ライトとレンに驚異的な強さを見せるマツブサ
何とか逃げ込んだライトとレンは、ヒガナと対峙した
ルネの地下にある目覚めの祠に侵入したマツブサとアオギリを止めようとした2人だが、なんとアオギリがマツブサと対峙した
アオギリ「……俺は、あの日守れなかったものを、救えなかったものを、今度こそ救いたい!マツブサ!お前は必ず、俺が救ってみせる!この世界にはな…失っちゃいけねぇもんがあんだよ!」
リゲイン!
ゲンシカイキ!
アオギリ「変身!」
α!アクア…アルファ!
仮面ライダー!アニマス!
アオギリ「…例え悪に加担したとしても!これが俺の正義だ!」
アオギリはマツブサに向かって言い放つ
アオギリ「根源の戦士!仮面ライダーアニマス!」
マツブサ「……アオギリ…私を裏切る気か…」
アオギリ「…悪いなマツブサ…でも俺は、世界の終わりよりも、もっと大切なものに気付いた!…それは、かげがえのない存在、俺の親友である、お前だ!」
マツブサ「……私の野望を邪魔する時点で、貴様は私の友ではない!」
ライト「…アオギリ…」
レン「…っ」
アオギリ「…ガキンチョ共!一緒にマツブサを止めてくれ!頼む!」
アオギリは俺達に頭を下げた
ライト「……寝返り作戦だったら容赦しねぇぞ」
レン「……まぁ、アクア団でも世話になったからな」
アオギリ「……お前ら…」
ライト「…行くぞ!」
レン「…アオギリ!足引っ張るなよ!」
アオギリ「……あぁ!」
マツブサに向かって行く3人の仮面ライダー
ライト「はぁぁぁ!」
レン「はぁぁぁ!」
アオギリ「はぁぁぁあ!」
マツブサ「…おのれ…だんがいのつるぎ!」
地面から飛び出す岩石を俺達は避けた
マツブサ「なにっ!?」
ライト「ブレイズキック!」
マツブサの胸にキックを食らわせる俺
しかし、巨体となったマツブサには、そこまで効いてはいなかった
マツブサ「…ふんか!」
突如発熱するマツブサ
まるで噴火したかのように熱風を放った
ライト「熱っ!!」
アオギリ「ハイドロポンプ!」
マツブサにハイドロポンプを放つアオギリ
しかし、マツブサに直撃する水は全て蒸発してしまった
レン「…はどうだん!」
不規則な動きのエネルギー弾を放つレン
マツブサに直撃するも、やはりあまり聞いていない様子だった
ライト「…やっぱり、タダでは行かないか…」
マツブサ「……」
レン「…今あいつの体には、水を蒸発させるほどの熱を持ってる…みず技は効かないか」
ライト「じゃあどうするんだ?アオギリの攻撃も効かないじゃないか」
アオギリ「慌てるなガキンチョ。要は、攻撃が当たるようにすればいいんだ」
ライト「…?」
レン「…そうか、奴の許容を超えるほどの攻撃をすればいいのか」
ライト「…なるほどな!」
俺は《バシャーモナイト》と《サメハダーナイト》を入れ替えた
ライト「フォルムチェンジ!」
サメハダー!
サメ!サメ!ハダ!ハダ!サーメハーダー!
ライト「魚雷の戦士!仮面ライダーバーサ!サメハダーフォルム!」
俺は《サメハダーブレード》を構える
レンは《メガストーンコネクター》を取り外し、《ミュウツーナイトY》と《ルギアストーン》を入れ替えた
レン「フォルムチェンジ!」
ルギア!
ルー!ルー!ルルルギアー!
レン「白銀の戦士!仮面ライダーレジェン!ルギアフォルム!」
マツブサ「…私にそんな力は通用しない!」
アオギリ「…しおふき!」
アオギリはマツブサに向けて潮を吹いた
レン「ハイドロポンプ!」
レンが追うようにハイドロポンプを放つ
マツブサ「…くっ…なにっ」
段々とマツブサの腹部の装甲が硬直していく
ライト「アクアジェット!」
《サメハダーブレイド》に水のオーラを纏わせ、瞬速の速さでマツブサの懐に入る
マツブサ「なっ!」
ライト「…はっ!」
俺は硬直した腹部に斬撃を喰らわしたら
マツブサ「なっ!」
ライト「…よし!」
腹部の装甲は脆くなっていて、一部が砕けた
やっぱり、続けて撃てば、マツブサは水に弱い!
ライト「みんな!このまま押し切るぞ!」
レン「あぁ!」
アオギリ「おう!」
マツブサ「舐めるな!だんがいのつるぎ!」
マツブサが叫ぶと、地面から岩石が飛び出しながら迫ってくる
アオギリ「こんげんのはどう!」
アオギリは水の球体を出現させ、そこから一気に水のビームを岩石に向けて放った
アオギリの攻撃は岩石を砕いた
マツブサ「おのれ!」
ライト「こうそくいどう!」
俺はマツブサの周りを旋回する
マツブサ「ぬっ…くっ…」
レン「エアロブラスト!」
竜巻を発生させ、マツブサに攻撃をする
マツブサ「…くっ」
ライト「いけ!こおりのキバ!」
旋回していた俺はマツブサに、氷を纏わせた《サメハダーブレード》で斬撃を喰らわした
マツブサ「ぬおっ!」
傷口から徐々に凍っていくマツブサ
仕舞いには完全に氷に覆われた
ライト「よし!このまま一気に…」
すると、マツブサを覆っていた氷が溶け始めた
ライト「なっ!」
マツブサ「……ふんっ!」
熱風を放ち、氷を完全に溶かしたマツブサ
マツブサ「この程度で、私が苦戦する筈がないだろ!」
オメガ!グランドフィニッシュ!
ガイアボルケーノ!
マツブサ「…ガイアボルケーノ!」
マツブサは口内のマグマに力を溜める
ライト「くっ…まずい」
アオギリ「任せな!」
アルファ!オーシャンフィニッシュ!
タイダルストーム!
アオギリはひとつの水の塊を出現させる
アオギリ「タイダルストーム!はぁ!」
マツブサ「…ぬおぉ!」
マツブサはマグマのビームを、アオギリは水のビームを放ち、2つのビームがぶつかり合った
水蒸気を発しながら、お互いの攻撃は続く
マツブサ「…はあぁぁぁ!」
アオギリ「…なっ!」
マツブサが押し切り、アオギリはダメージを負った
アオギリ「…くそっ!」
ライト「…っ!」
すると、なんと驚く光景が見えた
イズミ「アオギリ!」
ウシオ「兄ぃ!」
アオギリ「…お前ら…!」
イズミ、ウシオ、そして無数のアクア団員…そして
ホムラ「…リーダー…マツブサ…」
マツブサ「…ホムラ…お前達…」
無数のマグマ団員を率いたホムラ
ホムラ「…リーダー…これは一体…」
マツブサ「…私は世界を終わらなせなくては行けないのだ…それはお前達も分かって…」
ホムラ「…冗談じゃない…俺達にとっての世界の終わりは、人類の進化そのものだ!こんな物じゃない!」
マツブサ「……」
ホムラ「…リーダー…貴方は我々が止める!」
グランド!ラーイズ!
オーシャン!ラーイズ!
ホムラ「変身!」
マグマ団員「「「「変身!」」」」
ウシオ「変身!」
イズミ「変身!」
アクア団員「「「「変身!」」」」
バクーダ!ドンメル!
サメハダー!キバニア!
We are! Team MAGMA!
We are! Team AQUA!
無数のグランドトルーパーズ、そしてオーシャントルーパーズが揃った
ホムラ「仮面ライダー!リーダーを止める為!我々も戦う!」
イズミ「私達はアオギリと仮面ライダーのサポートを!」
ウシオ「オゥホゥ!」
アオギリ「…お前ら…」
ライト「…皆……」
レン「…ふっ」
ライト「…よし!行くぞ!」
全員が「おう!」と返事をした瞬間、全員でマツブサに突っ込んだ
マツブサ「……ぬおおおお!」
マツブサは全員が攻撃の範囲内に入った瞬間、熱風を放ち、俺達を突き飛ばした
ライト「くっ…アクアジェット!」
俺は洞窟の壁や岩などを駆使し、マツブサに連続で斬撃を加えた
ウシオ「きりさく!」
イズミ「きりさく!」
アクア団は切り裂く攻撃をマツブサを攻撃した
連続で来る攻撃に、マツブサも動揺を隠しきれなかった
ホムラ「いわなだれ!」
マグマ団はいわなだれの攻撃でマツブサの足場を不安定にし、体勢を崩させた
マツブサ「くっ…おのれ…」
ライト「今なら行ける!」
レン「あぁ!」
マツブサ「…そうはさせん!」
マツブサは「べにいろのたま」に手を伸ばす
マツブサ「…っ!」
すると、マツブサの手が止まった
よく見ると、マツブサの腕を、後ろに立ったアオギリが拘束している
アオギリ「今だ!いけ!仮面ライダー!」
マツブサ「アオギリ…よせっ!」
ライト「…アオギリ…分かった!」
メガシンカ!ヒッサーツッ!
サメハダー!
バイティングダイブ!
レジェンド!ヒッサーツッ!
ルギア!
インスタント!サイクロン!
ライト「バイティングダイブ!」
レン「インスタントサイクロン!」
レンは飛び上がり、勢いよく羽ばたいた
すると、謎に雨が降り出し、豪雨となった
俺はほんの僅かに溜まった水溜まりの中にダイブし、マツブサに近付いて行き、目の前に来たとこで、《サメハダーブレード》を振りかざした
マツブサ「やめろォォォ!」
ライト「はぁぁ!」
マツブサ「…ぐわぁぁあ!」
一撃を喰らったマツブサは変身が解け、地面に突っ伏した
俺達も変身を解いて、マツブサに寄って行った
マツブサ「…そんな…私の…野望が…」
ライト「…マツブサ…あんたは悔い改めるべきだ」
マツブサ「……」
ライト「…あんたは、友情や絆って物を踏みにじった…裏切られた人の気持ちを、分かってあげられるような人間になるんだ」
マツブサ「…しかし、今更私には、人の気持ちなんて理解出来ない!だからこの方法しか無かったんだ!」
ライト「…人の気持ちを分かることは無理でも、思いやる事は出来るだろ?」
マツブサ「…っ!」
ライト「…マツブサ…あんただって、アオギリだってやり直せるさ…2度目の人生を」
マツブサ「……」
アオギリ「そうだぞマツブサ!俺と一緒に、2度目の人生を楽しもうぜ!」
マツブサ「…アオギリ…」
アオギリ「俺はお前を諦めない。俺達はいつまでもダチだ!」
マツブサ「……ダチか…今更私にそんな資格があるのか…」
アオギリ「関係ねぇよ!」
マツブサ「…ふっ…馬鹿な男だな…お前は」
マツブサは笑を浮かべていた
ホムラやマグマ団員達がマツブサに駆け寄り、体を支えていた
マツブサ「…お前達にも…済まないことをした…どうか、詫びさせてくれ」
ホムラ「…リーダー…貴方の失態はマグマ団の失態…皆でカバーして行きましょう」
マグマ団員達が頷く
マツブサ「…私は…大切なものを…見失っていたのだな…」
ライト「……そういえば、カガリさんは?」
レン「…確か、メガミとメグと交戦中の筈だが…」
すると、背後から唯ならぬ気配を感じ、俺とレンは振り返った
ヒガナ「…つまらないよ、君達…」
ライト「ヒガナ!…っ!」
ヒガナは3人の女性を連れていた
紛れもなくメガミ、メグ、そしてカガリさんの3人だった
3人とも酷く負傷していて、立っているのもやっとな感じだった
メガミ「…ライトさん…」
メグ「…やばいよ…こいつ…強すぎ…」
2人は倒れ込んでしまった
ライト「…っ!」
レン「……貴様!」
ヒガナ「おっと落ち着いて、彼女を見てよ…」
カガリさんは両腕をヒガナに拘束され、身動きが取れていなかった
マツブサ「…お前、カガリを人質に取るのか…」
ヒガナ「…人質?…違う、彼女はそんなものじゃない」
カガリ「……あっ」
カガリさんはヒガナに押し倒された
カガリ「…リーダー…マツブサ…」
マツブサ「……カガリ…」
ヒガナ「…マツブサ…どうして彼女が…君にこんなに従順なのか分かるか?」
マツブサ「……なに?」
ヒガナ「思い出してご覧よ…かつて君に従順だった人物を…そして…その人物の末路を…」
マツブサ「…バトラー…?」
ヒガナ「そう!正解さ!」
マツブサ「…どういう意味だ!バトラーはあの時…」
ヒガナ「…彼は生きていたのさ…あの日、ジラーチの攻撃に巻き込まれたと思われたが、奇跡的に生き残り、子孫を繁栄して行った」
マツブサ「……まさか!」
ヒガナ「そう!彼女こそ、バトラーの子孫なんだよ!」
マツブサ「…カガリが…バトラーの子孫…」
ヒガナ「だからこそ彼女は、君に従い、崇拝した…そして今、彼と同じように裏切られた…」
マツブサ「……っ」
ヒガナ「……あの時、彼を見限ったのは君らしいね、そして君は、人類、そして何より仲間であったはずのマグマ団を見限った!」
マツブサ「……違う…」
ヒガナ「…そして今日この時、メタグラードンが復活する…」
マツブサ「…何っ!?」
ライト「どういう事だ!ヒガナ!」
ヒガナ「あの日、メタグラードンの遺伝子がバトラーに組み込まれたんだよ、それは遺伝して行って、彼女にその細胞が集中した」
レン「メタグラードンの、遺伝子…」
ヒガナ「…そして、膨大に増幅した負の感情、そしてここに充満する自然エネルギー!この2つが組み合わさることで、メタグラードンが復活する!」
マツブサ「……まさか!」
ヒガナ「……ふっ!」
カガリ「…ぐっ」
ヒガナはカガリさんを踏みつけ、カガリに問いかけた
ヒガナ「…見てよ、彼が今君や人類を裏切り、この世界を終わらせようとした人間だよ?」
ライト「やめろ!」
俺はヒガナに向かって走った
ヒガナ「…ふっ!」
ライト「だぁ!」
ヒガナが俺に手をかざすと、衝撃波が走り、俺は押し戻された
ヒガナ「邪魔だよ、波山ライト君」
ライト「……くそっ」
カガリ「……リーダー…ウソ…だよね?」
マツブサ「……」
カガリ「……いや…ウソ……」
マツブサ「…カガリ…私は…」
カガリ「…イヤだ!もう何も信じたくない!!」
カガリは叫んだ
すると、目覚めの祠の紅色の宝石と藍色の宝石が光だし、それぞれの色のオーラがカガリに集中した
カガリ「ああぁぁあぁあぁあああ!」
マツブサ「……カガリ!」
カガリさんは緑色のヘドロのようなものに包まれ、それはどんどん大きくなって行った
ライト「…どうなってんだ?」
カガリさんは洞窟の天井を破って行った
*
ダイゴ「……っ!」
ミクリ「…なんだあれは…」
ダイゴ「……っ」
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
*
ライト「まずい!このままじゃここが崩れる!」
レン「逃げるぞ!」
ヒガナ「……ふふ」
ヒガナは闇の空間へと消えて行った
ライト「メガミ!メグ!」
メガミ「…ライトさん…すいません…」
ライト「ここを出るぞ!」
俺達全員は九死に一生を得た
目覚めの祠を脱出した俺達は、あの怪物を見た
マツブサ「……あれは…」
アオギリ「……間違いねぇ」
全長100メートルはある
グラードンのような見た目だが、全体的に黒ずみ、体の側面から緑色のヘドロのようなものが流れ込んでいる
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
アオギリ「……メタグラードンだ」
ライト「…あれが…メタグラードン…」
レン「……」
ダイゴ「ライト君!」
ミクリ「……っ」
ライト「ダイゴさん!」
ダイゴ「あれは?」
ライト「…メタグラードン…いや、あれはカガリさんです」
ダイゴ「……?」
ライト「カガリさんがあんな怪物に…」
マツブサ「……カガリ…」
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
すると、メタグラードンのヘドロが蛇のように伸び始め、こっちに向かって来た
ダイゴ「ぬぁ!」
ミクリ「わっ!」
ライト「ダイゴさん!ミクリさん!」
蛇はダイゴさんとミクリさんを飲み込み、メタグラードンへと戻って行った
レン「…あいつ…人間を攫っていくのか?」
ライト「……くそっ」
マツブサ「…メタグラードンは、地球の自然を壊す怪物だ。人間やそのほかの生物を襲い、自分の糧として行く」
アオギリ「…どうする?」
ライト「…助けます…ダイゴさんもミクリさんも、カガリさんも!」
俺は変身した
レン「そうだ、全員助ける!」
レンも続けて変身した
アオギリ「…イズミ…」
イズミ「…なに?」
アオギリ「お前達はルネの人達を避難させるんだ」
イズミ「え?」
アオギリ「やつは俺達が止める。あの日みてぇな悲劇はもう起こさせねぇ!」
マツブサ「ホムラ、お前達もだ」
ホムラ「…分かりました!リーダー!」
マグマ団員、そしてアクア団員は一斉にその場から離れた
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
しかし、メタグラードンはさらにヘドロの蛇を伸ばしてくる
イズミ「やっ!」
ウシオ「うぉっ」
アオギリ「イズミ!ウシオ!」
ホムラ「ぎょえ!」
マツブサ「ホムラ!」
イズミ、ウシオ、ホムラはメタグラードンに飲み込まれてしまった
それで終わると思ってた
メガミ「キャッ!」
メグ「メガミちゃん!」
ライト「…っ!メガミ!」
メガミ「ライトさん!あとは頼み…」
なんとメガミまでもがメタグラードンに飲み込まれてしまった
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
ライト「…カガリさん…もうやめてくれ!」
俺はメタグラードンに向かって行った
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
俺の事を見たメタグラードンはヘドロの蛇を伸ばしてくる
ライト「かそく!」
俺はそれを何とか避ける
仕方なく俺はレン達の元に戻った
でも、収穫はあった
ライト「…あの中に、皆がいる」
メタグラードンに近付いた時に気付いた
メタグラードンの腹部
気泡の中に眠っている皆を見つけた
そして、奥にはカガリさんもいた
近くにメガミもいる
ライト「全員であそこに突っ込めば、何とかなるかも!」
レン「…よし、一か八かだ!」
アオギリ「乗ったぜ!」
マツブサ「…これは私の失態だ、責任は私が取ろう」
ライト「…よし!皆…行くぜ!」
俺とレン、アオギリとマツブサはメタグラードンに突っ込んで行った
ライト「行け!」
バーニング!ドライブ!
Legendary Awakening!
ガイアボルケーノ!
タイダルストーム!
ライト「はぁぁぁ!」
レン「はぁぁぁ!」
アオギリ「はぁぁあ!」
マツブサ「はぁぁあ!」
俺は炎を、レンは紫のオーラを、アオギリは水を、マツブサはマグマを纏わせ、メタグラードンの腹部に向かってキックを放った
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
ライト「……」
メタグラードンの体内は水が貼ったようになっていて息が出来なかった
ライト「…っ!」
奥にいるカガリさんとメガミを見つけた
でも息が続かない
どっちを助ける?
今ならどっちかなら助けることが出来る
ライト「……」
カガリ「……」
メガミ「……」
いや…
ライト「……っ!」
どっちも助ける!
俺は2人の手首をつかみ、思いっきり引っ張った
メタグラードンの体内から脱出した2人
俺は体内に残された
ライト「……」
アオギリやマツブサ、レンは無事に外に出られたらしい
メタグラードンの叫びが聞こえる
今外はどうなってる?
ライト「……」
息が出来ない…
やばい…このままじゃ…
いや…俺は生きる…
強くなるんだ…
仲間を……世界中の皆を…守る為に…
俺は…ヒーローになるんだ!
ライト「…っ!」
突如、俺は緑色に輝いた
なにか物凄いパワーが与えられたかのようだ
俺は勢いのまま、メタグラードンの体内から抜け出した
『ぐらぐらぅるぅぅぅ……ッ!!!』
メタグラードンは断末魔を吐きながら、ヘドロになって消えて行った
ライト「…はぁ…はぁ…」
レン「…やったか…」
アオギリ「…あぁ、これでこの世界は救われた…」
マツブサ「……終わったのか…」
ライト「……」
結局、あの力は謎のままだった
カガリ「……う…うぅん…」
マツブサ「……カガリ…」
カガリ「…リーダー…マツブサ…」
マツブサ「…カガリ…私は罪を犯した。お前の信頼を、思いを踏みにじった…どうか、償わせてくれ」
カガリ「……大丈夫…もう…大丈夫だから…」
カガリを抱え込むマツブサ
カガリは笑っていた
マツブサ「…ライト君よ」
ライト「…なんだ?」
マツブサ「…我々マグマ団は、これからは世界の均衡を、そして自然を守る為に、これからも活動するつもりだ。これで私の罪が晴れたとは言わない…だが、少しでも罪を償いたい…」
ライト「…あんたはあんたにしか出来ないことをすれば良い。それがあんたにとっての償いだ」
マツブサ「……ふっ…そうだな」
アオギリ「ライト!」
ライト「うわっ、びっくりした…」
アオギリ「俺達アクア団は、海の自然を守る組織として行くつもりだ、俺もマツブサと同罪だからな。マツブサと一緒に償って行きたい!」
ライト「…うん、いいと思う」
アオギリ「…へっ!」
レン「…一件落着だな、ライト」
ライト「…あぁ」
ホウエン地方に、ようやく平和が訪れた
と、思っていたのだが…
メグ「…いや、多分まだあるよ」
ライト「…どうした?メグ」
メガミ「…ライトさん…実は、私達とカガリが戦っている時、急にヒガナが現れたんです」
メグ「…一見、カガリを連れ去るのが1番の目的と考えるけど」
ライト「……」
メガミ「…あの時ヒガナはこう言っていました…」
「メタグラードンはさほど強くない。多分仮面ライダー達は簡単に倒すだろうね…でも時間稼ぎにはなる。これで僕の野望が叶えられる…」
メガミ「…そう言って、私のメガリングからキーストーンを奪って行ったんです」
ライト「…キーストーンを?」
見ると、メガミのメガリングには虹色の輝きがなかった
レン「……キーストーンを盗んで何をする気だ?」
ライト「……」
謎は深まるばかりだった
それよりも、俺はさっきの力が気になってしょうがなかった
理由は、一瞬頭の中に、宇宙が見えたからだ
*
ヒガナ「……ふふふっ」
まずは一個
僕はあの娘から盗ったキーストーンを眺めた
そうだな、あと三個
彼の力を呼び覚ますには、大量のキーストーンが必要だとわかった
その位は必要だろう
僕は《レックウザ》の魂が宿ったメガストーンを眺める
もう少しだ
もう少しで、僕の野望が…
殿…
待っててね…
ヒガナ「…ふふふ…フハハハ……ハハハハ!」
さぁ!楽しくなって来た!
To be continued
次回予告
最終章
開幕──
第四十四話「キーストーン争奪戦」