勇者パーティーを追放された召喚士〜やはりスキルはチートだった〜 作:胡嶌要汰
馬車で出発した俺達はちょうど今1週間が経った。
あ、もちろん仮面をかぶって
「なぁ、
「あと少しだ。」
「はーい」
道中すれ違った商人に王国の様子などを聞いてみたが、どうやら勇者は仲間を探して旅にでたらしい。
ま、俺には関係ないけど…
そこから12時間もしない内に魔王城に着いた
「ここが、魔王城…」
「あぁ、そうだ。」
「広!デカ!!」
「ほら、行くぞ」
「あ、ライド殿!お待ちしておりました。」
「お〜、3番隊の兵士じゃねぇか。今日の門番係はお前らか」
「はい、そうです…け…ど?あの…ライド殿…後ろの方は?」
「あぁ〜説明してなかったな。例の村の奴だ。今日は魔王様に届け物があってな」
「そうでしたか。わかりました。ではここをお通りください」
「ありがとう」
随分と優しいな
「ショウ、お前、ここにいる帝都の勇者に会っておけ。」
「あぁ、確かに、今会った方がいいかも」
「そいつの部屋ならここを右に曲がった突き当たりだから、俺は魔王様の所に行ってくる。終わったら呼びに行くから」
「わかった」
俺は師匠に言われた通りに部屋に入った。
ートントン
「失礼します」
「どうぞ」
「あの…ここに
「あぁ!君か!噂の転生召喚士は!」
「噂?」
「すまん、すまん、でも、もう来るなんて意外と早かったね。あ!俺は、
嶋村…和人?
「もしかして、カズ?」
「ん?その呼び方…」
「俺だよ!翔!」
「マジか、マジかよ!翔までここに来てたのか!俺、もう、死んだのかと思った。」
カズは泣き崩れた。
カズは俺と幼、小、中と一緒の幼馴染だったのだが、高校受験、俺はカズと同じ高校を受けたが、俺だけ落ちた。
そして、現在に至る。
「カズはいつ召喚されたの?」
「俺はな、翔よりも後に召喚されたんだ。お前が召喚されたあと、俺だけがお前を覚えていた。それがもしかしたら俺が召喚される予兆だったのかもしれないな」
「そう…だったんだ。」
「お、そうだ。お前魔王様に呼ばれてんだろ?」
「うん」
「もう来たっぽいから早く行ってこい」
「わかった」
俺は扉の前にいた師匠と一緒に魔王様の所へ向かった。
少し歩くとアニメとかで出てくる玉座の間に着いた。
そして師匠は跪いた。
「我は第一魔王候補エレル=アレジレント!貴様を呼んだのは話があるからなのだが、まずは貴様の用件を書こうじゃないか」
1番奥のでかい椅子に座っている奴はとてつもない殺気を放っていた。