勇者パーティーを追放された召喚士〜やはりスキルはチートだった〜   作:胡嶌要汰

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第5話「訓練相手」

「どうしたんですか?ってか、誰?」

「私はサシュ、いい、召喚士にとって潜在武器を見せびらかすのはね。自慢しているのと同じなのよ!だからしまって」

「あぁ、悪かった」

「わかればいいのよ」

 

鼻を天狗にして金髪少女は高々と言う。

その間に他の子は2人組を作っていく。

と言うか、もう、俺らしかいなくなった。

 

「あら?もう、私達だけね。いいわ、特別に組んであげる。」

「はぁ。」

 

俺はサシュと組むことになった。

 

「皆さん。2人1組を組めましたね?それでは、これから戦闘訓練を始めるので、訓練場に来てください。」

『はーい』

 

そして、俺達は森の中にある訓練場に来た。

 

「それでは、先程決めた組で模擬戦を始めます。相手を殺さない程度で戦いなさい。それでは、よーい始め!」

「いくわよ!」

「え、ちょっ」

 

まだ俺、技の1つも出せないんだけど。

 

「私はね。この弓を使うのよ!射的闘法光の矢(シャイニング・アロー)!」

「ウッ!」

 

今の俺には避ける事しかできない。

 

「おい!死神の大鎌(デス・サイズ)!技の出し方教えろ」

「急に口悪いっすね。まぁ、いいでしょう。まず、悪魔の大鎌(デーモン・サイズ)を呼び出してください」

「おう!来い!悪魔の大鎌(デーモン・サイズ)!…それで?どうすんだ?」

「俺の記憶だと…技名は…首切り(スライス)だった様な」

「他には?」

「ない」

「まじか」

「よそ見したんじゃないわよ!射的闘法風の矢(ウィンド・アロー)!」

 

一か八かだが、矢に向かって放てば…

 

首切り(スライス)

 

そう唱えると魔力を纏った矢は綺麗に真っ二つに切れた。

 

「嘘、そんな。いや、まだまだ!火の矢(ファイヤー・アロー)!」

「く、」

「そこまで!!」

 

ヨルダさんの一言で全てが終わった。

そして、サシュはその場に泣き崩れた。

 

「サシュ。あなたの気持ちはよくわかります。自慢されたら嫌になりますよね。それでも、怒りに身を任せてはなりません。」

「はい。」

 

サシュを保護室に連れて行った後、ヨルダさんは俺の所に来た。

 

「ショウくん。あなたはとても強いです。あなたが戦ったサシュはこの学園で上位の強さを誇る生徒です。そしてそれに増して責任感、正義感も人一倍強い子なのです。」

「はぁ。」

「君はもう、この学園では、相手になる子はいないでしょう。ですから、明日新しい訓練相手を手配します。今日はゆっくり休みなさい。」

「はい」

 

俺は村の宿屋に行き一晩休んだ。

翌日

ヨルダさんに呼び出されて来たのは訓練場だった。

 

「あの…ヨルダさん」

「はい?」

「新しい訓練相手って誰なんですか?」

「ふふっ。それはついてからのお楽しみですよ。」

 

そして訓練場に着いた。

 

「お久しぶりです。ヨルダさん」

「こちらこそ」

 

なんと、そこにいたのは!

 

「リ、竜人(リザードマン)!?」

 

 

 

 

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