その爆発に笑顔を添えて   作:サソリス

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うわー 長すぎて二つに分ける他なかったですよぉー

あとモスティマ外しました…ガチャは悪い文化。

前回までのその笑顔は!

一つ、合格を果たした若葉、しかしその裏では謎の思惑が‥‥…
二つ、ある意味理不尽な理由で怒られた出久、お前の理性は大丈夫か?
三つ、りせぃぜろぉ…‥


身体能力と除籍処分:前半戦

登校初日。新しい環境、新しい生活に胸躍らせながら雄英高校へと早く登校して友達作りに勤しもうとしたのですが……

 

「本当に君はヒーロー志望か?!」

「えぇそうよ」

 

何時も道理失敗してしまいましたぁー。

毎度の事ではあるものの、Wとしての性質が邪魔してどうしても友好的な発言が出来ずに初対面の人間であろうと罵倒し始める始末……あぁ、早くデク君来てくれぇ。

眼鏡君のお説教を心の中では深く受け取りながらもなんだかんだでゲームに夢中な私はもうすぐ到着するであろう親友の姿をまだかまだかと待ち侘びていた。

眼鏡君のお説教の口ごたえに変態と言いそうになったので慌てて修正して結果、ヒーロー科志望の理由を疑われ出したぐらいだろう。

 

「はいはいはい……あら?」

「ん? 君は…」

 

我が救世主がご登場なされた。

 

やったぜ。(クソデカボイス)

 

デク君なら私のWフィルター通過後の言葉が何故かある程度翻訳出来るからこれでカツル!

眼鏡君……ではなく飯田君もその事に気付いたようでズカズカと歩み寄る。あぁ、飯田君に何故かロックオンされてるぅ。

 

「僕は私立聡明中学のーーー」

「知ってるよ」

 

そして二人で試験の事で盛り上がってるみたいだけど……あなた達お知り合いだったのね。

ちょっぴり寂しい気持ちを胸に話す相手もいないので心の中もゲームに前向きになりそうになったのだけど……

 

「ねぇ」

 

何となぁ〜く、他の子に絡みに行ってしまった。仕方ないじゃありませぬか、私だって新しく友達作りたいぃ!

 

「何だ?」

 

そして私が選んだ相手は何だかすっごく縁起の良さそうな髪色をしている彼だ。確か名前は轟君だったはずです。

まずは軽いジャブにしてファーストコンタクトの朝の挨拶からだ!

 

「髪を紅白に染めてくるだなんて、年明けにはまだ早いんじゃ無いの?」

 

ファーストコンタクト……失敗。

ハイ、オワタ。私の高校生活、今度こそボッチ確定のお知らせ入って参りましたぁああ。なんで朝の挨拶も普通にできないですかこのドアホォわ!

いや、確かに"この子紅白色してますね、何だかおめでたです"なんて考えましたけどそれを言いますか!? でも明らかにタブーであろう顔の火傷に触れなかったので不幸中の幸いって奴ですね。

 

「これは地毛だ、そう言うお前だって似たような髪色してるじゃないか……まさか、それがメッシュってやつなのか?」

 

ありゃ? 絶罰的だと思ってたけどこの子私と会話してます?

 

「私のも地毛よ。同じ髪色なんてもしかしたら腹違いの兄弟なのかもしれないわね」

 

「それはねぇ…でもあのクソ親父の事だ、母さんに黙って他の女と浮気している可能性も……」

 

うぁーお、地雷を回避して喜んでたら別の地雷踏んじまったぜ☆

そのままブツブツと自分の席へと戻っていく轟君の背中を言の葉の通り心身共に唖然となりながら見送ってしまった。何だか複雑な事情があるようで……あ。

 

「あら? あらあらあら?」

 

見送る最中、私は目にする。

教科書で必死に顔を隠しているようだがその黒色の綺麗な髪を後ろでまとめ上げる髪型、ポニーテールは隠しきれておらず。滲み出る大和撫子な雰囲気を持つ彼女。

 

「モモちゃんじゃぁ〜ありませんかぁ〜」

「ひゃ、ひゃい!」

 

名前を呼んだ途端、跳ねるように立ち上がった彼女。立ち上がってなお自身の顔を隠すように持っていた教科書をゆっくりとどかして、こちらへと顔を覗かせた。

 

「ば、爆豪さん、お久しぶりですね」

「えぇ、まさか貴方もこの学校を受けていたとは知らなかったわ」

 

八百万 百。中学時代に出来た唯一の友達で―――

 

「この学校でも私達でコンビを組む事になるのかしら?」

「爆豪さんは色々とめちゃくちゃですからね、私がきちんと管理しておかないと」

 

―――ある意味の被害者だったりする。

後で細かいことは分かると思いますが彼女の個性と私の個性はある意味似て居まして、相性もいい事からよく学校ではコンビを組まされてました。

最初こそ私の欠陥が理由に対立もしていましたが最終的には友達となりました。デク君無しでは初めてだったのでかなり騒がしい中学時代だったですし卒業記念で花火を打ち上げたのはいい思い出だなぁ……代償にモモちゃんと私はへろへろになって死にかけましたけれど。

懐かしくも楽しかった思い出を思い出したところで一つ疑問が浮かびます。アレ? そういえば私って結構早めの時間に登校したはずなのに…‥‥なんで気付かなかったのでしょうか?

 

「ところでなんで隠れていたのかしら?」

「それは‥‥」

 

なるほど、気付かなかったのは隠れていた結果と。目立たない才能は羨ましいです、私は口を開けば目立ってますので。

何だか顔を赤らめて恥ずかしそうにもじもじと……一体どうしたのですかね?

 

「卒業式にアレだけの大見え言った手前、何もなしに再会するのが恥ずかしかったの……です……」

 

……そういえば「絶対に最高なヒーローとなって爆豪さんを普通の人へと更生させますわ!」とか何とか言ってましたね。当時はお願いします!とか何とか心の中で思いましたっけ……

 

「へぇ~」

「な、なんですの……」

 

恥ずかしがるモモちゃんを心身ともにニヤニヤとしながら絡んでいると……

 

「うぁ!?」

「へ!?」

 

先ほどデク君が入って来たドアの方から驚いたような声が聞こえました。

何だろう? と疑問に思い目を向けると……ポジティブな女の子の後ろにボサボサ頭のくたびれて男性が立ってました。と言うかポジティブな女の子も受かっていたんですね、おめでたです。

 

「はぁーい、静かになるのに9秒かかりました。時間は有限合理性に欠けるね、君ら」

 

そんなくたびれている男性を目にした私は‥‥‥

 

「担任の相座わ「冷静に110っと」おい、ちょっと待て」

 

ヒーローとしてではなく一国民としての義務として、不審者発見の報告をするため連絡をしようとしたところ、その不審者に携帯を取られてしまいました。か、返してください!

 

「何するのよ。今不審者の発見の報告を―――」

 

「ちょっと待て、俺は担任だから警察を呼ぶ必要は―――」

 

「―――警察庁長官の知り合いにしようと思ってたのに」

 

「警察は警察でも予想外の頂点にいる人間だった……」

 

偶々知り合う機会があって今ではメル友なんですよね……彼女。最近じゃ年の割には男っ気が無くて婚期を気にし始めたとか何とか……ふぁ、ファイト!

 

「はぁ~……とりあえず担任の相澤消太だ、よろしくね」

 

先生と名乗った不審者さんは何だかケダルそうに、私の携帯を持つ手の反対側の手に持っていた黄色い布‥‥‥‥形からして寝袋でしょうか、その中からジャージを取り出して私へと投げ渡します。受け取りを拒否する理由も無いので素直に受け取るんですが……お、おっさんクセェ。

 

「とりあえずお前ら全員ジャージ着てグランド出ろ」

 

そう言い残して先生? は去って行きました……何と言いますか自由なんですね。

 

それから変態メガネが実は変態ではなくてただ真面目なメガネであって、本当の変態はブドウだったり、ポジティブ女の子がお茶子ちゃんと言う名前をしている事が分かった事以外に特に変わった事も無くクラスの皆でグラウンドへと集合しました。もちろん必要な物をこさえて、ですが。

 

そして―――

 

 

「「「「「「「個性把握テストぉぉぉぉ!!!!????」」」」」」」

 

先生からこれから行う事の説明を聞くのでした……あれ? 今日って初日ですよね?

 

 




あぁー外れました……本気でインベントやります。あとその影響で時間がこの時間帯に変更となります。

次回予告

ある意味唐突な個性把握テスト。
個性の調整に焦る緑谷だったがそれ以上に焦っている人がいた……

「爆弾でどう身体能力テストに役立てたものかしら?」

次回【身体能力と除籍処分:後半戦】
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