Aqoursとコート上の少年   作:スタビ

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プロローグの文字数はおそらく少なめになるかと思います
それではどうぞ


第2話 狂い

「すいま…せん…。俺のミスで…」

 

試合が終わった直後のミーティング。俺は涙が止まらなかった。3年生と一緒にやれる最後の試合、3年生にとって大事な試合で最後の最後でやってしまった。

 

「ミスはしょうがない。お前のせいじゃない。自分を責めるな」

 

監督はそう言ってくれるが自分の中での罪悪感は消えない

 

「すいません…」

「俺たちもお前に集めすぎたよ。お前だけに攻撃させすぎた。すまない…」

「いや、俺が決めていれば…」

「はいはい、とりあえずクールダウンしておけよ」

 

そう言って解散する

 

「あんまり気にすんなよ。来年期待してる」

「あ、はい。ありがとうございます…」

 

先輩たちはそう言ってくれている。だけど俺の気のせいだろうか。

口ではそう言っていても、先輩たちの目は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前のせいだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう語りかけてくるようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後のある日

「じゃあ今日はここまで!」

「お疲れ様でした!」

 

今日の練習も終わった。けどもう少しやっていこう

 

「監督。もう少しやっていっていいですか?」

「別にいいが…あまり無理はするなよ?」

「わかってます」

 

とりあえず今日はサーブをやろう。スパイクサーブが流れ気味になってるのを修正しよう。

 

「…雄也、ちょっと来い」

「?どうしました監督?」

「和人、大丈夫か?あのままだとオーバーワークになるぞ」

 

監督が思うのも無理はない。和人はここ最近毎日通常の練習が終わった後残って、一人で練習して行っている

 

「自分たちも言ってはいるんですけど…大丈夫とかわかってるの一点張りで」

「なるほどな…あいつのこと気にかけといてくれないか?」

「分かりました。流石に心配ですしね」

 

 

 

「ッ‼︎」

 

放たれたボールが逆側エンドラインに置かれているペットボトルの脇をギリギリ掠め、外れていく。

 

「くそっ、若干外れたか…ん?なんか肩が…」

 

この時にすぐ辞めていれば結果が変わっていたかもしれない。このときの俺は肩の違和感を気にも留めずそのまま何本か続行し、帰った

 

 

 

 

 

 

次の日

「最後サーブ!」

「はい!」

 

練習も終盤。最後にサーブ練をする。練習をして心拍数が上がった状態でやることによって、試合の時緊張し心拍数が上がってる状態に慣れさせるのだ。

とりあえずまずは7割くらいで打つ。

 

「相変わらずいいサーブだな」

 

雄也はそう言うが

 

「でもこれまだ7割くらいだぜ?」

「ええ〜、7割でそれかよ。えぐいな〜」

 

そう言いながら雄也はジャンプフローターで打つ

 

「お前だって十分武器になるサーブ持ってるだろ」

「和人だってジャンフロ打てるだろうが」

「まあな」

「くっそー。高校No.1プレイヤーはちげえなあ」

「それで呼ばないでくれよ」

 

俺は苦笑いをする。まあ今は練習中だからサーブに集中しよう。

さっきは7割だったから9割に上げよう。

トスを上げ、助走して跳ぶ。そしてボールに合わせインパクト…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グキッ

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!?」

 

ボールはホームラン。しかし

 

「あららら。どうした和…人…?」

 

肩を押さえてうずくまる。肩に激しい痛みが走る。インパクトの瞬間明らかに鳴ってはいけない音が鳴った。

 

「おい和人?和人!」

「どうした和人!」

 

監督、雄也、先輩に声をかけられるがあまりの痛みに声が出せない。

 

「和人深呼吸!」

「はあっ…はあッ」

 

深呼吸をしたことで痛みはちょっとだけマシになった。

 

「和人立てるか?」

「ああ…なんとか」

 

雄也に支えてもらい立つ。

 

「肩か?」

「そうっ…すね。やっちゃいました。」

 

肩がズキンズキンと激しく痛む。

 

「すぐ医者に行ったほうがいいな」

「はい…すいません…」

「しょうがない。何回も謝るな。俺の車に行くぞ」

 

雄也に肩を貸してもらいながら歩く。

そして監督の車に乗り病院に向かった

 

 

 

 

 

病院で診断してもらったところ肩の怪我。症状は重いらしく全治3ヶ月。次に復帰できるには早くても2年に進級してからになる。

 

 

このとき俺の心は折れてしまったのかもしれない。

 




読んでいただきありがとうございました。次回もよければどうぞ
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