勇者パーティーを追放された召喚士〜やはりスキルはチートだった〜 作:胡嶌要汰
異世界に転移しておよそ1週間が経った。
1週間ずっと訓練でヘトヘトだったが、俺は少しだけ召喚士について調べた。
調べるのはやはり本でしか調べられない。
こういう時にスマホのありがたさがわかる。
「えーっと、「召喚士神伝」か。読んでみよう。」
俺は、少しずつ読み進めて行ったがほとんどが「従魔を従える」や「従魔を召喚させて戦う」と同じ事が書いてあった。
俺は、もうとっくに訓練でやっているのだが、従魔は出てこない。
だから俺は護身術を今身につけている。
「今日はもう寝よう」
本を読んでから俺は眠くなって寝てしまった。
そこから1ヶ月が経った。
俺ら勇者パーティーは森で実践訓練をすることになった。
「よっしゃ今日は俺の実力を発揮する所だぜ!」
「きゃー!カッコいい!!修二〜」
黙れよ。リア充共が。
「では、まず簡単に倒せるゴブリンを倒してもらう。」
この人は俺達を訓練してくれる指導者のガラフさん王直属の近衛騎士らしい。
「では、早速行こうか」
「おう!!」
何故か神里と意気投合したんだよなぁ。
そこから数十分茂みの中を歩いた。
「止まれ」
ガラフさんの声と共に奥の茂みがカサカサと音がした。
「何かいる」
神里が言った直後、全身緑色の耳の長いこんぼうを持った奴が現れた。
「ギシャャ!」
向こうはこっちを見て飛びかかってきた。
「はぁ!」
神里は一太刀で決めた。
「さすが勇者だな」
ガラフさんはもう神里の虜だ。
またしばらく歩き回った。
「ギシャャ!!」
またゴブリンが出てきたのだが今度は様子が違う。
何かから逃げるように走っている。
「なぁ、これおかしくないか?」
「いやん、修二怖いよ〜」
「大丈夫だ。俺がいる」
こんな時までむかつくな。
そんなことをしている間にゴブリンを追ってる奴が姿を現した。
「キ、キングオーガ!?なんで、ここに、こいつが!?
ガラフさんの顔は真っ青になった。
「どうしたんだよ。な、なんなんだ!?こいつ!?」
姿を見た神里も顔が真っ青だ。
「い、今すぐに、逃げろ!走れ!走れ!!」
俺達は走った。
でも、もう追いつきそうだ。
「もう、だめだ」
ガラフさんは諦めていた。
だが、神里は何故かニヤついていた。
「おい!亀井田!翔に“あれ“をやれ」
“あれ“?
「わかった。
「ぐわァッ!!」
突然体が動かなくなった。
「ごめんな。翔。でも、使えない召喚士なんだから最後くらい役に立てよ、このクズ!!あとついでに生きて帰れたとしてもお前は追放だ。」
くそ!体が痺れて声が出せない。
「じゃあな、役立たず。」
俺は死ぬのか?
いやだ、こんな所で死にたくない。
くそ!生きて絶対あいつらに復讐をしてやる!!
だが、どうする。この状況。
すると突然キングオーガを倒したおじさんが現れた。