは…キミに興味が尽きないよ」
ライト「……え?」
カガリ「…教えてよ…どうしてキミ達は…リーダーマツブサの邪魔をするの?」
ライト「……それは…世界の皆を守る為に…!」
カガリ「ボク達は…人類の為に動いてるんだよ?…人類の進化……この世界には滅ぶべき文明だってある…そんなの…人類の進化の妨げになる」
ライト「……っ」
カガリ「…だからこそボク達は…世界を終わらせて…人類を新たなステージへと導こうと……」
ライト「それは違う!」
カガリ「…っ」
ライト「…人類は、誰かに促されて進化したわけじゃない!…人類が…人類であろうとしたから、進化したんだ!…それが人間という奇跡なんだ!…進化ってのは、そんな単純なものじゃない!」
カガリ「……っ……キミは…いつもそうだ…」
ライト「……?」
カガリ「…分からない…分からない……だからこそ…知りたい…キミを……もっとシリタイ!!」
カガリが襲いかかってくる
目が笑っていない笑顔を浮かべながら、俺に殴りかかって来た
ライト「…くっ!」
俺はそれを拳で受け止めた
カガリ「……キミ……ターゲットロック……したから…」
ライト「…っ!」
メガミ「ライトさん!」
メガミが駆けつけ、カガリは少し下がった
ライト「メガミっ!」
メガミ「ライトさん、逃げましょう!…彼等は、強いです!このままではライトさんまで怪我をしてしまいます!」
よく見ると、変身が解け、顔に痣を作ったメグがメガミに抱え込まれていた
ライト「…あぁ、でもカガリさんが…」
カガリ「いいよ……逃げても」
ライト「…え?」
カガリ「…でも…キミはボクから逃げる事は出来ないけどね…」
ライト「……行こう…」
俺は二人を抱え、[かそく]で遠くに走って行った
カガリ「……」
ホムラ「…はぁ、はぁ、くそっ!すばしっこいチルドレンだな!」
カガリ「…ボクも逃げられたよ」
ホムラ「…はぁ、リーダーマツブサになんと説明しようか…」
カガリ「でも大丈夫……カレは次期に来るよ…」
カガリは少しだけ笑っていた
*
ライト「…まさか、マグマ団の連中が変身するとは…」
メガミ「これは予想外でしたね…」
メグ「はぁ…あんなにやられたの、久しぶりだよ…」
メガミ「…これからどうしましょうか…」
ライト「……あそこに戻ることは出来ない。であると…」
メグ「アクア団、だね?」
ライト「…うん、レンの事もだけど、海底洞窟って場所も気になる。なんかとても大事な場所な気がするんだ」
メガミ「…兎にも角にも、まずは皆さんの体を元に戻さないとっ」
ライト「あぁ、助かるよ」
俺はその後、叔父さんと連絡をとった
叔父さんはかろうじてマグマ団アジトを抜け出し、今は誰にもバレない場所に隠れているらしい
叔父さんが隠れたところで何も起こらんけど…
アクア団アジトらしき場所を見つけた俺達
メグ「…あの船は完全に海賊船意識してるよね」
ライト「…洞窟といい、船といい、アクア団はなんか分かりやすいよな」
そんな事を言いながら裏の入口を見つけ、中に潜入した
アクア団が動いている様子はまだなかった
ライト「……おかしい…」
メガミ「…何がですか?」
ライト「…静か過ぎる」
メグ「…確かに、誰一人として気配を感じない…」
ライト「……っ!」
突如、俺達の足元から火花が飛び散った
レン「…それは、もうここにアオギリがいないからだ」
ライト「……レン…」
振り返ると、レンが歩いてきていた
ウシオ「おぅほぅ!潰しがいがありそうだな!」
アクア団員「「「……」」」」
レンの横にウシオが立ち、後ろには大量のアクア団員
するとアクア団員とウシオは青いデバイスを右腕に装着した
オーシャンライザー!
アクア団員らそこに紺と赤のメガストーンを、ウシオは紺と黄色のメガストーンをセットした
アクア団員「「「変身!」」」
ウシオ「変身!」
デバイスの傾いていた部分を垂直に動かす
オーシャンラーイズ!
キバニア! サメハダー!
We are! Team AQUA!
アクア団員は紺と赤の海賊のような見た目に変化し、ウシオは紺と黄色の海賊のような見た目になり、腕からは白い牙が飛び出していた
レン「…変身」
レンも仮面ライダーレジェンへと変身した
ウシオ「我がオーシャントルーパーズの力を見ろ!」
ライト「こいつらも変身出来るのか!?」
メガミ「まずいですよ…もしマグマ団のような強さを持っていたら…」
メグ「さっきの二の舞だよ…」
ライト「……」
レン「……行け!」
アクア団員「「「うぉぉぉ!」」」
ウシオ「おぅほぅ!」
アクア団員達が攻めてくる
ライト「…くっ!変身!」
急いで俺達も変身する
施設の壁が破壊され、外で戦う形となった俺達
ウシオ「おぅほぅ!」
ライト「ほのうのパンチ!はっ!」
ウシオ「ふっ!効かぬわっ!」
ライト「くっ!…こいつ、みずタイプか?」
メガミ「……」
メグ「……」
背中を預け合う私達
メガミ「…メグさん…どうしますか?」
メグ「…どうするって…」
アクア団員「はぁっ!」
メガミ「…くっ!」
メグ「……そうだ!メガミちゃん!こいつらおびき寄せられる?」
メガミ「…え!?…はい!わかりました!」
私はメグさんの言われた通り、アクア団員をおびき寄せながらメグさんに着いて行った
ウシオ「あいつら…逃げる気か!そうはさせん!」
ライト「あ!ちょ!」
俺をすっぽかしてメガミ達を追いかけたウシオ
ライト「……っ」
レン「……」
残ったのは俺とレンだけだった
レン「……さぁ、決着を着けるぞ…」
ライト「…あぁ、俺も覚悟は決まってる!」
レン「……はあぁ!」
ライト「……はぁっ!」
互いに向かって走る
俺とレンは拳を振り探し、互いに互いの頬を殴る
ライト「…はっ!」
レン「ふっ!」
互いが互いの攻撃を受け止め合う
ライト「…はぁっ!」
レン「ぐはっ!」
わずかの隙間から、俺はレンの頬にパンチを喰らわした
ライト「……」
レン「……強くなったな…波山ライト…」
ライト「…いいや、俺もまだまだだ」
レン「…俺もだ」
今度はレンが俺の頬を殴った
ライト「がっ!」
レン「……俺はもっともっと強くなって、力を得る!」
ライト「……っ」
レン「…その為なら、あらゆる犠牲も拒まない!」
ライト「……だったら俺は…いかなる犠牲も出さずに、俺の夢を叶える…」
レン「……っ」
ライト「綺麗事かもしれないけど…でも!これが俺だ!」
俺は拳に炎を纏わせ、腹部に向かってパンチした
ライト「…っ!」
レンはそれを受け止め、俺に視線を送った
レン「くっ……強さこそが正義だ!だが…俺には正義も悪もない!…そこにあるのは…純粋な願いだけだ!」
ライト「がはっ!」
俺の顔面にパンチした
ライト「くっ…」
レン「……お前の夢なんてどうでもいい…今はただ…俺と戦え!」
レンが回し蹴りで攻撃してきた
俺はバク転しながら避ける
レン「…俺に集中しろ…」
ライト「……はぁぁぁあ!!」
俺は高く飛び上がる
ライト「ブレイズキック!」
レン「サイコカッター!」
振り下ろした足はサイコカッターの衝撃を受け、簡単に止められ、レンに掴まれた
ライト「くっ…」
レン「…はぁっ!」
ライト「うわっ!」
レンは俺をぶん回し、吹き飛ばした
ライト「…くっ!」
地面に転がる俺
レン「……はぁぁぁぁあ!」
*
メガミ「…はぁ、はぁ…」
メグ「…こっちだよぉ〜!」
ウシオ「待てぇー!」
アクア団員をおびき寄せながら走る私達
メガミ「…メグさん…一体どこに向かうんですか?」
メグ「ふふーん、行けば分かるよ!」
メガミ「えぇ!?」
ウシオ「待てぇー!」
暫く走ったけど、一体どこに向かっているのやら…
でも、なんだか見覚えのある景色…
まさか……
メグ「気付いた?そう、そのまさかだよ!」
メガミ「…本当にやるんですか?私達もかなりリスクが高いですが…」
メグ「大丈夫!こいつらなら、何も考えずに…」
すると、大量の人影が私達の前にそびえ立った
ホムラ「ノコノコと戻って来たのか?欲しがりなチルドレンだな!」
メグ「やっぱり!メガミちゃん!こっち!」
メガミ「はい!」
私達はそこを離れた
そう、私達はマグマ団のアジトに向かって走っていたのだ
その目的は…
ホムラ「…ん?」
ウシオ「おぅほぅ!何処に行った!?」
ホムラ「なっ!?アクア団!?」
ウシオ「む?マグマ団!?」
ホムラ「お前達がここに何しに来た!」
ウシオ「さっきのガキを追ってきたんだ…だが丁度いい、ここでアクア団とマグマ団の決着を着けるとしよう…」
ホムラ「…面白い…我々が勝ったら、「あいいろのたま」を返してもらうぞ!」
ウシオ「それは残念!もうここには無い!」
ホムラ「…なら、貴様の命と交換だぁ!」
変身状態に変わったホムラとマグマ団員がアクア団に向かって攻めて行った
それはまるでこの間の風景を思い出させるが、そんな悠長な事を言っている暇ではない
私達は暫くその様子を見る事にした
*
ライト「…本当の強さって、なんだと思う?」
レン「……何?」
ライト「俺はお前と別れて色々考えたんだ…レンが思う力って何なんだろうってな…」
レン「……」
ライト「…お前の強さの基準を…ずっと考えてた」
レン「……はっ!」
レンは俺に殴りかかって来た
レン「…な、何っ!?」
俺はそれをいとも簡単に受け止め、否した
ライト「…そして、やっと気付いたんだ…本当の強さに…」
レン「…くっ!」
レンはレジェンドライバーのレジェンスロットをスライドする
同時に側面のボタンを押す
レジェンド!ヒッサーツッ!
ジーンディストラクション
俺はキーストーンを2回押し込んだ
メガシンカ!ヒッサーツッ!
バーニング!ドライブ!
俺とレンは高く飛び上がり、キックを放つ
レン「はっ!」
ライト「はぁっ!」
レン「…くっ!…ぐはっ!…な、なぜだ!」
俺が押し切り、レンは地面に叩き落ちた
レン「…くっ…お前にとって、本当の強さとは何だ?」
ライト「…本当の強さとは、力が強い事じゃない…心が強い事だ!」
レン「…!?」
ライト「…メグも、メガミも、心が強いんだ…だからお前は、あの二人が強いと言った!…あの二人の強さに気付いていたから…」
レン「……」
ライト「…俺達も、強くなれる…何処までも、進化出来る!」
レン「……っ」
俺はレンの目をしっかりと見た
ライト「…だって、俺達は仮面ライダーだろ?」
レン「……っ」
ライト「…俺は、お前から敗北を知った…そして、強さを知った」
レン「……」
ライト「……今の俺があるのは、お前のおかげだ…ありがとう」
レン「……やめろ…」
ライト「…だからこそ言う、レン…俺と一緒に強くなろう。俺と共に来い!そうすれば、きっと強くなれる!」
レン「…やめろ…それ以上口を開くな!」
ライト「……っ!」
すると、マグマ団アジトの方向から、大きな爆発が見えた
ライト「…待ってるからな…レン」
レン「……」
俺はレンを置いてそこに向かって行った
メガミ「…ライトさん!」
ライト「メガミ!どうなってるんだ!?」
メガミ「マグマ団とアクア団が混戦しています…でもこのままでは、この街に影響が出そうで…」
ライト「…分かった、俺が停める!」
マグマ団アジトに到着した俺は、状況を把握した
ホムラ「…ぬ!?」
ウシオ「おぅほぅ!さっきのガキじゃねぇか!」
ライト「…もう辞めろ!これ以上争ったって何も変わらない!」
ホムラ「…いいや?変わるさ!アクア団を倒せば、マグマ団の時代が来る!」
ウシオ「それはこっちのセリフだ!」
ライト「……もういい…だったら、俺が両方共止める!」
ホムラ「やれるものならやってみろ!」
ウシオ「おぅほぅ!」
2人が俺に向かって走ってくる
俺は神経を集中させ、2人の攻撃を避け続けた
だが反対に…
ライト「ほのうのパンチ!」
ホムラ「…ふっ!」
ウシオ「…はは!」
俺の攻撃が効かない
ライト「うわっ!」
俺は吹き飛ばされ、変身が解けてしまった
ホムラ「ほらほら!さっきの威勢はどうした!」
ウシオ「そんな程度では、我々アクア団は倒せんぞ!」
ライト「…くそっ…」
大分まずい
このままじゃ、本当に世界が終わっちまう
ライト「……っ!」
俺は驚いた
以外にも、あいつが来たからだ
いや、だが信じていた
信じてたぞ…
レン「……」
レン……
ウシオ「おぅ?お前か、丁度いいあいつの相手を…ぶっ!」
生身のレンはウシオの顔面を殴った
レン「……ふっ!」
ホムラ「ぼふっ!」
ホムラの顔面も殴った
レン「……俺は、お前が何を言っているのか分からなかった…夢の大切さ、夢が持つ力、お前みたいな無神経で無鉄砲のやつの言うことが、俺には分からなかった」
ライト「……」
レンは俺に向かって話している、と思う
レン「…でも違った、分からかったんじゃない…理解しようとしてなかったんだ…お前の言う事に耳を傾けず、いつも自分の事しか考えてなかった…。でもお前は、夢の為とか言いながら、いつでも他人の事を考えていた…」
ライト「……レン…」
レン「…俺は大バカ野郎だ!…だが、お前と同じ類のバカだったなら、俺は拒まない。そんなバカを、俺は受け入れる」
ライト「……」
レン「…だから俺は、俺にしか出来ないことをする。もっと俺らしく生きる!力とか、強さとか、関係なく。お前と共に、未来を作りたい!」
ライト「……くっ…ふぅ…」
俺は立ち上がった
レンはそんな俺を見た
レン「……俺には夢がない…だが、夢を守る事は出来る…そして見つける、俺の夢を…」
ライト「……あぁ…」
レン「…生きとし生きる全ての命と、平和と、未来と、夢を守る!…それが俺、朝堂レン…又の名を…仮面ライダーレジェンだ!」
すると、レンの懐が光りだした
ミュウツーストーンと、あれは…
ライト「キーストーンコネクター?」
レン「…あの後、親父が俺に託したんだ、今のお前なら大丈夫だってな」
ライト「……そうか」
レン「…共に戦ってくれるか?相棒」
ライト「…あぁ!勿論だ!」
俺は自然と笑顔になる
レンも笑顔になった、初めて見る、素の笑顔だ
ウシオ「くそっ!貴様!よくも俺達を裏切ったな!」
ホムラ「これは死を持って償ってもらおう!」
ライト「…レン!」
レン「…あぁ、ライト!行くぞ!」
俺は《ホウオウストーン》を構える
レンはレジェンドライバーとキーストーンコネクターを構える
レジェンドライバー
レジェンドライバーを装着し、キーストーンコネクターのボタンを押し込む
キーストーンコネクター!
そして左側面にあった溝に、キーストーンコネクターの凸の部分をはめ込んだ
ドッキング!
ライト「行くぜ!ホウオウ!」
レン「…ミュウツー、俺と共に来い!」
セット!
レジェーンド!ライズ!
ドロップ!
レジェンド!メガ!ヘンシーン!
レンは右腕を前に出し、そして右側に動かした
ライト・レン「「…変身!!」」
ホウオウ!
The Phoenix mode!
Let’s KAMENRIDER!
ミュウツー! Y!
Dreams awaken me. Evolution!!
仮面ライダー!メガ!レージェーン!
ライト「黄金の戦士!仮面ライダーバーサ!フェニックスモード!」
俺はフェニックスモードへと変身した
レンの姿は、太い尻尾が消え、後頭部からそれとほぼ同様の形状をした触手状の器官が伸びている。
首にあった管もなくなったが、頭頂部の方にアーチ状の管が生じている。また、瞳の色が紫から赤に、指先が紫色に変化している
レン「覚醒の戦士!仮面ライダー!メガレジェン!Yモード!」
ここに、仮面ライダーメガレジェンが誕生した
ライト「…燃えるぜ!」
レン「…俺は、伝説となる!」
*
マツブサ「……」
計画は順調だ
グラードン、そしてカイオーガ…
世界を終わらせる大戦が、いよいよ始まる…!
To be continued
次回予告
仮面ライダーメガレジェンへと進化したレン!
ライトと共に、マグマ団とアクア団を圧倒する!
しかし、海底洞窟では、大変な事が起こっていた!
ヒガナ「よくやったよ、君達…」
第四十一話「覚醒のレジェン!終わりの始まり」