や、ヤバイ。うちのエースであるスカジさんの立場が危うい。
て、低評価付いとる・・・・・・・・や、やめちくりー
前回の笑顔に爆発、三つの出来事。
一つ、個性把握テストにて個性ではなく技術を披露した若葉。
二つ、その後も除籍処分と言う言葉に踊らされ、全力で取り組んだ結果一位に
三つ、スカジのスキンは既に購入済みです。(真顔)
除籍処分に心底ビビリながら頑張って動いた翌日、私は登校して午前の授業を受けてたのですけど……何だか普通です。
受験説明の時にテンションを無理矢理上げようとした結果、大失敗を繰り返していたマイク先生の授業もなんだか普通で何と言いますがイメージと現実のギャップが凄いですね。その他もろもろもなんだか普通の授業ばかりで少し物足りない感があります。しかし普通科の先生方やその他の先生方に妙に見られているような気がしたのですが……私の気のせいですかね?
時は進んでお昼の時間、どうせならとデク君と一緒に食べようと思ったのですか……
「デク君! お昼、いっしょたべよ?」
「う、うん!」
「俺も同席いいかな?」
既にお茶子ちゃんと飯田君の二人に先を越されたようで譲る事にします。新しい友達とコミュニケーション頑張って! 気を取り直してモモちゃんを探すのですが‥‥……彼女は既に食堂かどこかに行ってるみたいらしく、私一人ボッチ飯確定のようです。
心の中でしくしくと泣きながら食券を買ってごはん&ごはんを注文するとコックの人が「お米っていいよね!」とサムズアップしてきたので「あたしもそう思うわ」っと返しついでにおかずを注文。早く来ないかと待ちわびている時に声をかけられました。
「よぉ! 爆豪一人か?」
振り向いて誰かと確認するとそこには……赤頭な鬼太郎君っぽい姿がありました。
「初対面なのにいきなり呼び捨てだなんて、慣れ馴れしいじゃないってか貴方誰よ」
あ、ちがった。普通に人違いしてしまいました。
だからこその、罠カードオープン! 何時もの罵倒! 効果、初対面の相手に罵倒を繰り出すぞ!
なぁ~んて現実逃避は何処かへとほいやってですね、やはり私は
「マジか名前覚えられてなかったのかよ……まぁ、自己紹介もしてないし、しょうがないっちゃしょうがないのか」
あれ? この柔らかな返しに否定的な感情を感じないこのくだり、何処かで既視感が‥‥……
切島君はうん~うん~と唸ったあとに何かスッキリした表情を見せてこちらへと手を差し伸べる。まさか、これは……!?
「俺の名前は切島鋭児郎だ、よろしく頼む」
や、やっぱり握手だ!? 私初めてです! 初期罵倒までしてなおここまで好意的に接してくれる殿方だなんて、それに握手! 握手なんてこの人生で数えるぐらいしかやった事はありませんからかなり新鮮です!
心の中の興奮を抑えきれないまま私はその差し出された握手に応じました。……流石男の子、手もがっしりと硬い皮膚でゴツゴツしてますね。
「私の名前は知ってるみたいだから言わなくてもいいわね、これからよろしく」
あぁ~、これが友情の始まりなんでしょうね。デク君の時はいじめられてるのを私が助けたのが始まりでしたし、モモちゃんの場合はライバル同士で競い合った結果生まれた友情ですのでなんだか新鮮です。
ニギニギと握手の感触を堪能しつつ握っているとどうやら料理が到着したようで手を放してそれを受け取ります。
「なぁ爆豪」
「何ぃ赤鬼ちゃん?」
「赤鬼云々は置いておいて何だそのごはん盛沢山なメニュー、一人で食いきれるのか?」
まぁ心配する気持ちも分かります。私のトレーの上には三合ぐらいの白米とおかずが乗っているのですから誰だって心配にもなります。しかし。
「問題ないわ、むしろ足りないぐらいよ」
そうなんです、むしろお米は五合ぐらいないと足りないんです。私の場合モモちゃんの個性同様にカロリーではなく一種類の物質を対価としている為に消費が激しいんですよね。だから個性を使うと平均のごはん一杯分ではどうしても足りなくて健康に害が出てしまいます。その為これから使うであろう行事に備えて食いだめしておかないと持たないんですよね。
「そ、そうか、以外と大食いなんだな」
「流石にフードファイターモモには負けるわよ」
「フードファイターモモ? 誰だそれ?」
「知らないの? はぁ、仕方ないから説このあたしが説明してあげる。いい? フードファイターモモってのはねぇ――――」
その後なんやかんや話しながらも流れで一緒にご飯を食べる事になった私達は楽しい時間を過ごしました、切島君っていい人なんですね!
そして待ちに待った午後の授業へと臨むこととなりまする。席に座りながらもドキドキしながらその人を待つ私は──―
「わーたーしーがー!!」
その声が、憧れの人の声が聞こえた瞬間ある物を生成。
「そい」
すぐさまに扉へと投げ放つ。
「普通にドアから──―」
投擲されたある物はそのままドアに触れるくっ付いてしまいますが―――「バァ~ン!」っと、爆発しそして──―
「きッ! ってアレ? ドアが開かない」
──―そのドアを塞いでしまったのでした。
そしてその結果訪れるのは痛いほどの静けさ。同時に──私の心の中、後悔が押し寄せる。
や……やってしまったぁああああああああ!!!! あまりのワクワクで体の制御が疎かになって勝手に動いてしまったぁぁああああ!!!
投げ放ったのは粘着爆弾。効果は名前の通り本来ヴィランを行動不能とするための非殺傷兵器だけどドアの接合部に粘着させて開閉させないようにするだなんて、こんな使い方想定はしていても使う場所を弁えてくれぇぇえ!!!!
頭の中でパニックになりながらドアの方向へと目をやるとそこには……誰も、いなかった。
「う、後ろから来た! 」
っと思ったら後ろの方からいらっしゃった。ほ、よかった、帰ってしまったかと心配しました。
先生としてやって来たオールマイトさんはドアの開閉を邪魔した原因を見て本気で驚きながらも私がやったと分かった途端、あぁとなんだか納得された表情を浮かべています。なんだか釈然としませんがこれまでやって来たヤラカシの事を考えると何も言えません……さっさ、後始末をしましょうかね。
「えっと、なんでこんな事をしたのかな爆豪少女?」
「投げたくなったので投げました、後悔も反省もしてませぇ~ん」
「え、えぇー……」
その後、皆が先生に夢中になっている隙に粘着爆弾と対になって作られる粘着成分を消し去る用の爆弾を投げ証拠隠滅、先生もそれに気づくと再度驚きながらも授業を始めました。
「えーっと、なんだか色々とアクシデントはあったけど気を取り直してヒーロー基礎学の時間だ!! ヒーローの素地をつくる為に様々な訓練を行うのがこの課目だ! 厳しいぞ!」
教卓の前にて叫ぶオールマイトさん。おぉ~これがヒーロー科特有の科目ですか、話には聞いていましたが凄く楽しみですなぁ。
「早速だが、今日はコレ!! 戦闘訓練!!!」
そう言って取り出すは二つのプレート。おぉ、凝った物も用意されてるんですね。それにしても──
「戦闘……」
「訓練……」
行き成り戦闘訓練ですか……基礎訓練も無しに戦闘をするだなんて不注意から生まれる怪我に注意しながら動かなきゃいけませんね。
「そしてそいつらに伴って……こちら!!」
オールマイトが壁へとリモコンを向けてスイッチを押す、すると教室の壁が一部動き収納型のボックスが出てくる。あの中には何が……?
「入学前に送ってもらった
あぁ~、アレですか。入学前に書いたあの書類……って事はアレも入ってますかね。
「なんだか新しい風が吹きそうね、楽しみだわぁ」
珍しく心身ともに同じことを考え皆の興奮する姿を眺めるのだった。皆興奮してますねぇ、楽しみなのは大いに分かりますが興奮のし過ぎでヤラカシはいけませんよ、この私のようにね!
Wちゃんで予め地雷原作って拠点前でグムとサリアそれとヒーラーで壁を構成、エクシアとブレイズでぶん殴り、ボス個体もスカジでぶん殴る。コレだ。なお、物理体制高い個体が相手にいるとすぐさま他界する模様。
それと明日上げるはずの奴が一瞬だけ投稿されちまった……見た方はご迷惑をおかけします。見てない方は明日を楽しみにしていてくだされ!
次回予告
新しい友達を作れてルンルンな若葉ことW。午後の授業では憧れのヒーロー、オールマイトの模擬演習を行うと聞いてさらにテンションが上がってしまう。その結果、何を行うかも知らずに……
次回【市街地演習 LS-1】
次回もお楽しみに!
モスティマほすぃ。