ガンダム:RXからZへ鼓動   作:マウリア

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地球降下作戦

「了解しました」

ウォン・リーとの緊急回線を閉じると直ぐに全員を集める。

「ブレックス准将の軟禁場所が確認できたので至急救出作戦を行います」

「ようやくか、場所は」

画面からラサが表示される。

「1年戦争時はジオンの秘密基地がありその山の麓に別荘があり軟禁されております」

「近くの連邦軍基地にはMS4小隊と航空戦力があり直接降下により制圧が作戦としてはよろしいかと考えます」

「直接降下とは」

クワトロ大尉が確認してくるので今回の補給の1つである設計図を表示する。

「AE社の試作大気圏突入用バリュートシステムです」

画面に現れシミュレーションでの展開状況が現れる。

「降下高度にくれば自動的に展開され逆向きになり降下、その後はパージされ攻撃がかのうとなります」

説明し地球に到着までにおやっさんが装着してくれることになり、

「フェーベも降下、MS収容後海上にブースターで大気圏を離脱するということでよろしいか」

シナプス艦長に同意して茨の園を緊急出港した。

 

「コースこのまま、10分後にMS出射、パトロール艦隊の到着まで15分」

何故か周回コースのパトロール艦隊の個数が増えており穴がそのタイミングのみ、バリュートシステムを装着したMSはカタパルトデッキに上がるとフルバーニアンとネクストの2機が先発で出射し非常時の牽制を行いハイザック2機とジムキャノンⅡがその後に出射を行う、

「センサーに捕まったかそれとも衛星に目視されたか、MSが6機こちらに急行中、ハイメガ粒子砲スタンバイ」

シナプス艦長は援護の艦砲射撃を行いこちらはクワトロ大尉とロングビームライフルで散開した敵を狙い射つ、

私はARシステムのサポートを最大にして予測サポートで狙い落とす。

クワトロ大尉はサポートを最小限で同じように撃墜していき1機を残しそれも撤退を行いサラミスもハイメガ粒子砲の威力をみて進路を変更した。

「クワトロ大尉、突入の時間です」

「わかった」

先に2機で突入を行いすぐ後ろからハイザック2機とジムキャノンⅡが展開して降下する。

「フェーベも予定通り降下を開始します」

今回はクイーンを茨の園に残しており身軽なフェーベをマーガレットが操って降下を予定通り行い、こちらは摩擦熱で通信が途切れ振動で機体がゆれ画面は真っ赤になり降下を続けている。

「突入終了、パージまで5秒4、3、2、1」

後ろ向きの画面にバリュートシステムの部品がバラバラに過ぎ去り地面が見えるようにひっくり返した。

 

「MSハンガーを先ずは潰す」

クワトロ大尉が画面と地図を重ね合わせプロットしていく、

「西側を頼む」

ロングビームライフルで次々に狙い撃ち中のMSに当たったのか火を吹き爆発していく、

「セイバーフィッシュ」

3機編隊で緊急発信するのをクワトロ大尉が落とす。

「ロベルト中尉、戦車をコーズとマーズと共に破壊せよ」

クワトロ大尉と共にブレックス准将を軟禁している別荘に向かい警備兵を蹴散らして建物を破壊しながら着地した。

「ミスった、ブレックス准将おられますか」

焦りながら探すと数度会ったことがある髭を蓄えたブレックス准将が現れ私はコックピットを解放すると招き入れた。

 

「レビルか久しぶりだな、AEが動いていると言うことは」

「そうですが先ずは無事に空に上がることを」

立ち上がると合流ポイントに向けて飛ぶとロベルト中尉から、

「合流地点の西側にビックトレーが待ち伏せを」

陸上戦艦と言われるビックトレー、フェーベの驚異になると言うことで、

「レビルは帰還を、ロベルト中尉撃破するぞ」

クワトロ大尉は一気に飛び上がりビックトレー迎撃に向かう、

「シナプスだ、南方よりスードリとセイバーフィッシュ多数接近」

罠かと思いながらもブレックス准将を逃がせば改革派が息を吹き返す事はティターンズも承知しており配置をしていたと言うことだろう、そのままフェーベのカタパルトデッキに着地をするとブレックス准将をブリッジのエアーロックにうつすと上空を見上げて白い雲を引くセイバーフィッシュを狙ってロングビームライフルで迎撃する。

 

「ビックトレーの足は止めた、急ぎ合流する」

クワトロ大尉からの連絡を聞きながら、

「12機目」

ビームライフルの前では航空機は回避しようとしても予測の範囲内であり回避できたとしてもフェーベの対空レーザーでマーガレットが迎撃で落としスードリは接触をあきらめて反転待避していった。

「陸上戦艦て言うだけはあったなビームコーティングしてたから弾く弾く、クワトロ大尉が最後にブリッジ上に乗っかって降伏勧告してようやくだ」

コーズが状況を説明してくれMSを収容すると西へと向かう、

「この地図だと南に行けばすぐに海じゃん、見たいのに」

マーズとオレル、ウエンディーは海が見たことない言うことで楽しみにしていたので南ではなく西に進路をとることに納得しない、

「前に八千mの山があってそれ越えるのが大変だから一度西にいってから南下するんだ」

「えーー宇宙に上がれるのにフェーベ、ダメダメじゃんんかよ」

「うみうみ」

「水溜まりより大きいのってどんなのかな」

苦笑しか出てこない3人はマーガレットにあれこれ聞いているのを横目で見ながらブレックス准将とクワトロ大尉、シナプス艦長と私で現状の説明を行う、

「コロニーの虐殺だとバスクは何を考えている」

録画をブレックス准将が見つめ私が撮影したブリッジの男に驚きながらこちらを見るので、

「准将の力を借りて反ティターンズ組織を連邦軍内部に、艦艇に関しては色々な名目で連邦から流用しており1隻は1ヶ月後艤装を終えて引き渡す予定で艦名はメラニー会長がアーガマと名付けており乗員も改革派の連邦軍から少数ですが集めており元ジオン兵にも参加を求めています」

ブレックス准将を救出する指令を受けたときに上記の事の説明を受けており色々な事を準備している。

「AE社のメラニーカーバイン会長にはどれ程の礼を、了解した急ぎ組織を連邦軍内に組織する。エゥーゴとする」

これでようやくスタート地点にたてたと言うことでまだこれからだが一息つきながら中東経由で海へと向かった。

 

「砂場だよ」

「暑い」

「海まだ」

顔を合わす度に3人は呟きコーズが囲まれて言われている。

メラニー会長からエゥーゴで使用するMSを設計せよと言われて茨の園から出港後コーズと設計しておりリックドムとGP02等の技術やガンダリュウムγ、全天周囲モニターとリニアシート等を取り入れジオンの技術のフィードバックを行いながらクワトロ大尉の意見を取り入れて設計していく、

「未だ実験としか言いようがないがムーバブル・フレームを使用して稼働部分を広げる」

「ここを広げて稼働部分を、エラーか」

ムーバブルフレームは厄介でGPシリーズをその技術を当てはめようとコーズとしてみたが、

「推力が過大で加速をかけると関節が断裂」

「アンバックで過重がかかると何度かで接合部に細かいシワ」

「ジェネレーターを小さく、推力も落としてもしなる以上にシワが、材料が」

「AEの材料資材部に新たな合金がないかガンダリュウム合金か」

ガンダリュウムγでも問題は簡単に解決せず、シミュレートで問題ないと言えるのはもう少しかかるだろうと思い部分だけにと言うことになってしまう。

そして重量低減のため装甲等は中空装甲や爆発反応装甲を多用してその部分の交換も容易に出来るようにする。

「しかしモノアイといいジオンだな」

確かにジオニック社の技術をいくつも使い簡素化をして重量低減などをしておりコーズといくつかの試作を行いながら海へと出た。

 

「すげえ、水溜でかい」

「どこまでも青い」

「何処から流れてくるの」

3人もだが新人も見たことがないのか一緒になって興奮しておりそれを見て微笑んでいる。

「追撃についてはありませんので10時間のち衛星軌道にのるために追加ブースターを使い空へ上がります」

全てをマーガレットが行いシナプス艦長が確認をして宇宙へとあがる準備を行っていると、

「南方より連邦軍艦隊が接近中」

どんな骨董品かと思いながらマーガレットはハイメガ粒子砲の射撃準備をする。

 

「通信です」

画面が切り替わり洋上の艦隊からの通信でありブレックス准将を呼び出してきた。

「お久しぶりですな准将」

「お互いなバーメル准将」

どうやら知り合いであり友好的かと思えば、

「降伏を勧告する。貴公達はすでに包囲されている洋上からでしか脱出はしないと考えたからな」

そう言うと全方位からセイバーフィッシュがこちらに向け飛行してきており艦隊からも発艦してきており向かってくる。

「不当に私を拘束した事がばれないようにと言うことか小役人が」

ブレックス准将が言うのをバーメル准将が顔を赤くしておりシナプス艦長が手を下ろしマーガレットへ攻撃指示とミノフスキー粒子散布を行いながら予定通りに加速する。

「シナプス、重犯罪人が一緒に乗り込んでいるとは、丁度良い戦死させてやる」

そういった瞬間ハイメガ粒子砲が僚艦に命中し爆発した爆風でバーメル准将のブリッジはゆれて悲鳴が響き画面から消える。

 

レーダー誘導及び赤外線ミサイルもフェーベをミノフスキー粒子と併用により捉えることが出来ず逆に光学補正でのマーガレットの対空レーザーにより次々と撃墜され混乱のうちに洋上の艦隊とも撤退を開始しており時間になった。

 

「先程のあれは」

ブレックス准将に聞くと、

「おべっかと官僚主義であそこまで登り詰めた戦闘行為以外なら有能と言えるがな」

司令部付きの士官で書類整理なら十分に有効だが昇進に箔を付けたいと実戦に出てくる愚か者の一人と言うことらしい、

「これだけの航空戦力を投入するなら西へ抜けた峠の左右から尾根伝いに侵入すれば発見も遅れて対応も苦しかったろうが、洋上ではこちらの方がセンサー探知は広いから無謀だな」

ブレックス准将の言葉に平和ボケした連邦軍に呆れながらブースターを点火して衛星軌道へと到達する手前で待ち伏せだろう連邦軍艦艇に接触した。

 

「サラミス級6隻からなる艦隊です」

元は改革派のコーエン将軍の艦も含まれておりシナプス艦長を見ると、

「今更ですよ、昔はどうであれ今は意見の違いがあればと言うことだけだ、戦闘用意」

クワトロ大尉やロベルト中尉と共にMSデッキに降りると私はネクストに乗りカタパルトデッキに上がると前のフルバーニアンの次に出射される。

「ジム改36機、数だけは十分揃えているな、左翼にロベルト、右翼にレビル、コーズとマーズとウェンディーはフェーベの護衛を」

ガンダム3機が先行して戦わなければならない、

 

「先制攻撃」

クワトロ大尉の声にロングビームライフルを構えてARシステムを使い狙いをつけて次々と狙い撃つ、私は補正のお陰で初弾から命中させジム改にとっては未々射程外の状況を利用してこちらが先制攻撃を続ける。

 

盾で防御をするがそれごと破壊して命中して数いたジム改は半数が撃墜されその場に止まると何とか回避をしようとしており逆にいい的になる。

 

「艦砲射撃注意」

画面に表示され回避する。

「敵味方関係ない」

腕と頭を破壊されたジム改が艦砲射撃により味方に撃破されてしまいMSは散り散りに逃げ始めこちらはその後ろからMSごしにサラミスを狙う、

「艦隊を突っ切り反転を繰り返す。ついてこい」

クワトロ大尉の言葉に艦隊の上方へと加速してアンバックで艦隊上面から対空砲を避けながら狙う、

「ブリッジ、エンジン、カタパルトデッキ」

そう呟きながら狙い打ち通りすぎると反転して底部に3発を撃ち込み無傷な艦艇がいないのを確認する。

「さすがシャア、赤い彗星か」

対空砲火をくぐり抜け的確にサラミスの主要部分を破壊していき無力化していくクワトロ大尉、

「腕は落ちてないと思いたいものだな」

クワトロ大尉が言うのを同意しながらフェーベへと帰還した。

 

「サイド1、スウィートウォーターに向かえと」

通信を受け進路を変更して向かう、

「メラニー会長からか」

何が待っているかわからないがとにかく行けば好転すると思いながら整備を行う、

「この3機は整備員泣かせだからな、再設計で考慮しても」

おやっさんの言葉に3人組は頷きキシリアが、

「です。でもがんばります」

そう言いながらユニットの交換をしており私は機体の各部調整をしながらサイド1迄の時間を過ごした。

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