勇者パーティーを追放された召喚士〜やはりスキルはチートだった〜 作:胡嶌要汰
俺も、師匠のように跪き今日来た理由を言った。
ってか先に話を聞いてくれるって超優しいやん。
「今日は、この実を献上しに来ました」
「…ふむ。それはリンの実と見るが…何か違いがあるのか?」
「はい。これはトウの実との配合で得た甘味でございます。名は林檎です。」
「ほぅ、リンゴーとな、確かに甘い、そして、シャキシャキしておるな」
へぇ、ここでも擬音ってシャキシャキとかあるんだ。
「うむ、貴様名をショウと言ったな?」
「はい、そうでございます」
「うむ、ならこれを売ってもらおうか!」
あ、律儀ー。
「はい、構いませんが」
「おい!ヴァラドスはいるか!」
「はい、ここにいます。魔王様」
そこにはタキシードを着た白い顔の男が立っていた。
「すまないが、金の話はこのヴァラドスがやる。」
「あ、はい」
「私は
「あの…」
「ん?何か不満でも?」
「あ、いや、そういうわけではないんですけど…」
「どうしたのかね?」
「銀貨ってどれくらいの価値があるのかなぁって」
「あれ?王国で聞かされていないのか?」
「はい…」
「なら、教えよう。」
「ありがとうございます」
「この世界は鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨で経済が回っている。死霊術師から聞いた話だが、大体、鉄貨が10円、銅貨が100円、銀貨が1000円、金貨が10000円、白金貨が100000円らしい。鉄貨以下の金は鉄片と呼ばれる物がある。」
「へぇ、そうだったんですね。」
「それは、そうと、さっきの交渉は成立でいいのか?」
「はい、それで構いません。」
「わかった。あとは魔王様に報告しておく。」
「わかりました」
「報告!報告!
「何だと!?今何番隊が出動してる?」
「1番隊、2番隊、遊撃隊が出動しております。ただし、現在約半分の兵士が
「…そうか、なら俺が行く」
「まさか、あのヴァラドス様が出陣を?」
「そうだ、今は俺が出たほうがいいだろう。このままでは魔王軍の恥になってしまうからな。」
「は!全力をかけて援護いたします!」
「あぁ、頼むぞ。」
ヴァラドスは行ってしまった。
「さ、交渉も終わったし魔王様の用件を聞きに行こう。」
俺は魔王のところに向かった。
「お、ショウではないか!ヴァラドスとの話はついたのかね?」
「はい、ですから用件を聞きにきました。」
「あぁ、そうだったな。我の用件はただ1つだ!それは…貴様に我が魔王軍の幹部になってもらいたい!」
「え!?」
俺は突然魔王軍幹部に推薦された。