仮面ライダーバーサ   作:キャメル16世

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登場人物プロフィールのコーナー
朝堂カズマ 38歳(自称35歳)
性別 男
趣味 ポケモン研究
好きな食べ物 ユイの手料理なら何でも
好きな女性の髪型 ユイと同じショートヘアー
夢 世間にポケモンの存在が知られること



第三話「伝説の戦士 仮面ライダーレジェン!見参!」

俺達の目の前に突然現れた、謎の青年と少女、その正体は

 

カズマ「白髪の男の子が朝堂レン、赤毛の女の子が朝堂メグ」

ライト「ん?朝堂?」

カズマ「そう、想像通りこの二人は、俺の実の息子と娘だ」

ライト「え、えぇぇ!」

手で彼らを指しながら、叔父さんが紹介してくれた

すると赤毛の女の子、メグが俺のとこに駆け寄ってきた

 

メグ「よろしくね!ライト君!」

ライト「お、おう…」

メグ「へぇ〜、君が私たちのいとこね〜、なんか嬉しいな〜」

ライト「嬉しい?」

メグ「うん、だって私たちこれが初対面だし、想像よりもイケメンだし」

ライト「え?そ、そうかな〜」

俺が調子に乗っていると、白髪の青年、レンが俺に迫ってきた

 

レン「おい、俺の妹に手出す気じゃねぇだろうな?」

ライト「ま、まさかまさか」

赤い目を光らせてこっちを真っ直ぐ見つめてくる

 

レン「まぁいい、それよりも、なんだあの戦いは」

ライト「え?」

レン「なんだったんださっきのポケヤミーとの戦いは!」

ライト「あ〜いや、あそこから挽回するつもりだったんだけど…」

レン「ふっ!お前では無理だな」

ライト「なっ!何を!?」

レン「だってそうだろう、メガシンカの力があるにもかかわらず、あんな無様な戦いをして、恥ずかしくは無いのか?」

ライト「仕方ないだろ!あれが二度目の戦いなんだったんだし」

レン「ではお前は、言い訳をしてまで負けは認めないのか?」

ライト「そ、それは…」

呆れたレンは叔父さんの所に歩いていった

 

レン「親父、今すぐこいつを仮面ライダーの座から引き剥がせ」

ライト「なっ!」

レン「こいつに世界を守る資格は無い」

カズマ「どうしてそう思う?」

レン「あいつは自分の力を過信し過ぎている、あのまま仮面ライダーをやって死ぬより、家で平和に暮らしていた方がやつの為だ」

ライト「俺は別に…!」

振り返ったレンが、俺を睨んだ

 

レン「では試してみるか、俺と、お前で」

ライト「あ、あぁ!望むところだ」

俺と、レンの間にはどうやら大きな壁があるようだ

 

 

少しだけ場所を変え、開けた場所に俺達は移動した

 

カズマ「ライト、気をつけろよ、あまりレンを甘く見るな」

ライト「分かってる、さっきのでよーく分かった、アイツは強い。だからこそ、負けられない」

 

メグ「お兄ちゃん、あんまり厳しくしないであげてね」

レン「それは俺の勝手だ。あいつを見極めるのは俺だ。とりあえず、危ないから下がってろ」

メグ「はーい」

 

俺とレンは少し離れて向かい合うように立った

俺は懐からドライバーとバシャーモナイトを取り出して

ドライバーを腰に当てた

 

メガドライバー!

 

バシャーモナイトをメガドライバーにセットする、この時何か掛け声がほしいな…。そうだ!

 

ライト「行くぜ!相棒!」

 

セット!メガシンカヘンシーン!

メガシンカメガシンカ!メガシンカメガシンカ!

 

俺はお決まりの変身ポーズを決め、叫ぶ

 

ライト「変身!」

メガリングのキーストーンを押し込む

 

バシャーモ!

ババッバッバッバッバッババシャーモ!バッバッバシャーモ!!

 

ライト「熱き炎の戦士!仮面ライダーバーサ!!」

ついでに!

 

ライト「燃えるぜ!」

俺は仮面ライダーバーサに変身した

 

レン「それが仮面ライダーバーサか、メガシンカを司る戦士。なら俺は、伝説を司る戦士だ!」

レンは懐から黒と黄色のドライバーを取り出し腰に当てた

 

レジェンドライバー!

 

メガドライバーと似たような電子音声が流れた

続いて、薄いパープルのメガストーンを取り出した

 

レン「ミュウツー、俺に従え」

そしてそのメガストーンをドライバーの右側にある穴に入れ込んだ

 

ドロップ!

 

続いて左側にあった小さな箱を右側にスライドした

 

リード!レジェンドヘンシーン!

レジェンドレジェンド!レジェンドレジェンド!

 

右手を前に出し俺を睨みつけた

 

レン「変身」

その右手を大きく回すと、右側にあったボタンを押した、すると右側にあったメガストーンが小さな箱に移り、箱も左側に移動した。つまりメガストーンの動きがL字に動いたことになる

 

ミュウツー!

ミュウ!ツー!ミュウ!ツー!ミュウ!ツー!ツー!

 

俺と同じ様に、身体の周りに球体が現れると、レンの身体に変化が起こった

 

レン「ふんっ!」

力を解放したレンは仮面ライダーレジェンに変身した

 

レン「伝説の戦士、仮面ライダーレジェン!」

とてつもないオーラを放ち、俺の前に立ち塞がる

 

レン「さぁ、伝説の始まりだ」

 

 

変身した二人が対峙し、空白の時間が生まれた、洞窟内は静かで落ち着かなかった

 

ライト「はっ!」

先に仕掛けたのはライトだった。膝を前に出し、攻撃の体制に入る。

 

ライト「とびひざげり!」

レン「ふんっ!」

攻撃を受けたレンだが、ダメージは少ない

 

ライト「くそっ」

距離をとったライトはレンの周りを旋回し、レンの様子を伺っていた

 

ライト「はっ!ニトロチャージ!」

岩場の隙間から燃えながら回転して攻撃を仕掛ける、が。

 

レン「サイコキネシス!」

ライト「うっ!」

ライトの動きが完全に止まり、中に浮いた

 

レン「サイコカッター!」

その中に浮いたライトに向かってレンが尻尾を凪いて三日月型の閃光斬を放った

 

ライト「ぐわぁ!」

それが命中したライトは地面に仰向けになった

この状況、ライトが押されている

 

 

くっ!こいつ、強い!

並のパワーだけじゃない、戦術やパターンの見極め、全てにおいて強い!正直、ちょっとやばいかも

 

 

ふんっ、弱いな。パワーはそこそこだが、技が少ないし、しかもそれを使いこなせていない。これじゃ、俺には勝てない

 

レン「お前、いつから旅に出た?」

ライト「…一週間前位からだ」

レン「そうか…。俺は…俺達は、五年前からだ」

ライト「五、五年前?」

レン「そうだ、お前はここ最近になってポケヤミーの存在を知ったから知らなかっただろうが、既に五年前からポケヤミーはこの地に現れるようになった。そこから謎の怪事件が多発するようになった」

ライト「そ、そんな…」

レン「俺達はできる限りの努力をして、世界を守ってきた。だが、救えなかった命だってある。とても儚い生命」

ライト「…」

レンが俺の胸ぐらを掴んだ

 

レン「お前背負えるか?その責任を、力を持った者の末路を」

ライト「俺は…」

レン「……くっ!」

乱暴に胸ぐらを離したレンは俺に背を向けた

 

レン「お前は何のために仮面ライダーになった」

ライト「…え?」

レン「お前は何のために仮面ライダーになったと聞きている!」

声を荒らげてレンは叫んだ

 

レン「何のために故郷を離れ!親元を離れ!奴らを倒す!」

ライト「何の、ために…」

レン「現実はとても残酷だ!お前一人の力だけではどうにもならん!答えろ!波山ライト!!」

ライト「……夢の、為だ」

一呼吸置いて俺は答えた、レンの表情が一層強ばった

 

レン「夢…だと?」

ライト「そうだ、俺は俺の夢の為に旅立った」

レン「……」

ライト「俺の夢は、ヒーローになること!それだけの為に戦ってる」

レン「くだらないな」

ライト「……!」

レン「そんなくだらない夢の為に、お前は他人の命を亡き者にしようとしているのだぞ?」

ライト「そ、そんな事…」

レン「そんな事あるんだよ!夢の為に戦うと、そういう事になる!だから夢を持つやつは弱くなる!夢は人を弱くするだけだ!」

ライト「違う!!夢は人を強くする!」

レン「いいや、夢は人間が生んだ枷でしかない。かつて、俺がそうだった様に…」

ライト「え?」

ライトはその言葉を聞き逃さなかった

 

レン「そして俺は分かった。強くなる為に何を求めるべきか。簡単だった。それは“力”だ!」

ライト「力?」

レン「そうだ、力こそが俺の全てだ!」

ライト「……」

レン「そして俺は手に入れた、伝説のポケモンの力を、世界を守れる力を!」

ライト「じゃあお前はその“力”の為に旅をしているのか?」

レン「…そうだ」

ライト「本当にそれだけか?」

レン「何?」

ライト「確かに俺は夢の為に旅立った。だけど、奴らと戦って、奴らが憎いと思った。死んでしまった全ての命を尊く思った」

レン「……」

ライト「そこまで世界を守りたいと思う“理由”があった。お前にもそういうのがあったんじゃないのか?」

レン「…なにが、言いたい?」

レンの表情は強張る一方だった

 

ライト「お前が世界を守る“理由”が他にもあるんじゃないのか?世界より、例えば、家族を守ろうと…」

レン「うるさい!それ以上何も言うな!!」

レンはライトに顔を向けると同時に、ドライバーのメガストーンが入った箱を右側にスライドした

 

リード!レジェンドヒッサーツッ!

レジェンドレジェンド!レジェンドレジェンド!

 

ライトは立ち上がり、メガリングのキーストーンを押し込んだ

 

メガシンカ!ヒッサーツッ!

メガシンカメガシンカ!メガシンカメガシンカ!

 

レン「どうやら俺とお前は、戦うことでしか、分かり合えないようだな」

レンは右側のボタンを押し込んだ

 

ミュウツー!

 

ライト「……っ!」

ライトはキーストーンを再度押し込んだ

 

バシャーモ!

 

レンは左脚を後ろに移動させ、脇腹の近くで左腕を上に、右腕を下に構えると、その中心で黒くも紫色にも見える、はどうだんにも似たものを生成させたしかし、今回のは大きい

 

ライトは逆に右脚を後ろに移動させ、脇腹の辺りで右腕を上に、左腕を下に構えると、その中心で紅くも橙にも見える炎の球体を生成させた

 

レン「サイコブレイク、バージョンII!ふっ!」

ライト「フレイムレディエイション!ハァァ!」

 

サイコブレイク!

フレイムレディエイション!

 

二人が両腕を前に出すと、レンは黒くも紫色にも見える球体を発射し、ライトは球体だったものをビームの様に伸ばした

それが二人のちょうど中間のところでぶつかり、凄い衝撃が洞窟内に走った

 

ライト「ハァァァァァ!!」

レン「………やはりお前は、俺には勝てない」

ライト「!?」

みるみるうちにレンの球体がライトに迫り、直撃した

 

ライト「うわぁ!」

ライトが吹き飛んだまま転がってきた

身体を起こしたライトはレンを睨んだ

 

レン「分かったか?これがおれの力だ、伝説のポケモン ミュウツーの力だ」

ライト「いや、まだ分からないね。お前の言う力も、夢の惨めさも」

レン「なんだと…」

ライト「覚えとけ!俺は、いかなる理由があろうとも、夢を諦めるつもりはないし、お前も認めない!夢の大切さを教えてやる!」

ライトは声を和らげて煽るように叫んだ

 

レン「くっ!……?」

すると、レンの懐から一つのメガストーンが飛び出し、ライトの目の前に浮いた

 

レン「それは、さっき倒したポケヤミーのメガストーン!?」

メガストーンが光り出すと同時に殻が破かれ、封印が解けた

 

ライト「カメックス、ナイト?」

レン「まさか、お前の屈しない心。いわば、甲羅のように硬い精神がカメックスナイトの封印を解いたのか?」

 

ライトはバシャーモナイトをドライバーから取り出すとカメックスナイトをドライバーにセットした

 

セット!メガシンカヘンシーン!

メガシンカメガシンカ!メガシンカメガシンカ!

 

ライト「フォルムチェンジ!」

ライトは左腕を前に構え、キーストーンを押し込んだ

 

カメックス!

カ!メ!カ!メ! カーメックスー!

 

ライトの周りに球体が現れると、両腕に小さな大砲、背中に大きな大砲が装備され、背中や脚の側面に茶色の甲羅の模様のした物がくっ付いた。全身は前と打って変わって青色になり、少し短めのしっぽも生えた

 

ライト「はっ!」

力を解放し、レンに立ち塞がる

 

ライト「装甲の戦士!仮面ライダーバーサ!カメックスフォルム!!」

ライトは新たな進化をした

 

 

レン「まさか、ここで新たな進化をするとはな」

ライト「俺は、どこまでも進化し続ける!夢を叶えるまで!」

ライトはレンに向かって両腕を前に構えた

 

ライト「ハイドロポンプ!」

すると、両腕の大砲から大量の水が発射され、レンを攻撃した

 

レン「ふっ!くっ!」

レンが水圧に圧倒されていると、近づいていたライトに気づかないでいた

 

レン「何っ!?」

ライト「アクアテール!」

身体を回転して水の力が含まれた尻尾で攻撃をする

 

レン「くっ!」

レンが膝を着いた

さっきの戦いもあってか、体力が落ちていた。息が切れている

 

ライト「よし!これで決める!」

ライトはキーストーンを押し込んだ

 

メガシンカ!ヒッサーツッ!

メガシンカメガシンカ!メガシンカメガシンカ!

 

ライト「くだらない夢なんて、無い!」

レン「……!」

ライトはキーストーンを再び押し込んだ

 

カメックス!

タートル!バズーカ!

 

ライトの背中にあった大きな大砲がライトの頭の上まで移動し、レンに向かって方向を合わせた

両腕を前に構え、全大砲内に、エネルギーが溜まるのが見える

 

ライト「タートルバズーカ!はっ!」

三つの大砲から大量の水が発射され、レンを完全に飲み込んだ

 

レン「ぐわぁ!」

声だけが聞こえたが、ライトは勝利を確信していた、が

 

ライト「なっ!」

ライトの視界に映ったのは身体全身を包む程の大きさのシールドの中にいるレンの姿だった

 

レン「……」

シールドを解いたレンは瞬間移動し、ライトの目の前に現れた

 

レン「ふんっ!」

ライト「ぐっ!」

レンがライトに思いっきり腹パンをした

意識を失ったライトは変身が解け、倒れそうになった

しかしレンがそれを受け取り肩に担いだ

 

レン「安心しろ、気絶させただけだ」

カズマ「わかってるよ」

メグが寝ているライトをつつきながら「大丈夫〜?」とやっている

 

カズマ「どうだった?ライトは」

レン「ふ!弱いな、まだまだ」

カズマ「ほんとにそうか?」

レン「……この短時間で新たな進化をした事は褒めてやる、だが、こいつはまだまだだ」

カズマ「ふっ」

レン「何を笑ってる?」

カズマ「いや、ライトの言うことも一理あるだろ?家族の為にか…」

レン「うるさい、俺は別にあんたの事なんかどうだっていいね」

カズマ「はいはい、分かってるって。これからどうするんだ?」

レン「……」

レンは俺に一つの提案を出してきた

 

 

眩しい陽の光が、起きようとする俺の目を再び閉ざす

それでも目を開けると、目の前には

メグの顔面があった

 

メグ「わぁー!起きたぁ!」

ベッドから降りたメグは、叔父さんとレンを呼びに行った

どうやら俺は朝まで病院で眠っていたらしい

 

カズマ「大丈夫か?ライト。すまんなうちの息子が、少し乱暴にしすぎた」

しばらくして、叔父さんとメグが戻ってきた

 

ライト「大丈夫、でもこれでよーくわかった。俺も、まだまだだな」

カズマ「そんなことない、レンをあそこまで圧倒したのには本人もびっくりしたと思うぞ」

ライト「いや、俺はまだまだ進化できる。その可能性を感じさせてくれた。あいつには感謝してる」

今では戦いの疲れも抜けて、清々しい気分だった

 

ライト「そういや、レンは?」

カズマ「あぁ、あいつなら…」

レン「今戻った」

ドアが開く音と共にレンが入ってきた

 

ライト「レン…」

レン「起きたのか、だったらすぐに出発の準備をしろ」

ライト「え?」

レン「お前の旅に付き合ってやる。お前一人じゃ、親父がいつ死ぬか分からなくなるからな」

ライト「なっ!」

カズマ「まあまあ二人とも、喧嘩はその位で。というわけでライト、新しく旅のお供になったレンとメグだ、よろしく頼むな」

メグ「よろしくね!ライト君!」

レン「せいぜい脚は引っ張るなよ」

ライト「お、おう」

俺たちの旅に新たな仲間が増えた

 

 

ライト「だから!このカメックスナイトは俺が認められたんだから、俺の物だ!」

レン「いいや、俺が倒したポケヤミーからドロップしたものだ。つまりこれは俺の物だ」

メグ「コラ二人ともー!喧嘩はやめなさーい!」

あの日から四人で旅を初めた僕達、これはまた

 

カズマ「楽しくなるな〜」

ライト・レン・メグ「「「楽しくない!」」」

これはまた、仲のいいいとこだ

 

 

「はっ……はっ……」

夜の森を一人の少女が走っていた。その手にはメガストーン

 

「…どうやら逃げ切れたようですね、【彼ら】から」

再び駆け出す少女、その頭上には月が輝いていた

 

To be continued




次回予告

四人での旅を始めたライト達、道中にある館に忍び込むと
そこには幽霊が!?
そして現れる一人の謎の少女、そして
メグが仮面ライダーに変身!?

第四話「恐怖の館と謎の少女」
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